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仏俳優ギャスパー・ウリエルが天才グザヴィエ・ドランと美しきタッグ!

2017.02.13 Vol.684

 近づく自らの死を告げるため12年ぶりに帰郷した作家ルイ。ぎこちない会話を交わすうち、家族それぞれが隠していた感情がほとばしる…。

 若きレクター博士役を演じた『ハンニバル・ライジング』など、繊細にして深みのある演技力と、その美形ぶりで日本でもファンの多い俳優ギャスパー・ウリエル。若き天才、グザヴィエ・ドラン監督とタッグを組み、第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した新作『たかが世界の終わり』について熱く語ってくれた。

「グザヴィエの作品はデビュー作からどれもオンタイムで見てきたよ。瞬く間に頭角を現して、フランスでも一つの現象として注目されている。彼と彼の作品はよく似ているね。妥協することがないし、衝動的。現場で次々とアイデアが沸いて、役者がセリフを言っている最中に新たな指示を出すこともあるんだ(笑)」

 音楽へのこだわりも独特。

「今回の『恋のマイアヒ』のようにね(笑)。意外に思える選曲だけどああいうのがドラン流。ストーリーからちょっと逸脱して、キッチュな効果を楽しめるんだ。彼の脚本にはト書きでここでどんな音楽を使うか指定されていることが多い。撮影中にイメージに近い既存の曲を流すものだから録音技師はカッカするし、後から“これっぽい曲を作って”と音楽担当に注文するから作曲家にとってはつらいね(笑)」

 そんな型破りの天才から全幅の信頼を寄せられたギャスパー。

「相手の演技を受け、沈黙で語る役柄。ルイがこの家族とどんな経験を共有したのか自分なりにイメージしながら演じた。皆にとって他人事じゃないテーマだからきっと共感する部分があると思うよ」

『Ⅰ』、これからも続く旅の始まり DANCE EARTH PARTY

2017.02.13 Vol.684

EXILE USA、EXILE TETSUYA、Dream Shizukaからなる音楽ユニットDANCE EARTH PARTYが1stアルバム『Ⅰ(ワン)』をリリース。国内外の有名アーティストが多数参加した同アルバムについて、メンバーが曲の誕生秘話など、ここでしか聞けないトークを展開する。

『PとJK』試写会に25組50名

2017.02.13 Vol.684

“警察官と女子高生の年の差結婚”という今までにない設定が話題を呼んでいる少女コミック『PとJK』が待望の実写映画化。主演の警察官・功太役には、恋愛映画初主演となる亀梨和也。ヒロインの女子高生・カコ役には話題作が続く土屋太鳳。いま最も旬な2人が共演する、最高にキュートなラブストーリー。監督は『ストロボ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』の廣木隆一。

 恋愛初心者の女子高生(JK)カコは、ある日、警察官(Police)の功太と出会う。カコは男らしい功太に引かれ、2人の恋がスタートするかに思えたが、功太はカコが実は女子高生だと知り、戸惑う。職務上、女子高生と軽々しく付き合うことはできないと、功太はいきなり「結婚しよう!」とプロポーズ。カコは驚きながらも、うれしくて功太との結婚を決める。そして2人の内緒の結婚生活が始まった。しかし、あるとき思わぬ大事件が発生し…。果たして2人は困難を乗り越え、本当の幸せをつかむことができるのか!?

 3月25日より全国公開。

『SING/シング』試写会に15組30名 ※吹き替え版

2017.02.13 Vol.684

 人気シリーズ『ミニオンズ』や日本でもヒットした『ペット』のスタッフが贈る、話題の新作アニメーション。ボイスキャストには『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒー、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーン、『テッド』シリーズのセス・マクファーレン、『ゴースト・イン・ザ・シェル』が控えるスカーレット・ヨハンソンら。ハリウッドを代表する豪華スターが集結し、歌声を披露していることでも大きな話題を呼んでいる。

 動物たちが暮らす、とある世界。取り壊し寸前の劇場支配人バスターは、かつての栄光を取り戻すため、世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補者は6名。人生を変えるチャンスをつかむため、訳アリの彼らがオーディションに挑む!

 劇中では、レディ・ガガの「バッド・ロマンス」やビートルズの「ゴールデン・スランバー」など歴代のヒットソングが60曲も登場。

 3月17日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開。

『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』試写会に15組30名 

2017.02.13 Vol.684

 ケネディ大統領暗殺からの4日間。ジャクリーン夫人が取った行動が、最愛の夫を伝説に変えた?!

『ブラック・スワン』でアカデミー賞に輝いたナタリー・ポートマンが、同作でメガホンをとったダーレン・アロノフスキー製作のもと、劇的な運命を背負ったファーストレディ、ジャクリーン・ケネディを演じる話題作。ナタリーはアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされ、2度目のオスカーに期待がかかる。

 1963年11月22日。テキサス州ダラスでのパレードの最中、ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される。目の前で最愛の夫を暗殺され、怒りと衝撃に震えるファーストレディ・ジャッキーことジャクリーン・ケネディだったが、彼女には悲しんでいる時間はなかった。すぐに副大統領が新たな大統領に就任し、刻一刻と夫が過去の人になっていくのを目の当たりにしたジャッキーは、夫の名と功績が後世に残るかどうかは、この数日間の自分の行動にかかっていることに気付く。

 3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。

アテネ五輪の銀メダリスト 長塚智広さん(元競輪選手)

2017.02.12 Vol.684

「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。今回のゲストは長塚智広さん(元競輪選手)。

「今年はVBでいきたいと思っています」DAIGOさん(ミュージシャン/タレント)

2017.02.12 Vol.684

「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。今回のゲストはDAIGOさん(ミュージシャン/タレント)。

DANCE EARTH PARTYが待望の1STアルバム『Ⅰ(ワン)』をリリース! 世界をめぐる“音楽の旅”を楽しんで!

2017.02.12 Vol.684

 EXILE USAのプロジェクトするDANCE EARTHから生まれたDANCE EARTH PARTYは、EXILE USA、EXILE TETSUYA、Dream Shizukaからなる音楽ユニット。これまで多彩なゲストとともにシングルの楽曲を発表してきたが、2月1日には待望の1stアルバム『Ⅰ(ワン)』をリリースした。

 USAは同アルバムについて「僕らの旅の一発目ということで、『Ⅰ』にしたんですけど、DANCE EARTH PARTYというアーティスト名自体が“ダンスでアースをハッピーに”というコンセプトになっているので、アルバムタイトルはシンプルなものがいいんじゃないかと。長い名前とかいろいろな候補は出たんですが、結局Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと続いていけたらという思いも込めて『Ⅰ』になりました。今後も僕らの旅は続いていくよという意志の表明でもあります」とタイトルの意味を説明。

 また、アルバムのリード曲『Do it!』はShizukaが作詞を担当。「アルバムタイトルが『Ⅰ』ということもありますし、このアルバムはこれまでの活動の集大成であり、スタートでもあるなと。そのリードとなる曲なので、新たに変わる機会を分かりやすく春に例えて、作詞をしました。自分もDANCE EARTH PARTYをはじめ、活動をさせていただく中で、いろいろと感じる事も多く、等身大の自分に戻った時、決して毎日ハッピーばかりじゃなくて、落ち込むこともあるなって思ったんです。でも、そんな自分の中に諦めたくない気持ちや、もっと新たな世界を見てみたいという思いがあることにも気づかされた。そういう事もメッセージとして込めさせていただきました」と詞に込めた思いを語る。

 アルバムには、EXILE THE SECOND、小林直己、今市隆二、関口メンディー、VERBAL (m-flo / PKCZ)、DOBERMAN INFINITY、Dream、Crystal Kay、Happiness、RHYMESTER(Mummy-D)、Afrojack、The Skatalites、DRUM TAO、banvox、U-zhaanら、国内外から豪華ゲストが参加。「このアルバムを聞いた人が世界を旅しているような気持になればいい」というUSAの言葉通り、最高に“HAPPY!”なアルバムに仕上がった。

THL編集部オススメMOVIE『王様のためのホログラム』

2017.02.12 Vol.684

 大手自転車メーカーの重役を解任されすべてを失ったアランは愛娘の養育費をねん出するためIT業界に転職。なんとサウジアラビアの国王に最先端の映像装置3Dホログラムを売りに行くことに。ところがハプニングとトラブルの連続で…。

監督:トム・ティクバ 出演:トム・ハンクス、アレクサンダー・ブラック他/1時間38分/ポニーキャニオン配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中  http://hologram-movie.jp/

いろんな意味で見たことのないものを見せてくれそう コドモ発射プロジェクト『なむはむだはむ』

2017.02.11 Vol.684

 東京芸術劇場の芸術監督を務める野田秀樹の「子供の書いた台本をよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」というアイデアのもと、劇作家・演出家・俳優の岩井秀人、俳優・ダンサーの森山未来、シンガーソングライターの前野健太の3人が集結。

 昨年夏にこども向けワークショップを行い、原案を集め、今年1月には兵庫の城崎国際アートセンターで合宿とワークインプログレスを行い作品を制作した。

 常識とか道徳といったものにからみとられた大人では考えられない、子供ならではの発想や動き、感情の揺れなどをベースとした作品??といっても出来上がりが演劇っぽいものになるのかライブっぽいものになるのかも観客には明かされていない。

 公演には乳幼児も入場できる回も設け、出入りしやすい親子席も用意するという。こう聞くと「こども向けの作品」ととらえられそうだが、決してこどもに“寄せた”作品作りではないとのこと。

 諸々、大人には理解しがたいことばかり。それゆえに、どんな作品を見せてくれるのかというドキドキが止まらない。

いろんな意味で見たことのないものを見せてくれそう M&Oplaysプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』

2017.02.11 Vol.684

 M&Oplaysプロデュースではこれまで岩松了、倉持裕、ノゾエ征爾といったさまざまな劇作家・演出家を迎えプロデュース公演を行ってきた。

 今回は現在の演劇界で最も注目を集める存在といっても過言ではない劇作家・演出家の根本宗子を作・演出に招いての公演。

 物語は、「一ノ瀬陸」というアイドルの「追っかけ」である3人の40代の女たちと、一ノ瀬陸の彼女を中心に展開。この3人の「負け組」と地下アイドルもやっているという彼女、そしてそのマネジャーの男も加わり、一ノ瀬陸というアイドルを中心に奇妙なバトルが展開される。

 互いの利害が絡まり敵と味方の立場がころころと変わるうちに、それなりの友情や利害で結びついていた3人の仲にも微妙な空気が流れ始める。そして彼女のエキセントリックさが徐々に露呈されていくうちに物語は思わぬ方向へと流れていく。

 根本はこれまで同世代の俳優たちとの仕事が多く、また「アイドル」に対する造詣の深さから舞台経験のない女優やアイドルの魅力を引き出すことに長けてきた。

 今回は高田聖子、猫背椿といった経験豊富な女優たちと対峙し、どのような作品に仕上げることができるのか。高田らのこれまで見たことのないような魅力も引き出してくれそう。そんな見方も面白い。

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