『アーロと少年』
恐竜が絶滅しなかった世界。恐竜の子供アーロはある日、急流に飲みこまれ家から遠く離れた場所に流されてしまう。そこに現れた野生の少年と家を目指すが…。
監督:ピーター・ソーン 日本語吹き替え版声の出演:石川樹、安田成美、松重豊他/1時間41分 /ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/TOHOシネマズ日劇他にて公開中 http://www.disney.co.jp/movie/arlo
『アーロと少年』
恐竜が絶滅しなかった世界。恐竜の子供アーロはある日、急流に飲みこまれ家から遠く離れた場所に流されてしまう。そこに現れた野生の少年と家を目指すが…。
監督:ピーター・ソーン 日本語吹き替え版声の出演:石川樹、安田成美、松重豊他/1時間41分 /ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/TOHOシネマズ日劇他にて公開中 http://www.disney.co.jp/movie/arlo
その年度に日本で公開された優れた映画を表彰する、日本映画界最大の祭典・日本アカデミー賞が今年も開催。近年は受賞が同じ作品に集中することが多かったが、今年は混戦で大盛り上がり! その華やかな授賞式の模様をリポート。
全国のCDショップ店員が選ぶ『CDショップ大賞 2016』が9日発表され、星野源のアルバム『YELLOW DANCER』が輝いた。星野は「前回のアルバムでは準大賞をいただいて、すべてのアルバムで入賞させていただいています。ディカプリオのように大賞はもらえないかと思っていたんですが、彼が(オスカーを)受賞した同じ年に受賞できてうれしい」と喜びを爆発させるとともに、「大賞は全然違いますね。“準”と“大”の間には大きな川が流れている…」と話した。
受賞作品の『YELLOW DANCER』は、星野いわく「やりたいと思ったことをやった」。幼少期から親しんでいたというブラックミュージックをJ-POPと融合させて、自分の音楽を作ったという。「聴きどころはスネア。大きなスピーカーで聴いてもらうと分かると思うんですが、止まるんです。バスドラとスネアのバランスを聴いて」と、PRした。
準大賞には、水曜日のカンパネラ『ジパング』、WANIMA『Are You Coming?』が選ばれた。水曜日のカンパネラのコムアイは準大賞であることを素直に悔しがり、現在制作中という次回作に期待してほしいとメッセージを送った。
『CDショップ大賞』は全国のCDショップ店員の投票のみで選出される賞で、『CDショップ大賞 2016』は2015年1月1日〜同12月31日までにリリースされたベスト盤を除く邦楽オリジナルアルバムが選考対象。クラシック賞、ジャズ賞、演歌賞、マエストロ賞などが設けられている。
深津絵里と中村七之助がW主演を務める舞台『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より—』(演出・デヴィッド・ルヴォー)が10日、幕を開けた。
同作はルヴォー氏が、かつて故中村勘三郎とともに近松の世界を作品化しようと約束しあっていたことがきっかけとなった作品。
近松門左衛門の『心中天網島』をベースに、自らも作家・演出家として活躍し、そして翻訳家としての顔も持つ谷賢一が脚本を担当。ルヴォー氏と何度もディスカッションを繰り広げこの物語が出来上がったという。
『心中天網島』は遊女・小春、治兵衛、その妻・おさんの三角関係を描いた作品。本作では過去と現代という2つの世界を行き来しつつ”究極の愛”を描いている。
昨年『博士と彼女のセオリー』で一躍、若手演技派俳優のトップに躍り出たエディ・レッドメインが最新作『リリーのすべて』のPRで来日。9日、都内にて行われたジャパンプレミアに登場し、約1000人ものファンから大声援を受けた。
『リリーのすべて』は、1920年代に自分の中の“女性”に気付いた主人公が妻に支えられながら自分らしく生きようとする姿を描いた感動作。先日発表された第88回アカデミー賞では、主要4部門にノミネートされ、妻を演じたハリウッドの新星アリシア・ヴィキャンデルは助演女優賞に輝いた。
監督のトム・フーパー、妻のハンナ・レッドメインとともに姿を現したエディは、日本のファンの熱気にうれしそうな笑顔を見せ、真摯にファンサービスを行った。
このレッドカーペットイベントは20倍の倍率、ジャパンプレミアは7分でチケットが完売したことを知らされたエディは「わお!ありがとう!! 以前『レ・ミゼラブル』のプロモーションで短い間来日しましたが、日本をあまり満喫できなかったので、今回皆さんのサポートを直で感じることができてうれしいです」と大喜び。今回の来日では「朝4、5時に築地の競りを見に行こうとしたんですが、その時間は観光客が入れなくて、明治神宮を見に行ったんです。そうしたら、少し雨が降っていて、霧もかかり、とても美しい風景でした。そして、一番忙しい場所と聞いた渋谷にも行きましたが、早朝の5時45分だったので、誰もいませんでした(笑)」と笑いを誘った。
同作についてエディは「自分が初めて脚本を見た時、こんなストーリーは見たことがないと驚きました。20世紀最大のラブストーリーとも感じました」と熱く語り、日本のファンに自信作を届けた喜びをあらわにしていた。
『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国公開。
星野源が最新アルバム『YELLOW DANCER』で全国のCDショップ店員が選ぶ『CDショップ大賞』に選ばれ、9日都内で行われた受賞式に出席した。前作では準大賞に選ばれるなど、同賞には常連の星野だが、授賞式に出席するのは初めて。フォトセッションでは、表情が硬い店員たちに自ら声をかけるなど、ご機嫌だった。
「CDっていうものが大好き」という星野。自身の作品についても、パッケージやデザイン、素材集めも自ら行い、制作に立ち会っているという。心を込めて作られた作品も「おすすめしてくれる人がいないと伝わらない」とショップ店員たちに日頃の感謝を伝えた。
また、自らCDショップに足を運び会計の列に並ぶことも多いといい、「最近、お店の数が少なくなっているからかもしれないですけどレジで待つんですよ、火曜日なんて20分ぐらい(笑)。そうしてまで買ってくれると思うと本当にうれしい。先日は待っている間、買う予定の音楽がずっと流れていて、その間に覚えてしまいました。お祭り感があって楽しいというか。体を通じて音楽を取り入れるのは大切ですね」。
東野幸治と岡村隆史による人気旅番組『旅猿』が4月から新シーズンを迎えることになった。最新シーズンの旅はジミー大西がプロデュース。岡村は「いいスタートが切れるかどうか、全部ジミーさん次第です」とコメントを寄せている。
今回の旅でシーズン9を迎える。東野は「楽しくやらせていただきたい」と語りつつも、「一発目はジミー大西さんのプロデュースでございますので、久しぶりに楽しみでもあり、少し不安もあります」と不安を隠さなかったが、「なぜ今、精力的にテレビに出ているのかっていうのを聴きながら、旅を進行していきたい」と抱負を語った。
同シリーズはDVDも好調。累計で80万枚を売り上げている。岡村は「これでまた旅が続けられますから、ありがたい」。東野は「買った方も幸せになって、売った会社も少し幸せになって、我々もちょっと幸せになって、みんながちょっとずつ幸せになってくれたらありがたい」と、話した。
『旅猿』シリーズは、東野と岡村が気の向くままに勝手な旅をすることをコンセプトにした番組。『東野・岡村の旅猿9 プライベートでごめんなさい…』は日本テレビ系にて、4月3日あさ10時55分スタート。
井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎からなるミュージカル界のプリンスユニットStarSが福田雄一とタッグを組み、ミュージカルコメディ番組『トライベッカ』(WOWOWプライム)をスタートさせることになり、8日、都内で制作会見が行われた。浦井は「ミュージカルを愛しているメンバーが集まっている(番組)。それをWOWOWでできるのがすごくうれしい」と、手放しで喜んだ。
歌あり、ダンスあり、笑いありの番組。建設会社を舞台にしたミュージカルコメディドラマ『レッツゴーっ!営業3課』のほか、コント、トークのコーナーなどで構成される。脚本・演出は福田。アイデアのベースにはクレージーキャッツがあるという。ミュージカルではもちろん、テレビなどにも活躍の場を広げているStarSの3人だが、本番組では彼らの新たな1面が見られそうだ。
すでに撮影に入っているが驚きの演出があったという山崎は「自分の役がまだつかめていない。どこまで自分のふり幅に挑戦できるかと思っています……ふり幅は広いです」と、同じフレーズを重ねて使い、ふり幅の広さを強調。さらに「ミュージカル俳優って、スーツやタキシードで決めているイメージがあるかもしれないですが、そのイメージが壊れるところがいっぱいあります」と付け加えた。
また、本番組には、まゆゆことAKB48の渡辺麻友もレギュラー出演が決定。会見に同席したまゆゆに対し井上は「ミュージカルの現場では出会うことのない美しさ!」と、周囲をどよめかせるコメント。ミュージカル好きで3人の舞台も観劇しているというまゆゆは「すごい方たちと一緒にやらせていただかせていいのかと思っています。緊張していて手汗がすごい」とコメント。建設会社の新入社員で、自由奔放で個性的な上司に振り回される役どころについては、「ついていくのが大変ですが、コメディチックな一面を見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。
ミュージカル好きが集まった番組。福田をはじめ、キャストらは「この番組を見て、ミュージカルに行ってみたいと思っていただけたら」と口を揃えた。
WOWOWプライムにて4月22日深夜0時から。月1回放送で全6回。
4月からスタートするラジオ番組『AVALON(アバロン)』(J-WAVE 81.3FM、月~木、22~23時30分)の制作発表会が7日、六本木のJ-WAVEで行われ、ナビゲーターを務める松岡茉優、KenKen(RIZE)、満島真之介、渡辺直美、そして番組のサウンドプロデュースを務める渋谷慶一郎が出席した。
25歳以下(U-25)という若者層を意識した番組。不平や不満にあふれた仮想の街・アバロンを舞台に、ナビゲーターとリスナーは謎のプレジデントから与えられる問題についてディスカッションしながら、街を成長させて行く。松岡が「(ナビゲーターで)U-25なのは私だけ。誰よりも寄り添っていきたい」と意気込めば、本番組でラジオとして初めてのレギュラー出演となる渡辺は「このメンバーのなかで丸みなどから言っても愛にあふれているのは私。愛を語っていきたい」と対抗心を燃やした。一方、満島は「一番イメージのないところで頑張りたい。自由に羽ばたきたい」と話した。
発表会では、番組のデモンストレーションとして、友達の数をテーマにナビゲーターたちが意見交換。「SNSでは300人くらい」「自分から話しかけられないので友達がいない」というインタビュー音源に、KenKenは「どこまでを友達とするかっていう問題があるけど…、自分から話しかけられないっていうのが気になる。(自分の)ライブに来て出会って結婚した人もいるからライブに来てくれれば」。それに加えて、自分自身もかつてはぼっちだったと話し、「ぼっちは武器」であるとまとめた。
番組は4月4日スタート。
第39回日本アカデミー賞授賞式が4日、都内にて行われ、各部門の最優秀賞が発表。最優秀主演女優賞に安藤サクラ、最優秀主演男優賞に二宮和也が輝いた。
「絶対に無いと思っていた」と、受賞に驚きを隠せない安藤。映画『百円の恋』では、自堕落な日々から抜け出しボクサーを目指す主人公の変化を、短期間の撮影で見事に演じ切った。ぼう然とした表情でトロフィーを握りしめた安藤は「この作品を見てくださった方に“こんなことになったよ”と伝えたい」と喜びをあらわにした。
吉永小百合と共演した『母と暮せば』で最優秀主演男優賞に輝いた嵐の二宮和也は、昨年の岡田准一に続き“ジャニーズ2連覇”となる受賞。「昨年、岡田くんの受賞の様子をテレビで見て喜んでいたが、だんだん悔しくなってきた。今日はいい酒が飲めそう」とニッコリ。岡田からも「これがゴールではないという言葉をもらった」と明かし、今後の俳優活動にさらなる意欲を見せていた。
山本耕史が5日、都内で行われた『近江の将 石田三成出陣式』に出席した。滋賀県が石田三成の魅力をPRする『石田三成』発信プロジェクトの一環として行われたイベントで、山本は自ら旗印の「大一大万大吉」の書をしたためると、満足そうだった。
石田三成のユーモラスな動画も披露された。会場も失笑といった雰囲気の内容に山本は「命を懸けて時代を動かしていった人(三成)に対してのあれではないと思いますが、それだけ愛され続けていて……今度は笑いと平和をあたえ、和ませているというのは、本人がどういうか分かりませんが、彼の本望かなと思います。昔と違うイメージでいいんじゃないでしょうか」と、精一杯のフォロー。「一度聞いたら忘れなさそうですね」と話した。
山本は放送中の大河ドラマ『真田丸』に石田三成役で出演する。1カ月ほど前に撮影に入り、現在も撮影が進んでいるという。山本は「(脚本の)三谷さんも三成公に思い入れがあるのだと思いますが、今までの三成像とは違う。頭がいい、クールといった印象がありますが、今までで一番アツい男、愛すべき、愛さずにはいられない三成になっていくといいなと思っています」と、意気込んだ。出演回は4月に入ってからだという。
イベント終了後の取材では、新婚生活について質問も。ジュニアの誕生の可能性について聞かれると、「自然な流れで」と、話した。
三成動画などは、「石田三成 × 滋賀県 」ポータルサイト( http://mitsunari.biwako-visitors.jp/ )で見られる。