俳優の松山ケンイチが6月3日、自身の人生のターニングポイントを振り返るなかで20歳の時の苦い経験を明かした。
松山はこの日、CMに出演するコンビニ大手ローソンの創業50周年を記念して行われる「マチのハッピー大作戦」開催イベントにゲストとして出席した。
トークセッションでは50周年にかけて「人生のターニングポイント」について振り返ることに。松山は上京したタイミングから現在までの浮き沈みをボードに折れ線グラフを書いたのだが、20歳で大きく急降下。松山は「ちょっと根に持つタイプなんです」と前置きすると「ここは上京するタイミング。いったん下がるんですが、自立して一人暮らしで苦労しているところ。“現実って甘いもんじゃなかった”って。極めつけは車の免許を取る時に、あがり症なので落ちたんです。で、次の試験が成人式だったんですよ。かぶっちゃって。試験を受けなきゃいけなくて成人式に出られなかったんですよ。これをかなり根に持っていて。成人式の会場の前を試験で通ったからね」と20歳の苦い思い出を笑いをまじえながら明かした。
その後については「大河ドラマに出たり、34歳で田舎暮らしを始めたりとか。35歳でローソンの店長になりまして」と順風満帆な人生だったよう。37歳の時にはローソンのコラボレーション企画で大好きだった祖母のニンニク味噌を使ったおにぎりが開発され「ローソンの皆様には本当に感謝しきれない。本当にうれしかった」などと語った。