SearchSearch

安藤サクラ、最優秀助演女優賞受賞に涙「現場と子育ては上手く両立できないけれど」

2023.03.11 Vol.web original

 第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、都内にて行われ『ある男』で最優秀助演女優賞に輝いた安藤サクラが、涙ながらに同作で感じていた葛藤を振り返りつつ受賞の喜びを語った。

 優秀助演女優賞のトークでは「未だにすごい難しい役だったと感じる」と振り返っていた安藤。会場にいる共演の窪田正孝から「1日だけ撮休の日に突然、特急に乗って帰っちゃったことがあった」、同じく妻夫木聡から「撮影中に、私やっぱり女優に向いてないと思うの、この作品で引退しようと思うと言われて、これは重要な現場になってしまったな、サクラちゃんの引退作品に恥じない作品にしないとと思った。でもその後(夫の柄本)佑くんに会った時に“今サクラちゃん何してるの”と聞いたら“映画の撮影してますよ”って(笑)」と明かされると、安藤は「くよくよのピークに達してて…。子育てと映画を上手く両立できないと感じていて…」と苦笑しつつ述懐。「でも途中から、くよくよよりも現場が好きと気づいた」という安藤に妻夫木が「気づいたら言ってよ!佑くんに聞かなかったらずっと引退するもんだと思ってたよ」とツッコみ会場の笑いをさそう一幕もあった。

 その後、最優秀助演女優賞を受賞した安藤は「ああ、泣いちゃう。辞めようと思っていたことがこんな形で…。(先ほどのトークで)自分が情けなくて、かっこ悪いなと思いながら檀上にいたので」と笑い泣き。「この作品の最中に、やっぱり現場がすごく好きなんだとはっきり思えた。そんなものは他に見つけられないなと思えたので今も現場に向かうことができています。ただ私にとってやっぱり現場と子育てはうまく両立できないので、その都度、悩みながら家族で協力しながら、また大好きな現場に戻れたら」と女優へのさらなる意欲を語っていた。

 同じく『ある男』で最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝は「(石川慶監督から)役の底の底、本人の深みの部分を撮りたいと言われて裸でいるより恥ずかしい部分をむき出しにしてぶつかって。それを(妻役の)サクラさんが受け止めてくれた」と、安藤との共演を振り返っていた。

『ある男』は最優秀作品賞をはじめ最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞など最多8冠に輝いた。

有村架純の「引き出し」に目黒蓮が感謝 日本アカデミー賞司会と優秀助演女優賞受賞

2023.03.11 Vol.web original

 第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、都内にて行われ、昨年『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞に輝き、今年の司会を務める有村架純が、優秀助演女優賞受賞者と司会の2役に照れていた。

 昨年の第45回日本アカデミー賞では、社会現象的大ヒットを記録した『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞を初受賞した有村。日本アカデミー賞での初司会に緊張を明かしながらも、登壇した受賞者たちをたたえつつ、撮影裏話や作品への思いを引き出していった。

 有村は『月の満ち欠け』で優秀助演女優賞受賞者としても登壇。目黒蓮が演じる青年が思いを寄せる年上の女性・瑠璃を演じた有村は「あこがれの年上の女性像に見えないといけなかったので、その課題を抱えながら撮影に入りました」と役作りを振り返った。

 撮影エピソードを聞かれると「目黒さんと身長と足の長さが違うんですけど…走るシーンがあって、目黒さんはまっすぐ役と向き合う方なので、気持ちを込めて走られていたんですけど、私がどうしても追いつけなくて。たぶん私より2倍、足が回転していたと思う(笑)」と明かし、そのシーンが後日、再撮影になったと苦笑。

 会場で聞いていた目黒は「その瞬間は瑠璃さんを連れて行くんだという一心だったので全然気づかず…後々それを聞いて、大変申し訳ないなと(笑)」と謝罪し、会場の笑いをさそった。
 
 そんな目黒は同作で新人俳優賞と優秀助演男優賞を受賞。「有村さんは引き出しが多すぎて、自分は引き出しの多い有村さんに新しい引き出しをたくさん見つけていただいた気がして感謝しています」と有村との共演を振り返った。

 優秀助演女優賞のトークでは受賞者と司会の2役を切り替えながら登壇者たちの話を引き出していた有村。すべての発表が終わり、司会の大役を無事務めあげると「皆さん、本当にかっこよかったです」と受賞者たちをたたえ「作品を思うからこそ言葉にできない思いがあるんだなということも感じました。皆さん、涙ぐまれていたりするのはそういうことなんだな、と」と感無量の様子で語り「私も皆さんの背中を見ながら頑張っていきたいです」と晴れやかな笑顔を見せていた。

 最優秀助演男優賞と最優秀助演女優賞は『ある男』の窪田正孝、安藤サクラが授賞。『ある男』は最優秀作品賞をはじめ最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞など最多8冠に輝いた。

写真提供: 東京写真記者協会

西島秀俊が有岡大貴、松村北斗、福本莉子ら新人俳優賞受賞者にエール「皆さんは日本映画の未来」

2023.03.11 Vol.web original

 第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、都内にて行われ、昨年、日本アカデミー賞で最優秀男優賞を受賞した西島秀俊がプレゼンターとして新人俳優賞を受賞した若手俳優陣にエールを贈った。

 昨年の第45回日本アカデミー賞では『ドライブ・マイ・カー』で最優秀主演男優賞を初受賞した西島秀俊。受賞した俳優たちに「皆さんは日本映画の未来です。俳優の人生は長いので、どうか自分を大切に、ゆっくり進んでいってください。何かあったら先輩たちがいます。僕も聞きますので、なんでも相談してください」と温かいまなざしを向け、続けて「明日で東日本大震災から12年になります。より一層、人生を深く見つめられる映画を一緒に作っていきましょう」と言葉をかけた。

 昨年は米国アカデミー賞でも注目された大先輩からの温かい言葉に感激しつつ、受賞の喜びを語った受賞者たち。

『シン・ウルトラマン』の有岡大貴は「(受賞の)報告を受けたのが(Hey! Say! JUMPの)グループみんなでお仕事しているときだったんですけど、マネージャーさんに僕だけ別室に呼ばれて報告いただきまして。他のメンバーは何かで怒られているのではと勘違いをさせてしまって。控室に戻ったらみんながやけに優しく接してくれて申し訳なかったです(笑)」と、1月23日の新人俳優賞発表で受賞を知ったときのエピソードを披露。

『サバカン SABAKAN』の番家一路は、大人顔負けのしっかりした感謝のコメントをしていた一方で、実の弟との兄弟役に「弟を叩くシーンはいつも通りできて、すごく気持ちよかったです(笑)」と無邪気に語り会場の笑いをさそった。

『ホリック xxxHOLiC』の松村北斗は「なんで僕なんかがこの賞をと言われないよう、ゆっくり返していきたい。耳の穴から目の穴からこぼれ落ちそうなくらいうれしいです」。『月の満ち欠け』の目黒蓮はメンバーからの祝福を振り返りつつ「これからもSnow Manの目黒蓮として精進していけたら」。

『ハケンアニメ!』の小野花梨は「5歳からこの仕事をさせていただいて経歴長いねと言われるようになったんですが、ある方から、経歴は売れてから数えるものだと言われて、私は一年目っていつ言えるのかなと思っていたところにこの賞を頂けた」と感激の涙。

『月の満ち欠け』の菊池日菜子は「至らないことばかりだけど、そんな今だからこそ出せる表現もあると思って見守っていただけたら」といい、父親を演じた主演・大泉洋のサポートに感謝。

『モエカレはオレンジ色』の生見愛瑠は「こんなにも映画って楽しいことなんだと実感した」、『今夜、世界からこの恋が消えても』の福本莉子は「新人賞は私にとって新たなスタート」とさらなる意欲を語り、韓国をはじめ海外での人気にも感謝した。

松村北斗、西島秀俊から表彰され感激(写真提供:東京写真記者協会)

最優秀主演賞受賞同士がスパーリング? 岸井ゆきのが妻夫木聡との“対戦”明かす

2023.03.11 Vol.web original

 第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、都内にて行われ『ケイコ 目を澄ませて』で聴覚障がいと向き合うボクサーを演じた岸井ゆきのが最優秀主演女優賞を受賞。『ある男』で最優秀主演男優賞を受賞した妻夫木聡との意外な接点を明かした。

 優秀主演女優賞受賞のトークで岸井は、役のためにトレーニングを積んだボクシングを今も続けていると言い「やればやるほど得意なパンチがなくなっていくというか。実践を重ねて人と戦うことで強くなりたいという気持ちが沸く」と、すっかりボクシングにはまっている様子。「そんな私にも得意なことを発見しまして。本気のパンチを受ける、力を流すことができると、妻夫木聡さんと戦っているときに発覚しまして…」とジムの練習で妻夫木と“対戦”したと明かし照れ笑い。

 その妻夫木も『ある男』で最優秀主演男優賞を受賞。妻夫木は優秀主演男優賞受賞者のトークでボクシングを始めたと明かし「この会場に(同じトレーナーの)生徒さんがたくさんいるんです。横浜流星くんとか、岸井ゆきのさんとか…」と、過去それぞれにボクサー役を経験した共演者・窪田正孝、安藤サクラらとともにボクシングの話題でひと盛り上がり。

 その後、最優秀主演女優賞を受賞し、壇上に上がった岸井ゆきのは、声を震わせながら「身に余る賞をありがとうございます」と三宅唱監督やスタッフ、主人公のモデルとなったプロボクサー小笠原恵子に感謝。岸井はときおり涙で言葉を詰まらせながら「30年、40年前の映画を初めて見たとき、これを見るために今までがあったんだなと思うことがある。そういうふうに、まだ出会う前の誰かのために生きることができるのかな、と思ったりします」と映画への愛を語っていた。

 最優秀助演男優賞と最優秀助演女優賞は『ある男』の窪田正孝、安藤サクラが授賞。『ある男』は最優秀作品賞をはじめ最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞など最多8冠に輝いた。

GENERATIONSの中務裕太とLIL LEAGUEがコラボ! 「Hunter」を一緒にパフォーマンス

2023.03.10 Vol.Web Original

 

 GENERATIONSの中務裕太とLIL LEAGUEがコラボレーション、LIL LEAGUEのデビュー曲「Hunter」を一緒にパフォーマンスする。LDHのデジタルコミュニケーションサービス「CL」で配信中のダンス番組「THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜」の企画で、10日19時に配信がスタートする。

 コラボレーションは、中務が、LIL LEAGUEがオーディションの頃にダンス指導をしていたことがきっかけ。LIL LEAGUEがデビューを果たしたことを記念し企画された。番組では、リハーサル風景を織り交ぜながら、コラボレーションにあたっての想いを中務とLIL LEAGUEがそれぞれが語っている。

THE RAMPAGEがANNX! 陣、川村壱馬、吉野北人と「一緒に楽しみましょう~」

2023.03.10 Vol.Web Original

 

  16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEが深夜の人気ラジオ番組『オールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送、月~金24時~、以下ANNX)のパーソナリティを担当する。放送日は16日で生放送。リーダーの陣、ボーカルの川村壱馬と吉野北人が出演する。

  THE RAMPAGEのメンバーが番組のパーソナリティを務めるのは5度目。番組ではリスナーと一緒に盛り上がれる企画も準備しているという。3人がCMに出演している「UHA味覚糖コロロ」が番組をサポートする。

 陣は、「 僕らも楽しみながら番組を楽しく盛り上げられるよう頑張ります」と意気込みのコメント。  

 川村と吉野は久しぶりのANNXにテンションが上がっているようで、「テンション的にも凄く楽しい雰囲気になるイメ ージなので、一緒に楽しみましょう〜!」と川村。吉野は 「また出演できてうれしいです!!今回はまた違うメンバーとトークさせて貰うの でとても楽しみです! 皆さん是非お楽しみにしていただけたらと思います!」とアピールしている。

 放送中は、スマホに特化した短尺のバーティカルシアターアプリ「smash.」でスタジオの様 子を映像で同時配信。番組終了後には「smash.」限定のアフタートークの配信も予定している。

スピードワゴンが「負けたら改名」の約束を秒速で反故。小沢は「俺たちは過去を捨てて生きている」

2023.03.09 Vol.Web Original

 お笑いコンビのスピードワゴンが3月9日、「負けたら改名」の約束を秒速で反故にした。

 この日、スピードワゴンの井戸田潤と小沢一敬は世界で大人気のレーシングゲーム「カートライダー」の最新作「カートライダー ドリフト」の正式サービス開始記念発表会にゲストとして登場した。そして同じくゲストとして登場したタレントで女優の髙橋ひかるとトークセッションを繰り広げ、同ゲームで対決することに。

 ここで井戸田が「もし負けたら改名する」と宣言。レースは髙橋とタッグを組んだ同ゲームの運営ディレクター兼宣伝担当のドリよんの助けもあり、髙橋チームが勝利。スピードワゴンの2人には風速200km級の風を体験できる「リアル・カートライダー」に乗車する罰ゲームが課せられた。

スピードワゴン井戸田「WBCの注目選手は全員。最終的にはドラゴンズの高橋宏斗投手に活躍してほしい」と一切笑いなしでコメント

2023.03.09 Vol.Web Original

 お笑いコンビのスピードワゴンが3月9日、野球の世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に出場する侍ジャパンのメンバーにエールを送った。

 井戸田潤と小沢一敬の2人はこの日、世界で大人気のレーシングゲーム「カートライダー」の最新作「カートライダー ドリフト」の正式サービス開始記念発表会にゲストとして登場した。

 同じくゲストのタレントで女優の髙橋ひかるとトークセッションを繰り広げ、ゲームで対決するも圧倒的な敗北。風速200km級の風を体験できる「リアル・カートライダー」に乗車する罰ゲームを受けるなど会見を盛り上げた。

髙橋ひかるがスピードワゴン小沢の「今度確かめ合わない?」に「あり得ないくらい気持ち悪い(笑)」とビックリ

2023.03.09 Vol.Web Original

 世界で大人気のレーシングゲーム「カートライダー」の最新作「カートライダー ドリフト」の正式サービス開始記念発表会が3月9日、都内で開催された。

 会見にはタレントで女優の髙橋ひかるとお笑いコンビのスピードワゴンがゲストとして登場し、トークセッションでゲーム談義を繰り広げた。

 同ゲームは車体、キャラクターともさまざまなカスタマイズが楽しめるのだが、トークセッションでの「日常生活でカスタマイズしたいこと」というテーマに髙橋は「髪形とか髪の毛を全部カスタマイズしたい。金髪にしたりピンクにしたり、短くしたり長くしたりを簡単にカスタマイズできればなって思っています。髪の毛って1日でぱっと伸びるわけじゃないじゃないですか。それこそゲームとかでいろいろ楽しめるのがいい」とゲーム好きならではのコメント。

のん、東日本大震災から12年の東北に「のんになってから特にあたたかく迎えてもらえる」

2023.03.09 Vol.Web Original

 俳優で創作あーちすとののんが9日、都内で「ふくしま12市町村 移住PRイベント」に登壇した。

メキシコのファンが花江夏樹の登場に「ハナーエサン!」『鬼滅の刃』現地プレミアで観客熱狂

2023.03.09 Vol.web original

 

 世界各国で公開中の映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』のメキシコシティプレミアが日本時間5日(現地時間4日)、現地会場にて行われ、声優の花江夏樹らが出席。メキシコのファンを盛大に沸かせた。

 吾峠呼世晴による大ヒット漫画を原作とするアニメーションシリーズ。『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』のクライマックスである第十話、第十一話と4月9日からテレビアニメ放送される、刀鍛冶の里編の第一話が世界初公開となる。

 メキシコシティの会場には、炭治郎や炎柱・煉獄杏寿郎などそれぞれのお気に入りのキャラクターのコスプレやグッズを手にした熱狂的なファンが殺到。ラテンスペイン語版で竈門炭治郎を務めるIvan Bastidasらが次々と登場し会場を盛り上げるなか、最後に主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹が炭治郎の着ぐるみとともにレッドカーペットに登場すると、花江の姿に会場の熱狂も最高潮に。

 ハイタッチをしたり、声援に応えたり、ファンサービスを行ったのちステージに上がった花江は「ヒノカミ神楽 炎舞」と炭治郎の技名セリフとともに挨拶。

「幸せですね。メキシコシティにもこんなに鬼殺隊がいるなんて思わなかったので、実際にお会いしてうれしいです」と現地の熱狂を喜んだ花江。「お城とヴァスコンセロス図書館、ソカロ広場と人類博物館などに行きました」と現地で観光を楽しんだことも明かし「タコス、テキーラ、タコス、テキーラ、リコ!リコ!(美味しい)」と答え、会場のファンを盛り上げた。

 SNSに寄せられた現地ファンからの質問に答える花江に、会場から「ハナーエサン!ハナーエサン!」と花江コールが起こる一幕も。

 さらに、ラテンスペイン語版で水柱・冨岡義勇の声を務めるのMarc Winslowが花江にスペイン語をレクチャー。花江もノリノリで「los quiero mucho(愛してます)」と話し、ファンのハートを鷲掴みした。

花江とIvan、日本とメキシコの炭治郎による生アフレコも実現。Ivanのセリフの後に、花江が「体中の痛みは全て忘れろ 喰らいつけ 渾身の一撃じゃ足りない その百倍の力を捻り出せ!!」と遊郭編のクライマックスのシーンでの名セリフを熱演。豪華な生アフレコを目にした会場ファンも拍手喝さい。終始熱狂的なメキシコシティのファンに花江も感激していた。

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、世界95の国と地域で上映。来週は韓国にて舞台挨拶を行う予定。

Copyrighted Image