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【明日何観る?】『猫が教えてくれたこと』

2017.11.24 Vol.700

『猫が教えてくれたこと』

 古くから猫の街として知られるトルコ・イスタンブールで、街に溶け込みながら生きる野良猫を追ったドキュメンタリー。個性豊かな7匹の猫たちの日常を追いながら、彼らを見守る街の人々との温かな関係を描き出す。イスタンブールの街を猫が案内してくれるかのような心地よい一本。

監督:ジェイダ・トルン/1時間19分/アンプラグド配給/11月18日よりよりシネスイッチ銀座他にて公開 http://neko-eiga.com/

時代を作って、ムーブメントを起こせ! 話題のアーティストの最新作が続々登場【TSUTAYA MONTHLY UPDATE ― NOV.2017 ―】

2017.11.23 Vol.700

 話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめCDは……?

離婚を考えている人におススメ !?『相談者たち』城山羊の会

2017.11.23 Vol.700

 CMディレクターの山内ケンジが2004年に「CMディレクター山内健司の演劇」として演劇活動を始め、2006年に「城山羊の会」を発足。もう13年になるのだが、その間、「つまらなかった」という感想はほとんど聞いたことがない。高いレベルの作品をコンスタントに発表し続けているのは驚異的。

 山内の作品は人間関係を深く鋭く、そしてユーモアに満ちたセリフで描き切る大人の会話劇。

 今回は「別れ話」についてのお話。山内曰く「人間には簡単に別れられる人間と、とても苦労して別れる人間の2種類がいる」と。別れといってもいろいろあるが、今回取り上げるのは「離婚」。それも苦労して別れるほうの人間を中心に描く。

 この一番イメージしやすい別れを題材に「なぜこれほどまでに苦労をするのか」といったことを一緒に考えていく作品になるという。

 今、離婚を考えている人におススメ——できるかどうかは定かではないが、一助にはなるかもしれない? なるんじゃないかな? そのへんはご自分で判断を。

DOBERMAN INFINITYがクリスマスツリーを「バシッ」と点灯

2017.11.22 Vol.Web Original

 ヒップホップグループのDOBERMAN INFINITY(D.I.)が21日、ドン・キホーテ中目黒本店で行われた、クリスマスツリー点灯式に出席した。冷え込みにも関わらず、イベントを見届けようと集まったファンを前に、メンバー全員で飾り付けたというツリーを全員で「バシッ」と点灯した。

 ゴールドやシルバーの飾りや雪、赤や青のライトで飾ったツリーはメンバー自ら、イベント前夜に同店の駐車場で飾り付けしたといい、飾られているものは同店で販売されている商品だそうで、メンバーのリクエストで売り場から運ばれたという。イベントでは、メンバーがメッセージを書き入れたオーナメントを飾ってツリーを完成させると、その場に立ち会った全員で「ファイブ、シックス、セブン、アンド、エイト!  DORBERMAN INFINITY!」と掛け声をかけて「バシッ」と点灯。それとともに、『あの日のキミと今の僕に』が流れた。
 
 クリスマスツリーは、22日発売のニューシングル『あの日のキミと今の僕に』のリリースを記念して行われたもの。この作品はD.I.初のクリスマスソングで、好きなのにもすれ違ってしまう切ない男女のストーリーを歌っている。

 ツリーは12月25日まで、同店に飾られる。

料理好きの朝比奈彩「美食女子グランプリ」アンバサダーに就任

2017.11.22 Vol.Web Oliginal

 アジア最大級の国際食品・飲料の専門展示会「FOODEX JAPAN」が2013年より展開している「FOODEX 美食女子」グランプリの2018年のエントリー発表会が21日都内で開催された。

 本グランプリは、モデルや栄養士、フードコーディネーターなど食に対する意識の高い女性たちが「味」「食べやすさ」「パッケージ・ビジュアル」などの視点からテイスティング・審査を行うコンテストで、グランプリに選ばれる商品は毎年ヒット商品として人気を得ている。

舞台「パタリロ!」の第2弾が2018年3月に上演決定

2017.11.22 Vol.Web Original

 昨年12月に上演され、好評を博した舞台「パタリロ!」の第2弾が上演されることとなった。

 第2弾については前作のラスト、舞台上で大胆にも予告されていたのだが、今回改めて2018年3月に東京は天王洲 銀河劇場、大阪は森ノ宮ピロティホールで上演されることが正式決定した。

 パタリロを演じるのは前作に引き続き加藤諒。前作でのそのパタリロっぷりは原作のファンをも納得させる高いクオリティーを誇っていた。

 パタリロ以外のマライヒ、バンコランといった主要キャストも佐奈宏紀、青木玄徳が続投。タマネギ部隊、魔夜メンズも人員増員と、あの耽美でハチャメチャな世界観がよりパワーアップして帰ってきそう。

 脚本と演出も前回に引き続き、池田テツヒロと小林顕作。第2弾では数あるキャラクターの中からビョルン、アンドレセン、ロビー少尉といった新キャラが登場。池田と小林が物語をどのように展開していくのかも気になるところ。

 パタリロ役の加藤は今回の第2弾発表にあたって「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★の上演が決定いたしましたァァア☆ キャストも増えパワーアップしたパタリロ!の世界をもっと沢山の方々に観ていただきたいと思ってましたら・・・ なんと! 東京公演は天王洲銀が劇場という広い劇場になり、今回大阪公演もあるじゃないですか!? みなさま、マリネラ王国でお待ちしております?」とコメントしている。

【明日は何を観る?】編集部オススメ5選『GODZILLA 怪獣惑星』他

2017.11.22 Vol.700

『GODZILLA 怪獣惑星』

 20世紀最後の夏。人類は巨大生物“怪獣”の存在を知る。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、追い詰められた人類は地球脱出を計画。選別された人間を乗せた宇宙船が飛び立つが内部分裂が起こり危険な長距離亜空間航行で地球に帰還する…。

監督:静野孔文、瀬下寛之 声の出演:宮野真守、櫻井孝宏他/1時間29分/東宝映像事業部配給/11月17日(金)全国公開 godzilla-anime.com

【DVD厳選5本】イケメンたちの名演技に陶酔!

2017.11.22 Vol.700

『無限の住人』

 木村拓哉と三池崇史監督がタッグを組み、世界中にファンを持つ沙村広明の同名ベストセラーコミックを実写化した話題作。“不死身の侍”となり、鬼気迫る超絶剣術アクションに挑んだ木村の新境地ともいうべき一本。

 木村演じる主人公・万次に敵討ちの用心棒を頼む少女・凛役に『湯を沸かすほどの熱い愛』などで演技力を高く評価されている杉咲花。対する剣客集団の首領・天津影久役に福士蒼汰。他、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介ら、オールスターが個性的な登場人物を熱演。

販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 発売中 初回仕様ブルーレイ&DVDセット プレミアム・エディション7990円(税別)

塚地がイケメンバラエティーでMC「イケメンは敵」

2017.11.21 Vol.700

 TSUTAYAが運営する動画配信サービス「TSUTAYA TV」初のオリジナル作品『イケメンプラネット』が配信をスタートさせた。同番組は、俳優、モデル、格闘家、ダンサー、声優などデビュー間もない若手イケメン20名が、さまざまなチャレンジに立ち向かう“日本一イケメンが集まる”ドキュメントバラエティー。与えられたさまざまな困難な状況の中でも、イケメンはイケメンのままでいられるのか、という点が見どころだ。MC は、お笑い芸人で俳優としても活躍する塚地武雅と広瀬アリス。

EXILE AKIRAの“ミフネ愛”が止まらない!?

2017.11.20 Vol.700

ドキュメンタリー映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』でナレーション

 日本を代表する映画スターである故三船敏郎のドキュメンタリー映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』が2018年春にスバル座他にて公開される。

 この映画は、アカデミー賞監督であるスティーブン・オカザキ監督による作品。三船の家族や親交の深かった俳優やスタッフ、国内外の映画関係者への膨大なインタビューと貴重な映像で三船の波乱万丈の人生や、その精神を描いている。

 2016年には三船がハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの殿堂入りを果たしたことからアメリカでも三船の人気が再燃。全米30都市以上で上映され大ヒットを記録した。また、ベネチア国際映画祭をはじめとした世界各国の映画祭で上映されその作品性が高く評価されている。

 国内外を問わず、特集上映といった形で今でも多くの三船作品が上映されていることもあり、古くからの三船ファンにはもちろん、若いファンも多い三船。また映画人、アーティストの中にも「三船ファン」は多いのだが、中でもEXILEのパフォーマーで俳優としても活躍するEXILE AKIRAはかねてより三船の大ファンであることを公言するほど。

 本作ではそのAKIRAがナレーションを務めることも大きな見どころ。

 10月には渋谷で「世界のミフネと呼ばれた男 三船敏郎映画デビュー70周年記念展」が開催。その記者発表会に登壇したAKIRAは「中学校のころに『七人の侍』を見て、あの野獣のような生命力。芝居なのかドキュメンタリー映画なのか?というくらい迫力のある芝居に衝撃を受けた」と振り返る。また好きな作品として『蜘蛛巣城』をあげるや「今まであんなに迫力のある死という演技を見たことがない」などとその“ミフネ愛”はとどまることがなかった。

『第30回東京国際映画祭』閉幕 ダイバーシティーあふれたTIFF 2017

2017.11.19 Vol.700

11月3日のクロージングセレモニーにて閉幕©2017 TIFF

レッドカーペットセレモニーでひときわ華やさを演出した『銀幕のミューズたち』の蒼井優、安藤サクラ、宮﨑あおい、満島ひかり。

原住民の一族に生まれたトランスジェンダーの青年を描いた『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』一行。劇中衣装の主演俳優が注目の的に!

最初にレッドカーペットに降り立ったのは映画祭アンバサダーの橋本環奈。

日中共同製作映画『空海 -KU-KAI-』の染谷将太、阿部寛、松坂慶子。

『パンとバスと2度目のハツコイ』の元乃木坂46 深川麻衣と三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 山下健二郎ら。

 

グランプリはトルコ発の近未来SF!

グランプリ・東京都知事賞に輝いたカプランオール監督と小池東京都知事 ©2017 TIFF

レッドカーペットや超話題作の上映で幕を開けた東京国際映画祭(以下:TIFF)が3日、授賞式およびクロージングセレモニーをもって閉幕。

トミー・リー・ジョーンズを審査員長に迎えたコンペティションで栄えあるグランプリに輝いたのは、近未来のディストピアを舞台としたトルコの巨匠セミフ・カプランオール監督作『グレイン』。カプランオール監督は「多くの問題を抱える現代の世界に生きる我々はどこへ向かうのかを模索した。私の映画を理解していただけると希望を持っていました」と喜びを語った。今回1作品を鑑賞するごとに審査する形をとったジョーンズ審査委員長は「審査員それぞれの作品への第一印象を大切にしたかった。それが有効に働いたと思う」と振り返り達成感を見せた。

コンペティション審査委員を務めたトミー・リー・ジョーンズ ©2017 TIFF

期間中は必見のイベントを毎日開催

「SAMURAI(サムライ)賞」に輝いた坂本龍一。©2017 TIFF

今年の映画祭も、そうそうたる映画人がトークイベントや舞台挨拶、ティーチインなどに連日登場。11月1日には坂本龍一が『Ryuichi Sakamoto: CODA』舞台挨拶に登壇。ステージ上で授与されたSAMURAI賞の刀型トロフィーを振り回すお茶目な一面で会場を沸かせた。毎年恒例の人気セミナー、マスタークラスでは河瀬直美監督が最新作『光』の劇中映画「その砂の行方」を特別上映。自身の撮影現場の様子から俳優たちとの関係性までを語った。『不都合な真実2』舞台挨拶に登壇した元米副大統領アル・ゴア氏は「クロージング作品に選んでもらえて光栄、本作を見て危機解決の一員となってほしい」と訴えた。10年前の第1作公開時に環境大臣を務めていた小池百合子東京都知事もゴア氏の姿勢を称えた。

河瀨直美監督によるマスタークラスも開講 ©2017 TIFF

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