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『第30回東京国際映画祭』閉幕 ダイバーシティーあふれたTIFF 2017

2017.11.19 Vol.700

11月3日のクロージングセレモニーにて閉幕©2017 TIFF

レッドカーペットセレモニーでひときわ華やさを演出した『銀幕のミューズたち』の蒼井優、安藤サクラ、宮﨑あおい、満島ひかり。

原住民の一族に生まれたトランスジェンダーの青年を描いた『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』一行。劇中衣装の主演俳優が注目の的に!

最初にレッドカーペットに降り立ったのは映画祭アンバサダーの橋本環奈。

日中共同製作映画『空海 -KU-KAI-』の染谷将太、阿部寛、松坂慶子。

『パンとバスと2度目のハツコイ』の元乃木坂46 深川麻衣と三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 山下健二郎ら。

 

グランプリはトルコ発の近未来SF!

グランプリ・東京都知事賞に輝いたカプランオール監督と小池東京都知事 ©2017 TIFF

レッドカーペットや超話題作の上映で幕を開けた東京国際映画祭(以下:TIFF)が3日、授賞式およびクロージングセレモニーをもって閉幕。

トミー・リー・ジョーンズを審査員長に迎えたコンペティションで栄えあるグランプリに輝いたのは、近未来のディストピアを舞台としたトルコの巨匠セミフ・カプランオール監督作『グレイン』。カプランオール監督は「多くの問題を抱える現代の世界に生きる我々はどこへ向かうのかを模索した。私の映画を理解していただけると希望を持っていました」と喜びを語った。今回1作品を鑑賞するごとに審査する形をとったジョーンズ審査委員長は「審査員それぞれの作品への第一印象を大切にしたかった。それが有効に働いたと思う」と振り返り達成感を見せた。

コンペティション審査委員を務めたトミー・リー・ジョーンズ ©2017 TIFF

期間中は必見のイベントを毎日開催

「SAMURAI(サムライ)賞」に輝いた坂本龍一。©2017 TIFF

今年の映画祭も、そうそうたる映画人がトークイベントや舞台挨拶、ティーチインなどに連日登場。11月1日には坂本龍一が『Ryuichi Sakamoto: CODA』舞台挨拶に登壇。ステージ上で授与されたSAMURAI賞の刀型トロフィーを振り回すお茶目な一面で会場を沸かせた。毎年恒例の人気セミナー、マスタークラスでは河瀬直美監督が最新作『光』の劇中映画「その砂の行方」を特別上映。自身の撮影現場の様子から俳優たちとの関係性までを語った。『不都合な真実2』舞台挨拶に登壇した元米副大統領アル・ゴア氏は「クロージング作品に選んでもらえて光栄、本作を見て危機解決の一員となってほしい」と訴えた。10年前の第1作公開時に環境大臣を務めていた小池百合子東京都知事もゴア氏の姿勢を称えた。

河瀨直美監督によるマスタークラスも開講 ©2017 TIFF

大好きなあのキャラクターでパズル!「タツノコパズルヒーローズドロンジョ様におしおきだべぇ」

2017.11.19 Vol.700

 ドロンボー一味とクローンヒーローたちを撃破していくスマホ向けパズルゲーム。3マッチパズルゲームで、ガッチャマンやキャシャーン、ヤッターマン1号やハクション大魔王など、自分の好きなキャラクターでデッキを構成、8秒以内に同じ色のブロックを3つ以上つなげることでブロックが消え、より多くのブロックを消すことで敵に大きなダメージを与えることができる。ステージをクリアすることでキャラクターの欠片がもらえて、それが集まるとキャラクターを生成することができる。そうしてゲームを進めて、最終ステージのエリアボスを倒すと……おしおきされたドロンジョ様のセクシーショットが見られる!

 タツノコプロの創立55周年を記念して制作されたもの。ドクロベエのキャラクターボイスはホリが担当。このアプリのためだけに収録したボイスを楽しめる。

iOS/Android 株式会社タツノコプロ 配信中 基本プレイ無料、アイテム課金あり 

【明日は何を観る?】『ジグソウ:ソウ・レガシー』『密偵』

2017.11.18 Vol.700

『ジグソウ:ソウ・レガシー』

 密室に集められた5人の男女。頭には目の部分がくり貫かれたバケツ、身体には鎖。そしてその鎖の先には壁一面の丸鋸刃…。遺体を前にした刑事たちはジグソウの模倣犯によるものかと考えるが、残されたUSBメモリには死んだはずのジグソウからメッセージが…。

監督:スピエリッグ兄弟 出演:マット・パスモア他/1時間35分/アスミック・エース配給/全国公開中 jigsaw.asmik-ace.co.jp R15+

『伊藤くん A to E』試写会に15組30名【プレゼント】

2017.11.17 Vol.700

 人の恋愛を覗き見ているような体感と、ヒリヒリするようなリアルさに共感する人が続出し、話題を呼んだドラマ「伊藤くん A to E」が、岡田将生×木村文乃のW主演で、一層過激になって映画化!

 原作は、容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す“伊藤”を軸に【A】から【E】 の5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の傑作小説。ドラマ&映画では、木村文乃演じる崖っぷちアラサー脚本家・矢崎莉桜が、起死回生を狙って“伊藤”という同じ名前の男について悩むA〜Dの恋愛相談をネタに脚本を書くというアレンジを施し、それぞれのエピソードを重層的に絡ませることで、予測不能の恋愛ミステリーへと変貌させた。

 主人公・伊藤誠二郎を演じる岡田将生を取り巻く女性たちを演じるのは木村をはじめ佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆という豪華女優陣。加えて、田中圭、中村倫也ら実力派が脇を固める。監督は、『ヴァイブレータ』『さよなら歌舞伎町』の廣木隆一。

 2018年1月12日(金)より全国公開。

<試写会の応募について>
【日時】12月13日(水)18時30分〜
【会場】一ツ橋ホール(神保町)
【応募の〆切】2017年12月3日(日)

以下のリンクのフォームからご応募ください。
http://www.campaign-kenshou.com/campaign.php?id=3095

全世界が魅せられた、ハリウッド発ストップモーション日本絵巻! 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』

2017.11.17 Vol.700

『コララインとボタンの魔女』のスタジオライカが、不思議な力渦巻く古き日本の世界を舞台に、一人の少年の壮大な旅を描くストップモーションアニメ。今年のアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞をはじめ、アニメ映画界のアカデミー賞と称されるアニー賞など、全世界の映画賞で絶賛された話題作。新海誠監督をはじめ日本の映画人や文化人からも絶賛コメントが相次いでいる注目作だ。

 人形を一コマずつ動かして撮影し映像を作っていくストップモーションアニメ。その中でも最高の技術と表現力を誇るスタジオライカが、情感あふれる日本の風景や風習が丁寧に織り込まれた“旅絵巻”は全編、息をのむ美しさ。映像の美しさに込められた膨大な作業と世界最高峰の技術にも圧倒されるが、何よりそこにつづられる主人公クボの成長、そして絆の物語に、世代を超えて心揺さぶられるはず。

 監督は、黒澤明や宮崎駿を敬愛する大の日本マニアで、次回作に『トランスフォーマー』のスピンオフ『バンブルビー』も控える気鋭監督トラヴィス・ナイト。ボイスキャストに、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラといった映画賞常連の豪華俳優陣が集結しているのも見どころ。日本語吹き替え版では矢島晶子、田中敦子といったトップ声優に加えピエール瀧、川栄李奈、小林幸子らが集結。

菅田将暉と桐谷健太の「浅草キッド」が配信開始

2017.11.16 Vol.Web Original



 菅田将暉と桐谷健太が歌うビートたけしの名曲『浅草キッド』の配信がスタートしている。2人は、又吉直樹の同名の小説を、芸人で映画監督の板尾創路がメガホンをとり映画化した『火花』(11月23日公開)に出演。曲は映画の主題歌で、板尾監督たっての希望でこの曲をカバーしたという。

 菅田も桐谷も漫才の世界に飛び込んでは成功を目指してもがく青年たちを熱演。映画は彼らの歌声で幕を下ろす。ともにアーティストとしても活躍しているだけに、また新しい味わいの『浅草キッド』に仕上がっている。

29日からはオリジナルサウンドトラックも配信になる。

GINZA SIXに雪のヨーロッパの街「奥さんと来て!」

2017.11.16 Vol.Web Original

 GINZA SIXが迎える初めてのクリスマス「GINZA SIX CHRISTMAS 2017」が15日スタート、同店2階に登場したスノードームを意識した世界「Snow Dome City」の点灯式が行われ、道端アンジェリカと石原良純が出席した。

 白のドレス姿と豪華なジュエリーを身に着けて登場した道端はさながら「雪の女王」。石原の雪の予報を聞いて、ハンドベルを鳴すと、雪のような白い泡が舞いジオラマにも優しく明かりが灯った。道端は「ライトアップされることで、雪のキレイさが増しますね」と目を輝かせた。

 いよいよクリスマスシーズンも本番。石原は「ついこの間、家にクリスマスツリーを出しましたよ。“ツリーが小さくなったね”と息子が言っていましたが、息子が大きくなっただけなんです(笑)。クリスマスは年末でもあるので、家族の成長を感じるシーズンでもあります」と、コメント。また「クリスマスはカップルだけじゃないですよ。家族のもの。たまには奥さんと手をつないでルンルン気分で来るのもいいですね」と、来店を呼びかけた。

 この日、道端が身に着けたネックレス、ピアス、リングなどアクセサリーは「ショパール ブティック GINZA SIX店」のもの。総額は約1億3000万円。道端は「キレイなジュエリーをつけるとシャキッとしますよ。さらに女性らしくなりますし、エレガントな気持ちになります」と、シャキッと答えていた。

「Snow Dome City」は、ヨーロッパの街並みを再現したジオラマ。約3メートルにおよぶクリスマスツリーや本物の雪で作られたスノーマンが配されている。~12月25日まで。降雪イベントは ~11月19日までと、25、26、12月は2、3、9、10、16、17、20~25日に実施予定。

『はじまりの*ボーイミーツガール』試写会に10組20名 

2017.11.16 Vol.Web Oliginal

 12歳版『(500)日のサマー』!? チェリストを夢見る少女と、落ちこほ゛れ少年のキュートな青春ラブストーリー!

 学校では0点の答案を返されるほどの落ちこぼれ少年ヴィクトール。あるとき、これまで全く相手にされていなかった優等生マリーが急接近。ある日、マリーの自宅に招待され、プロのチェリストになる夢を打ち明けられて舞い上がるが、誰も知らないマリーの秘密をしてしまう。その秘密を守るために利用されていたことに気づくが、マリーの情熱に動かされ彼女を助けることを決意。2人の秘密の作戦の行方は…!?

 原作はフランスで大ヒットし、2人の「3年前」「4年後」と続編が発行されたほどの人気小説。12歳の青春模様をユーモアとエスプリあふれる掛け合いで見せてくれるキュートな一本。

 12月16日より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA他にて全国公開。

<試写会の応募について>
【日時】11月30日(木)19時〜
【会場】よみうり大手町ホール(大手町)
【応募の〆切】2017年11月21日(火)

以下のリンクのフォームからご応募ください。
http://www.campaign-kenshou.com/campaign.php?id=3103

みやぞん、相方のために伝説のローヤルゼリーを求めて山奥へ

2017.11.16 Vol.Web Oliginal

 人気沸騰中のお笑いコンビANZEN漫才(みやぞん・あらぽん)が出演する“ルル滋養内服液”の第2弾WEBムービー「ルルチャレ 伝説のローヤルゼリー」篇を本日より公開している。また、TV-CMは18日より全国で放映予定。

 本ムービーでは、伝説のローヤルゼリーを手に入れるために、ANZEN漫才のふたりが日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村を訪れる。その道中で体調を崩してしまったあらぽん。そんなあらぽんのために、みやぞんは単独で元気の源となるローヤルゼリーを探しに山奥へ。みやぞんと言えば、即興ソングでお馴染み! 相方への愛が込められた歌や、ローヤルゼリーの旅でお世話になった夫婦へ贈る歌など、旅中に披露される数々のオリジナルソングも必聴だ。

M-1決勝進出者決定! かまいたちは「M-1はM-1」

2017.11.16 Vol.Web Original



 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2017」の決勝進出者が15日決定した。ジャルジャル、かまいたち、カミナリ、マヂカルラブリー、ミキ、さや香、とろサーモン、和牛、ゆにばーすの9組で、12月3日の決勝で再び熱い戦いを繰り広げる。
 
 今年は全国から4094組がエントリー。準決勝では、例年以上に激しい戦いを潜り抜けた29組と「GYAO!ワイルドカード」で復活した1組を加えた30組がネタを披露した。

「M-1グランプリ2017」は12月3日午後6時57分から、ABC・テレビ朝日系列で生放送される。同日午後2時30分からは敗者復活戦の模様も放送される。

 決勝進出者コメントは以下の通り。

ジャルジャル
福徳「去年無理やったぶん、今年決勝行けてめっちゃうれしーばりうれしー」
後藤「軽い軽い!」

かまいたち
濱家「『キングオブコント』のことはあんまり考えずにM-1はM-1としてがんばりたい」
山内「誰がどう見ても大チャンスです!」

カミナリ
石田「グレープカンパニーはサンドウィッチマンじゃねえ、カミナリだ!」

マヂカルラブリー
野田クリスタル「エントリーナンバーが777で。この時点で決勝進出は確定だったみたいで」
村上「スーパービッグボーナス中ですよ」

ミキ
亜生「優勝したら兄弟コンビは中川家さん以来ですよ。だいぶすごいことやと思います」
昴生「このままの勢いで爆笑とって準優勝したいと思います」

さや香
石井「誰も知らないと思うんですけど、完全なダークホースです」
新山「ジャルジャルの後藤さんに顔がそっくりなので、どちらが先の出番になるのかの勝負でもあるかなと」

とろサーモン
久保田「ミスター敗者復活と言われてやっとですよ」
村田「俺が止めなかったら久保田は俺に抱きついてましたよ」

和牛
水田「ここにいる8組、束になってかかってこいって感じです」
川西「優勝します!」

ゆにばーす
川瀬名人「優勝したくてここに来てるので。絶対優勝したい」
はら「ネタ以外の発言は控えてます」

2年ぶりの劇団公演 ナイロン100℃ 44th SESSION『ちょっと、まってください』

2017.11.15 Vol.700

 プロデュース公演でも引っ張りだこで、毎年コンスタントに作品を発表し続けているケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)。その名前を頻繁に目にすることからうっかりしていたが、ふと気が付くと、劇団公演は2年ぶり、劇団への新作書き下ろしは3年ぶりというからちょっとびっくり。

 今回は“乞食と金持ちの家族が入れ替わる”という奇想天外な“不条理喜劇”になるという。こう聞くと『王子と乞食』を連想する人も多いだろうが、それとは一線を画した物語になるらしい。

 KERA自身がやりたいことをやりたいだけやり、KERA作品を知り尽くした劇団員たちが自由自在に動き回る。そして客演の俳優たちはナイロン100℃という独特の世界の中で、よそでは見せたことのない顔を見せ——というのが劇団公演の醍醐味。ホームグラウンド“ならでは”の作品となりそうだ。

 客演の水野美紀はナイロン100℃には2度目の出演。出産もあり舞台は約1年ぶりで、今年初めての出演となる。

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