オバマ米大統領は20日、大統領専用機でキューバを訪問。米大統領のキューバ訪問は88年ぶり。21日にはオバマ氏は首都ハバナの革命宮殿を訪れ、ラウル・カストロ国家評議会議長と首脳会談を行い、米国のキューバ制裁やキューバ国内の人権問題、グアンタナモ米海軍基地返還問題などについて協議。会談後に共同記者会見が行われた。オバマ大統領は22日にはハバナ市内の劇場でキューバ国民向けに演説。演説は国営テレビでも生中継された。
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ベルギーでISによる同時テロ
ベルギーのブリュッセル国際空港で22日朝(日本時間同日夕)、大きな爆発が2回あり、14人が死亡した。また、空港での爆発から約1時間後、欧州連合(EU)本部に近いブリュッセルの地下鉄マルベーク駅でも爆発が起き、20人が死亡した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は22日、IS系の通信社に犯行声明を出した。
ベルギーの検察当局は23日記者会見し、同時テロの実行犯が計4人だったことを明らかにした。うち2人はブリュッセル在住の兄弟で、兄のブラヒム・バクラウィ容疑者が空港で、弟のハリド・バクラウィ容疑者が地下鉄で自爆した。空港でもう1人が自爆し、残る1人は逃走中。また、日本人男性2人が負傷し、うち1人は意識不明の重体。(数字などはいずれも24日現在)
「iPhone SE」31日から発売
米アップルは21日、画面サイズが4インチ(約10センチ)の新型スマートフォン「iPhone SE」を31日から日米などで発売すると発表した。高精細なカメラや、最新の演算装置を搭載し、価格を引き下げたことが特徴で、中国など新興国市場の需要掘り起こしを狙う。24日から予約を受け付ける。
SEの画面サイズは、「6シリーズ」のラインアップ(4.7インチと5.5インチの2種)より小さい。「5s」と同じ画面サイズで、「5s」の後継機種となる。日本での販売価格は5万2800円(税別)から。現行「6sシリーズ」(8万6800円から)よりも大幅に安くなる。
おいしい「いわき」を召し上がれ! 都内でセミナー
福島県いわき市のいわき市見せる課が16日、都内で、いわき市の農産物を使った料理を通じて、農業の現状を伝えるセミナーを開いた。イベントには、いわきの野菜生産者のほか、会場となったラ・ターナ・ディ・バッコの直井一寛シェフらが出席した。
イベントでは、直井シェフがいわきの食材を使ったコラボメニューの試食も。サンシャイントマト、親バカトマト、いわきゴールドしいたけ、いわきエリンギ、こだわりなめこなどのきのこ類、いわき産コシヒカリ、キャベツや大根、人参、葉ねぎ、いわきいちごなどを使い、前菜からデザートまでのコースの構成。参加者は、イタリアンの手法によって、さらにおいしさを引き出されたいわきの恵みに舌鼓を打った。
いわき産農作物やいわきの農業の現状の報告も行われた。首都圏に向けて多くの農産物を生産するいわき市は、東日本大震災とそれにともなう原発事故の影響で、多大な影響を受けた。いわきでは、2011年10月に「いわき見える化プロジェクト」を始動させ、安全モニタリング検査の結果などをウェブサイトを通じて公開しているほか、「いわき野菜アンバサダー」の活動など、いわき野菜の魅力を積極的にPRしている。
セミナーでは、いわき市の生産者に対して行われたアンケートによると、現在のひと月当たりの農業による収入は、震災直前を100とした場合、85.3%だという。
いわき市農林水産部の高木忠行次長は、「いわき野菜のおいしさを発信していきたい」と、意気込んだ。
ふるさと名品オブ・ザ・イヤー、3名品に地方創生賞
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」地方創成賞の授賞式が15日、内閣府講堂で行われ、3名品が選ばれた。地方創生賞・ヒト部門では『米・雑穀のみちのく農業研究所』の長濱氏、同モノ部門では『イチゴスパークリングワインミガキイチゴ・ムスー』、同コト部門は『おやさいクレヨン』だった。
審査にも参加した石破茂地方創生担当大臣は「(ノミネート品目の向こうに)どれだけの笑顔があるかしらと思いながら点数を付けました。米もワインも、クレヨンも、それぞれに大きな笑顔があります」と感想を述べ、「日本人が感動するもの、日本人を笑顔にするものは、世界も笑顔にする」と期待を寄せた。
古田秘馬実行委員長は、「これから引っ張っていく名品を選んだ」とし、「(受賞は)ゴールではなく、スタート」と受賞品目のさらなる飛躍を願った。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」は、地域の素晴らしさを外へ直接伝えようと各地で展開されている取り組みを、より広く知ってもらうことを目的に創設された表彰制度。雑誌や新聞、旅行事業者など地域の名品を取り扱う企業や組織がサポーターとなり、実施された。
他受賞品目などは公式サイト( http://furusatomeihin.jp/ )で。
KEY WORD で見るニュース<2016.2.19〜2016.3.10>ペヨング ソースやきそば、アダムズ方式、保育園落ちた日本死ね!、受信料長州力
ペヨング ソースやきそば
ペヤングの「まるか食品」が3月14日に東北、関東、静岡、甲信越、中京、北陸で、3月28日に関西、中四国、山陰、九州で発売する新商品。麺の量を減らした姉妹品のよう。同社サイトの商品説明には「ペヨング ソースやきそば? 気になる本家との味の違いは食べてみてのお楽しみ!」と書かれている。
アダムズ方式
都道府県など一定の地域の人口に基づき、それぞれに何議席配分するかを決める計算方式の一つ。米国の第6代大統領を務めたアダムズ氏が提唱したとされる。衆院議長の諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」の答申の中に盛り込まれた。野党は答申に賛同している。難色を示していた自民党は公明党が導入方針を明確にするよう強く求めていることから平成32年の国勢調査に基づき導入する方針を固めた。
保育園落ちた日本死ね!
子どもを保育園に入れられなかった母親によって2月15日に書かれたとされるはてな匿名ブログのタイトル。ネットで拡散し、テレビが取り上げたことで大きな話題となった。2月29日の衆院予算委員会で民主党の山尾志桜里議員が内容を紹介し、一気に国政レベルの話に飛躍。これをきっかけに待機児童解消を求めてインターネットで2万7682人分の署名が集まり、“保活”中の母親らが9日、塩崎恭久厚生労働相に署名を提出した。
受信料長州力
NHKが開設を計画していた、若者に受信料制度の理解を深めてもらうことを目的とした、プロレスラーの長州力が案内役を務めるサイト。NHK広報局のツイッターが4日、「視聴者の皆さまから様々なご意見を頂き、私どもの意図を正しくお伝えすることが難しいと考え、開設を中止しました」と発表した。長州と徴収をひっかけたもののようだが、プロレスファン以外のの怒りを買い、かちくらわされた格好?
仮想通貨
政府は4日、「ビットコイン」などインターネット上の仮想通貨に対する初の法規制案を閣議決定した。仮想通貨に「貨幣の機能」を認め、取引所を登録制とし監督強化することなどを盛り込んだ。仮想通貨をめぐっては、世界大手取引所の経営破綻などを機に、利用者保護などのルール作りが求められており、政府は規制を通じて、仮想通貨の健全な利用拡大を目指す。
今週の一言<2016.2.19〜2016.3.10>
資金管理団体をめぐる業務上横領事件で政治資金の一部を個人的な使途に流用した疑いが指摘されている田母神俊雄氏「冤罪みたいなものだと思っている」(8日)、選対本部長を務めていた水島総氏「事務長は『みんなに謝礼を配りたい』と言ってきて、私にも400万円を渡そうとしたが断った」
→さてどっちがホントのことを言っているのか…。
民主党の野田前首相が野党勢力の結集について「一番足を引っ張った(小沢)元代表さえ来なければ、あとは全部、私はのみ込もうと思っている」(3日、「連合」の集会での挨拶で)、対して小沢一郎は「野党団結にどれほど国民が期待しているかを考えると、そういうレベルの話をしているときではない」(8日の記者会見で)
→結集しなきゃ勝負にならないだろうが。
2020年東京五輪・パラリンピック大会 組織委員会の森喜朗会長が新国立競技場の聖火台設置をめぐる問題で「一番悪いのは馳浩(文科相)です。文部科学省です」(5日)
→馳じゃないだろうよ。
維新の党の江田憲司前代表「『みんなの党』や『結いの党』のような“キラキラネーム”ではなく、政治理念や政治信条を化体した本格的な名前にしていかなければならない」(2月27日、党会合で)
→で、どうなるかな。
日本銀行の黒田東彦総裁「個人の預金金利がマイナスになることはないと思う」(朝日新聞の単独インタビューで)
→思う?
元兵庫県議、野々村竜太郎被告の弁護団が「記憶障害」の診断書を証拠請求しなかったことについて「法廷がすべて。想像にお任せします」(2月22日の公判終了後)
→じゃ想像するぞ。
JRA16年ぶり女性ジョッキー
日本中央競馬界(JRA)では16年ぶりの女性ジョッキーとなる藤田菜七子(18)が5日、中山競馬場でJRAデビューを飾った。藤田はこれに先駆け、3日の川崎競馬で騎手デビューを果たしている。
川崎では6レースに騎乗し、初騎乗の1Rこそ9頭立ての8着に終わったが、5Rでは頭差の2着と初連対。5日は2Rでは3番人気のネイチャーポイントに騎乗し、最後の直線で怒涛の追い上げを見せ2着に入線した。この日はこの1鞍。6日は2レースに騎乗し9、11着だった。
シャラポワ禁止薬物服用
女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(28)=ロシア=が7日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのホテルで記者会見し、1月の全豪オープンのドーピング検査で、禁止薬物の陽性反応が出たことを明らかにした。
陽性反応が出たのはメルドニウムという薬物。シャラポワは2006年以降、医師に処方され服用していたことを認めたが、「この薬が今年(1月)から禁止薬物に指定されたことを知らなかった」と釈明した。引退は否定した。
「嫌われ者」同士の戦い?
米大統領選の民主、共和両党の候補指名争いで予備選や党員集会が集中する「スーパーチューズデー」(3月1日)で、11州で候補者選びを実施。共和党は不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が7州で勝利、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が7州で勝利した。その後も予備選は続き、8日の時点で共和党はトランプ氏が446人、クルーズ氏が347人獲得。民主党はクリントン氏が1220人、サンダース氏が571人獲得している。
11月8日投票の大統領選はクリントン氏対トランプ氏の対決となる可能性が高まっているが、両氏は高支持率の一方で「嫌われ度」も高く、両氏が対決すれば、「嫌われ者」同士の戦いとなる。
辺野古訴訟で国と県が和解
安倍晋三首相は4日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が示した埋め立て工事の中止を含む和解案の受け入れを決定し、沖縄県も受け入れ和解が成立した。
和解案では、県が国を相手取って別途起こす訴訟の判決確定まで問題解決に向けた協議を行い、同判決後は判決内容に従って双方が手続きすることを確約するとしている。