7月4日に東京都議会議員選挙が投開票される。6月25日に告示され、9日間の長いようで短い選挙戦が展開される。新型コロナウイルス感染症に振り回されてきた感のある東京、いや日本。今回の選挙は都政はもちろん、今年秋までに行われる総選挙を左右する重要な選挙となる。
ニュースカテゴリーの記事一覧
フェザー級王者・斎藤裕が朝倉未来を破ったクレベル・コイケと防衛戦へ【RIZIN.28】
ケラモフに2-1の判定で薄氷の勝利
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)でフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が王座戴冠後の初戦でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)とスペシャルワンマッチで対戦した。
斎藤は昨年8月にRIZIN初参戦を果たし、摩嶋一整にTKO勝ちを収めると11月には朝倉未来と初代フェザー級王者の座をかけて対戦。激闘の末、3-0の判定勝ちを収め修斗の世界王者の実力を見せつけた。
ケラモフはこの日、ライト級タイトル戦に臨むトフィック・ムサエフと同門のファイター。昨年2月にRIZINに初参戦しカイル・アグォンに判定勝ちを収め、今回はそれ以来の参戦となる。
1R開始早々にケラモフが斎藤の蹴りにニータップでテイクダウンを奪う。グラウンドで上を取るケラモフだが、斎藤はロープににじり寄り立ち上がる。ともにヒザを打ち合い、スタンドに。そして2人のパンチが交錯し、組み合いからケラモフは小手投げを見舞うと、斎藤はロープの間から場外に転落。この一連の攻防の中で斎藤は右まぶたをカットし、ドクターチェックが入る。
斎藤は試合後の会見ではこのシーンについて「バッティングだったと思う」と語っている。
再開後、ケラモフは右フックからローキックを放つが、これはローブローとなり再度中断。
那須川天心と3分間渡り合った大﨑孔稀が皇治との対戦アピール【RIZIN.28】
前々日のインタビューで「皇治選手を参考に」と那須川戦に臨む
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)で行われた那須川天心(TARGET/Cygames)が3人の選手と1Rずつ対戦する変則マッチ「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」に出場した大﨑孔稀(OISHI GYM)が改めて皇治(TEAM ONE)との対戦をアピールした。
大﨑は前々日に行われたインタビューで那須川戦に臨むにあたり、昨年、那須川と対戦し3R戦った末、判定負けした皇治の名を出し「3分3R、最後まで立っていて、それで称賛の声がたくさんあった。それを参考にして、3分間倒れないで、しっかり立ち続け、打ち続けたい」と語ったうえで「将来、皇治選手と戦いたい」とも続けていた。
試合ではその言葉通り、那須川のパンチを被弾してもひるむことなくパンチを打ち返したうえで、3分間戦い切った。
試合後の会見では那須川戦については「僕は倒すつもりで勝ちにいっていたんで、判定はなかったですけど、負けたなっていう気持ち。めちゃくちゃ悔しかったです」などと試合を振り返った。
バンタム級トーナメント優勝候補の井上直樹が石渡伸太郎をサッカーボールキックでTKO。難敵下し優勝宣言【RIZIN.28】
バンタム級トーナメントの1回戦4試合を開催
総合格闘技の試合としては2003年11月の「PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦」以来18年ぶり、格闘技の試合としては2006年12月のK-1以来、14年半ぶりの大会となる「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)で「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、東京ラウンドの4試合が行われた。
トーナメントで屈指の一番となった石渡伸太郎(CAVE)と井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)の一戦は井上が1R1分58秒、TKOで勝利を収めた。
1R、井上が左ローを石渡の前足に当てていく。石渡も右ロー。そして石渡がパンチを振って前に出る。井上は左ローからコーナーに詰めるが、石渡は右ストレートをカウンターでヒット。井上がぐらつくと、勝負どころとみた石渡は前に出るが、井上は右フックで迎撃。なおも右のショートを続けると石渡は一気にぐらつきダウン。井上が追撃のサッカーボールキックでとどめを刺して、KO勝ちを収めた。
クレベル・コイケが朝倉未来を失神させて一本勝ち。朝倉は試合後「引退」口にする【RIZIN.28】
2R1分51秒、三角絞め
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われたスペシャルワンマッチで朝倉未来(トライフォース赤坂)とクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が対戦し、クレベルが2R1分51秒、三角絞めで朝倉を失神させ一本勝ちを収めた。
朝倉は昨年11月に行われたフェザー級王座決定戦で斎藤裕に敗れ、王座獲得はならず。大晦日には弥益ドミネーター聡志を相手にKO勝ちを収めすぐに再起を果たし、今回はそれに続く試合。
クレベルは元KSWフェザー級、元REBEL FCフェザー級の王者。RIZINには昨年大晦日に初参戦し、カイル・アグォンに1Rにフロントチョークを極めて一本勝ち。3月には摩嶋一整に三角絞めで2Rに一本勝ちし、フェザー級のトップクラスの実力を証明。
この2人の試合については今大会に出場するフェザー級王者の斎藤裕が「勝ったほうとやることになる」と語っており、事実上、次期挑戦者決定戦の意味合いもあるカードとなった。
那須川天心が3人相手の変則マッチを戦い切り改めてボクシング転向への思いを語る【RIZIN.28】
当日発表の「X」は所英男
総合格闘技の試合としては2003年11月の「PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦」以来18年ぶり、格闘技の試合としては2006年12月のK-1以来、14年半ぶりの大会となる「RIZIN.28」が6月13日、東京・東京ドームで行われた。
そのセミファイナルでは那須川天心(TARGET/Cygames)が3人の選手と1Rずつ対戦する変則マッチ「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」に出場した。
那須川は当初は通常の1vs1の試合を行う予定だったが対戦相手が折り合わず断念。その後「誰もやっていないことを」とこの3選手と1Rずつ戦う変則マッチを行うこととなった。
那須川と対戦するのは大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)。そして当日発表の「X」は所英男だった。
ルールは契約体重は那須川と大﨑は62.0kgで8オンスのグローブを使用、HIROYAは75.0kgでグローブハンデで10オンスのグローブを使用する。試合は3分3Rで行い、1ラウンドごとに那須川の相手は交代。インターバルは1分以上となる。
ホベルト・サトシ・ソウザがムサエフに三角絞めで一本勝ち「お父さん、できたよ」【RIZIN.28】
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)で行われた「ライト級タイトルマッチ」でトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)とホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が初代王者の座をかけて対戦した。サトシが1Rに三角絞めで勝利を収め、初代王者に輝いた。
ムサエフは2019年に行われた「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント」で優勝して以来、約1年半ぶりの参戦となる。対するサトシはRIZIN初参戦から北岡悟、廣田瑞人というライト級の実力者を撃破。ムサエフが優勝したトーナメントに出場し、1回戦でジョニー・ケースに敗れたが、その後、矢地祐介、徳留一樹を破り復活。今回のタイトルマッチにこぎつけた。
サトシは開始からしつこくタックルを仕掛ける。切るムサエフだったが、サトシはなおも仕掛け、背中に乗りかけるが、ムサエフは許さない。ならばとサトシはすかさずグラウンドに引き込むとガードに入れ、すぐに三角絞めの体勢に。ムサエフは一度は伸びかけた左腕を戻したものの、サトシがなおも絞め上げると、ムサエフはたまらずタップした。
朝倉海が豪快なパウンド連打で渡部修斗にTKO勝ち「絶対優勝する」と宣言【RIZIN.28】
前フェザー級王者の朝倉海(トライフォース赤坂)は渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)と対戦し、1R3分22秒、パウンドによるTKO勝利を収めた。
試合後のリングで「絶対優勝する」とV宣言を放った。
試合は序盤から渡部が徹底的にタックルを仕掛け、グラウンドの攻防を狙う。朝倉はそれを切って、グラウンドでコントロールして、渡部の頭部にヒザを当てていく。離れてスタンドの攻防になると渡部は組み付いて押し込み、朝倉にヒザをつかせる。
グラウンドを制した弥益がMMA初挑戦のベイノアを返り討ち【RIZIN.28】
1Rはスタンドの攻防
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)でRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)がMMAデビュー戦に臨み、前DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦するも1-2の判定で敗れた。
1Rは互いに距離を探り合う展開から、ベイノアが強烈な左インローを放っていく。弥益も左右のフックで反撃。
弥益はいきなりシッティング。そして手を合わせグラウンドの展開をお願いするも、もちろんベイノアは付き合わず。
スタンドに戻り、弥益がタックルにいくが、ベイノアは切ると、スタンドの攻防で右ストレートをヒットさせ弥益は尻もち。ベイノアはすかさずサッカーボールキックを狙うが、寸でのところでかわす弥益。
弥益は組み付きに行くが、ベイノアは突き放し、弥益のローにはパンチを合わせていく。ベイノアの左右のフックで弥益は顔が赤くはれ始める。終了間際にタックルにいった弥益だが、ここでゴング。コーナーに戻る弥益の消耗が激しく、試合はベイノアのペース。
小橋マリカがインターナショナル王座獲りに猛アピール【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが6月12日、東京・北沢タウンホールで「スプリングツアー’21~The Bullet~」を開催。同17日の東京・後楽園ホールで、乃蒼ヒカリが持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦する小橋マリカがベルト獲りを猛アピールした。
この日のセミファイナルで、小橋は鈴芽とのタッグで、乃蒼、遠藤有栖組と激突。小橋がチョップ、ドロップキック連発で攻め立てれば、乃蒼もドロップキック、コブラツイストで応戦。さらに2人は激しいエルボーの打ち合いを繰り広げた。最後は小橋が遠藤からフロント・ネックロックでギブアップを奪い前哨戦を制した。
小橋は試合後のマイクで「メッチャ挑発してくんじゃん! 楽しみになってきた。後楽園までもう1週間もないけど、小橋マリカはもっともっとギャル力に磨きをかけるから! みんなも私と一緒にギャルになって、後楽園に。みんながギャルになれるバイブスの欠片みたいなの絶対持ってるから、それを磨き上げて、後楽園に来てください」とアピールした。
山下実優&伊藤麻希が6・17後楽園でのプリンセスタッグ王座獲りに向け弾み【東京女子プロレス】
山下「タッグのベルトを絶対に獲りたい!」、伊藤「どっちも強いから、絶対大丈夫!」
東京女子プロレスが6月12日、東京・北沢タウンホールで「スプリングツアー’21~The Bullet~」を開催。同17日の東京・後楽園ホールで、NEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が保持するプリンセスタッグ王座に挑む山下実優、伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が王座獲りに向け弾みをつけた。
この日のメインイベントで角田奈穂、らく組と対戦した「121000000」は序盤、らくの独特のペースに引き込まれたものの形勢逆転。10分過ぎ、山下がらくに串刺し式のハイキック、伊藤が飛びつきDDTを決めた。これはカットされたが、伊藤が角田を逆エビ固めで絞り上げている間に、山下が孤立したらくにアティテュード・アジャストメントを決めて3カウントを奪取した。
快勝した山下は「私はこのシングルのベルトを防衛して、シングルのチャンピオンだけど、やっぱり伊藤とタッグのベルトを絶対に獲りたい! 伊藤が大好きだから」とマイク。笑みを浮かべた伊藤は「そこまで言われると清々しいな! 伊藤も嫌いじゃないな、オマエのこと。獲れるよ、絶対に! 伊藤たちはどっちも強いから、絶対大丈夫!」と王座奪取に自信を見せた。

