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高梨がムエタイの強豪相手に薄氷の初防衛【10・13 K-1 KRUSH】

2019.10.14 Vol.Web Original

挑戦者は17歳にして73戦の難敵

「K-1 KRUSH FIGHT.106」(10月13日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級タイトルマッチ」で高梨knuckle美穂が初防衛戦に臨んだ。

 挑戦者のパヤーフォン・アユタヤファイトジムは17歳にして73戦60勝(9KO)12敗1分の戦績を誇り、日本でもLittle Tiger、COMACHIに勝利を収めている強豪。COMACHIとは「WPMF世界女子ピン級王座決定戦」で対戦し、判定勝ちを収め王座を獲得している。

 パヤーフォンは1Rから左右のミドルの連打からパンチの連打で高梨をコーナーに追い込むなど積極的に仕掛けていく。

 面食らった高梨だったが持ち前の重いパンチで反撃。しかしパヤーフォンの独特のミドルに手を焼き、パヤーフォンにペースを握られてしまう。

ライトヘビー級王者ンサンがヘビー級王者ベラを2RKOで下し王座を防衛【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

パワーの差をテクニックと根性で凌駕

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)のメーンで行われた「ライトヘビー級タイトルマッチ」で王者アウンラ・ンサンにヘビー級王者のブランドン・ベラが挑戦。ンサンが2RKO勝ちで王座を防衛した。

 1Rからベラが重い左ミドルと首相撲からのヒザでンサンを追い込んでいくが、ンサンはローで下から崩しに行く。

 パンチの打ち合いになっても一歩も引かないンサン。ベラの連打にヒヤリとする場面もあったが、パンチを打ち返し、ペースは握らせない。

 2Rにはンサンがバランスを崩し倒れた場面もあったが、ベラは追わず、スタンドでの決着を要求する。

フェルナンデスがベリンゴン破りバンタム級王座防衛【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

スリーパーホールドで一本勝ち

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で行われた「ONEバンタム級タイトルマッチ」でビビアーノ・フェルナンデスがケビン・ベリンゴンを破り防衛を果たした。

 フェルナンデスとベリンゴンは4度目の対決となる。1勝1敗で迎えた今年3月の対戦はベリンゴンの後頭部へのヒジ打ちによる反則裁定。今回は決着戦ともいえる一戦となった。

 1R、フェルナンデスがパンチのフェイントから鮮やかなタックルを決めテイクダウンに成功。ケージ際で上を取ってハーフガードからこつこつとパンチを当てていく。

 2Rもフェルナンデスが片足タックルでケージにベリンゴンを押し付け、引き倒してテイクダウンに成功。ハーフポジションを取る。

 ここからバックを取って背に乗ると4の字ロックをがっちりと極め体を裏返し、スリーパーの体勢に。一気に絞め上げるとベリンゴンはたまらずタップ。

 フェルナンデスが王座防衛を果たした。

修斗vsパンクラス 王者同士の対抗戦は2勝2敗【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

ライト級の久米が判定勝ちでパンクラス先勝

 ONE Championshipの2回目の日本大会「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で「修斗vsパンクラス 全面対抗戦」が行われ、4階級の王者対決が実現した。

 今回行われたのはライト級の松本光史vs久米鷹介、ウェルター級のエルナニ・ペルペトゥオvs手塚裕之、バンタム級の佐藤将光vsハファエル・シウバ、ストロー級の猿田洋祐Vvs北方大地。

 ライト級ではパンクラスの久米が松本を判定で下した。

 試合はグラウンドでの攻防がメインとなる。1Rは終盤にグラウンドで久米がバックを制してスリーパーを狙うが、松本は腕を取って防御。久米は続いて左腕を取って腕十字を狙うがここも松本がしのいでゴング。

 2Rになると松本が反撃。バックを奪い、逆にスリーパーを狙う。久米はしのぎながら、背中越しのパンチで反撃を見せる。

 松本がペースを取り返したかに思えたが、久米は3Rはタックルからテイクダウンに成功するとヒザを松本の顔面に打ち込んでいく。松本は下から首を抱え防御するが背中を向けてしまい久米がバックを取ってスリーパーを狙う。松本はわきに腕抱えガードも、久米はバックからパンチをコツコツと当て、ヒジも打ち込んでいく。松本が亀になったところで久米が背中に乗る。落とそうとする松本だったが久米は落ちず首を狙いに行く。ここも松本がしのぎ切り、試合終了のゴング。

 判定となったが1、3Rを有利に進めた久米が3-0で勝利を収め、パンクラスが先勝した。

青木真也が約5か月ぶりの復帰戦で秒殺一本勝ち【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

相手に何もさせずダースチョークで一本勝ち

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で前フェザー級王者の青木真也が約5カ月ぶりの再起戦に臨んだ。

 青木は今年3月の日本大会でエドワルド・フォラヤンを破り王座に返り咲いたものの、5月の防衛戦でクリスチャン・リーに敗れ、王座陥落。それ以来の試合となった。

 対戦相手はフェザー級から階級を上げてきたホノリオ・バナリオ。かつて日本の大石幸史ともタイトルをかけて戦ったことがある選手。

 1Rのゴングが鳴ると青木がすぐに組み付き、ケージに押し込むと足技でテイクダウンにいくがバナリオはケージを背に耐え、テイクダウンを許さない。しかし青木はなおもすくい投げ気味にバナリオのバランスを崩しテイクダウンに成功するとダースチョークで1R54秒、秒殺勝ちした。

パワハラ認定の湘南監督が退任

2019.10.13 Vol.723

 Jリーグは10月4日、J1湘南の曺貴裁(チョウ・キジェ)監督(50)のパワハラ行為を複数認定し、5試合の公式戦資格停止と譴責処分を科した。認識しながら改善を怠ったとして湘南には制裁金200万円と譴責処分を下した。

 7月に日本サッカー協会の「暴力等根絶相談窓口」に匿名で通報があり、リーグが弁護士による調査チームを立ち上げ関係者約60人へ事実確認していた。クラブにおけるパワハラ行為をリーグ主導で調査し、裁定を下した初のケース。

 報告書によると、曺監督はボール拾いなどを行っていたスタッフに「お前の代わりなんていくらでもいる」と強い口調で叱責したり、コーチの胸ぐらをつかんで壁に押し付けたりした。

 曺監督は疑惑発覚後の8月13日から指導を控え、5試合の指揮を自粛。湘南は8日、曺監督の退任を発表した。

金田正一さん(日本唯一の400勝投手)【今月の“人”】

2019.10.13 Vol.723

 日本のプロ野球で歴代最多の400勝を挙げた金田正一さんが10月6日午前4時38分、急性胆管炎による敗血症のため東京都内の病院で死去。86歳だった。

 金田さんは1950年、高校3年の夏の甲子園の県予選敗退後に愛知・享栄商高(現享栄高)を中退し国鉄(現ヤクルト)に入団。8月デビューながら、この年、8勝を挙げた。そして2年目から14年連続20勝以上をマーク。1965年に「10年選手制度」(現在のFA制度の前身)で巨人に移籍。通算400勝を達成し、1969年シーズンでユニホームを脱いだ。

 その後、1973〜78年にロッテの監督を務め1974年にリーグ優勝と日本シリーズ制覇を達成。1990年から2シーズン再びロッテの指揮を取った。

 今でこそパ・リーグも多くの観客を集めるようになったが、金田さんがロッテの監督を務めていた当時はセ・リーグに人気の面では大きく水をあけられていた。

 そんな中、金田さんは試合前、必ずベンチ前に現れて「やったるでぇ〜」と叫んでお客さんを巻き込み球場を盛り上げ、時には乱闘も辞さない立ち回りで人気を博した。

大人気SUVが刷新!メルセデス・ベンツの新型「GLC」「GLCクーペ」発表

2019.10.13 Vol.723

 SUV派を中心に高い人気を誇り、昨年度にはメルセデス・ベンツブランドのSUVの中で最多の販売台数を記録したプレミアムミドルサイズSUV「GLC」、SUVクーペ「GLCクーペ」が内外装を一新。最新システムの数々を搭載し新登場!

ポイント還元75%の店舗未対応「消費税」

2019.10.13 Vol.723

【NEWS HEADLINE】2019.9.6〜10.10<PHOTO OF THE MONTH>
 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

DeNA筒香が大リーグ挑戦へ

2019.10.13 Vol.723

 DeNAの筒香嘉智外野手(27)が今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する。同システムでの米球界移籍が成立すれば、球団初になる。10月7日に球団側が容認することを発表した。会見した三原一晃球団代表は、レギュラーシーズン終了後に本人に容認する方針を伝えたといい、「じっくり話して、小さい頃からの夢をかなえてあげたい」と説明した。

 筒香は昨年11月、契約更改後に行った会見で「小さい頃からの夢であるメジャーでプレーしたいとの思いを球団へ伝えた」と、米大リーグに挑戦したい意向を表明。この日の試合後には、「OKをいただけたのは感謝の気持ちしかない」と話した。

美憂を破ったハム・ソヒ「試合をしてうれしかったけど寂しかった」【10・12 RIZIN.19】

2019.10.13 Vol.Web Original

浜崎への挑戦権をかけた一戦でTKO勝ち

「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたスペシャルワンマッチでROAD FC女子アトム級王者のハム・ソヒと山本美憂が対戦。2R4分42秒、TKOでソヒが勝利を収め、現RIZIN女子スーパー・アトム級王者・浜崎朱加への次期挑戦権を獲得した。

 試合は美憂のタックルを攻略したソヒが最後はグラウンドで美憂をコントロールし、鉄槌の連打で2RにTKO勝ちを収めた。

 試合後のリングでソヒは「今日の試合は、うれしいけど、寂しいです。美憂選手と試合をすることになりワクワクしたけど、試合をしてうれしかったけど寂しかった」などと神妙な表情で語った。

 試合後の会見でも「勝ってうれしい部分もありますがちょっと寂しい感じがします。試合する前から強いすごい選手だと思っていたけれども、実際に試合してみて、考えていたより強くてすごい選手だと思いました」と試合を振り返りつつ「寂しい」という言葉を口にした。

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