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殺人者の息子に生まれた25年の壮絶人生『人殺しの息子と呼ばれて』

2018.09.18 Vol.710

「北九州連続監禁殺人事件」は、史上類を見ないほどの残虐な犯罪だったため、当時報道規制がかけられていた。本ではその一部に触れられているが、聞くにたえないほど凄惨な事件だった事が分かる。その事件の主犯である父(2011年死刑が確定)と実行犯である母(無期懲役)の間に長男として生まれた男性は2017年、同事件を取り上げたフジテレビの番組プロデューサー・張江氏に、抗議の電話を掛けた。事件が取り上げられるたびに蒸し返され、ネット上でさらされ叩かれるという。しかし、その抗議を真正面から受け止め、何度もじっくりと話を聞いてくれた張江氏に、彼は徐々に心を開いていく。

 そして、ついに「ザ・ノンフィクション」に出演、インタビューに応じた。その番組に追加取材を加えたものを書籍化したのが同書である。彼のインタビューは、顔こそは出さないものの、音声を変えないで出演した事も含め、放送されるや大きな反響を呼び、その勇気に多くの称賛が贈られた。その人生は想像以上に壮絶だ。“人殺しの息子”として歩んできた人生はこれからも続くかも知れない。両親の血が流れている事にゾッとする事もあるという。しかし彼は言う。「これまで生きてきた時間より、これからの人生のほうが長い」と。その人生がそれまでに味わった苦しみや悲しみ以上の喜びや楽しさに包まれたものになるよう祈りたい。

アジア大会・スケートボード -邂逅-【プロの瞬撮】

2018.09.18 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

夏帆と東出昌大は「昭和が似合う」! 現代パートの黒木華、野村周平と称え合う

2018.09.17 Vol.Web original

 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の完成披露試写会が17日、行われ、出演の黒木華、野村周平、成田凌、夏帆、東出昌大と三島有紀子監督が登壇した。

 原作は、シリーズ累計640万部を超える三上延のベストセラー小説。黒木演じる古書店の女主人・栞子(しおりこ)と、亡き祖母の本を持ち込んだことをきっかけに店で働くことになった青年・大輔が、太宰治の希少本をめぐり事件に巻き込まれ、そのなかで大輔の祖母の、50年前の秘密が明かされていくという物語。

 撮影中、現代パートの黒木らと過去パートの東出、夏帆はほとんど会うことがなかったといい、完成した作品を見て互いのパートを絶賛。野村は「過去パートが素晴らしすぎて、こちらが本筋なのではと思うくらい良かった。(夏帆と東出は)昭和の似合うお2人で…ほめているのかいないのか分からないですが(笑)」。成田は「僕は過去パートにすごく好きなシーンがあって、その1シーンを見るためだけでも1800円払う価値がある。僕も、もう一度映画館に見に行きます」と断言。

ブロック・レスナー乱入でレインズvsストローマンは無効試合【9・16 WWE】

2018.09.17 Vol.Web Original

シールドとジグラー&マッキンタイアが乱入
 WWEの「ヘル・イン・ア・セル」(米国現地時間9月16日、テキサス州サンアントニオ)のメインイベントで、ローマン・レインズとブラウン・ストローマンのユニバーサル王座を賭けたヘル・イン・ア・セル戦が行われた。

 パワーファイター同士の一戦は序盤からヒートアップ。ストローマンがスチール階段でレインズを痛めつけてランニングパワースラムを決めると、レインズもスーパーマンパンチ2発からスピアーでストローマンをテーブルに叩きつけて反撃。両者KO状態となったところにストローマンと共闘するドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアが現れると、シールドのセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズも駆けつけて金網の天井で乱闘に発展。金網を降りようとするジグラーと追いかけるロリンズが解説席に落下してしまう。

ロンダ・ラウジーがアレクサ・ブリス破りロウ女子王座防衛【9・16 WWE】

2018.09.17 Vol.Web Original

脇腹負傷で苦戦も最後は必殺のアームバー
 WWEの「ヘル・イン・ア・セル」(米国現地時間9月16日、テキサス州サンアントニオ)でロンダ・ラウジーがロウ女子王座を賭けてアレクサ・ブリスと対戦し、アームバーで勝利を収め王座防衛に成功した。

 前哨戦での脇腹負傷を抱えるロンダはアレクサに苦戦を強いられる。ロンダがアームバーを狙えば、アレクサのセコンド、ミッキー・ジェームスとアリシア・フォックスが介入。さらにアレクサにはダブルニーやサブミッションで脇腹を集中攻撃された。しかし、アレクサがロンダの髪を引っ張って侮辱すると、これに怒りを爆発させたロンダは自らの身体を叩いて気合を入れ直すと、アレクサを捕まえて変形サモアンドロップ。最後は必殺のアームバーでアレクサからタップを奪った。

疑惑の判定でAJスタイルズvsサモア・ジョーが10・6再戦へ【9・16 WWE】

2018.09.17 Vol.Web Original

決着は「スーパー・ショーダウン」に持ち越し
 WWEの「ヘル・イン・ア・セル」(米国現地時間9月16日、テキサス州サンアントニオ)でWWE王者のAJスタイルズがサモア・ジョーを相手に防衛戦に臨み、辛くも勝利を収めた。

 ジョーの度重なる家族への挑発に感情的になっていたAJスタイルズはゴングと同時に殴りかかるも、体格に勝るジョーはビッグブーツや串刺しランニングニーを繰り出して迎撃。AJはフェノメノンDDTや巨体のジョーを持ち上げたトーチャーラックボムからの450°スプラッシュを繰り出すも決定打とはならない。

メイウェザーがパッキャオとの再戦について「あるかもしれない」と肩透かし

2018.09.17 Vol.Web Original

TMT TOKYO設立し日本でビジネス展開
 プロボクシングの5階級王者、フロイド・メイウェザー・ジュニアが9月17日、都内で会見を開き、マニー・パッキャオとの再戦について言及した。

 メイウェザーは今回、お台場で開催中のEDMのフェスティバル「ULTRA JAPAN」への参加とTMT TOKYOの立ち上げについての話し合いのために来日した。

 TMT(THE MONEY TEAM)はメイウェザーがプロデュースするブランド。今回、TMT TOKYOを発足し、今後、日本とアジアでさまざまな分野でビジネス展開をしていくもよう。会見にはダレノガレ明美らが所属する芸能プロダクション「LIBERA」、「TMT TOKYO」の関係者が登壇。Mayweather HoldingsとTMT TOKYO、 LIBERAがパートナー契約を交わし、メイウェザー氏の日本でのマネジメントをLIBERAが行うことが発表された。

安室奈美恵が引退、地元沖縄でラストライブと花火でお別れ

2018.09.17 Vol.Web Original



 アーティストの安室奈美恵が9月16日、引退の日を迎えた。90年代から現在に至るまで女性たちのアイコンとして走り続けてきた“平成の歌姫”のフィナーレには、ファンはもちろんメディアも注目。さまざまな角度から話題が届けられた。

 引退の日、そしてその前日、安室の生まれ故郷である沖縄はにぎやかだった。彼女のラストを飾るイベント「We ♥ NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン」が15、16日の2日間、沖縄県・宜野湾海浜公園で開催された。

 15日に、沖縄コンベンションセンター展示棟で行われた前夜祭では、安室はもちろん、平井堅、BEGIN、MONGOL800らが、3500人のファンの前で2時間30分に渡ってパフォーマンス。それぞれの出演アーティストは、オリジナル楽曲のほか安室の曲をカバー。平井は「WANT ME, WANT ME」、MONGOL800は「TRY ME ~私を信じて~」、BEGINは「Tempest」を歌い、会場を盛り上げた。

【肉体派パフォーマンスが彩る芸術の秋】東京で楽しめる新しいエンタメユニット〜秋の陣

2018.09.17 Vol.710

 日々増大している美しく鍛え上げられた肉体へのあこがれ。「筋肉芸人」はブームというよりも定着し、割れた腹筋、大きな筋肉といった筋肉ワードを使って、鍛え上げられた肉体への渇望を素直に表現する人も多くなった。エンターテインメントにおいても肉体への興味は同じようで、熱い視線が集まっている。

[吉村崇×Violet Eva Special対談]「我々のショーで日本の働き方すら変えてやりますよ!」

2018.09.17 Vol.710

「女性が楽しめるコンテンツが日本の平日には少ない」と語るのは、先に紹介した『Buttefly東京〜ボーイレスクショー〜』のT.YOSHIMURAこと吉村崇(平成ノブシコブシ)と、演出・監修を担うViolet EVA。IR・カジノ誕生へのカウントダウンが始まり、日本のステージパフォーマンスも新たな局面に向かう今、異色のコラボを実現させた二人に、ショー・パフォーマンスの可能性を聞いた。

まだ夏は終わらない!「勝手にサザンDAY〜みんなの熱い胸さわぎ2018〜」

2018.09.16 Vol.710

 これはアツい! 激アツだ!「勝手にサザンDAY〜みんなの熱い胸さわぎ2018〜」はファンみんなで作るサザンの楽曲だけを歌う無料の野外フェスだ。そんなフェスってあり……? と思うのも無理はない。このイベントの始まりが、少し変わっているからだ。

 サザンオールスターズがデビュー40周年のアニバーサリーを迎えるなかで、ファンのバンドへの熱い気持ちはさらに加熱。そして桑田佳祐のアルバム『がらくた』のデザインやアートディレクションを手掛けた千原徹也が発起人・主催者として「サザンのファンで作るサザンのファンのための、サザンを歌うイベントをしたい!!」と具体的に動き出したのだ。イベント制作にかかる費用(ステージ制作、イベント運営費、会場費など)はクラウドファンディングで集めている。募集期間内に目標金額を達成できなかった場合でも、イベントは行われることになっている。

 イベントには、安藤裕子、おとぎ話(ボーカルの有馬和樹とギターの牛尾健太)、かせきさいだぁ、小西康陽、DJダイノジの大谷ノブ彦、フレンズ、浜崎貴司、フレンズ、LUCKY TAPES、DJやついいちろうらプロジェクトに賛同したアーティストが出演を決めている。

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