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日韓軍事情報協定4年越しで締結

2016.11.25 Vol.679

 日韓両政府は23日、ソウルの韓国国防省で、防衛機密を共有する際の手続きを定めた軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に署名し、協定を締結した。

 核・ミサイル開発を進める北朝鮮に関する情報共有の強化が主な狙い。日本側は韓国軍のイージス艦やヒューミント(人的情報活動)などで得た情報に期待している。韓国側は日本の哨戒機による北朝鮮の潜水艦情報や衛星画像情報を得たい考え。

 同協定は、2012年の署名式当日に韓国側が「国民感情」を理由に手続きを延期し、棚上げ状態が続いていた。

 今回も韓国内では野党や左派勢力が協定に反発。しかし北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を含む核・ミサイル開発を進めるなか、陸軍中心の韓国軍は潜水艦を警戒監視、追尾する哨戒能力の整備が遅れており、「日本との情報共有は北の潜水艦活動の情報収集に役立つ」(韓国国防省)との期待が協定締結を後押しした格好。

福島県沖でM7.4の地震

2016.11.25 Vol.679

 福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.4の地震が22日午前5時59分ごろ発生。福島、茨城、栃木の3県で震度5弱を観測した。この地震の影響で福島第2原発3号機の燃料貯蔵プールの冷却が一時的に停止した。東電は福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者が記者会見を開き「みなさんにご心配をお掛けし申し訳ありません」と陳謝した。

 ネット上では14日の「スーパームーン」と結び付ける書き込みが広がったが気象庁は否定している。

12月に長門で北方領土交渉

2016.11.25 Vol.679

 安倍晋三首相は19日午後(日本時間20日午前)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれているペルーの首都リマで、ロシアのプーチン大統領と会談した。両首脳は、12月15日に山口県長門市で会談し、北方領土問題を含む平和条約締結に関して再び協議することを確認した。併せて、日本側が提示した8項目の対露経済協力プランを具体化させていくことで合意した。

 会談後、首相は同行記者団に「長門会談に向けてよい話し合いができた」と述べた。

都内で史上初!11月中の積雪

2016.11.25 Vol.679

 関東地方の上空に真冬並みの寒気が南下した影響で、関東甲信地方では23日夜から降り出した雨が24日の未明から雪に変わった。
 東京で11月に初雪が観測されるのは1962年以来、54年ぶり。

 また午前11時には積雪を観測。11月中に東京で積雪が観測されるのは史上初めて。
 通勤時間を直撃したこの雪で関東地方では交通機関の乱れが相次ぎ、転倒事故も発生した。

トランプ氏「TPP離脱」表明

2016.11.25 Vol.679

 トランプ次期米大統領は21日、ビデオメッセージを発表し、就任初日に「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱する意思を表明する」と宣言した。トランプ氏が大統領選後にTPP離脱に言及するのは初めて。トランプ氏はメッセージで、「就任初日に起こせる行政府としての行動」を列挙。その1番目としてTPP離脱宣言を挙げた。その上で雇用や産業を米国に取り戻すため、2国間の自由貿易協定を目指すとしている。

 今回、トランプ氏は記者会見などは行わず、動画サイトを通じて国民に直接訴える手段を選んだ。大統領に当選してから約2週間が経過しても、報道陣との記者会見を行わないのは異例の事態。

 また22日には米紙ニューヨーク・タイムズの本社を訪れて同紙のインタビューに応じ、大統領選の民主党候補だったクリントン前国務長官の私用メール問題などで訴追を求めない考えを正式に明らかにした。大統領選で同紙の社説はクリントン氏支持を表明。選挙戦関連の報道でもトランプ氏による過去の「課税逃れ」や「性的嫌がらせ」の疑惑を追及し、トランプ氏から激しく罵倒されていた。

 同紙によると、トランプ氏はこの日、一連の報道に改めて不満を表明する一方、同紙を「尊敬している」と述べ、良好な関係を結びたい意向を示したという。

【今週の一言】2016.11.11〜2016.11.24

2016.11.25 Vol.679

 中日の白井文吾オーナー「今シーズンは大変つらいシーズン」(22日、球団納会で)→誰のせいや?

 高野連の竹中雅彦事務局長が甲子園練習での女子マネジャー練習参加問題について「一番怖いのはけが。十分に対策を取った上でできること」(22日)→女子とか関係ない。鈍い男子もおるやろ。

 安倍晋三首相環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「米国抜きでは意味がない」(21日、ブエノスアイレスでの記者会見)→そうだ! で、どうする?

 国内最強とされる囲碁の人工知能(AI)「DeepZenGo」と対戦し勝利したトップ棋士の趙治勲名誉名人「半年で急速に強くなり驚いている。ミスをするところに人間味を感じる」(23日の終局後)→人間味のあるAIが出てきたらちょっと怖い。

 小池百合子都知事がヒアリングに応じない築地市場移転計画当時の都知事だった石原慎太郎氏について「責任を果たしていただきたい。まあ責任はないというお考えでしょうけど」(11日、定例会見で)→忘れちゃってるかもしれないしな?。もしくはフリとか…。

 米大統領選で敗れたヒラリー・クリントン前国務長官「この1週間の間、ただひたすら面白い本や犬たちと一緒に丸くなって、二度と家から出たくないと思うことが何度かありました」(16日、講演で)→でも講演だから出てきた?

宇多田ヒカルにピコ太郎、紅白歌合戦の出場者発表

2016.11.25 Vol.679

 大みそかに行われるNHK紅白歌合戦の出場者が24日、発表された。

 初出場は、紅白それぞれ5組ずつで10組。紅組は、本格的に再始動した宇多田ヒカルを始め、市川由紀乃、欅坂46、大竹しのぶ、PUFFY。白組は、桐谷健太、KinKi Kids、THE YELLOW MONKEY、RADWIMPS、RADIOFISH。『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』でブレークしたピコ太郎は企画枠で登場予定。

原口が4戦連続弾! 日本が勝ち点10で2位浮上

2016.11.24 Vol.679

 サッカーの「2018年サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会」のアジア最終予選、日本代表vsサウジアラビア代表戦が15日、埼玉・埼玉スタジアム2002で行われ、日本が2?1で勝利を収めた。

 日本は5試合を終え、3勝1敗1分けの勝ち点10。この試合まで無敗でB組トップだったサウジアラビアも3勝1敗1分けで同じく勝ち点10。得失点差でサウジアラビアが1位をキープ。日本は2位に浮上した。2位につけていたオーストラリアはここまで4戦全敗だったタイにまさかのドローで3位に後退した。

 最終予選はこれで半分を消化。日本の次戦は来年3月23日のアウェーでのアラブ首長国連邦(UAE)戦となる。

 この日、日本代表のハリルホジッチ監督はこれまで不動のレギュラーだった、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の3人をスタメンから外し、久保裕也、清武弘嗣、大迫勇也を起用。攻撃陣は大迫をワントップに置き、その下に右から久保、清武、原口と並ぶ布陣となった。

 日本は試合開始から縦に早い攻撃を見せ、エンジンのかかりの遅いサウジアラビア陣営に攻め込む場面が目立つ。いらだつサウジアラビアDF陣が激しいファウルで立て続けにイエローカードをもらうなど、試合は序盤から荒れ気味。日本がチャンスは作るものの、なかなか決めきれないといういつもの展開が続くうちに、徐々に攻撃のリズムを取り戻すサウジアラビア。

 サウジアラビアの攻撃が激しく、日本は両サイドバックが上がるに上がれない状態となり、左サイドでは原口が攻守に激しく動き回る展開となった。

 しかし日本は前半終了間際の45分、ペナルティーエリア内で放った清武のシュートがサウジアラビアMFアルハイブリの手に当たったとされ、PKのジャッジ。ここでサウジアラビアの選手たちが主審に詰め寄り、そのさなかに日本のキャプテン長谷部が突き飛ばされるという場面もあり、会場は騒然。

 そんな異様な雰囲気のプレッシャーのかかるなか、清武はGKの動きを冷静に見極め、左隅にPKを決め、待望の先制点。1?0で前半が終了し、新布陣は最低限の結果を出した。

 後半開始から久保と交代し、本田がピッチへ。後半開始早々に激しいタックルで清武が削られ、ハウサウィにイエローが出るなど、インターバルが入っても荒れ模様は変わらず。これで得た清武のFKはゴール前の本田へ。しかし混戦となりシュートには至らず。後半8分には左サイドから長友が低いクロスを送るが、DFに阻まれ、本田には届かない。本田はその後も、シュートがGKの正面にいくなど、いつもの動きは見られない。

 後半20分には清武に代わり香川がピッチへ。

 35分には左サイドでボールを持った本田を起点に長友が切り込んで低いクロスを入れると、香川が後ろにいた原口にヒールで流す。ペナルティーエリア内のほぼ中央でボールを受けた原口が左隅にゴールを決め2?0とサウジアラビアを突き放した。原口は最終予選史上初の4戦連続ゴールとなった。

 このまま試合を終わらせれば、得失点差でサウジアラビアを上回りグループトップに立つチャンスだったのだが、終了間際にはサウジアラビアが波状攻撃。GK西川が好セーブを見せるも、最後はオスマンがゴールを決め2?1と詰め寄られる。

 ロスタイムが3分と、まだまだ同点が狙えるサウジアラビアはなおも猛攻。

 しかしハウサウィが2枚目のイエローをもらい退場となるなど、最後の最後でまたまたひと悶着。それもあり6分という長い長いロスタイムとなってしまい、シャムラニのヘッドで冷やりとさせられる場面もあったが、西川が好セーブ。やっとロスタイムが終了し、日本が逃げ切った。

糸井がFAで阪神へ

2016.11.24 Vol.679

 オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した糸井嘉男外野手の阪神入りが決まった。阪神が21日、契約合意を発表。4年契約で総額18億円となる。

 糸井は阪神球団を通じ「野球人として成長するために変化が必要ではないかと考えた。何より大きかったのは、金本監督の熱意に心を打たれたこと」とコメントした。

 阪神は補強ポイントを攻撃力として、FA戦線では糸井一本にターゲットを絞り交渉。11日の初交渉では金本監督自らが「優勝のために力になってほしい」と伝えていた。

サッカーJ2で札幌が優勝

2016.11.24 Vol.679

 サッカーのJ2リーグの最終節が20日に行われ、首位のコンサドーレ札幌がツエーゲン金沢と0?0で引き分け、勝ち点85で優勝を果たした。勝ち点3差で札幌を追っていた2位の清水エスパルスは徳島ヴォルティスを2?1で破り勝ち点84で2位。札幌と清水の来季J1自動昇格が決まった。札幌は5季ぶり、清水は2季ぶりのJ1。

 札幌は今季、5月に5年ぶりに首位に立つと順調に勝ち点を重ねた。優勝が見えてきた10月に2連敗を喫するなど足踏み状態が続いたが、第41節で千葉相手に後半ロスタイムでの決勝ゴールで劇的勝利を収め踏みとどまり、最終節で優勝を決めた。

黒潮“イケメン”二郎がデルフィン越え。12・9にはW-1王座へ挑戦

2016.11.24 Vol.679

 WRESTLE-1の黒潮“イケメン”二郎が自らの全面プロデュースによる「みんながもっとイケメンを好きになる☆」(11月21日、東京・新木場1st Ring)を開催。

 この日、イケメンは全3試合に出場。メーンでは本名の樋口壮士朗としてスペル・デルフィンと対戦。9分46秒、変形エビ固めで逆転の3カウントを奪い、勝利を収めた。

 幼少のころから父・二朗さんの影響でプロレスファンとなったイケメンにとってデルフィンはあこがれの存在。この試合のリングアナを務めた二朗さんも「我ら親子のスーパーヒーロー」とコールするほどの大ファンだ。

 試合前の煽りVで「イケメンクラッチ(デルフィンクラッチ)で勝つ」と宣言していたイケメンは序盤から何度も仕掛けるが、ダメージの浅いデルフィンはことごとくカット。5回目のトライでやっとカウント2までデルフィンを追い込む。

 しかしデルフィンはここから反撃。必殺技のフルコースから本家デルフィンクラッチの体勢に入るが、イケメンが下から丸め込み(試合後、デルフィンクラッチ返しと命名)逆転の3カウントを奪った。

 試合後、デルフィンから「WRESTLE-1の、いや日本のプロレス界のトップとして絶対に君臨してくれ。頼むよ」と声を掛けられると、イケメンは「世界を変えるのは俺だ! フィニッシュ!」と絶叫した。

 イケメンは12月9日に後楽園大会で河野真幸の持つ「WRESTLE-1チャンピオンシップ」に挑戦する。

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