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シリーズ史上、最も”不可能”なミッションに挑め!

2015.08.09 Vol.648

 ハリウッドのトップに君臨し続けるトム・クルーズの代表作にして、スパイアクション映画の超人気シリーズ、待望の最新作が日本上陸!

 世界を股にかける壮大なスケール、肉弾戦から心理戦までを練り込んだ緊迫のスパイ合戦、主人公イーサン・ハントを演じるトム自らが挑む超絶アクションと、『ミッション:インポッシブル』シリーズの醍醐味を最大レベルまで引き上げた期待作だ。共演は、サイモン・ペッグ、ジェレミー・レナーが引き続き登場する他、謎めいた新ヒロイン役で スウェーデンの美人女優レベッカ・ファーガソンが参加。

 数ある見どころの中でも公開前から話題を呼んでいるのが、トムが劇中で披露する超人的アクションの数々。新作のたびに難易度を高め、アクションに挑戦してきたトムだが、本作では歴代の名アクションをはるかに凌駕する超絶アクションが続々と登場。特に目玉となるのが、上空1500メートルの高さを飛ぶ軍用機にイーサンが乗り込もうとするシーン。もちろん、飛行機にぶら下がっているのはスタントマンではなくトム自身だ。

 組織の後ろ盾を失った状態で、アウトローのスパイ集団に立ち向かわねばならないという展開にもハラハラ、ドキドキ。所属していたIMFが解体され、孤立無援の状態で、無国籍スパイ組織の壊滅を決意するイーサンと仲間たち。絶体絶命のミッションは成功するのか!?

みんな”開園”を待っていた!『ジュラシック・ワールド』監督コリン・トレボロウ

2015.08.09 Vol.648

 公開されるや、日本でも絶賛の声が続いている『ジュラシック・ワールド』。ついに開園したパークでは、世界中から訪れた客が、動物園や水族館さながら、恐竜たちを間近で観察したり、餌付けショーを楽しんだり。ところが想定外の事態が発生…! スティーヴン・スピルバーグが第1作目を生み出して以来、誰もが夢見続けた究極のテーマパークが目の前で繰り広げられる光景には、シリーズのファンでなくとも興奮必至。この基本設定はスピルバーグ氏のアイデアだという。

「 “パークがすでに開園している”、“ヴェロキラプトルの調教師がいる”、“遺伝子操作された未知の恐竜がいる”というスティーヴンのアイデアを踏まえ、私と脚本家がゼロからストーリーを練り上げていきました。実は3作目の後、続編の話はずっとあったんですけど必然性がなく、単に人気シリーズで興業収入が見込めそうだからという理由で続編を撮るならやりたくないと僕は思っていて、スティーヴンとスタッフで、なぜ今新作を作るのかというディスカッションをし見切り発車でオープンしたパークでトラブルが起こるというストーリーラインが出てきたんです」

 全編にわたって過去作のネタが随所に仕込まれているのもポイントだ。トレボロウ監督自身も、かなりの『ジュラシック—』ファンと見た。

「その通り(笑)。私も第1作目を映画館で見て熱狂した一人です。本作の劇中にも過去シリーズのファンなら気づいてもらえるネタがけっこうあると思いますよ。あるシーンに出てくる本が実はイアン・マルコム博士の著作、というネタは少し難易度が高いかな(笑)」

 ヴェロキラプトルやモササウルスら“恐竜オールスター”と、遺伝子操作された新種インドミナス・レックスの恐怖に、スクリーンで絶叫して。

『劇場版 弱虫ペダル』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名

2015.08.07 Vol.648

〈サイクル〉ロードレースにすべてを懸ける高校生を描く大ヒットコミックが、原作者・渡辺航の描き下ろしにより、初のオリジナル長篇映画としてスクリーンに登場。夏のインターハイで激突した選手たちが、熊本を舞台に新たな戦いに挑む!

 全国大会〈インターハイ〉で激闘の末、見事総合優勝を勝ち取った総北高校自転車競技部の小野田坂道。卒業を控える3年生の金城、巻島、田所から「全員で支え合い走りぬく」というチーム総北の魂を受け継いでいくために、日々の練習に取り組んでいた。そんなある日、チーム総北に、インターハイの成績優秀チームが出場する「熊本火の国やまなみレース」からの出場招待が届く。打倒総北に燃える箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバルチーム、そして“炎のクライマー”吉本を擁する地元熊本台一など、全国の強豪チームが参戦する。

 このレースに向けて、坂道ら総北メンバーは士気を高めていく。ただ、一人を除いて…。現行のチーム総北にとっては、これが“最後のレース”。熱き決意を胸に、男たちは再びスタートラインに立つ!

 同シリーズならではの、ロードレースの迫力をスクリーンで体感できるファン必見の一本。8月28日(金)より全国公開。

鈴木奈々が柳沢慎吾に告白「ポンコツだけど大好き」

2015.07.27 Vol.646

 柳沢慎吾と鈴木奈々が27日、都内で行われた新エナジードリンク「集中リゲイン」の記者発表会に出席した。”芸能界一集中力がない”人として招かれ、集中力を試す実験に参加。自分なりの集中力を発揮する柳沢に鈴木は「芸能界のなかでも神!ポンコツだけど大好き」と熱い視線を送った。

 この日2人は、ロングパットや制限時間内での間違い探し、問題を読み解いて正解を導き出すクイズのような実験に挑戦。それぞれの実験で、互いに「集中!」と大きな声を出しながらトライしたものの、柳沢が間違いさがしで正解したのみで、ロングパットやクイズには2人とも失敗。とはいえ、鈴木も柳沢も「人生で初めてこんなに集中できました」と胸を張った。バラエティー番組でも盛り上げ役の2人だけに、実験よりも場を盛り上げることに集中してしまったよう。

 またこの発表会は、高校野球神奈川県大会の横浜高校対藤沢翔陵高校戦と同時刻に行われていた。柳沢は「延長戦です!」など、試合についての言及も多かった。柳沢の集中力は高校野球に注がれていたようだ。

 柳沢は「集中力は結構あるんですが、瞬間で持続しない。持久戦は苦手です」とコメント。鈴木が「柳沢さんと仕事をすると大変。打ち合わせをしていても違う話をしている」とこぼすと、柳沢がジャケットのボタンをしめて「不適切な発言をお詫びします」と頭を下げるなど、終始、柳沢ムードだった。

 同製品は、リラックスに関係しているといわれるアミノ酸の一種、テアニンを配合しているのが特徴。テアニンに加え、カフェインやアルギニンを含み、炭酸の刺激や香りで、集中力を高めてくれるような味わいに仕上げたもの。試飲した柳沢は「きたっ!この夏越えちゃうね!このまま、ギロッポン行っちゃって、シースー食っちゃう?」と、ノリノリだった。

「集中リゲイン」、テアニンを2倍配合した「スーパー集中リゲイン 200」は8月4日発売。

今週のオススメ映画8選 7/27〜

2015.07.27 Vol.647

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『人生スイッチ』

飛行機に乗り合わせた、とある共通点を持つ乗客たち。彼らを迎える“もてなし”とは? 親を死に追いやった男に毒入り料理を出したウェイトレスの復讐の行方は? ワケありの男女6人。ほんのささいなことがきっかけで、予想も付かない結末へ…。

監督:ダミアン・ジフロン 出演:リカルド・ダリン他/2時間2分/ギャガ 配給/ヒューマントラスト有楽町他にて公開中 http://jinseiswitch.gaga.ne.jp/

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『7500』

ロサンゼルス発東京行きのジャンボジェット・7500便に搭乗している、さまざまな事情を抱えた乗客たち。突然、飛行機が乱気流に襲われ、その直後、一人の乗客が血を吐いて死亡する。飛び続ける7500便の中で一人また一人と奇妙な死を遂げていく…。

監督:清水崇  出演:ジェイミー・チャン他/1時間19分/プレシディオ 配給/新宿バルト9他にて公開中 http://7500-movie.com/
©2014 CBS Films Inc. All Rights Reserved

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『ミニオンズ』

人類より遥か昔に誕生した黄色い生物・ミニオンは、その時代で最も強いボスに仕える習性を持っていたが失敗ばかりで長続きしない。やがて仕えるボスを失った彼らは生きる目的を見失ってしまう。ケビン、スチュアート、ボブは最強のボスを探す旅に出る。

監督:ピエール・コフィン、カイル・バルダ 声の出演:スティーブ・カレル他/1時間31分/東宝東和配給/7月31日(金)よりTOHOシネマズ日本橋 他にて公開 http://minions.jp/
©2015Universal Studios.

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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』

100年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半は食われ、文明が崩壊した。生き延びた者たちは巨人の侵攻を防ぐため巨大な壁を三重に築き、内側で生活圏を確保して平和を保っていたが…。

監督:樋口真嗣 出演:三浦春馬、長谷川博己、水原希子他/1時間38分/東宝配給/8月1日より全国東宝系にて公開 http://www.shingeki-seyo.com
©2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 ©諫山創/講談社

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『セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター』

世界的な報道写真家にして環境活動家でもあるセバスチャン・サルガド。鬼才・ヴェンダースが、サルガドの長男・ジュリアーノとともに、サルガドの人生とその類まれな感性に迫る。

監督:ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド 出演:セバスチャン・サルガド他/1時間50分/レスペ、トランスフォーマー配給/8月1日よりBunkamura ル・シネマ他にて公開 http://salgado-movie.com/
©Sebastiao Salgado ©Donata Wenders ©Sara Rangel ©Juliano Ribeiro Salgado

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『コンフェッション 友の告白』

インチョル、ヒョンテ、ミンスは性格も生き方も異なるが、少年時代に直面した危機を友情で乗り切って以来、大人になった今も固い絆で結ばれていた。しかしヒョンテの母の店で放火強盗事件が発生。彼らの運命を大きく狂わせていく。

監督:イ・ドユン 出演:チソン、チュ・ジフン他/1時間54分/ツイン配給/8月1日よりシネマート新宿他にて公開 http://www.confession-movie.info/
©2014 OPUS PICTURES, All Rights Reserved.

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『ベルファスト71』

1971年、紛争が激化している北アイルランドのベルファストにイギリス軍の新兵・ゲイリーが着任。しかしゲイリーはトラブルに巻き込まれ敵のテリトリーにたった1人、入り込んでしまう。

監督:ヤン・ドマンジュ 出演:ジャック・オコンネル他/1時間39分/彩プロ配給/8月1日より新宿武蔵野館他にて公開 http://www.71.ayapro.ne.jp/
©CHANNEL FOUR TELEVISION CORPOR
ATION/BRITISH FILM INSTITUTE/SCREEN YORKSHIRE LIMITED AND RUN 71 LTD 2014

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『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』

60年代。ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンはスタジオで曲作りに悩んでいた。スタジオで曲作りに専念したいブライアンだったが、それがツアーを楽しむ他メンバーとの間に軋轢を生んでしまう。

監督:ビル・ポーラッド 出演:ジョン・キューザック他/2時間2分/KADOKAWA 配給/8月1日より角川シネマ有楽町他にて公開 http://loveandmercy-movie.jp/
©2015 Malibu Road, LLC. All rights reserved.

『ヴィンセントが教えてくれたこと』試写会に15組30名 

2015.07.27 Vol.647

『ロスト・イン・トランスレーション』の個性派俳優、ビル・マーレイがひとクセもふたクセもあるちょい悪オヤジを好演し“キャリア最高の演技”と絶賛され、2015年のゴールデン・グローブ賞では、作品賞と主演男優賞にWノミネートされた、注目の作品。ビル・マーレイ演じるヴィンセントと、天才子役・ジェイデン・リーバー演じる少年・オリバーの交流に、笑いと涙があふれるハートウォーミングな一本。他、ナオミ・ワッツ、テレンス・ハワードら演技派俳優が脇を固める。

 ヴィンセントはアルコールとギャンブルをこよなく愛する、気難し屋のちょい悪オヤジ。ある日ひょんなことから、隣りに引っ越してきた12歳の少年オリバーの、放課後の面倒をみることに。ところがヴィンセントはオリバーの年齢などお構いなしで、小学生相手に容赦なく毒舌を連発。行きつけのバーや競馬場に連れ歩き、一見ろくでもないことを教え込んでいく。最初はそんなヴィンセントにあきれていたオリバーだったが…。

 9月4日よりTOHOシマズ シャンテ他にて公開。

『at Homeアットホーム』試写会に15組30名 

2015.07.27 Vol.647

 竹野内豊が偽装家族の“大黒柱”を演じる、異色のホームドラマ! 『真夜中の五分前』『ストレイヤーズ・クロニクル』など映画化が相次ぐ人気作家・本多考好の短編小説を原作に、『未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』の蝶野博監督がメガホンをとり映画化。ひょうひょうとしながら、義理人情に熱い父親役に竹野内豊、結婚詐欺師でその“妻”には松雪泰子、その3人の“子供”たちには、大ブレイク中のモデル・俳優の坂口健太郎、若手の注目株・黒島結菜、池田優斗と、魅力的なキャストが集結。

 一見、どこにでもある普通に幸せそうな一家、森山家。しかし父親・和彦は空き巣泥棒、その妻・皐月は結婚詐欺師。長男・淳も偽造職人として働き始めた。しかも彼らは、血のつながりのない偽装家族。それぞれ重い過去を背負った彼らは、家族を装い、身を寄せ合って暮らしてきた他人同士だ。ところがこのリスキーな生活に、ついにほころびが発生。皐月が監禁され誘拐されてしまう。

 8月22日より全国公開。

『EDEN/エデン』試写会に10組20名 

2015.07.27 Vol.647

『あの夏の子供たち』でカンヌの〈ある視点〉部門審査員特別賞を受賞し、Variety誌で“世界で注目すべき映画監督ベスト10”に選出されたフランスの新鋭ミア・ハンセン=ラヴ監督が、監督の実兄で、現在は作家として活躍しているスヴェン・ハンセン=ラヴをモデルに描いた話題作。今や世界中で爆発的な人気を誇るエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクが誕生する様子を、実際のエピソードを盛り込みながらリアルに再現した、リアルとドラマが融合するアート性満点の作品。スヴェンは本作の脚本にも参加している。

 90年代フランス。エレクトロ・ミュージックが台頭する波に乗り、大学生のポールは、クラブ通いをする親友とデュオを結成。DJとして活動を始める。ガラージを中心にミックスする彼らの“Cheers”は瞬く間に人気となり、パリで最も熱いクラブで開催されるパーティーの主役となっていく。しかし、その狂騒的な成功に酔いしれるうち、ポールの生活の歯車は少しずつ狂い始め、やがてポールが生み出す音楽は、最先端のクラブシーンと少しずつ乖離していく…。

 9月5日より、新宿シネマカリテ他にて公開。

May J.「聞いてくれる人がいる限り、歌手は歌い続けられる」

2015.07.26 Vol.647

 映画『アナと雪の女王』の主題歌『Let It Go〜ありのままで〜』は、老いも若きも男も女も一緒になって口ずさめる稀有な楽曲になった。子供のころからディズニー作品に囲まれて育ち、歌手を目指してからは、「いつか大好きなディズニーの歌が歌えたら…」という想いを抱えてきたMay J.だったが、その反響は想定外だった。「ライブで小さな子供から大人までみんなが一緒に歌ってくれるのを見ると、あの曲を歌えてよかったって気持ちでいっぱいになるんです。これからもやっていけるって。歌手って聞いてくれる人がいる限り、歌い続けられる。心からそう思いますね」

 ディズニーとMay J.の相性の良さは疑いもないようで、新曲『Sparkle −輝きを信じて−』もまた、ディズニーとのコラボ。ニンテンドー3DS専用のソフト『ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2』(11月5日発売予定)のテーマソングとして書き下ろしたものだ。

「ゲームの持つ、自分が主役になれることだとか、“キラメキ(Sparkle)”のイメージと、いま自分が伝えたいことが重なり合っているところがあると思って制作に臨みました。数年前まではディズニーの歌を歌うというのは私にとってのキラメキで、歌い続けながらもう縁はないのかなって思ったところで、アナ雪と出会ったんです。本当に叶うんだなって。あきらめずに挑戦していくことって大事だなって。心のなかの“キラメキ”を信じてやって行こうよ、挑戦して行こうよ。そういう前向きな曲です。曲調やサウンドもファンタジックというか、夢の世界に連れて行ってくれるようなものになっています。力まずに軽やかに、でも力強く歌う。どの歌もそうですが、大変な曲だと思います。それでも、聞いてくださる方が夢の世界にいるのを想像できるように、この曲を歌い、届けられたらと思います」

格闘家イケメンファイル Vol.29 新生K-1の申し子 平本蓮(ひらもとれん)

2015.07.26 Vol.647

 昨年『K-1甲子園2014〜高校生日本最強決定トーナメント〜』の王者となり、今年1月にK-1のリングでデビュー。現在3戦3勝と勝ち星を重ね、俄然注目の高校2年生平本蓮。格闘家のDNAは父親から受け継いだものだった。

「小学校4年生になる前のある日、父親に“近くにキックボクシングのジムができたから行くぞ”って言われて半強制的にやらされたのが格闘技との出会いです(笑)。もともと父親はプロボクサーを目指していたんですが、規定の厳しいプロボクサーになる前のCT検査で、ちょっと引っかかるところがあったらしく、ボクシングを続けるのをあきらめたそうです。それまで一生懸命努力してきた夢が一気に消えて絶望したと思うので、その分頑張りたいなという気持ちはあります。自分自身も格闘技が大好きなので、託されているというより、パンチの技術などもすべて父に教えてもらったので、夢を代わりに叶えてあげたいなという気持ちですね」

 きっかけは父親でも平本自身、格闘技のおもしろさにのめり込んでいった。

「最初に入ったジムがすごくアットホームで楽しかったのもありましたが、やり始めて1週間ぐらいでスパーリングをやらせられたんです。相手の子は正道会館で空手をやっていてすごく強かったので、思いっきりボコボコにされた(笑)。その時に不思議とやり返したいという気持ちがわきおこり、その子が2時間練習したら、自分は5時間とか、とことんのめり込んだ。そうするとどんどん実力がついてきて、1年後には僕のほうが何倍も強くなっていました。それで努力することの大切さ、そして努力すれば報われるという楽しさを知った気がします。そして始めて1年半後の小学校5年生の時にアマチュアジュニアのワンデートーナメントに出場して、何年もやっている子を差し置いて圧勝で優勝しちゃった(笑)。その時に、俺ってやればできるのかも知れないと思いプロ、そしてチャンピオンを意識しました。ただ、小学校を卒業したあたりからK-1がテレビで放送しなくなったのと、中学時代に体が大きくなって子どもの階級がなくなり、あまり試合に出られないこともありアマチュアボクシングを目指そうかなと思ったこともあったんです。東京オリンピックも決まったし。でもボクシングは素晴らしいスポーツなんですけど、キックボクシングをやっていた自分的には何か物足りなさを感じてしまって…。それで迷っている時に、K-1とK-1甲子園が復活になり、一気に目標が定まり、今につながっています」

 こうと決めたら一直線!かと思えば、意外にも多趣味とか。

「ほかにもやりたいことがたくさんあるんです。とにかくいろいろなものに影響を受けやすい(笑)。熱しやすく冷めにくいタイプですね。遊びならスケートボードとか、ギターも弾けますし、料理も好き。器用? 逆ですね。不器用だからどんどんのめり込めるんです。できることはすぐ飽きるけど、できないことほどはまりますね。女性の趣味ですか? 不器用なので生活していてできないことが多いし、普段はぼーっとしているので、リードしてくれる優しい人がいいです(笑)。見た目は同じ年で今人気の広瀬すずさんとかかわいいですね」

 9月にはK-1の本選に出場する。

「ずっと夢見てきた舞台ですが、当時あこがれていた舞台とはまた違うと思うんです。新生K-1はまだ生まれたばかりですし、僕もプロ格闘家として生まれたばかり。だからK-1と一緒に成長して行きたいですね。ですから9月は自分らしい試合をします。早くてキレのある攻撃で、きれいなパンチ、きれいな蹴りでKOを取る。モハメド・アリじゃありませんけど、“蝶のように舞い、蜂のように刺す”。そんな戦いをしたいといつも意識しています。バチバチ打ち合う試合も楽しいですが、僕の場合はきれいに戦い圧倒的に勝つ。その姿を見てほしいですね。目標?近いところではファイトマネーでスポーツカーを買いたい(笑)。そして将来的にはK-1とともに自分も大きくなって、ラスベガスとかで試合をしたいなと思います」

誰もが夢見た、あのテーマパークがついに開園!!

2015.07.25 Vol.647

 恐竜映画といえば、誰もが思い浮かべるスティーヴン・スピルバーグの傑作『ジュラシック・パーク』。本物の恐竜を飼育し、観客にスリルと興奮を提供する…創設者であるジョン・ハモンドが夢見たテーマパークが、開園できたとしたら…? 世界各国で記録を塗り替える大ヒットを連発し“ジュラシック・フィーバー”を巻き起こしているこの夏一番の話題作が、満を持して日本公開。『レディ・イン・ザ・ウォーター』のブライス・ダラス・ハワード、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットらをキャストに迎え、スピルバーグが信頼するコリン・トレボロウ監督がメガホンをとった。

 ついに開園したパークでは、世界中から訪れる観光客が本物の恐竜を満喫。透明な球体の乗り物“ジャイロスフィア”に乗ってパークを巡り恐竜の群れを間近で観察したり、巨大な海竜・モササウルスが水中から飛び出してホオジロザメにかぶりつくスリル満点の瞬間を楽しんだりファンの夢見た光景が次々と繰り広げられる冒頭から、世界観に引き込まれること必至。パークの入園客気分になって、人気恐竜たちが登場するさまざまなアトラクションに歓喜するはず。そして忍び寄るのは、恐竜たちの脅威。冒頭からラストまで、シリーズのファン感涙の仕掛けが満載。

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