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報告書は出てきたものの…

2016.10.07 Vol.676

2016.9.23〜2016.10.6 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

卜部兄弟、武尊らの「チームドラゴン」離脱問題で会見 「前田先生と奥様に、もうお二人にはついていけませんと伝えました」

2016.10.01 Vol.675

 K-1やKrushに参戦する有名選手が多く所属するジム「チームドラゴン」から9月25日にほとんどのプロ選手と代表の渡辺雅和氏が退会した問題について、1日、都内で会見が開かれた。
 会見には渡辺氏と卜部弘嵩ら退会した選手たちが登壇した。

 事の経緯は9月25日の夜に卜部弘嵩がツイッターでチームドラゴンからの退会を発表したことをきっかけに、次々と選手たちが退会を発表。最後に代表の渡辺氏までが退会を発表した。9月20日にジムの創始者の前田憲作氏がK-1のプロデューサーを退いていたこともあり、SNS上ではさまざまな噂が飛び交っていた。

 渡辺氏は冒頭「今回こういう経緯になった理由は、2年ほど前から前田代表の変化に気づき始め、我慢はしていたのですが我慢の限界にきて、9月25日をもって退団という形になりました。(しばらくの間があって)そして僕はここにいる仲間たちと新チームを作りたいと思います。新チームは『KREST(クレスト)』。頂上を目指すという意味を込めています。Cの部分をKに変えております」と挨拶した。続けて「そして最後に言いたいことがあります。いまツイッターやSNS上で、僕たちは…お金で動いた。みんなをおいしい話でたぶらかしたということが言われていますが、そんなことは絶対にありません。むしろ僕が選んだ、僕たちが選んだこの道は元いた所よりも険しい道だと思っております。なので、そのようなことは絶対にありません。僕は選手たちを何があっても守り続けます」と涙を流しながら訴えた。

 続いて選手を代表して卜部弘嵩が「前田先生には大変お世話になりましたが、いつからか方向性の違いを感じるようになり、退会することになりました。これからは最後まで僕ら選手のことを親身になり指導してくれた雅和さんについていこうと決めました。僕らが見ているのは前だけ。強くなること、勝つことためにさらに努力していきます。期待してください」と挨拶した。

 方向性の違いについては渡辺氏は「具体的なことは言えません」とし「積もり積もったもの」と話すにとどめた。ただ具体的な退会日を話す中で「9月25日に前田先生と奥様に伝えさせていただきました。もうお二人にはついていけませんと伝えました」と説明した。
 現在の練習環境については「相手に迷惑がかかるので言えないが、ちゃんとみんな揃って練習しています」とし、今後については「ジムは作りたいと思っていますが、未定」と話した。
 ツイッターでの発表については「ファンのみなさまにはすぐにお伝えしたかった」と話し、その後この日の会見までタイムラグができたことについては「昨日の試合(Krush.69)もあったのと、みんなとミーティングをしながら考えました」とした。この日の会見ではなく25日の突然の発表になったことについては「気持ち的に限界だった」とした。

 ファンが最も気になる今後については「使っていただけるのなら継続して参戦したい」とK-1、Krushへの参戦を希望した。

Krush.69 寺戸とKANAがともにKOで防衛

2016.10.01 Vol.675

 立ち技格闘技「krush.69」(9月30日、東京・後楽園ホール)のダブルメーンイベントで、Krush-55kgと女子のタイトルマッチが行われた。
 -55kgは王者・寺戸伸近にフランスのチャールズ・ボンジョバーニが挑戦。
 1R3分で寺戸がKOで初防衛に成功した。
 序盤こそローを主体にした静かな立ち上がりだったが、中盤に寺戸が右ストレートからの左フックでダウンを奪う。ボンジョバーニが尻もちをついたところに流れでキックが入ってしまうアクシデントはあったが、ボンジョバーニのダメージは大きい。立ち上がったボンジョバーニだったが、寺戸はコーナーに追い込みラッシュをかけるとレフェリーがスタンディングダウンを取る。この時点で残り時間はわずか10秒だったが、勝負どころと見た寺戸はなおもラッシュ。終了間際に3度目のダウンを奪い勝利を収めた。
 ボンジョバーニはK-1のリングで武尊に敗れはしたものの、ダウンを奪い、追い込んだ強者。その相手からの完璧な勝利に「次はK-1?」と水を向けられると、「出る時は出るべきして出るんじゃないですか」とクールに切り返した。

豊洲市場「盛り土」問題 都が自己検証報告も肝心なところは…

2016.09.30 Vol.675

 東京都の小池百合子知事は9月30日の定例記者会見で、豊洲市場の盛り土問題で、9月いっぱいを期限としていた調査報告書が事務方から届いたこと、そしてその中身を発表した。

「豊洲市場の地下空間設置と盛土がなされなかったことに関する自己検証報告」というタイトルの報告書について、まず小池氏の口から「重要な2点」が語られた。

 それは「いつ、どの時点で誰が決定して、盛土をしないことになったのか」と「なぜ、都議会、都民等への説明責任を果たしてこなかったのか」という2つ。
 小池氏は報告書を受けたうえで「今回の事態を招いた最も大きな要因は、ガバナンス、責任感の欠如。前の答弁をそのままコピーするといったような点、それからチェックが不足している点、さらには意思決定プロセスの不備。職種間での連携の不足」といった原因をあげ、「個人の問題もありますが、一言で言えば組織運営上のシステムの問題ということもあり、だからこそむしろ問題なのだと思っています。だからこそ都政大改革なのだというふうに思っております」と語った。

 そして今後の対策として「公益通報制度」を設けることを準備をしていることを明かした。公益通報というのは職務遂行上の法令違反を通報する制度で、いわゆる内部告発。現在、通報の受け皿を弁護士事務所にするなど、内部告発者が不利益を被らないような、通報のしやすい環境を整えているという。

 また、今回の問題を踏まえ、都庁のマネジメント、ガバナンス機能を強化すべく「都庁マネジメント本部」を設置。これは副知事、各局長らが参加して縦割りを超えて情報を共有していくためのもので、この日午前に早速第1回目の会議が開催されたという。

映画「TSUKIJI WONDERLAND」を見た服部氏「泣かない人は人間じゃない」

2016.09.30 Vol.675

 80年にわたり日本の台所として日本の食文化を支えてきた築地市場。現在、豊洲への移転問題がクローズアップされているのだが、そんななか、築地の本当の姿を描いた映画「TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)」の完成披露試写会が29日、築地に近い、東京・銀座の東劇で開催された。

 映画は報道規制の厳しい築地市場で初めて1年以上にわたりカメラが入り、長期密着取材を敢行。一般立ち入りが禁止のエリアでも撮影が許された前代未聞の作品。

 上映前には遠藤尚太郎監督と服部料理学校理事長の服部幸應氏、築地の仲卸の島津修氏によるトークショーが行われた。
 まず遠藤監督が「4年ですね…。いろいろなことがあったんですが、4年前は今ほど食のドキュメンタリー映画がなく、ユネスコの和食の無形文化遺産も決まっていなくて、いろんなことが手探りで始まった。なによりも築地の方、出ていただいた方のいろんな気持ちが含まれてこの映画が完成しました」と挨拶。そして「この映画は日本の食文化の豊かさを再確認し、そこに果たしてきた築地の役割というものを描いているんですが、文化は常に先人たちから受け継いで、次に渡していくもの。僕たちがいまどんな文化を培って、そしてどうやって渡していくかということを考えるきっかけになればいい」と続けた。

 服部氏と島津氏は映画にも出演。
 服部氏は「映画を見て20回ほど涙を流した。仲卸の人と買い付けに来る店主さんとの丁々発止を克明に描いている。よくカメラが回っているところで…どうやって撮ったんですか? 分かっていたつもりだったが、日本人って知らないことがたくさんあると気づいた。日本人がみんな見るべき映画。ジーンとくるものがある。泣かない人は人間じゃない(笑)」
 島津氏は「(映画のことを)初めて聞いたのは監督の家で飲んでいる時。僕らにとっては毎日繰り返している普通のこと。それが映画になんてなるんだろうかと思った。僕らはシャイ。絶対に表に出したくないことなんかもありますし。だから全部は見せないし。ただ監督はじめ、プロデューサーの熱意が伝わったんじゃないかと思うんです。だんだん認知が広まって協力してあげようという空気が高まっていった。多分これ以上のものはできないんじゃないかと思います」とそれぞれ話した。
 また服部氏に「移転はどうなるの?」と問われた島津氏は「それは僕も聞きたいです(笑)。ただひとつだけ言えるのは、僕らは誇りを持って仕事をしているプロフェッショナルの集団。多分僕らの代わりはこの世の中に存在しない。僕の代わりはいっぱいいるけど、束になった時の築地の仲卸の代わりはどこにもいないので、僕らのいる所が市場になる。そう信じて、さあどうなるんだろうって今、首をひねっているところです」と話した。

 映画は10月1日より東劇で先行公開。15日から全国ロードショー。
 東劇では舞台挨拶、トークイベントも企画されている。詳細は公式サイト( http://tsukiji-wonderland.jp/ )で。

THL編集部オススメMOVIE『アングリーバード』

2016.09.30 Vol.675

 飛べない鳥たちが平和に暮らすバードアイランド。怒りんぼうのレッドはいつも仲間はずれで独りぼっち。そんなある日、ブタのピッグ軍団が島に上陸し大切なタマゴを盗んでしまう。

監督:ファーガル・ライリー、クレイ・ケイティス  日本語吹き替え版 声の出演:坂上忍他/1時間37分/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給/10月1日より新宿バルト9他にて公開  http://www.angrybird-movie.jp/jp/

THL編集部オススメMOVIE『アイ・ソー・ザ・ライト』

2016.09.30 Vol.675

 愛する女性と家庭を持ち歌手としても成功したハンク。しかし音楽活動が順調に進むにつれ家族との溝が深まり、その寂しさから他の女性やアルコールに逃げてしまう。葛藤しながらもありのままの自分であろうとするハンクは、その思いを歌に込める…。

監督:マーク・エイブラハム 出演:トム・ヒドルストン/2時間3分/カルチャヴィル、ローソンHMVエンタテイメント配給/10月1日より新宿ピカデリー他にて公開  http://isawthelight-movie.com/

サッカーW杯最終予選メンバー発表 “精神的支柱”川島が復帰

2016.09.29 Vol.675

 

 日本サッカー協会は29日、2018年サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア最終予選、イラク戦(6日、埼玉・埼玉スタジアム)とオーストラリア戦(11日、メルボルン・ドッグランズスタジアム)の日本代表メンバー26人を発表した。本田、香川、長友といった常連組が選ばれるなか、DFの植田、MFの永木といったフレッシュな顔ぶれも見られた。

 またGKの川島が代表に復帰した。川島は現在、フランス1部のメスに所属するも第3GKの扱いで試合出場はないのだが、ハリルホジッチ監督は「エイジはプレーはしていないが、プレーしていないのは残念ながら彼だけじゃない。エイジにはグループの中で特別な役割を担ってもらわなければいけない。発言力もあるし、チームに良いスピリットをもたらせるんじゃないかなと思っている。そしてリーダーの一人でもある。経験もある。厳しいこの戦いには、彼のグループの中での存在感が必要になってきます」と精神的支柱としての役割を期待しているようだ。

 監督はかねてからクラブで試合に出ていない選手は使わないと言っていたが「川島、長友、吉田、長谷部、香川、清武、本田、岡崎、宇佐美、武藤を除いてしまうと、誰と交代しますか? かなり難しい。だからこのような選択は私にはできないということです」と説明。しかしドイツで活躍中の大迫の名が上がった時には「岡崎よりもいいプレーをしていれば、岡崎を呼ばずに大迫を呼ぶことになるだろう。岡崎がキャップ数100を超えていても、そこは関係ない。それは皆さんに公言できるし、これは全選手に対するメッセージでもある」と話した。また海外組については「3カ月も4カ月も先発を取れない状態が続いたら、それは全く違う問題が起こる。それは起きてほしくないことだが」とも話した。

“男の中の男”MR.MRが ワンマンライブを敢行!

2016.09.29 Vol.675

 

 K-POPグループ MR.MR(ミスター・ミスター)が22日、都内で、ライブ『MR.MR ワンマンライブ2016 ROCK this WORLD』を開催した。ライブでは、8月にリリースしたセカンドシングル『ROCK this WORLD』などのオリジナル曲に加え、MISIAの『逢いたくていま』など日本の人気曲のカバーや、ダンスパフォーマンスなども披露し、会場のファンとともに大いに盛り上がった。

 チャンジェ、テイ、サンヒョン、ドヨン、ジェミン、ジンの6人からなるMR.MRは、全員が身長180㎝以上のモデル並みのビジュアル。全員がボーカル担当という高い歌唱力とダンスが魅力だ。

 ライブ中にのMCでは、これまで訪れた日本各地での思い出についてのトークも。ジェミンが「沖縄の国際映画祭と広島のフラワーフェスティバル」とステージに立った思い出と並べて「名古屋の手羽先!」と元気よく答えるとこれに触発されたのか、ドヨンは「岩手で食べたさんまと、札幌のスープカレー」、テイは「大阪で食べたたこ焼き」、サンヒョンは「秩父で食べたステーキ」、チャンジェは「福岡のもつ鍋」と食べ物の思い出話になり、会場を笑いで包んだ。

 この日のライブ中では、サードシングル発売が決定したことを発表。さらなる飛躍を宣言した。

平祐奈 「イタリア語のスタンプ送ってます!」  

2016.09.29 Vol.675

 

 平祐奈と加藤諒が出演する「LINE バイト」の新CM発表会が28日、都内で行われ、平と加藤が仲良く登壇した。平は「(LINE バイトで)たくさんバイトしてください! 私もバイトをしたくなりました」とPR。加藤も「楽しいバイト生活を夢見ながら(バイト求人に)応募して! 応援しているので頑張って!」とエールを送った。

「LINE バイト」は、LINEを使って、アルバイトを探したり求人に応募できたりもするアルバイト求人サービスだが、新CMに起用された2人はなんとアルバイト未経験。加藤は「バイトをしたことがないのにCMに出演させていただいてありがとうございます」と恐縮しきりだった。ただ、アルバイト経験はないが応募経験はあると話し、7社受けて全滅だったことを告白。「履歴書を送って面接までいくんですけど、そのあと落ちるんですよねー。後日連絡しますって……連絡が来ないんです。そのなかには漫画喫茶もあったんですよ!」と、ぶちまけた。

 イベント終了後の取材では、発表会中に平が話した「イタリア語のスタンプ」が話題に。「姉の愛梨とは一緒に住んでいるので(アモーレの話は)、いつもします。楽しそうですね。自分に(アモーレ)はいません」と、笑った。

THL編集部オススメMOVIE『SCOOP!』

2016.09.29 Vol.675

 数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静は過去のある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失いパパラッチに転身していた。あるとき写真週刊誌の新人記者・行川野火とコンビを組まされるはめになるが、反発し合いながらもスクープを連発し…。

監督:大根仁 出演:福山雅治、二階堂ふみ他/2時間/東宝配給/10月1日より全国東宝系にて公開  http://scoop-movie.jp/

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