
スキマスイッチも嫉妬!映画『ラブセッション/LOVE SESSION』

10月23日から開幕となる第27回東京国際映画祭ラインアップ発表会が30日、都内にて行われ、今年の“フェスティバル・ミューズ”を務める中谷美紀らが登壇した。
中谷は「映画を愛する者、日本、そして東京を愛する者としてフェスティバル・ミューズの役割をしっかり務めたいと思います」と意気込みを語った。また会見では、今年のコンペティション部門に唯一出品する日本映画となる『紙の月』の吉田大八監督も登壇。「コンペに出品することになりましたが、勝負事は嫌いじゃないので、より映画祭が楽しめそうです」と意欲を見せた。
今年のコンペ部門の審査委員長には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督。他『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督、『サンブンノイチ』の品川ヒロシ監督らが審査員を務める。さらに、今年新設された特別賞〈SAMURAI〉賞は、北野武監督とティム・バートン監督が受賞することが発表された。
映画だけでなく音楽イベントやグルメイベントなど多彩な“お祭りごと”を用意するという今年の東京国際映画祭。10月23日から31日まで、六本木ヒルズ他にて開催される。
『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』
“死の山”アンナプルナで動けなくなった登山家を救うため世界各国の登山家12人が救出活動に向かった実話を追ったドキュメンタリー。
監督:パブロ・イラブ、ミゲルチョ・モリナ 出演:イナキ・オチョア・デ・オルツァ他/1時間21分/ドマ配給/ヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開中 http://7400-movie.com/
©2012 Arena Comunicacion SL.
『記憶探偵と鍵のかかった少女』
他人の記憶に潜入するという特殊能力を持つ記憶探偵、ジョン・ワシントン。ある日16歳の少女アナの記憶を探る依頼を受けるが彼女の記憶はあまりにも衝撃的なものだった。
監督:ホルヘ・ドラド 出演:マーク・ストロング他/1時間39分/アスミック・エース配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://kiokutantei.asmik-ace.co.jp/
©2013 OMBRA FILMS, S.L. − ANTENA 3 FILMS, S.L.U. − MINDSCAPE PRODUCTIONS, S.L. − THE SAFRAN COMPANY – OMBRA FILMS, LLC.
『ジャージー・ボーイズ』
ニュージャージー州の貧しい地区に生まれた4人の若者。彼らには音楽と夢があった。やがて彼らはザ・フォー・シーズンズとして一世を風靡するが…。
監督:クリント・イーストウッド 出演:ジョン・ロイド・ヤング他/2時間14分/ワーナー・ブラザース映画配給/新宿ピカデリー他にて公開中 Jerseyboys.jp
©2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC ENTERTAINMENT
『幻肢』
事故に遭い当日の記憶と恋人・遥の存在を忘れてしまった雅人は、ある最新治療を受ける。しかし治療を続けるうちに遥の幻影が見えるようになり…。
監督:藤井道人 出演:吉木遼、谷村美月他/1時間32分/ディーライツ配給/新宿K’s cinema他にて公開
©2014映画「幻肢」製作委員会
『不機嫌なママにメルシィ!』
エレガントなママにあこがれ女の子っぽく育ったギヨーム。男らしくさせたいパパに無理やり男子校に入れられるがトラブルばかり。そんな人生に疑問を感じた彼は本当の自分を探す旅に出る。
監督・主演:ギョーム・ガリエンヌ/1時間27分/セテラ・インターナショナル 配給/新宿武蔵野館他にて公開中 http://www.cetera.co.jp/merci/
©2013 LGM FILMS, RECTANGLE PRODUCTIONS, DON’T BE SHY PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 3 CINEMA, NEXUS FACTORY AND UFILM
『マザー』
人気漫画家・楳図かずおのもとに彼の生い立ちを書籍化する依頼が来る。担当編集者・さくらは創作の原点に亡き母・イチエが関わっていると知り楳図の生まれ故郷の山村を訪ねるが…。
監督:楳図かずお 出演:片岡愛之助他/1時間23分/松竹メディア事業部 配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://mother-movie.jp/
©2014『マザー』製作委員会
『聖者たちの食卓』
巡礼者や旅行者のために毎日10万食がすべて無料で提供されているインドのハリマンディル・サーヒブ〈黄金寺院〉。その驚くべきキッチンに迫る。
監督:フィリップ・ウィチュス,ヴァレリー・ベルトー/1時間5分/アップリンク配給/渋谷アップリンク他にて公開中 http://uplink.co.jp/seijya/
©Plymorfilmes
『悪童日記』
第二次世界大戦末期、小さな町の祖母の農園に疎開した双子の少年。人々から“魔女”と呼ばれる老婆のもと、過酷な毎日が始まる。
監督:ヤーノシュ・サース 出演:アンドラーシュ&ラースロー・ジェーマント他/1時間51分/アルバトロス・フィルム配給/10月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開 http://akudou-movie.com/
©2013 INTUIT PICTURES – HUNNIA FILMSTUDIO – AMOUR FOU VIENN
第3代Krush −63kg級チャンピオン山崎秀晃。鋭い眼光と、“GOLDEN FIST(金の拳)”の異名通りのゴッツゴツの拳は、ザ・格闘家。しかし、マイルドな関西弁とサービス精神あふれるトークで、その場をなごませてくれる、とってもいい人である。そんな山崎が11月3日に開催されるK−1 WORLD LEAGUE 2014〜 −65kg初代王座決定トーナメント〜に出場決定。第1回戦では日本人相手の試合では無敗を誇るタイのゲーオ・フェアテックスと戦う。
「K-1は、小さなころから地上波で華々しくやっていましたし、それを目指して格闘技をやってきたっていう人も多い舞台。実際僕もK-1に出たいという思いで関西から上京してきましたし、そのあこがれの舞台に立てるというのはすごく光栄です。1回戦で戦うゲーオ選手は、すごく強い選手です。9年間日本人に負けなし、というか日本人が勝ったことない選手なんですが、たいしたことないんじゃないかな(笑)。今回の試合はトーナメントで3回勝つと優勝なので、そういう相手を1回戦でしっかり叩いておいて、準決勝、決勝と勝ち進み優勝することが目標なので、そういう意味では強い相手と1回戦で当たるのは、弾みがつく。僕はアグレッシブなタイプのスタイルで、客観的にみたら1発のパンチがあって、KOも多いっていう単純にお客さんが見ていておもしろいファイターだと思っています。ですから、そんなファイトスタイルの僕とムエタイ仕込みのゲーオ選手が戦ったらどんな反応が起こるか、楽しみですね。試合の前はもちろん、ビデオなどを見て研究します。弱点も強いところも細かく見つけて、狙える部分があれば積極的に狙っていく。イメトレはものすごくしますし、大体イメトレの中では負けてないですから、大丈夫でしょう(笑)」
高校卒業後21歳でプロを目指し上京。
「上京してきたのは約7年前。やっぱり東京じゃないとメジャーになれないと思って。5歳ぐらいから空手をやっていて、高校も空手の特待生で入ったんですよ。で、高校を卒業して、魔裟斗さんとかがK−1で輝いていて、僕もスポットライトを浴びたいと(笑)。関西では結構アマチュアの大会なんかでもポンポン優勝していましたし、俺結構いけるんじゃないのって(笑)。とにかく人生は1回切りなので、やりたいことをやらないと、絶対に後悔すると思った。だから東京の厳しい環境に自分の身を置くことで、背水の陣じゃないけど、精神的にも強くなってトップになるという気持ちを持って、チームドラゴンに入門しました」
最近結婚もし、後輩たちからは兄貴分として慕われている山崎の今後の目標は。
「子どもたちに山崎選手みたいになりたいって言われる選手になりたいですね。そして自分としてはもっと有名になって、地元の友達とか家族に地上波を通して活躍する姿を見せたい。また、最近結婚して新しい家族もでき、自分一人だけの人生じゃなくなったので、幸せにしてやらないといけないと思っています。後輩にも口で言うより行動で見せていきたい。それは後輩のためというより、後輩が見ている前で、みっともない姿を見せたくないですから、そういうプレッシャーが自分を進化させてくれているという部分もあるんです。だから後輩たちには感謝しているし、チームで切磋琢磨している。それがチーム全体が強くなる秘訣だと思います。今度の試合もあいつらもやっているから俺も頑張らなきゃと思える。だからグダグダの判定じゃなくて、やるかやられるかの試合をしたい。もちろん俺はやられるつもりはないですし、完全に倒します。トーナメントの全試合をKOで勝ち進み、優勝するつもりでいますから」
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」が今年も開催。同大会は、ゴルフスポーツの健全な発展と普及を図るとともに、若手ゴルファーやアマチュアゴルファーへの出場機会を与えるなど、将来の日本ゴルフを背負う人材の発掘・育成を行う環境を提供。夢のある開かれた日本最大のプロゴルフトーナメントを目指す。大会開催を記念し、大会期間中いずれか1日入場できる観戦チケットを読者10組20名にプレゼント(係名:「ゴルフ」)。
ロシアン・マフィア×伝説の強盗犯×チェスの名手! 欲望が渦巻く犯罪にまみれた闇社会を舞台に、常に数歩先を読んで立ち回り、相手の心理を巧みに操る、あまりにも危険な男ブレンダンと、彼を師事する若者JR、そして裏社会を牛耳るロシアン・マフィアとの壮絶な“サバイバル”心理戦!
切れ者の強盗犯・ブレンダンは、軽罪で刑務所に収容された若者・JRに救いの手を差し伸べ、裏社会で生きるノウハウを教える。JRはブレンダンを父のように慕っていた。やがてブレンダンは、刑期を経て出所したJRの協力によって脱獄。金鉱の精錬所を襲い、金塊を奪取することに成功する。だが、組織のボスはブレンダン一味を裏切り、分け前を独り占めしようと画策していた。果たして壮絶なサバイバル・ゲームの果てに、金塊と未来を手にするのは誰だ!? 裏社会を生きる危険な男・ブレンダン役でユアン・マクレガーが新境地を開いているのも見逃せない。悪人同士のスリリングな駆け引きに、一瞬たりとも目が離せないノンストップ・クライム・アクションが誕生。
11月1日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて公開。
『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチーが6年ぶりに監督した最新作が日本上陸!『少林サッカー』では少林拳が炸裂するサッカー試合、『カンフーハッスル』ではギャング団とカンフーの達人たちとの死闘、『ミラクル7号』では貧乏父子と地球外生命体が巻き起こす騒動。“ありえねー”チャウ・シンチーワールドでファンを魅了してきた彼が新たに挑むのは、誰もが知る「西遊記」を題材にした壮大なエンターテインメント。
若き妖怪ハンター・玄奘(三蔵法師)は“わらべ歌”で妖怪の善の心を呼び覚まそうとするが失敗ばかり。師匠からもっと修行に励むよう諭されてしまう。修業の旅の中で待ち受けるのは、水の妖怪、豚の妖怪、そして妖怪の大王・孫悟空。次々と立ちはだかる妖怪たちに、女妖怪ハンター。果たして玄奘は自らの信念を貫いて人々を救うことができるのか。三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒…4人が出会うまでには「はじまりのはじまり」の物語があった。誰もが知っている「西遊記」が誰も見たことの無い妖怪エンターテインメントとして誕生!
11月21日(金)より全国公開。
時代小説としては破格となる累計発行部数50万部を記録した、葉室麟の原作を黒澤明監督の“愛弟子”小泉堯史がメガホンをとり映画化。『雨あがる』『博士の愛した数式』など、人間の内面を丁寧に描き静かな感動を呼ぶ名作を生み出してきた小泉監督が、すべての日本人に捧げる普遍の愛の物語を綴る。
刃傷沙汰を起こした罪で10年後に切腹するという命を受けた主人公・戸田秋谷(とだしゅうこく)役に日本映画界に無くてはならない役者・役所広司。秋谷とその家族の監視役を務めながらしだいに彼らに共感を覚えていく青年・檀野庄三郎役にNHK大河ドラマ『軍士官兵衛』の主演として高い評価を得ている岡田准一。世代を代表するトップ俳優の2人だが、実は共演するのは本作が初めてとなる。庄三郎に引かれていく秋谷の娘・薫役に堀北真希。深い愛で夫を信じ続ける妻・織江役に原田美枝子。
10年後に切腹することを命じられ、それまでの間に家譜編纂を完成させる使命を与えられた男と、監視役でありながらも男の生き様に感銘を受けていく青年。男が切腹に追い込まれた事件の裏にある真実とは。そして彼らを待ち受ける運命とは…。過酷な運命が待ち受けることを知りながら、愛する者と暮らすささやかな日々を穏やかに生きていく主人公の姿が、時代を超えて深い感動を呼び起こす。
韓国の閑静な住宅街に暮らす理想的な一家。しかしその正体は暗殺や諜報を行う北朝鮮のスパイチーム。昨年、東京国際映画祭で上映され、圧倒的な支持を得て観客賞を受賞した話題の映画がいよいよ日本公開。メガホンをとった新鋭、イ・ジュヒョン監督は名匠キム・ギドクとともに脚本を書き上げ、見事な演出手腕を発揮。「キム・ギドクさんとは不思議なくらい考えがぴったり合っていたんです。実際、彼の事務所の人も“こんなことめったにない”って驚いていました(笑)。2人の間での修正作業も笑いの部分を作り上げていくことが重点的だったので、僕にとって作業そのものが楽しいことでした」。実は本作はシリアスな設定ながら、異文化や家族のギャップという笑いが盛り込まれたエンターテインメントなのだ。「キム・ギドク作品の中でも、本作は特に諧謔性の高いものになったと思います。キム・ギドクさんというと近寄りがたいイメージを持っている人が多いですが、実際はコメディアン顔負けのユーモアを持った人なんですよ(笑)。そういう面が今回たくさん反映されているのでそこも楽しんでほしいですね」。予想外なのは笑いの要素だけではない。笑いの後に押し寄せるのは、想像もしなかった感動の涙だ。「韓国の公開時には、ネットでも“どうせ左の映画だろう”といった口コミも多かったんです。僕らは、まさに当事者なので海外の方のように先入観を持たずに見ることは難しい。まずタイトルの“レッド”からして、これは右派か左派を論じている映画だと思われてしまう。しかし実際に見た人の反応はガラリと変わりました。この映画は体制の問題を扱いながらも家族や人間を描いた映画ですよ、と書き込んでくれる人もいました。海外の公開でどう受け止められるか、とても楽しみです」。
今回はニューヨークへ出向いて、俳優の工藤阿須加さんにインタビュー。
ドラマ『ルーズベルトゲーム』で今年ブレイクし、一躍注目を集めた工藤阿須加さんは、この番組のマンスリーゲストである野球解説者の工藤公康さんの息子さん。そんな阿須加さんは今回『ティファニードラマスペシャル 夏の終わりに、恋をした。』の撮影でニューヨークへ。
『ルーズベルトゲーム』では社会人野球のエース役。お父さんにはキャッチボールの指導を受けたとか。
「不思議な感覚でした。キャッチボールとかあまりやったことがなかったので。しかも僕自身も野球にはあまり興味がなかったですから。でもこのドラマのお陰で、父とのやり取りもできたので、いい機会だな、と思いながらいろいろ教えてもらいました」
初めてのニューヨークは?
「エネルギッシュというかパワーのある街だなという印象を持ちましたね。悪くいえば騒がしい。よく言えばなにかあるエネルギッシュな場所なんだなと思いました」
ドラマでは長谷川京子さんと共演。
「一度、大河ドラマで家族役でご一緒させていただいたことがあるんですが、その時からすごくかわいがってもらって、今回もいろいろ教えていただいたんですが、僕が足を引っ張ってしまって…」
というドラマは26日に放送された。