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大槻ケンヂ×中川翔子が映画で最強サブカルコラボ!

2013.11.05 Vol.603
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 歌手の中川翔子が4日、全国ツアーの最終公演をZeppなんば大阪にて行い、来年1月に公開される自身の主演映画『ヌイグルマーZ』の主題歌を発表。映画の原作者でもある大槻ケンヂ率いるバンド・特撮とコラボした主題歌を、サプライズで登場した大槻とともに熱唱した。


 同作は、愛する者を守るためにぬいぐるみになることを選んだヒーローの心情を歌った大槻ケンヂの名曲『戦え!ヌイグルマー』を、井口昇監督が映画化した異色のヒーロー映画。主演は中川翔子・武田梨奈。


 実写映画初主演・初主題歌を務める中川は「代表作ができました。ありがとうございます!」と喜びを爆発させ、ライブ後も「サブカル界のカリスマ、大槻ケンヂさん率いる特撮さまとのコラボレーション楽曲だなんて!」と感激のコメント。シークレットゲストとして参加した大槻も「楽曲が小説になり、特撮が歌い、水木一郎さんにも歌っていただき、そして今回はしょこたんにも歌っていただけるということで、1つの作品がこんなにも形を変えて世の中にでるなんて、うれしい限りです」と喜びを語った。


 映画『ヌイグルマーZ』は2014年1月25日より全国公開予定。

 

北川景子と深キョンがキス「柔らかかった」

2013.10.30 Vol.602
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 北川景子と深田恭子がW主演する映画『ルームメイト』(古澤健監督、11月9日公開)の完成披露会見が30日、都内で行われ、北川、深田、共演の高良健吾の主要キャストが登壇した。


 北川と深田は今作が初共演。劇中では、意気投合する関係から恐怖の対象へとダイナミックに関係が変化し、バチバチやりあうシーンも。深キョンは「(北川を)痛めつけたり、悲鳴をあげさせたりという毎日で、カットがかかるたびに景子ちゃんが大丈夫かと思っていました」と、コメント。一方、共演が決まって「飛び上がるほど喜んだ」という北川は「恭子ちゃんがちゃんと演じているので私も演じなければならないと思いました」と話し、刺激を与え合ったよう。

 

 劇中の2人のキスシーンについて質問が飛ぶと、北川は「撮影前は恭子ちゃんとキスできると胸が高まりました。終わった後はすごく恥ずかしかったです」。深田も「すごく緊張しましたが、スタッフの緊張感のほうがすごかった」と、コメント。互いのくちびるの感触は「柔らかかった」と口を揃え、照れ臭そうだった。


 共演の高良は「現場がすごく楽しかった。今年出演した作品のなかで自分の中に今も残っている作品です」と語り、PRした。


 映画は、ひょんなことから意気投合してルームメイトとなった北川と深田が、徐々に変貌していくサスペンス。

  

小室哲哉、スティーブ・ジョブズに捧げた映画館生ライブ

2013.10.30 Vol.603
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 映画『スティーブ・ジョブズ』のプレミアイベントが29日に都内にて行われ、ジョシュア・マイケル・スターン監督と、スペシャルゲストとして小室哲哉が登壇した。


 同作は、アップル創業者であるスティーブ・ジョブズを題材にした没後初の映画化作品。


「自分のやってきた音楽はmac、Apple製品と切っても切れない関係にあるので、この場に立てて光栄です」と語った小室。ジョブズについて「彼1人の存在がミュージックインダストリーを根底から覆したと思います。映画を見て、彼はクリエイターというより、アーティストやロックミュージシャンに近いという気がしました」と思いを語った。監督は「ジョブズは音楽家にとっても大切なツールを残しました。小室さんは早いうちからそこに目を向けて成功したミュージシャンの1人ですね」と小室を称えた。


 破天荒で独自の生き方を貫いたジョブズになぞらえ"ジョブズ的"な面について質問されると監督は「この映画を作ったこと(笑)」、小室は「TMネットワークのデビュー時も20社くらいにデモテープを送ったり、何かをひたすらやり続けるというところはジョブズ的かも」と答えた。


 この日は、小室が同作を見てセレクトした『Departures』(globe)、『Desperado』(イーグルス)のスペシャルメドレーをアップルのコンピュータを使ったシステムを使って生演奏。監督をはじめ観客はすっかり感激していた。イベント後、妻・KEIKOの回復について報道陣から質問されると小室は「ゆっくり、少しずつですね」と微笑みながら答えた。


 また、日本の秋元才加、天野ひろゆき(きゃい~ん)、綾戸智恵、KONISHIKIら著名人も試写会に参加。秋元は「世界を変えたスティーブ・ジョブズがどんな人間でどんな人生を送っていたのか、この映画で見てみたい」とコメント。天野は「僕も家電芸人という側面があるので"国産頑張れ"という複雑な思いもあるんですが、ITを知らなくても楽しめる作品だと思います」と語った。


 

福山雅治、サプライズで質疑応答イベントに登場!

2013.10.29 Vol.603

 第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、現在大ヒット中の映画 『そして父になる』の国内ティーチインが28日、都内にて行われ、主演の福山雅治と是枝裕和監督が登壇した。

 9月28日の公開から1カ月を迎えても勢いはとどまらず、大ヒットを記録している同作。そのティーチインとあって、会場には熱烈なファンが駆け付けた。盛大な拍手で迎えられた是枝監督が開口一番「実は超サプライズゲストをお招きしています」と告げると、なんと福山雅治が登場。このサプライズに会場は驚きと歓声の嵐に包まれた。

 国内ティーチインに参加するのはこれが初めてという福山。20年来のファンだという女性客から「この作品の福山さんだけはかっこよく見えませんでした。自分では(自身が演じた)良多をどう思っていますか」と質問されると「自分がその役を演じることで、自分が最終的にどう映るのかを考えて撮影にのぞむことはないんです。でも確かに、最後の撮影で監督に、良多のよい所は1つもなかったですね、と言いました(笑)」と振り返った。

 また「福山さんの演じる姿を撮影をしていて、その場で変えていったところは」という質問に、監督は「僕はどんどん脚本を変えていくから、みんなは大変だったと思います(笑)」笑いながらも「(実子ではない息子の)慶多の誕生日の場面は、もともと軽いシーンのつもりだったんですが、慶多を見る福山さんの目が、なんともいえない思いを含んだ強い目だったので、そこから”見る”ということをいろいろなシーンで強調していきました」と、福山の演技から演出が広がったことを明かした。

 日本はもちろん海外でも注目が続いている。監督は「11月からまた海外を回りますが、東京以外でもまた(ティーチイン)をやりたい」と語り、福山は「この作品は、何度見てもその日によって受ける印象が違うような、生き物のような映画だと思っています」と、改めて本作の魅力をアピールした。
『そして父になる』は全国公開中。

第26回東京国際映画祭グランプリにスウェーデンの青春映画

2013.10.28 Vol.603
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第26回東京国際映画祭が25日に閉幕し、クロージングセレモニーにて各賞の発表と授賞式が行われた。


 オフィシャルコンペティションの最高賞である東京サクラグランプリを受賞したのは、スウェーデンのルーカス・ムーディソン監督作『ウィ・アー・ザ・ベスト!』。


 チェン・カイコー審査委員長は「最高賞には、卓越した完成度を求めました。情熱と魅力にあふれ、本物の人間の絆を、生き生きとしたエネルギッシュな演技で描いた作品に、審査員は満場一致で決めました」と同作を評した。
受賞したムーディソン監督は「まさか受賞できるとは思っていなかったので感無量です」と喜びをあらわにしながら「実は原作は私の妻のココが書いたもの。彼女にも感謝したい」と明かした。


 他、審査員特別賞はイランのベーナム・ベーザディ監督作『ルールを曲げろ』、最優秀監督賞は『馬々と人間たち』のベネディクト・エルリングソン監督、最優秀女優賞は『ある理髪師の物語』のユージン・ドミンゴ、最優秀男優賞は『オルドス警察日記』のワン・ジンチュン、最優秀芸術貢献賞はアーロン・フェルナンデス監督の『エンプティ・アワーズ』、そして観客賞はイ・ジュヒョン監督の『レッド・ファミリー』に贈られた。


 カイコー審査委員長は「東京は、若手の映画人の注目をもっと集めてもいいと思います。そうなると、東京国際映画祭にもっとたくさんの優れた作品が集まると思います」と語り、来年の開催に向けて日本語で「バイガエシ(倍返し)!」と締めくくって、会場の喝さいを浴びた。

(C)2013 TIFF

MOVIE 日本映画史に残る傑作が、”愛されるデバイス”を生み出した”嫌われ者”の真実

2013.10.27 Vol.603

 2011年10月5日、56歳の若さで亡くなったアップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ。波乱万丈のエピソードを持つ彼の半生を映画化した話題作がついに日本上陸。最高の賛辞を贈られる一方で、彼はワガママで傲慢、非情な男とも言われ続けた。そんな“嫌われ者”がなぜ、世界中から“愛され続ける”デバイスを作ることができたのか。そんな問いに迫る、ジョブズ没後初の映画化作品だ。ジョブズ役には『バタフライ・エフェクト』のアシュトン・カッチャー。徹底した役作りでジョブズ像を体現している。

 生まれてすぐに養子に出され、若いころは自分探しのための放浪生活も経験。自宅ガレージで立ち上げたアップルコンピュータ社をわずか4年で上場させ、IT界の注目的存在に。ところが取締役会との確執で自ら創業したアップル社から退社を余儀なくされるが、紆余曲折をへて再びアップルで実権を握り、iMac、iPod、iPhone、iPadなど、次々と世界的ヒットを世に送り出した。「ハングリーであれ、愚かであれ」。彼がスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの締めくくりとして語ったこの言葉は、その場にいた学生のみならず世界中の人に感動を与えた。この映画を見終わった後、“嫌われ者”ジョブズがこのメッセージに込めた思いに近づけるはず。

『母の身終い』試写会に10組20名 

2013.10.27 Vol.603

「自分らしい最期を迎えたい…」。脳腫瘍に冒され死期が近い母親が決心した究極の選択と、それに戸惑う息子。互いを思いながらもすれ違う母と息子の絆を描く感動作。

 48歳のトラック運転手・アランは麻薬密売の罪で服役し、出所後は脳腫瘍で闘病中の母・イヴェットの家で暮らしていた。長年にわたって確執がある2人は何かとぶつかってばかり。そんなある日、アランは“スイスの施設で尊厳死”することを記した書類を見つけてしまう。母が自ら旅立つまで残された時間はあとわずかだった…。

 11月下旬よりシネスイッチ銀座他全国順次ロードショー

『あさひるばん』特別試写会に15組30名 

2013.10.27 Vol.603

『釣りバカ日誌』の原作者・やまさき十三が、72歳にして映画監督としてデビュー! マンガ原作者となる以前に助監督として活動していた経験を持つだけに、初監督ながら上質のヒューマンコメディーを誕生させた。主人公の“あさ”こと浅本有也役に國村隼、“ひる”こと日留川三郎役に板尾創路、“ばん”こと板東欽三役に山寺宏一という個性的なキャストに加え、桐谷美玲、斉藤慶子、松平健といった豪華な面々、さらには『釣りバカ日誌』でおなじみの西田敏行も出演!

 その名字から“あさひるばん”と呼ばれていた浅本・日留川・板東。甲子園をめざしあえなく敗退して30年。別々の人生を歩んでいた彼らのもとに、高校時代の3人のあこがれのマネジャー・幸子の娘だという有三子から「入院中の母に会いに来てほしい」という手紙が届く。驚きと疑問を抱えながら故郷に戻った3人を迎えた驚きの事実だった。不惑の年を超えても人生に迷いっぱなしの3人が故郷で見つけたものとは?

 11月29日(金)より全国公開。

『かぐや姫の物語』試写会に25組50名 

2013.10.27 Vol.603

 今年は25年ぶりにスタジオジブリの宮崎駿監督作品と、高畑勲監督作品が同年公開。先に公開された宮崎監督作品『風立ちぬ』の大ヒットを受け、いよいよ高畑監督作『かぐや姫の物語』が公開となる。

 本作は高畑監督にとって実に14年ぶりとなる監督作。誰もが知っている昔話の“かぐや姫”を題材に、筋書きを変えることなく、誰も見たことのない“かぐや姫の日常や心情”を描くことで、これまでにないかぐや姫を描き出す。かぐや姫はなぜ地球に来たのか。この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。姫が犯した罪とは、その罰とはいったい何だったのか。日本最古の物語文学『竹取物語』に隠された“人間・かぐや姫”の真実の物語。高畑勲が全く新しいアニメーション表現にも注目だ。

 また声のキャストにも豪華な顔ぶれがそろう。ヒロイン・かぐや姫役には『神様のカルテ』『横道世之介』など話題作への出演が続く朝倉あき。初のアニメーション映画の挑戦となる。かぐや姫の幼なじみ・捨丸役に高良健吾。そして昨年他界した地井武男が翁(おきな)役を務めている(声の収録は2011年)。他にも高畑淳子、立川志の輔、上川隆也、伊集院光、仲代達矢など豪華でバラエティー豊かな面々が集結。二階堂和美が主題歌『いのちの記憶』を手掛ける。

 11月23日(土・祝)より全国ロードショー

今週のオススメMOVIE 10/28〜

2013.10.26 Vol.603

『グランド・イリュージョン』
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ラスベガスのマジックショーで4人組のイリュージョニストチームがパリの銀行から320万ユーロを強奪した。しかしFBIは彼らの犯行を実証できず…。

監督:ルイ・レテリエ 出演:ジェシー・アイゼンバーグ他/1時間56分/KADOKAWA配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://www.grandillusion.jp/

©2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

『潔く柔く きよくやわく』
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カンナは高校1年のときに幼なじみが事故死したときから恋ができなくなった。大人になったカンナは無神経な男・禄と知り合い、反発しながらも引かれ合う。

監督:新城毅彦 出演:長澤まさみ、岡田将生他/2時間7分/東宝配給/お台場シネマメディアージュ他にて公開中 http://kiyoku-yawaku.com/

©2013「潔く柔く」製作委員会 ©いくえみ綾/集英社

『デッドマン・ダウン』
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裏社会の大物・アルフォンスの信頼も厚いヒットマン・ヴィクターは顔に傷を負った美女・ベアトリスからある依頼を持ちかけられる。

監督:ニールス・アルゼン・オプレヴ 出演:コリン・ファレル、ノオミ・ラパス他/1時間58分/プレシディオ配給/新宿ミラノ他にて公開中 http://deadmandown.jp/

©2012 DMD PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『42 〜世界を変えた男〜』
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1947年、白人選手だけだったメジャーリーガーの中でただ一人の黒人選手となったジャッキー・ロビンソンは周囲との不和を乗り越え自らの存在を証明していく。

監督:ブライアン・ヘルゲランド 出演:チャドウィック・ボーズマン他/2時間8分/ワーナー・ブラザース映画配給/11月1日(金)より丸の内ピカデリー他にて公開 www.42movie.jp

©2013 LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

『ある愛へと続く旅』
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サラエボで出会い結ばれたジェンマとディエゴ。代理母出産で息子を授かるがサラエボ包囲によってディエゴは命を落としてしまう。

監督:セルジオ・カステリット 出演:ペネロペ・クルス他/2時間9分/コムストック・グループ配給/11月1日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ他にて公開 http://www.aru-ai.com

©Alien Produzioni / Picomedia /Telecinco Cinema/ Mod Producciones 2012

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海』
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ギリシャ神話の神・ポセイドンと人間の間に生まれた“半神”のパーシーは邪神クロノスの復活を阻止すべく仲間とともに立ち上がる。

監督:トール・フロイデンタール 出演:ローガン・ラーマン他/1時間46分/20世紀フォックス映画配給/11月1日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座他にて公開 http://www.foxmovies.jp/percy/ 2D/3D

©2013 Twentieth Century Fox.

『劇場版 SPEC 結 漸ノ篇』
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ニノマエとの死闘を終え、瀕死の状態で病室に担ぎ込まれた当麻と瀬文。しかし世界は、ある人物によって破滅へと進んでいた。

監督:堤幸彦 出演:戸田恵梨香、加瀬亮他/1時間34分/東宝配給/11月1日(金)よりお台場シネマメディアージュ他にて公開 http://www.spec-movie.jp

©2013「劇場版SPEC 〜結〜 漸ノ篇」製作委員会

『セブン・サイコパス』
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脚本家・マーティは親友・ビリーのアイデアでサイコパスの話を書くことに。ところがビリーがトラブルを持ち込み期せずしてサイコパスだらけに…。

監督:マーティン・マクドナー 出演:コリン・ファレル他/1時間10分/クロックワークス配給/11月2日より新宿武蔵野館他にて公開 http://7-psychopaths.jp/ R15+

©2011 Blueprint Pictures (Seven) Limited, The British Film Institute and Film4

SPECIAL INTERVIEW 高橋一生×片桐 仁×塚地武雅

2013.10.26 Vol.603

 長澤まさみの2本目の舞台出演となる『ライクドロシー』が11月8日から下北沢の本多劇場で上演される。本作は『オズの魔法使い』を下敷きに描かれるシュールでファンタジックなコメディー。ドロシーを支えた脳の無いカカシ、心の無いブリキの木こり、臆病なライオンよろしく、高橋一生、片桐仁、塚地武雅が長澤演じるヒロインと一緒に天敵に挑んでいく。

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