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UNLIMITED王座決定戦に臨む有川直毅がすでにアドレナリンドバドバ!? 「モタはマジすごい。人というよりは生物。めちゃくちゃ楽しみ」【KNOCK OUT】

2025.12.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に出場する有川直毅(K-PLACE)が12月12日、都内で公開練習を行った。

 有川は「KNOCK OUT-UNLIMITED フェザー級王座決定戦」でカルロス・モタ(ブラジル)と対戦する。

 有川はパンクラスを主戦場に戦っていたMMAファイターで、MMAでの戦績は8勝5敗1分。今年9月にKNOCK OUT常葉アリーナで行われた「THE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED -57.0kg 1DAYトーナメント」で準々決勝で川野龍輝、準決勝で山野邉嵐、決勝で今村流星を破り優勝している。

 モタはUFCに参戦経験もあるMMAファイターで、MMAでの戦績は10戦8勝(4KO)2敗。KNOCK OUTには昨年12月の「K.O CLIMAX 2024」で初参戦しUNLIMITEDルールで栗秋祥梧に判定勝ちを収めた。6月の「THE KNOCK OUT」では古木誠也とBLACKルールで対戦しKO負けを喫するも8月の「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」ではUNLIMITEDルールで中村悠磨に判定勝ちとUNLIMITEDルールでは2連勝。

 有川はこの日、シャドーとマススパーリングを1分半行い、マススパーではパートナーを落とす寸前まで絞め上げるパフォーマンスを見せた。

 有川はその後に行われた会見で「今までで一番いいんじゃないですかね、ってくらい動きもよく体調もいいんで、このまま続けたいですね」と絶好調宣言。

Kihoがぱんちゃん璃奈の引退試合の相手に名乗り「ここでしっかり勝って引退試合とかでできたら面白いんじゃないかと思っている」【KNOCK OUT】

2025.12.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-BLACK 女子アトム級王者のKiho(KNOCK OUT GYM 調布)が12月12日、KNOCK OUT-BLACKの女子ミニマム級と女子アトム級の元王者・ぱんちゃん璃奈(フリー)の引退試合の相手に名乗りを挙げた。

 Kihoはこの日、KNOCK OUTの年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の公開練習を行った。

 今大会でKihoは山田真子(GROOVY)を相手に初防衛戦に臨む。2人は9月23日の後楽園ホール大会で王座決定戦で対戦し延長にもつれ込む接戦の末、Kihoが勝利を収め王座を獲得。しかしこの判定結果にKNOCK OUTがプロモーションとして審判団に対し異議を申し立てを行うという予想外の展開となり、完全決着戦として今大会で再戦が組まれた。

 Kihoは山田戦について「判定には行きたくない。しっかり倒して、胸を張ってチャンピオンと言いたい。判定に行ってもダウン一つは取って、しっかり明確な差をつけて終わりたい」と誰が見ても納得がいく勝利を目標に掲げた。

山田真子と再戦のKihoが明確な差をつけての勝利を約束「自分自身、納得がいかない。最後ぐらいはしっかり笑って終わろうと思っている」【KNOCK OUT】

2025.12.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-BLACK 女子アトム級王者のKiho(KNOCK OUT GYM 調布)が12月12日、都内で公開練習を行った。

 KihoはKNOCK OUTの年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で山田真子(GROOVY)を相手に初防衛戦に臨む。

 2人は9月23日の後楽園ホール大会で王座決定戦で対戦し延長にもつれ込む接戦の末、Kihoが勝利を収め王座を獲得。しかしこの判定結果に大会後の総括で山口元気代表が「運営と選手とジャッジは三権分立なので、僕が口を出すのはいけないこと」との認識を示す一方で、KNOCK OUTの判定基準に則っていないとの見解を示し、その日のうちにKNOCK OUTプロモーションとして審判団に対し異議を申し立てを行うという予想外の展開に。この審判団からの回答を受けたうえで、11月11日に今大会で再戦が行われることが発表された。

 この日、Kihoは1分間のシャドーを行い、その後に会見を行った。

 Kihoは「めちゃくちゃいい感じに追い込めている。自分的には前回よりも仕上がりはいいかなと思っている」と笑顔を見せた。

 前回の試合ははっきりとした決着をつけることができなかったのだが「すごい悔しい気持ち。結果的には年末のこのビッグマッチでタイトルマッチができて良かったなと思う」と今は前向き。

宮原穣が「強いんだろうけど」とカーライル撃破に自信「激しい試合になる。1秒も見逃さず自分が倒すところを見て」と激闘を約束【KNOCK OUT】

2025.12.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に出場する宮原穣(KWU SENSHI JAPAN)が12月12日、都内で公開練習を行った。

 宮原はUNLIMITEDルールでスパイク・カーライル(アメリカ/Naughty House)と対戦する。ともにKNOCK OUTには初参戦で、UNLIMITEDルールも初体験となる。

 宮原は極真空手や大道塾で活躍後、ブルガリアのキックイベント「SENSHI」を経て「空手コンバット」を主戦場に戦っていたファイター。空手コンバットとの契約が切れたことから今回の参戦となった。

 カーライルは元UFCファイターで、2022年からRIZINに参戦。RIZINでは5戦2勝3敗の戦績ではあるが、敗れたのはライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ、堀江圭功、泉武志といった強敵相手のもの。サトシとのノンタイトルの一戦ではサトシを苦しめる場面もあった。

舘ひろし「西部警察」爆破シーンに言及「石原さんと渡さんが歩いてくる印象だけはある」

2025.12.12 Vol.Web Original

 俳優の舘ひろしが12月12日、西武渋谷店A館2階 イベントスペースにてスタートした「石原裕次郎生誕90周年祭」(~12月28日)オープニングセレモニーのスペシャルゲストとして登壇した。ドラマ「西部警察」のオープニングテーマと共に登場した舘は、石原さんとの出会いを「最初にお会いしたのがまさに『西部警察』。(神宮外苑の)絵画館の前で記者発表をしまして、その時にお会いしました。会話はまったく覚えてないです」と微笑んだ。

 同ドラマの思い出を「それまで僕は映画をやっていたんですけど、映画のスケールを超えるようなすごい番組」と振り返り、自身の演じた巽総太郎(タツ)役を「亡くなった小林(正彦)専務から “どんな刑事をやりたい?” と言われまして、オートバイに乗っている刑事がやりたいと言ったらすぐハーレーを用意してくれて」と明かした。

 タツの殉職後、鳩村英次(ハト)を演じ「最初は6カ月だけという約束で、すぐ映画に戻ったのですが、石原さんが病気になられて、渡(哲也)さんから “帰ってこい” と言われて “はい” と帰った」といい、その理由を「最初に『西部警察』を始めた時に渡さんにすごく心酔しまして。僕は東映出身で東映の俳優さんに何人かお会いしたんですけど、渡さんだけが初めて挨拶に行った時に、椅子から立ち上がって握手してくれたんです。 “こんなスターさんがいるんだ” と思って」と語った。

【アザーカット】後藤真希 “ゴマキ旋風” 大ヒット写真集に限定版発売!未公開カット&40歳の最新ボディも

2025.12.12 Vol.Web Original

 元モーニング娘。で歌手の後藤真希が、昨年11月発売の最新写真集『flos(フロース)』(講談社)が重版10刷のロングヒットおよび電子版の売り上げ “日本歴代1位”(12月11日、メディアドゥ調べ)をキープしていることを受け、12月25日に未公開アザーカットを収録した電子版限定写真集『「flos」thanks edition(フロース サンクス エディション)』(同社)を発売することを発表した。

 後藤が「感謝の気持ちを込めて、未公開カット、新たに撮り下ろした写真たちをお届けできればと思います」という電子版限定写真集から、未公開カットをお届けする。

後藤真希 “ゴマキ旋風” 大ヒット写真集に限定版発売!未公開カット&40歳の最新ボディも

2025.12.12 Vol.Web Original

 元モーニング娘。で歌手の後藤真希が、昨年11月発売の最新写真集『flos(フロース)』(講談社)が重版10刷のロングヒットおよび電子版の売り上げ “日本歴代1位”(12月11日、メディアドゥ調べ)をキープしていることを受け、12月25日に未公開アザーカットを収録した電子版限定写真集『「flos」thanks edition(フロース サンクス エディション)』(同社)を発売することを発表した。

 モーニング娘。での衝撃のデビューから25年、記念作品の『flos』が写真集界で “ゴマキ旋風” を巻き起こした。この輝かしい結果に後藤自ら度々「ファンの皆さんに何か恩返しできないか」と語っており、編集部に「flosの写真をもっと見たい」「アザーカット版を発売してほしい」と多くのリクエストが寄せられたことから、今回の電子版限定写真集の発売が決定した。

 この “thanks edition” のために新たなスペシャルシューティングを敢行。9月に誕生日を迎えて40歳になった後藤の最新の姿を撮り下ろし、作品に収録した。アザーカット版にもかかわらず、「せっかくなら皆さんに楽しんでもらいたい」と新たに撮影を組む異例のプロジェクトで、彼女からの “ありがとう” という感謝の気持ちが詰まった作品となっている。

 発売の決定に、後藤は「デビュー25周年を記念して制作した写真集『flos』、本当に沢山の方に届いた事が嬉しかったです。その感謝の気持ちを込めて、未公開カット、新たに撮り下ろした写真たちをお届けできればと思います」とコメント。

 その言葉通り『flos』未公開カット、オフのひと時を覗くような新規撮り下ろしカットの数々を “thank you” の意味を込めた139ページで発売。さらに、Kindle限定版では11ページもの特典カットを追加し、150ページという圧巻のボリュームとなっている。40歳になりさらに磨きがかかった後藤の美しい肢体は必見だ。

 電子版限定『後藤真希「flos」thanks edition』は電子書店各社にて12月25日配信開始予定。12月12日から予約受付を開始している。

ガールズグループのf5veが米英で高評価 アルバム『SEQUENCE 01』がベストアルバムTOP40、デビューアルバムベスト20に選出

2025.12.11 Vol.Web Original

 ガールズグループのf5ve(ファイビー)が今年5月にリリースしたアルバム『SEQUENCE 01』が、米音楽メディア「Billboard」(以下、ビルボード)のスタッフが選ぶ2025年のベストアルバムTOP50とイギリスの音楽メディア「NME」が選ぶ今年リリースされたデビューアルバム・ベスト20に選出された。

 ビルボードは現地時間12月10日にオフィシャルサイトでスタッフが選ぶ2025年のベストアルバムTOP50を公開。f5veは45位にランクインした。TOP50には、音楽チャート「Billboard HOT100」の常連であるバッド・バニー、レディ・ガガ、テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらが選出されている。グラミー賞2026ノミネートアーティストが並ぶ中での日本人アーティスト唯一の選出は快挙。「NME」も日本人アーティストとして唯一の選出となった。

 KAEDEは、「私たちの音楽がこのような形で評価されたことを、純粋にとても嬉しく思います!『日本から世界へ、日本のカルチャーと音楽を唯一無二の表現で届けたい』という想いを胸に活動してきましたが、その想いや取り組みが世界中の方々に届いているのだと実感できて、とても誇らしい気持ちです!」とコメントを寄せている。

 f5veは、KAEDE、SAYAKA、MIYUU、RURI、RUIの5人組。レディ・ガガ、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフトらのプロデューサーとしてグラミー賞を受賞しているBloodPop®がエグゼクティブ・プロデューサーを務める。2025年8月には、Forbes Japan30歳未満の次世代をけん引する若い才能30人「30 UNDER 30」に選出され日本でも注目を集めている。

今年6月には、毎年NYで開催されているLGBTQ+×エレクトロポップの大型フェス『LadyLand Festival』に出演し、現地のオーディエンスから熱烈な歓迎を受けている。12月2日には、日本の音楽を世界に発信するグローバルショーケース『ennichi ’25 Japanese Music Experience LA presented by CEIPA × TOYOTA GROUP “MUSIC WAY PROJECT”』に出演した。

榮倉奈々のベストマッチはカフェオレとテレビ「温かいのを手に持ってテレビを見るとほっとする」

2025.12.11 Vol.Web Original

 俳優の榮倉奈々が12月11日、都内で行われた、インスタントコーヒー『ブレンディ』のポップアップ試飲イベント『カフェオレちゃんもインスタントん♪ CAFÉ by Blendy』のオープニングイベントに登壇した。

『ブレンディ』といろいろなミルクで作ったカフェオレを飲み比べできる期間限定イベント。14日まで、都立明治公園にある複合型フードホール「Meiji Park Market」を会場に展開する。豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクといった植物性ミルクと牛乳のなかから3種を選んで飲み比べることで、自分のミルクマッチを見つけられる。

ベイノアが緊急参戦でノジモフと対戦。ノジモフの「せいぜいブラックうさぎ」に「やってやりますよ」【RIZIN大晦日】

2025.12.10 Vol.Web Original

 RIZINが12月10日、「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 元RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/AKA)が昨年6月以来のRIZIN参戦を果たし、イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 ノジモフについては前日に参戦が発表され、対戦相手については、この日放送のRIZIN FF公式YouTubeチャンネルの生番組「榊原社長に呼び出されました」で発表となっていた。

 ベイノアは極真空手で活躍し、RISEでも王座を獲得。2021年6月にRIZINに初参戦し、元DEEP王者・弥益ドミネーター聡志相手にMMAデビューを果たすもスプリットで判定負け。2021年11月にロクク・ダリからMMA初勝利を挙げるも、その後、武田光司、宇佐美正パトリックを相手に2年連続大晦日に敗戦。

 一念発起し2023年、単身米国へ渡り、アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)で練習に励んだ。2024年4月にはRIZINで井上雄策に判定で2年半ぶりの勝利をつかむが消極的な試合内容にブーイングを浴びる結果に。同年6月には体重超過のジョニー・ケースと対戦。負けのない状況での試合となったがダウンを奪われての判定勝利とRIZIN2連勝とはなったものの内容はいまいち。

恋愛リアリティショーを越えたヤンキー生き様リアリティーショー『ラヴ上等』ここに爆誕【ネタバレ有・ラヴ上等1〜4話】

2025.12.10 Vol.Web Original

 Netflixで新たな恋愛リアリティーショー『ラヴ上等』が配信中だ。本作は、配信前からSNSで「これまでの恋愛リアリティとは一味違う気がする」と話題を呼ぶでいた作品でもある。

 コンセプトは「ヤンキー×恋愛」。事前に公開された画像でも、腕一面に和彫が入った女性に、あからさますぎるほどのヤンキーファッションに身を包んだ男性など、これまでの恋愛リアリティショーに出演していた“キラキラな美男美女”とは程遠い面々が並んでいた。

 これはリアルなのか、フェイクなのか……。プロデューサーはタレントで自身も「元ヤン出身」を自称するMEGUMIが務めており、MCには素行不良で少年院にも行ったことがあるAK-69、そして「恋リア嫌い」を公言するお笑い芸人・永野も並ぶ。

 どうなるのか全く読めなかった新・ヤンキー恋愛リアリティーショーの序章として、まずは第1話〜第4話が配信に。ヤンキーたちの生き様、予想外の涙……老若男女が楽しめる恋愛リアリティがここに爆誕した。


【第1話】嬢と漢、ヤンキー圧巻の登場シーン

 

 2025年が終わろうとしている今、世間は「平成レトロブーム」の真っ只中といえる。女性の間では、Y2Kブームの流れから、平成ギャルファッションにも再び注目が集まっている。ヤンキーも、消えつつあった「昭和〜平成らしさ」の一つでもあったと言えるだろう。

 もちろん、未だに特定の地域では幅を利かせているヤンキーもいるのかもしれないが、その姿を見なくなって久しいという人も多いはずだ。そんな中、本作では1998年リリースのglobeの名曲『Love again』をオープニングに、特攻服の漢ヤンキーがバイクの“ニケツ”……つまり、2人乗りで登場。近年、久しく見ていない光景である。

『ラヴ上等』では、社会のはみ出し者として生きてきたヤンキー男女11人が、14日間の共同生活の中で本気と書いてガチと読む、マジの愛を学んでいくことになる。

 登場人物の紹介シーンも圧巻だ。最初に登場したのは、栃木の暴走族“暴霊”の12代目総長を名乗る漢・つーちゃん(30)。無免許で車を乗り回すなど、悪いことは一通りしてきた彼の最終学歴は、自身いわく「もちろん少年院」。現在の仕事もキャバクラ経営ということで、まさにヤンキーその後のイメージ通りだ。

 続く漢・2人目は川崎で暴走族チーム“達磨”を立ち上げた元総長・ミルク(22)。現在は内装業に従事しているとのことで、現役時代の気性の荒さはある程度落ち着いているのかと思いきや、教室に入るやいなや、つーちゃんと机を蹴り上げてメンチを切り合う。

 この他“京都最強の喧嘩師”である二世(27)、元クラブセキュリティーのタックル(24)、元インテリヤクザのラッパー・ヤンボー(30)など、目を疑うほどに壮絶な人生を歩んできた参加者が集まった。

 女性メンバーも負けていない。海外で逮捕された経験のある学生キャバ嬢・おとさん(22)は、背中から腕一面に刺青が広がる。施設育ちのBaby(25)は、周囲の人間に対する殺意で格闘技を習ったという。その他、地下格闘技選手のてかりん(21)、メイク講師のきぃーちゃん(23)も、学生時代は何度も暴力沙汰の問題を起こしてきたと語る。

 こんなメンツが集まって恋愛……?というギャップこそが「ラヴ上等」の見どころとも言える。今もヤンキーらしい風貌を保っている男性陣と比べると、女性は一見よくいるギャルに見えるメンバーも多いが、はぐれ者だった彼らは、心にどこか傷を追っている人たちとも言える。

 学校での共同生活が始まると、一般の恋愛リアリティーと同じようなプログラムも用意されている。まずは仲良く夕食作りをするのだが、画面いっぱいにヤンキーが広がっていると、手でこねているハンバーグがどこか浮いた存在のようにも見えてくる。

 MCとしてMEGUMIが「彼らは感情に素直だから」と話す通り、夕食の準備も普通には進まない。私たちの知る日常では、こういった共同作業中に、サボっている人がいたとしても、誰も声を発しない。むしろ声を上げた方が煙たがられる時すらあるだろう。

 しかし、自身の感情にまっすぐなヤンキーたちは、おかしいと思ったことをそのまま口にする。その結果喧嘩になることもあれば、自分の非をしっかりと認めて謝れることもある。サボりを二世にはっきりと責められたミルクは、責任を取ってきっちりと謝罪した。

 夕食を食べながらの身の上話も、あまりにも鮮烈だ。施設育ちのBabyは、複雑な環境の家庭で育ち、小学校もろくに通えていなかったことを淡々と話す。海外で逮捕経験のあるおとさんは、親元が厳しかったからこそ、反発でグレてしまったことを語る。

 このダークさと、ヤンキーたちが魅せる人間性のギャップが面白い。喧嘩はしても、生肉を触った手では殴らない、シーンが変わればさっきの喧嘩もカラッと忘れるなど、殺気立ちやすいヤンキーたちも、その時の自分の感情に則って行動していることが伝わってくる。第一話は、恋愛模様以上にそれぞれの人間性に注目しながら見ていってほしい。

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