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久井大夢が下地奏人を破りスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一。準決勝ではピッチにKOでリベンジ【KNOCK OUT】

2024.12.31 Vol.Web Original
 KNOCK OUTの今年最後のビッグイベント「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、神奈川・横浜武道館)で「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」が行われ久井大夢(TEAM TAIMU)が決勝で下地奏人(RIOT GYM)を2-0の判定で破り、王座を獲得した。
 
 同王座は久井が2022年12月に初代王座決定戦で新田宗一朗を破り初代王者に。久井は昨年9月に階級を上げて「KNOCK OUT-BLACKライト級 王座決定戦」で大谷翔司と対戦。その際にREDスーパーフェザー級王座を返上。その後、王座は空位となっていた。
 
 久井は今年6月に龍聖との間で行われた「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座決定戦」で勝利を収め、BLACKのスーパーフェザー級とライト級の2冠王となったが、その後、ライト級王座を返上している。今回の戴冠でKNOCK OUTスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一を果たした。

森岡悠樹が壱・センチャイジムとの合わせて5つのダウンを奪い合う激闘制し、ヒジあり−55kg日本一に【KNOCK OUT】

2024.12.31 Vol.Web Original
 KNOCK OUTの今年最後のビッグイベント「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、神奈川・横浜武道館)で行われた「KICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント」の決勝で壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)と森岡悠樹(北流会君津ジム)が対戦した。試合は森岡が2Rに互いにダウンを奪う合う激闘を制し、KO勝ちを収め優勝を果たした。
 
 トーナメントは11月10日のNJKF後楽園大会で1回戦が行われ、壱はNJKF王者の嵐を破り、この日の準決勝に進出。森岡は対戦相手の真琴が計量オーバーでトーナメント失格。ワンマッチとして対戦し、ダウンを奪われペナルティーの減点に救われる形でのドローとなっていた。
 
 この日の準決勝では壱は前田大尊(マイウェイジム)に延長の末、判定勝ち、森岡は古村光(FURUMURA-GYM)と対戦し1回戦でのうっ憤を晴らすように2つのダウンを奪っての判定勝ちで決勝に駒を進めた。

中島玲が渡部太基に1RKO勝ちで王座を獲得し鈴木千裕への挑戦表明「もう僕しかいないでしょ」【KNOCK OUT】

2024.12.31 Vol.Web Original
 KNOCK OUTの今年最後のビッグイベント「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、神奈川・横浜武道館)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント」決勝戦で中島玲(ハイブリッドアカデミー)が渡部太基(TEAM TEPPEN)を1RKOで破り、キックボクシングで初の王座を獲得した。
 
 渡部はこの試合が現役ラストマッチ。最後まで立ち上がり続けたが、王座獲得はならなかった。
 
 1R、サウスポーの渡部とオーソドックスの中島。中島が飛び込んでの左フックでいきなりダウンを奪う。渡部はじりじりと前に出るが中島は狙いすましたワンツーの右ストレートでダウンを重ねる。渡部はもう一度倒れるとKO負けになるが、それでも前に出る。そして左ハイ、左ストレート。中島は様子を見ながら、右インロー。前に出る渡部が左ストレート。中島は左ボディー、右ストレート。じりじりと圧をかけて右ストレート。渡部はそれでも前に出る。中島は狙いすました右ストレートを打ち込むと渡部がぐらり。中島が追撃のパンチで3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

久保優太「現時点では五分五分。10回やったら5回勝てるうちのそれを最初に1回引くだけ」【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol. Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会では元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)と対戦する。この試合は今後のフェザー級王座戦線を大きく左右する一戦となる。
 
 久保は今年3月に元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍(KRAZY BEE)に判定勝ち、7月には初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)にKO勝ちを収め、一気にフェザー級トップ戦線に浮上。フェザー級王座獲得を目標に掲げる久保にとっては勝利が義務付けられた一戦となる。
 
 シェイドゥラエフは今年6月にRIZINに初参戦を果たすと武田光司に一本勝ち、9月には元RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタにも一本勝ちを収めている。
 
 久保は勝利の可能性について「いつも毎回100はない。勝負事なので自信はないですけど、当初試合が決まったときは個人的には5%くらい。10回やったら9.5回負ける、1回も勝てないというくらいの感じだったけど、現時点では五分五分くらいまではもってきた。10回やったら5回勝てるうちのそれを最初に1回引くだけ」との見立てを口にする。
 
 シェイドラエフの印象については「黙っていても無敗のままUFCに行って活躍するんじゃないかと思う選手。ただ僕と出会ってしまったから、1敗してからUFCに行ってほしい(笑)」とさりげなく自信のコメント。
 
 試合については「自分はやることは決まっている。間違っても自分の寝技がたまたま極まっちゃうことはまずない。寝技にまぐれはないんで。自分は8歳から立ち技格闘技をやってきた。そういった経験がある。自分が勝っているところで勝つ。それさえできればMMAでは誰にも負けないと思っている。やることは一つ」と打撃で勝負。

福田龍彌「何も考えていないが、ちゃんと仕留めにはいく」、芦澤竜誠「長引くけど終わるときは一瞬で終わる」【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol. Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 大会の約2週間前に対戦が電撃発表された芦澤竜誠(フリー)とDEEPの2階級同時制覇王者の福田龍彌(MIBURO)がともに独特の感性で試合について語った。
 
 芦澤は昨年大晦日に太田忍を相手にMMAデビュー戦に臨むも1RにグラウンドパンチでKO負け。しかし今年7月の「超RIZIN.3」で皇治と激闘を繰り広げた末に判定でMMA初勝利を挙げると11月の「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」では元ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍にKO勝ちを収めている。
 
 福田は昨年5月にDEEPフライ級トーナメントで優勝。12月には念願の海外挑戦でカザフスタンのNaiza FCフライ級王者のエレンガイポフに挑戦するも敗戦。今年3月にバンタム級に階級を上げ、9月にはDEEPバンタム級暫定王座決定戦で瀧澤謙太と対戦し、1Rに失神KO勝ちを収め、DEEP2階級制覇を成し遂げた。RIZINには昨年9月に山本アーセンにTKO勝ちを収めて以来の参戦となる。
 
 先にインタビューを行った福田は芦澤について「みなさんが思ってる印象と一緒やと思います。“ピース”って感じの気持ちの強いファイターだと思う」試合については「やっぱりいつも通りヒリヒリ、ピリピリ。それはどこでやる時も一緒。真剣に狩りにいくという感じ」と語る。

クレベルが「1年半待っていた。人生をかけて練習してきた」と鈴木千裕からの王座奪還へ並々ならぬ決意【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の持つフェザー級王座に挑戦する元王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「1年半待っていた。人生をかけて練習してきて対策は万全」などとタイトル戦にける並々ならぬ思いを口にした。。
 
 2人は昨年6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦する形でタイトル戦が行われる予定だったのだが、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座はく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われ、クレベルが勝利を収めている(記録上はノーコンテスト)。
 
 クレベルは「大晦日にタイトルマッチでメインイベント。めっちゃうれしい。対策はばっちりしてきている。この試合のために5日とか待っていたわけじゃない。1年半待っていた。人生をかけて練習してきて対策は万全」と王座奪還への自信を見せた。

梅野源治を相手にMMAデビュー戦の大雅「僕の打撃で倒れなければ絞めることもあるのかなと思っている」と絞め技決着にも色気【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 MMAデビュー戦となるRISEスーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)が「僕の打撃で倒れなければ、僕が絞めることもあるのかなと思っている」とまさかの絞め技決着を口にした。大雅は同じくMMAデビュー戦となる“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)と対戦する。
 
 大雅は「総合の練習をやってきたのは3カ月くらい。その中でやれることはやってきた。試合がすごく楽しみ。グランドスラムに加えてトライハードにも行って、1日2~3回練習してという毎日。キックだったらここまでやっていないと思う。今回の試合だけでなく、もっと先を見据えて早く強くならないといけないと思っている」とMMA挑戦への意欲を口にした。
 
 立ち技の選手同士がともに初めてMMAで戦うとあって、スタンドでの打撃の展開が予想されるのだが「梅野選手の印象はムエタイの選手だなというくらい。僕が負けているところは何一つない。今回は総合なので使えるものは全部使って勝ちたい。必ずKOか一本。僕が絞め技をすれば一番盛り上がると思う(笑)。その前に僕の打撃で倒れなければ、僕が絞めることもあるのかなと思っている」と語った。

梅野源治が嵐の大野智との意外な交友明かす「大野君はだいぶベビ梅です(笑)」【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 MMAデビュー戦となる“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「ついにヒジを見せる時が来た」とこれまでRIZINではなかなか見せることができなかったムエタイ仕込みのヒジの披露を約束。そして嵐の大野智との意外な交友関係も明かした。梅野は同じくMMAデビュー戦となるRISEスーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)と対戦する。
 
 梅野は「今年、MMAデビューするとはずっと言ってきた。基礎から作り込んできたので、やっとみんなに見せられる日が来た。大晦日という最高の舞台で見せられるのが楽しみ」と武者震い。
 
 MMAの手応えについては「ジムのみんなにぶっ飛ばされる毎日なので、自分が強くなっているのか実感はない。手応えという手応えはない。でもみんなに“やれば分かるから自信を持ってやってきてほしい”と言ってもらえたので、後は大晦日に自分がどれだけできるのかを確認できるのではないかと思っている」と語った。
 
 大雅については「動きが速くてステップを使って飛び込んでのパンチが多いという印象。あとはどこまで組む力が強いかはやってみないと分からないが、体格としては力強いタイプだと思う」との見立て。

腕を折る覚悟を持って試合に臨む新居すぐる。武田光司は「試合は別。なので後はやるだけ」【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
「骨肉の争い」といっても過言ではない一戦で対戦する武田光司(フリー)と新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)がそれぞれの表現で試合に臨む覚悟を示した。2人は六本木のバウンサーとしての先輩後輩で、普段から仲がいいという間柄。
 
 先にインタビューを行った新居は試合決定からここまでについて「2週間前にあった結婚式でも席が隣だった。共通の知り合いが多すぎてSNSなどでめちゃくちゃ見る。武田との思い出を思い出しながら“2人でここまで来れた”という感情が生まれた」と語った。結婚式についても「話すことは絶対ないですけど。お互いちょっと距離おきながらでした」とのこと。
 
 武田についてはカード発表会見同様「顔がでかいから打たれ強い」と評したうえで「気持ちが折れない、ずっと前に出てくるスタイルでそれに負けたら自分が負ける。心は折れないので心を折る前に意識を落とすしかない。絞め落とすか殴って失神させないと」と語る。アームロックががっちり極まっても「武田は絶対にタップしないんじゃないですか。練習中もタップしない、絞めても関節を取っても」と武田はタップしないと予想し「アームロックは、武田だけじゃなく全員折る気で行っている。そうじゃないと取れないから」と折る覚悟を持って試合に臨む意思を見せた。また判定決着については「フィニッシュしか僕はありえない。判定で勝てるイメージはない。それは誰にでも。まず持たない」と視野にはなし。
 
 この試合を終えた後については「武田も一緒だと思うけど、国際戦をやりたいとどっちも言ってるから、ここに勝って来年は強い外国人を倒したい。2人ともベルトも狙っているし。でも今はこの一戦のことしか考えていない。格闘技なので勝ち負けで天国と地獄。落とすと下がっちゃう。僕は年齢的にも落としたくない」とこの試合にかける覚悟を口にした。

次期挑戦者決定戦で対戦の秋元強真が左でのKOを予告。元谷友貴は「スタンドから自分が作っていく」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会ではバンタム級王者・井上直樹への次期挑戦者決定戦で元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が対戦する。
 
 元谷は前戦では王座挑戦をアピールしていた太田忍を一本勝ちで返り討ちにし、タイトル戦をアピールしていた。秋元は今年9月にRIZIN初参戦を果たすとバンタム級で金太郎、11月にはフェザー級で鈴木博昭とRIZIN常連ファイターを立て続けに撃破している。
 
 先にインタビューを行った秋元は元谷について「打撃もできて、一番は組みと極め力がある」と評したうえで「自分が寝技を見せてきていないから“一本取られる”みたいな選手の予想動画が多いから早く試合がしたい。元谷選手は昔から見ている選手でクセは分かっていて分析もやりやすかった」などと自信を見せた。
 
 この試合は次期挑戦者決定戦なのだが「変な試合して王座戦になるとCONFESSIONSで井上直樹選手に“実績残してない”と言われているので、圧倒的に勝って来年、井上選手を倒したい」と語ったうえで、試合展開については「組みの展開も見せたいが、自分のなかでは1RでKOできると思っているので、また左を当てようかなって」と左のパンチでのKOを予告した。また「自分からタックルに行くことはないですけど、テイクダウンディフェンスも“倒されてからの攻防を見たことがない”と言われているが、逃げに徹するほど差があるとも思っていないし、自信がある」とも語った。

ケラモフを相手に防衛戦のサトシが「クレベルとやると思っていた。“え?私”とびっくり」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol. Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会ではライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に前フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が挑戦するタイトル戦が行われる。
 
 サトシは2021年にトフィック・ムサエフとの王座決定戦で勝利を収めライト級王座を戴冠。これまで矢地祐介、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボを相手に3度の防衛を果たしている。
 
 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。
 
 サトシはケラモフについて「フェザー級の選手だけど今回はライト級で出る。フィジカルはそんなに変わらないから、私は彼がライト級の選手と同じくらいと思っている」と評した。

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