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那須川天心のRISEラストマッチで戦った風音が引退。「僕の格闘技人生を政所仁との試合でフタをしたいと思った」

2023.10.25 Vol.Web Original

 RISEを主戦場に戦い、2021年に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者の風音(TEAM TEPPEN)が10月25日、現役引退を発表した。RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)で引退セレモニーが行われる。

 風音は2019年に拠点を大阪から東京に移しTEAM TEPPENに所属。「RISE134」でRISE初参戦を果たすと、2021年には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦。同トーナメントでは「選抜マッチ」に出場予定だったが、対戦相手の大﨑孔稀が新型コロナウイルス陽性で欠場となったため、そのまま本戦出場。1回戦で江幡睦、準決勝で政所仁、決勝で志朗と格上の3人を下し優勝を果たした。

 試合後のリングで同門の那須川天心のRISEラストマッチの相手に名乗りを挙げ、2022年4月に「RISE ELDORADO 2022」で対戦。0-2の判定で惜敗し、リング上で悔しさをあらわにした。同年6月の「THE MATCH 2022」では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」優勝者の黒田斗真に延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ち。その余勢を駆って10月の「RISE WORLD SERIES 2022」では大崎一貴の持つRISEスーパーフライ級王座に挑戦するも0-2の判定で敗れ、悲願の王座獲得はならず。

 今年3月には田丸辰に敗れ、現在開催中の「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」への出場を逃すと7月の「RISE WORLD SERIES 2023 1st Round」ではリザーブマッチで政所と対戦し、本戦1-0、延長は1-2の際どい判定で敗れていた。

ヌートバーが2028年ロス五輪出場に意欲。「大谷翔平と対戦するのは悪夢」と日本代表でのプレーを希望

2023.10.24 Vol.Web Original

 メジャーリーグのセントルイス・カージナルス所属のラーズ・ヌートバーと元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が10月24日、都内でトークイベントを行った。

 ヌートバーは今春に行われた「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で初の日系人選手として日本代表に選ばれ、日本の優勝に貢献し一気に人気者となった。斎藤氏は2006年に夏の甲子園で全国制覇を成し遂げ、「ハンカチ王子」として日本中に大フィーバーを巻き起こし、早大を経て2010年に北海道日本ハムに入団。1年目に6勝を挙げ、2年目に開幕投手を務めるなど活躍するも2021年10月に引退した。

 2人の間には斎藤氏が日米親善高校野球大会の日本代表として2006年に米国に遠征した際、当時8歳だったヌートバーがバットボーイを務め、肩を組んで写真を撮ってもらったという縁もあったという。

 ヌートバーは今シーズンを「WBCですごくいい経験をさせてもらったが、その後に何度かケガがあって、山あり谷ありのシーズンだった」と振り返った。斎藤氏は「今シーズンはすごく活躍した素晴らしいシーズンだったのではと思う。彼の良いところは出塁率。来シーズン以降も期待したい。今年はケガもあり試合に出られない時期もあったが、彼に期待するのはケガもなく出続ける事。塁に出ることが彼の得意なところ。そこをさらに伸ばしてほしい」などとヌートバーのさらなる飛躍を期待。ヌートバーは来シーズンの目標として「個人的な成績はもちろんうれしいが、チームとして頂点に立つ。WBCでも経験した通り、カージナルスでワールドシリーズに優勝したい」とワールドシリーズ制覇を掲げた。

来日中のヌートバーが日本を満喫。「ラーメン、餃子、かつ丼を食べた。大阪、京都、福岡、全ての街がきれい」

2023.10.24 Vol.Web Original

 メジャーリーグのセントルイス・カージナルス所属のラーズ・ヌートバーが10月24日、都内で元プロ野球選手の斎藤佑樹氏とトークイベントを行った。

 2人の間には斎藤氏が日米親善高校野球大会の日本代表として2006年に米国に遠征した際、当時8歳だったヌートバーがバットボーイを務め、肩を組んで写真を撮ってもらったという縁もあるのだが、斎藤氏は「仲間のホームステイ先がラーズの家。その時に彼もグラウンドに来て仲良くしていた。バットボーイをしていたが、その時から笑顔で変わらないなという印象。あの時の少年が野球選手としても人としても素晴らしい青年になったというのがすごくうれしい」と目を細めた。ヌートバーは「少年の時に非常に影響を受けた。斎藤さんに憧れて、彼らのように僕も日本代表でプレーしたいと強く思った」と当時を振り返った。

 この日のトークショーはともに森永製菓のCMに出演しているという縁で行われたもので、話題がシーズンオフの食事になると斎藤氏は「最近はシーズンオフに休む選手があまりいなくなったのでシーズン中もオフもあまり食生活は変わらないが、僕は焼き肉やラーメンだったり、お菓子も好きなのでチョコとか甘いものがオフには食べたくなりました」などと現役時代を振り返った。

KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが上野勇希との前哨戦制し、王座死守宣言「両国で勝つのは僕だ」【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが11月12日の東京・両国国技館で挑戦を受ける上野勇希との初の前哨戦を制して、王座防衛を力強く宣言した。

 両者による王座戦は9・24後楽園で決まったが、クリスが古傷の右肩に違和感を覚え欠場。クリスが復帰すると、今度は上野がインフルエンザに罹患してしまい欠場。王座戦が決まってから1カ月が経ち、ようやく前哨戦が実現した。

 互いに対戦を熱望していた“相思相愛”の関係とあって、2人は序盤から激しくやり合った。クリスがチョップを放てば、上野はエルボーで応戦。上野がスワン式ミサイルキック、プランチャーを繰り出せば、クリスはフットスタンプ、オクトパスストレッチで攻め込む。上野がトペ、MAOがラ・ケブラーダをクリス組に発射すると、上野がクリスにフロッグスプラッシュ。上野とMAOがMAD MAXを決める。MAOが旋風脚でHARASHIMAを排除し、リング上はクリスとMAOの1vs1に。上野のBMEを自爆させたクリスはドロップキック、パイルドライバー。これはMAOがカットするも、クリスはバズソーキック、ダイビング・ダブルニーからプレイングマンティスボムを決めて、上野から直接フォールを奪った。

新日・高橋ヒロムがアイアンマン王座を電撃奪取し、11・12両国での平田一喜戦はタイトル戦に【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。高橋ヒロム(新日本プロレス)がアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取し、11月12日の東京・両国国技館での平田一喜戦には同王座がかけられることになった。

 この日、DDT EXTREME王者の平田はアイアンマン王者の正田壮史とのダブルタイトル戦に臨んだ。EXTREME王座戦は王者がルールを指定できるが、正田が友達が少なく、仲間とワイワイやるのが嫌いだと聞き、平田は「Enjoyしようぜ!皆でワイワイお楽しみデスマッチ」を提案。これは基本的には通常プロレスルールだが、試合中に正田を楽しませようとの平田の思惑で実現。

 平田が描いていた通り、試合中にジェンガ、バスケットボール、飲み会、モノボケが行われる異色の展開となった。正田がミドルキック連打で追い込むと、正田が好きなテレビ番組「逃走中」にちなんで場外での鬼ごっこに発展。平田はカウント19ギリギリで正田をエプロンで押し飛ばし、まんまとリングアウト勝ちを収めた。リングアナが「アイアンマン王座はリングアウトでの王座移動はありませんので、正田選手の防衛となります」とのアナウンスを聞いた平田は、すぐさま正田を丸め込んでアイアンマン王座の奪回に成功し2冠王に。

WWEを退団した元黒潮“イケメン”二郎が11・12両国に電撃参戦し、正田壮史と一騎打ち【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。9月にWWEを退団したばかりの黒潮“イケメン”二郎こと黒潮TOKYOジャパンが11月12日の東京・両国国技館大会にスクランブル参戦し“スーパールーキー”正田壮史と一騎打ちを行うことが決まった。

 この日の第2試合終了後、「両国大会に出場したい選手」として登場した黒潮は「米国に‟イケメン二郎“置いてきちゃって。TOKYOジャパンと申します」と改名の事情を説明。「米国でタケちゃん(KONOSUKE TAKESHITA)が‟アイツがいい!”って言ってる選手がいて。俺も興味わいて。戦ってみたいタイミングで、コレ(リリース)だったんで。こんないいタイミングはないって。正田!」と続けた。

 呼び出された正田は「ビックリしましたよ」と戸惑いを隠せずも、黒潮の話を聞いて「メチャメチャやりたいです」と快諾。当初、正田は5WAYタッグマッチに出場予定だったが、カード変更され、黒潮とのシングル戦が決定した。

 黒潮は「お客さんがイケメンと思ったら、“イケメンコール”をしてほしいし、デカい“イケメンコール”を両国で聞きたい。俺が出てた頃のDDTにはいなかった正田とシングルマッチ。かなり楽しみです」と笑みを浮かべた。

納谷幸男が急襲の斉藤ブラザーズに激怒「11・12両国でぶっ殺してやる!」【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。納谷幸男が11月12日の東京・両国国技館大会で対戦する斉藤ジュン&斉藤レイの斉藤ブラザーズ(全日本プロレス)の襲撃を受け怒り心頭となった。

 両国大会で納谷は秋山準、HARASHIMAと組み、ブードゥ・マーダーズの斉藤ブラザーズ&歳三と激突する。この日、納谷は第3試合で高鹿佑也とシングル戦を行い、熱戦を繰り広げていたところ、納谷の背後から斉藤ブラザーズが乱入してやりたい放題。そこにHARASHIMAが入ってきて、一触即発状態に。

 マイクをつかんだレイは「納谷! オマエ、今まで斉藤ブラザーズに散々なめた態度取ってくれたな。11・12両国でぶっ潰してやる。そして、俺が参戦するD王でオマエを血祭りにしてやるよ。D王は俺一人で十分だ。楽しみにしとけ!」と宣戦布告。

 ケンカを売られた納谷はバックステージで「斉藤ブラザーズ、なめんじゃねぇぞ。今日来た意味分かってんのか? 次の両国、DDTとブードゥ・マーダーズで対抗戦だ。ぶっ殺してやる。D王、片方出るらしいな。覚えとけ。オマエがシングルじゃ何もできないってことを証明してやる」と吐き捨てた。

 レイは「納谷がなめた態度取ってたから、ぶっ潰してやったぜ。今日はほんの小手調べだ。11・12両国でアイツをきっちりぶっ倒してやる。D王、アイツを血祭りにして、全員ぶっ倒してやる」と言い放った。

初のベルトに「ただただうれしい」篠塚辰樹 祝勝会は明後日まで続く【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が10月22日、都内で行われた。

 ダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・森坂陸(エスジム)を破り悲願の王座獲得を成し遂げた篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が「ただただうれしい」と前日の余韻をかみしめた。

 試合はボクシングスキルで勝る、元プロボクサーの篠塚が左ジャブを起点に的確にパンチを当て続け、森坂の顔を大きくはらせたうえでの判定勝ち。序盤から森坂のパンチを見切った篠塚がノーガードで“打って来い”と顔を突き出しパンチを受け続けた場面が何度もあったこともあり、ジャッジ1人がドローだったものの完勝といえる内容だった。

 会見には祝勝会を抜け出してやってきた篠塚は「ただただうれしい。みんなで祝ってくれて、ただただうれしい」と前日の試合後の会見同様、「うれしい」を繰り返した。祝勝会には約30人の仲間たちが集まり「まだ終わってないです。森坂は来なかったです」とのこと。

新王者・悠斗が「まだ早い」と言われた大夢に逆「まだ早い」。宮田PはK-1フライ級王座設立に前向き【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が10月22日、都内で行われた。

 ダブルメインイベント第1試合で行われた「Krushフライ級タイトルマッチ」で1RKO勝ちを収め王座を獲得した悠斗(HUNGRY GYM)が改めてK-1王座への思いを口にした。これを受け、会見に同席した宮田充Krushプロデューサーは王座設立へ前向きな姿勢を見せた。

 悠斗は前日の試合でK-1グループ参戦2戦目にして、王者・大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)に挑戦すると1Rに2度のダウンを奪い、失神KO勝ち。ボクシングの元日本ライトフライ級王者の実力をまざまざと見せつけた。

 この日はこのボクシングのベルトと昨年9月に獲得したムエタイのWMC日本ライトフライ級、そして昨日獲得したKrushの3本のベルトを携え会見に現れた。

 悠斗は「僕の戦い方というか高橋流が、40戦以上戦ってきて、ようやく完成形に近づいてきたかなという気持ち。自分が思う最強に近づいているという喜びは感じたが、まだまだ満足はしてないので、これからだと思う」と一夜明けた心境を口にした。

来年1月に決勝で戦う2人が静かに火花。麻央「2回負けることは絶対にない」、池内「100%出し切って王者になる」【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が10月22日、都内で行われた。

「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」の準決勝を勝ち上がった池内紀子(POWER OF DREAM)と麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)が揃って会見に臨んだ。

 池内は真優(月心会チーム侍)と対戦し、序盤はペースを握られ苦しい展開となったが、試合終了間際にダウンを奪い判定勝ちを収めた。麻央は鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)と激しい打撃戦を展開した末に判定勝ちを収めた。決勝は来年1月下旬に行われるKrush後楽園ホール大会で行われる。

 麻央は「次につなげられて一安心して、昨日はよく寝られた」、池内は「1回戦を突破できて良かった。試合で100%練習でやってきたことを出しというのは難しいと改めて感じた。1月は100%出し切って王者になる」と一夜明けての感想を口にした。

“北欧の未確認モンスター”レジーナが東京女子マット制圧へ王手「世界最高だってことを見せつける」【東京女子プロレス】

2023.10.22 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月21日、宮城・夢メッセみやぎ西館ホールで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~仙台再上陸~」を開催した。“北欧の未確認モンスター”レジーナが東京女子プロレス制圧を宣言した。

 27日の東京・後楽園ホール大会で山下実優の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦が決定しているレジーナ。初来日の初戦となった昨日の会津若松大会では鳥喰かやを5分で仕留めて完勝してみせたが、今大会でもHIMAWARIを相手に規格外の暴れっぷりを見せつけた。

 166cm、105kgの体躯を武器に重量ファイトを見せるレジーナ。コーナースプラッシュやスティンクフェースでぺしゃんこにし、ショートレンジ・ラリアットから最後は得意のFinnish(ダブルアーム式パイルドライバー)で圧勝。タイトル奪取へ弾みをつけた。

「昨日と同じように今日も簡単に叩き潰してやったわ」と高笑いのレジーナ。山下戦へは「どんな戦いになるかなんて考えちゃいないけど、TJPWでリスペクトされている選手だということは承知している。だけど、私も(FCFヘビー級の)チャンピオンであり、ヨーロッパ最高の女子プロレスラーなの。ヨーロッパだけじゃなく、世界最高だってことを見せつける」と息巻くと「TJPWの征服を着々と進めているから」とコメント。東京女子プロレスの至宝奪取でレジーナの制圧完了となってしまうかのか…。

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