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93秒KO勝ちの野杁正明が「これからは世界のトップとしか試合をしたくない」【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とK-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が揃ってミドルキック1発で1RKO勝ちを収めた。

 野杁はアマンシオ・パラスキフ(ルーマニア/Amansio Fight Club)と対戦。

 1R、野杁はサウスポーでスタートもすぐにオーソドックスにスイッチ。オーソドックスのパラスキフは右ミドル。左ジャブを連打。野杁は圧をかけて右カーフ、左インロー。強烈な圧をかけてパラスキフを下がらせると右ミドル一閃。パラスキフはダウンするとうずくまったまま立ち上がれず。野杁が1R1分33秒で戦慄のKO勝ちを収めた。

軍司泰斗が判定勝ちに「筋が通ってない」とマイクを拒否。戦いたい相手の名を聞くことはできず【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション)に3-0の判定勝ちを収めた。

 軍司は大会前に「勝ち方次第では」とKO勝ちした際には対戦したい他団体の日本人選手の名を挙げることを予告していたのだが、判定勝ちということで自ら試合後のマイクを拒否。その名を聞くことはできなかった。

 1R、軍司は開始早々に前に出てパンチを連打、そしてローからパンチを連打。ダウサヤームは右ミドルを返す。そしてローで軍司の足を払いこかす。軍司はなおも前に出てダウサヤームを下がらせると左右のフックを連打。左のボディーを連打しヒザをボディーに打ち込んでいく。ガードを固めしのぐダウサヤーム。なおも詰めてパンチを連打の軍司。

9月の横浜大会で王者・金子晃大に玖村将史が挑戦。玖村「キックで国内最高峰のカード」、金子「僕自身の志のためにも越えていきたい」【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)に玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が挑戦するタイトル戦が9月10日に開催される横浜アリーナ大会で行われることが7月17日、発表された。

 この日行われた「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(東京・両国国技館)のリングに2人が登場。

 玖村は「お待たせしました。やっとこの時が来たなという感じです。去年2月に決勝戦で戦って、その後ベルトを持っていたのは金子選手ですが、K-1が55kg国内最強だということを僕が証明してきました。あと、僕に必要なのは金子選手に差を見せてリベンジして、僕がK-1王者になることだけです。僕はK-1王者になるためだけに今年、やってきました。9月は今までで一番強い状態に仕上げてリングに上がりたいと思っています。このカードはキックで国内最高峰のカードだと思っています。そのカードにふさわしいように盛り上げて、僕がK-1王者になるので9月の横浜アリーナはぜひ会場に見に来てください。僕が王者になります」と王座獲得への決意を述べた。

和島大海がピケオー破り2度目の防衛。SB世界王者の海人との対戦をアピール「勝てる日本人は僕しかいない」【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)のメインイベントで行われた「K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ」で王者の和島大海(月心会チーム侍)が2R2分17秒でジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)にKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

 試合後のマイクではシュートボクシング(SB)のエースでSB世界スーパーウェルター級王者の海人との対戦をアピールした。
 
 1R、サウスポーの和島とオーソドックスのピケオー。和島は左ミドル、左インロー。ピケオーは右ミドル。和島の左ミドルにピケオーは右ミドルを返す。和島は左ハイ、左ストレート。ピケオーはガード。ピケオーの右ハイをかわした和島が左ローを返す。和島はミドル、ピケオーは圧をかけて前に出るが和島は左の蹴りを出して牽制。ピケオーの圧が強く、和島はなかなかパンチが出ない。ピケオーが詰めてパンチも和島は体を寄せてしのぐ。

KANAがわずか58秒で悶絶KO勝ち「このベルトとともに世界最強を目指す」 アニッサ戦の12月実現をアピール【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)で行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」で王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がマッケンナ・ウェイド(イギリス/Millenium Martial Arts)を1R52秒で秒殺KOし3度目の防衛を果たした。

 KANAは試合後のマイクで改めて対戦を熱望するアニッサ・メクセンの名を挙げ、12月のK-1大阪大会での対戦実現をアピールした。

 1R、ともにオーソドックススタイル。マッケンナが前に出るがKANAは右ロー、左ジャブから右ストレート、そして右ミドル。マッケンナがパンチを出して前に出るが、KANAはパンチは受けず、左インロー。そしてサウスポーにチェンジしてマッケンナのローをかわして左ミドルを打ち込むと、ボディーを効かされたマッケンナはうずくまってダウン。悶絶したまま立ち上がれず、KANAがわずか52秒でKO勝ちを収めた。

ラウンドガールを務めた安斉かれん「“これからも人生頑張ろう”と思えるような熱い試合でした」【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

 歌手の安斉かれんが「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でスペシャルラウンドガールを務めた。

 K-1では2021年3月の熊田曜子を皮切りに小林幸子、ゆうちゃみらをスペシャルラウンドガールに、ラウンドガールならぬ“スペシャルラウンドスター”として美川憲一、“スペシャルラウンドセレブ”としてデヴィ夫人を起用し大きな話題を集めている。

 安斉は第9試合の晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 岩尾力(POWER OF DREAM)の試合のラウンドガールを務める予定だったのだが、岩尾が強烈なボディーで1Rに2度のダウンを奪い、KO勝ちを収めたため、岩尾とは勝利者トロフィーの贈呈のみ。続く第10試合の☆SAHO☆(闘神塾)vs 鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)の女子フライ級の一戦でラウンドガールを務めた。

松谷綺が前王者パヤーフォンを破り、女子アトム級タイトル戦線に浮上【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)で松谷綺(ALONZA ABLAZE)が前K-1 WORLD GP女子アトム級王者のパヤーフォン・SWタワン(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。松谷のミドルにパヤーフォンがパンチを合わせる。パヤーフォンは圧をかけて右ストレート。松谷はパヤーフォンの前蹴りをバックステップでかわしてから踏み込んでパンチを放っていく。松谷は前に出てミドルからワンツー。パヤーフォンはミドルを連打も松谷もパンチを打ち返す。パヤーフォンの前蹴り、ミドルに松谷は押し返しパンチの連打を浴びせる。

菅原美優が王座戴冠後の初戦での判定勝ちに「出し切れなかった。情けない」と涙【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がディミトラ・アガサゲリドゥ(ギリシャ/Fight Club Galatsi)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。王座戴冠後の初戦での勝利にも「出し切れなかった。情けない」と試合後には涙を流した。

 1R、ともにオーソドックス。パンチで前に出るアガサゲリドゥに菅原は前蹴り。菅原も前に出てワンツー。アガサゲリドゥがパンチで前に出ると前蹴りで対応。菅原が圧をかけてパンチを出すとアガサゲリドゥもパンチを打ち返す。前掛かりの菅原は左右のミドル、そしてボディーを打ち込んでいく。

 2R、菅原は左ジャブを突いてから右ストレート。アガサゲリドゥが打ち返すが、菅原は下がらず圧をかけ、パンチ、そして前蹴り。アガサゲリドゥがパンチで前に出ると菅原は蹴りで対応。パンチの展開になると左ボディーを打ち込んでいく。そして右ミドル、ヒザをボディーに打ち込んでいくとアガサゲリドゥは嫌がる素振り。終盤はローも効かせる菅原。しかしアガサゲリドゥもパンチを振っていく。

ラテスクが前王者K-JeeにKO勝ちで現王者カリミアンへの挑戦アピール「ずっと逃げている。大阪でやろう」【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)が前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1RKOで破りK-1参戦後の戦績を3戦3勝(3KO)とした。

 ラテスクは試合後のマイク、そして会見で現クルーザー級王者のシナ・カリミアンへの挑戦をアピールした。

 1R、圧をかけるのはラテスク。すぐにコーナーに詰めるとパンチを連打。K-Jeeが回って逃れるもラテスクは追って左右のフックを放っていく。K-Jeeはガードを固め左ロー。ラテスクは右ハイ、左ボディー。K-Jeeの左ローにラテスクが右ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がったK-Jeeだったが、ラテスクは一気に襲い掛かり左フック2発から、最後は左ボディーでとどめ。K-Jeeは背中を丸めダウンすると、そのまま立ち上がれずラテスクがKO勝ちを収めた。

KNOCK OUT王者の久井大夢が判定勝ちに「王者として情けない」と反省しきり【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者の久井大夢(TEAM TAIMU)が「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でBigbangフェザー級王者の龍斗(team NOVA)と対戦し、2-0の判定勝ちを収めた。

 龍斗はK-1グループを主戦場にしており、この対戦はうたわれてはいないが6月から開戦したK-1とKNOCK OUTの対抗戦の一つといってもいいカードだった。

 1R、龍斗はオーソドックス、久井はサウスポー。久井がゴングと同時にいきなり飛び込んでいく。久井は圧をかけてワンツー。龍斗はローで対抗。久井は右フック、左ボディーのコンビネーション。龍斗は右の三日月蹴り。久井も左の三日月。そして左ハイ。前に出る久井に龍斗がカウンターで右ストレート。ともにインローを打ち合い、久井が左ストレート。下がった龍斗に上段の左のバックスピン。

“第1試合男”不可思がバッティングで不完全燃焼のドロー。鈴木勇人は1RKO勝ちで大和哲也への挑戦アピール【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)の第1試合に登場した不可思(クロスポイント吉祥寺)と第2試合に出場した鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)が明暗を分けた。

 2人は2020年12月の両国大会の第1試合で対戦し、計4度のダウンを奪い合う激闘の末、不可思がKO勝ちを収めている。不可思は2021年7月の福岡大会でも第1試合でKO勝ちを収めるなど、“第1試合の不可思”といえば火付け役としてすっかり定着。今大会もそれを期待されての第1試合の起用だった。

 不可思はジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス)と対戦。1R、右ロー、左ジャブを主体に攻め込み主導権を握るが、シジュンは右ロー、左インローで不可思の左足を狙い撃ち。上体を振って前に出る不可思はシジュンのパンチをかわして、自らのパンチを当てていく。

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