スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
スポーツカテゴリーの記事一覧
ミスター・ポーゴが7・17大阪での火炎棺桶爆破戦に向け、対戦相手と“自己責任”との誓約書を締結。「コイツらを棺桶に入れたら、大仁田厚よ待ってろ!」
ファイヤープロレス(オフィスラディ主催)が7月12日、東京・巣鴨のプロレスショップ「闘道館」で記者会見を開き、17日の大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場大会でエニウェア・ファイヤーウエポン棺桶爆破ファイヤー6人タッグデスマッチに臨むミスター・ポーゴ(シャドウWX)が対戦相手のHASEGAWA、仲川翔大とともに“自己責任”との誓約書を締結した。
同大会のダブルメインイベント第1試合で行われる、この一戦の対戦カードはポーゴ、怨霊、デビルマジシャン組vs岡田剛史、HASEGAWA、仲川組。試合形式は会場内すべてで公認凶器のファイヤーウエポンの使用が認められるエニウェアルール。ファイヤーウエポンはファイヤーバット、ファイヤースパークバット、爆破ショットガン、ファイヤーテーブル、灯油などが用意される。試合は、爆薬が仕掛けられた棺桶に選手を入れて、灯油をかけて点火し棺桶を爆破したときのみ決するという前代未聞の超過激デスマッチとなる。
当然、棺桶に入れられて爆破された選手は大きなダメージを負うことになりそうだが「大やけど等で負傷したり、死亡した場合、対戦相手、主催者に損害賠償を請求せず、自己責任において試合を行う」との誓約書を試合に向けて両陣営で交わした。
9・14新宿FACEでトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」がデビュー【P.P.P.TOKYO】
高校時代に硬式野球で約140キロ、柔道黒帯
博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」が7月12日、東京・新宿のSOD LANDで会見を開き、SODとのコラボ興行の第3弾「SOD×P.P.P.TOKYO『The New Beginning of Party~狂演~』」を9月14日に東京・新宿FACEで開催することを発表した。
今大会でトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」がデビューすることが発表された。エチカはP.P.P.TOKYO所属の女子プロレスラーちゃんよたが働くマッスルガールズバーの後輩でちゃんよたの試合を見たことをきっかけにP.P.P.TOKYOの門を叩き、約8カ月間の練習生生活を経て、今回のデビューにこぎつけた。
エチカは筋骨隆々のちゃんよたと並んでも見劣りしない、身長178センチ、75キロの恵まれた体格。過去のスポーツ歴としては小学生でソフトボール、中学で軟式野球、高校では硬式野球部に在籍。硬式野球では投手で140キロ近くの球を投げていたという。野球は1年でやめ、柔道部に移り黒帯(二段)を取得した。
エチカは「初めての試合、一生懸命頑張らせていただきます」と挨拶。プロレス入りのきっかけについては「ちゃんよたさんが女性として、プロレスラーとしてリングで活躍している姿を見てカッコいいと思った。私もそういうカッコいい、人を魅了できる女性になりたいと思った。ちゃんよたさんに“魅せられた”という感じ」と語った。目指すレスラー像としては「身長が高いしバックボーンもいろいろあるので、派手なプレイや技をかけられるような選手になりたい」との目標を掲げた。
マジックミラー号マスクがあやまんJAPANの刺客と対戦。負けたらSOD LANDがケア施設「あやまんLAND」になる!?【P.P.P.TOKYO】
「メンバーもファンも高齢化が進んでいるので将来的にはケア施設にしたい」
博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」とSODのコラボ興行をきっかけに誕生した「マジックミラー号マスク」に六本木方面から新たな試練が課されることとなった。
P.P.P.TOKYOは7月12日、東京・新宿のSOD LANDで会見を開き、SODとのコラボ興行の第3弾「SOD×P.P.P.TOKYO『The New Beginning of Party~狂演~』」を9月14日に東京・新宿FACEで開催することを発表した。
会見ではマジックミラー号マスクの出場が発表されたのだが、その発表中に女性エンターテインメント集団「あやまんJAPAN」が乱入。「マジックミラー号! 今回、あやまんJAPANが超~強い選手を用意してやる!」と言い放ち、マジックミラー号マスクはあやまんJAPANの刺客となるレスラーと対戦することとなった。
この日は「肉体改造のバルクアップ中」(三富)ということで無言を貫いたマジックミラー号マスクに対し、あやまんJAPANは言いたい放題。「あやまんJAPANが勝ったらこのビル一棟ごと乗っ取ってやる。SOD LANDはあやまんLANDに改名して、P.P.P.TOKYOは“ぽいぽいぽいTOKYO”にしてやるよ」という無茶な要求を三富に飲ませた。なお乗っ取った暁には「あやまんJAPANはメンバーもファンも高齢化が進んでいるので将来的には老人ホーム的なケア施設にしたい」と意外な堅実さも見せた。
プロレスラーデビュー1周年のちゃんよたが9・14新宿FACEで憧れのレスラー夏すみれと対戦へ【P.P.P.TOKYO】
博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」が7月12日、東京・新宿のSOD LANDで会見を開き、SODとのコラボ興行の第3弾「SOD×P.P.P.TOKYO『The New Beginning of Party~狂演~』」を9月14日に東京・新宿FACEで開催することを発表した。
同団体に所属するちゃんよたは9月14日でデビューから丸1年となるのだが、プロレスラーを目指すきっかけとなった憧れのレスラー、夏すみれとの対戦がついに実現することとなった。シングルかタッグかといった試合形式は今後決定する。
夏はケガの治療のため2020年10月から欠場。「NOMADS’」(8月5日、東京・新宿FACE)で復帰戦に臨む。P.P.P.TOKYOには約2年ぶりの参戦となる。今年3月に行われた新宿FACE大会でちゃんよたの試合後に現れた夏はちゃんよたと握手をするふりから手を引っ込めると「私と試合がしたければ、私の強くてイケてるお友達たちを納得させて」と高いハードルを課した。そして夏は5月の新木場大会に高瀬みゆき、雪妃真矢、松本都を送り込んだのだが試合後、高瀬がちゃんよたを大絶賛し、ついに今回の対戦が実現することとなった。
「東京プリンセスカップ」が7・16両国で開幕。山下実優が優勝宣言も、くじ運の悪さで“不安要素”のぞかせた!?【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが7月11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで夏の最強決定シングル・トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」に向け、公開で組み合わせ抽選会と記者会見を行い、山下実優が優勝を宣言するも、くじ運の悪さで“不安要素”をのぞかせた。
2014年にスタートした同トーナメントは、今年は20選手がエントリー。前年覇者の伊藤麻希は決勝戦が行われる日(8月14日)に米GCWより参戦オファーがあり「今は海外で活動することでTJPWに貢献したい」との本人の意向を踏まえ不参加。長野じゅりあはスケジュールの都合により出場しない。
7月16、17日の東京・両国KFCホールで1回戦、18日の両国、23日の東京・新宿FACEで2回戦、31日の東京・大手町三井ホールで準々決勝、8月13日の東京・後楽園ホールで準決勝、14日に同所で決勝を行う。準々決勝終了後、準決勝の組み合わせを決定する。
天下分け目の決戦で今成夢人が大家健との熱闘を制し、ガンバレ世界王座初V。「9年間、大変だったけど幸せ者だよ!」【ガンバレ☆プロレス】
ガンバレ☆プロレスが7月10日、東京・大田区総合体育館で団体史上最大のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」を開催。メインイベントではスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者・今成夢人が大家健の挑戦を退け初Vに成功。ガンプロは今後、本格的に“今成時代”に突入する気配になりそうだ。
同団体は2013年4月に大家が一人で旗揚げし、DDT映像班の一員だった今成とともに団体を育てていった。それから10年目に突入し、一世一代のビッグマッチにチャレンジ。メインでは創設期から団体を支えてきた2人がベルトをかけて対峙した。
両者は9年余の思いをぶつけ合うかのように、激しいエルボー合戦、壮絶な張り合いを展開。大家がダイビング・ショルダータックル、ジャーマンで攻め込めば、今成はSTF、ラリアットで応戦。15分過ぎ、大家はスピアー連発で決めにいくも、耐えた今成はラリアット、タイガードライバー、そして走りこんでの魂のラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
勝村周一朗が“プロレス王”鈴木みのるに無念の惜敗。「俺も鈴木みのるもガンプロも客も、まだまだこんなものじゃない」【ガンバレ☆プロレス】
ガンバレ☆プロレスが7月10日、東京・大田区総合体育館で団体史上最大のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」を開催。元修斗世界フェザー級王者で、現在は同団体でプロレスラーとして活躍する勝村周一朗が、かつての“あこがれの人”鈴木みのるに挑むも惜しくも敗れた。
序盤、ローキックの応酬から、目が離せない珠玉のレスリングの攻防を繰り広げた。戦場が場外に転じると、鈴木はイス攻撃。リングに戻ると、アームロックで攻め立てた。その後、エルボーの打ち合いが続き、勝村は逆十字固めで鈴木の腕を絞め上げた。さらに、必殺のニンジャチョークに入るも、鈴木はなんとか脱出。鈴木はスリーパーから、エルボーを放つと、ゴッチ式パイルドライバーを決めて勝村を仕留めた。試合後、鈴木は勝村を認めたのか、珍しく握手を交わして退場。
ウナギ・サヤカが先輩まなせゆうなに勝利し遺恨を清算。「ガンバレ☆プロレス嫌いじゃないよ」【ガンバレ☆プロレス】
ガンバレ☆プロレスが7月10日、東京・大田区総合体育館で団体史上最大のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」を開催。ウナギ・サヤカ(スターダム)が東京女子時代の先輩・まなせゆうなとの一騎打ちを制したが、ガンプロを認め、一連の遺恨を水に流した。
ウナギはデビュー直後、初のシングルマッチでまなせに敗退。それが“黒歴史”として、ガンプロの5・29新木場大会に乱入して、一騎打ちを要求。大会前の記者会見ではまなせの胸に噛みつく暴挙をはたらいて不穏な空気が流れていた。
開始早々、ウナギはまたまたまなせの胸に噛みついて挑発。ヒートアップした両者は激しいエルボーの打ち合いに発展。まなせがラリアット連打で追い込むも、ウナギは「これより我は修羅に入る!(マッドスプラッシュ)」から、城門突破を決めて3カウントを奪取した。
新王者リブ・モーガンと前王者ロンダ・ラウジーのSD女子王座戦が「サマースラム」で決定【WWE】
WWE「スマックダウン」(日本時間7月10日配信、テキサス州フォートワース/ディッキーズ・アリーナ)で新王者リブ・モーガンと前王者ロンダ・ラウジーのSD女子王座戦が「サマースラム」で行われることが決定した。
先週、「マネー・イン・ザ・バンク」でMITBラダー戦制覇とキャッシュインによるSD女子王座初戴冠を成し遂げた新王者リブがリングでのインタビューで「このタイトルは私の努力と汗、涙の集大成。さらに10倍頑張って王座を保持するわ」と闘志を燃やした。するとそこへナタリアやヒザを負傷しているロンダが次々に現れて舌戦となるとナタリアがロンダを襲い、2人の対戦が決定。
試合ではロンダが軽く足を引きずりながらも、MITBのお返しとばかりにナタリアの左ヒザを集中攻撃すると最後はアンクルロックでとどめを刺してタップ勝ちを収めた。
試合後には次週に行われるリブ vs ナタリアのコンテンダーズ戦、「サマースラム」で行われるリブ vs ロンダのSD女子王座戦が発表された。「サマースラム」は日本時間7月31日にWWEネットワークで配信される。
中邑真輔がIC王者グンターの手下をキンシャサ葬「さあ、どう出るグンター」【WWE】
WWE「スマックダウン」(日本時間7月10日配信、テキサス州フォートワース/ディッキーズ・アリーナ)で中邑真輔が新IC王者グンターの手下であるルドヴィグ・カイザーにキンシャサを叩き込んで快勝し、グンターを挑発した。
この日、新IC王者グンターがカイザーと共にリングに登場すると、カイザーは「グンターと対戦する価値のある対戦相手がいない」と言いながらもオープンチャレンジを宣言。するとそこへ話を遮るように中邑が姿を現してグンターと対峙すると「グンターは挑戦を受けたくないようだから、今のところはタイトルを保持しておけばいい。カイザーはどうだ? 今から対戦してやるよ」と対戦要求して2人の対戦が決定した。
中邑はライダーキックやかかと落とし、けいれん式ストンピングで攻め込むが、カイザーは延髄切りやスープレックスで反撃し白熱の攻防を展開。終盤には中邑がスピンキックを決めてコーナーでたぎるとこん身のキンシャサをカイザーに叩き込んで3カウント。中邑がカイザーに快勝すると試合後には「カイザーがやられたんだ。さあ、どう出るグンター。史上最高のICチャンピオンなんだろ? でもな、俺にとってはまだまだ、てめぇなんざ青二才なんだ」と挑発した。