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エッジが王者レインズの前でウーソズを鉄パイプ・クロスフェイス葬【WWE】

2021.07.10 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間7月10日配信、フロリダ州タンパ/イングリングセンター「WWEサンダードーム」)で“R指定の男”エッジが前週に続き、ユニバーサル王者ローマン・レインズの目前で“右腕”ウーソズを鉄パイプ・クロスフェイスで沈めた。

 この日のオープニングで王者レインズ(with ポール・ヘイマン)がリングに登場すると「エッジは嘘つきだ。俺がエッジを恐れているだって? 恐怖を感じたのは一瞬だけでその後にお前たちを倒しただろ」と今年4月のPPV「レッスルマニア37」に触れながらエッジを非難した。さらにレインズは現れた“右腕”ウーソズに「俺のやり方ならうまくいく。一緒にやっていくぞ」とハグを交わして一族を一致団結させた。

 しかし、これに異を唱えるエッジがエンディングに登場すると「レインズに何人手下がいようが構わない。俺がMITBで王座奪取する! 出てこい」とレインズを呼び出して2人は乱闘に発展。さらにミステリオ親子(レイ&ドミニク)がレインズの指示でリングサイドにいたウーソズを襲撃すると6人入り乱れた大乱闘となった。エッジがレインズにDDTからスピアーを狙えば、ウーソズがスーパーキックで妨害。続けてミステリオ親子が連携した619でウーソズを蹴散らしたすきにレインズはステージに退避すると、エッジは鉄パイプ・クロスフェイスで残ったウーソズを締め上げてレインズを挑発した。

 王者レインズ vs エッジのユニバーサル王座戦が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月19日にWWEネットワークで配信される。

キング中邑がコービンを下してMITBラダー戦出場権を獲得「俺がMITBブリーフケースをつかむ」【WWE】

2021.07.10 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間7月10日配信、フロリダ州タンパ/イングリングセンター「WWEサンダードーム」)で“WWEのキング”中邑真輔(withリック・ブーグス)が予選で対戦したバロン・コービンをキンシャサで撃破してMITBラダー戦出場権を獲得した。

 コービンのレッカーされた愛車メルセデス・ベンツGクラスで会場入りした中邑は赤白コスチュームでブーグスのギター演奏と共に華麗に登場したが、いら立ちを抑えきれないコービンは入場する中邑&ブーグスを襲撃。試合では中邑がライダーキックや延髄切りを放つとコービンもブレーンバスターで中邑を解説席に叩きつけるなど互角の攻防を展開したが、終盤にコービンがディーブシックス、中邑がトライアングルで攻め込むと最後は中邑がキンシャサをコービンに叩き込んで勝利した。

五輪組織委のチケット担当者「本当に申し訳ないという思いでいっぱいです」と涙

2021.07.10 Vol.Web Original

北海道の5セッションも夜に無観客

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が7月9日、東京都内で観戦チケットに関する会見を行った。

 これは前日の五者協議で一都三県の会場を無観客とすることを決定したことを受けてのものでチケッティング担当の鈴木秀紀マーケティング局次長が出席した。

 会見の時点では全750セッションのうち一都三県の716セッションが無観客となっていたのだが、検討中とされていた北海道の5セッションも夜に無観客となることが発表された。これで有観客での開催は宮城の6、福島の3、茨城の8、静岡の12の29セッションとなった。   

 有観客のセッションについては10日未明に再抽選の結果を公表。無観客、または再抽選で外れマイチケットに「発行不可/無効」と表記されているチケットについては自動的に払い戻しの対象となる。希望者への払い戻し期間(7月10日未明~7月20日11時59分)内に申請手続きの必要はない。登録メールアドレス宛に連絡後、大会後に返金される。

 有観客のセッションで有効となっている観戦チケットの払い戻しを希望する場合は期間内(7月10日未明~7月20日11時59分)に申請手続きが必要となる。

クロちゃんが8・21川崎での電流爆破デスマッチに参戦決定!「大仁田から電流爆破の利権を奪ってやる!」【DDT】

2021.07.09 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月9日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、団体史上初の野外でのビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、神奈川・富士通スタジアム川崎)での第0試合で行われる電流爆破デスマッチに安田大サーカス・クロちゃんが参戦し、大仁田厚と対戦することが電撃決定した。

 クロちゃんは昨年8月27日、としまえんでの路上電流爆破でどさくさ紛れに参戦させられて、大仁田にフォール負け。同12月23日、東京ソラマチでの「スカイツリー路上電流爆破」ではシングルマッチで大仁田と対戦し、セコンドのアシストもあって勝利。大仁田は再三にわたって雪辱戦を要求していた。

 会見冒頭、CyberFightの高木三四郎社長は「昨年からとしまえん、スカイツリーと爆破の試合を行ってきました。そのなかで大仁田選手とクロちゃんの間に因縁が勃発して、スカイツリーではまさかのピンフォール負けで、大仁田さんから“リベンジマッチを組んでもらいたい”と言われてました。SNS上で、クロちゃんは“出たくない”“勝ち逃げだ”と言ってたんですが、このままではらちがあかない。松竹芸能所属のスーパー・ササダンゴ・マシン選手に間を取っていただいて会見することになりました」と経緯説明。

玖村将史がスーパー・バンタム級王座返上。前バンタム級王者・吉岡ビギンら8人で王座決定トーナメント【Krush.128】

2021.07.09 Vol.Web Original

「Krush.128」(8月21日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が7月9日、東京都内で開催された。

 カード発表に先駆け、中村拓己K-1プロデューサーから第6代スーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)側からから王座返上の申し出があったことが発表された。同大会ではそれに伴う、8選手の参加による王座決定トーナメントがスタート。1回戦4試合が行われ、勝ち上がった4人が10月大会でワンデイトーナメントを行い王者を決める。
 
 1回戦は(1)鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 愛瑠斗(健成會)、(2)小倉尚也(スクランブル渋谷)vs 内田晶(チーム・タイガーホーク)、(3)小巻海斗(真樹ジムAICHI)vs 黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)、(4)吉岡ビギン(team ALL-WIN)vs 璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)の組み合わせで行われ、(1)と(2)の勝者、(3)と(4)の勝者がそれぞれ準決勝で対戦する。

王者・里村明衣子が野心に燃えるアメールとの王座戦に自信「リスペクトを教えてやる」【WWE NXT UK】

2021.07.09 Vol.Web Original

 WWE「NXT UK」(日本時間7月9日配信)でNXT UK女子王者の里村明衣子が野心に燃える挑戦者アメールとの王座戦について「リスペクトを教えてやる」と自信を見せた。

 NXT UKに映像で登場した里村は「ケイ・リーは真のチャンピオンだった。私はその支配を終わらせなければならなかった」とケイ・リー・レイとの王座戦を振り返った。そして返す刀で先週、王座挑戦を表明したアメールには「私は彼女と対戦したい。彼女にはリスペクトを教えてやる。王座防衛できるかって? その質問は必要ない」と王者の貫禄を示した。一方のアメールは「私は人生でずっと見落とされてきたが、何としても私にふさわしいものを手に入れる。私の能力を披露して世界は私の価値に気づくことになるだろう」と挑戦者としての野心を垣間見せた。

日米で170勝挙げた松坂大輔が今季限りで引退 巨人・菅野は五輪辞退

2021.07.09 Vol.743

 

 プロ野球の西武ライオンズが7月7日、松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退することを発表した。昨年7月に頸椎の手術を受け、今季、復活を目指していた。

 松坂は神奈川・横浜高のエースとして甲子園で春夏連覇を成し遂げ、1999年にドラフト1位で西武に入団。高卒ルーキーながら1年目に16勝を挙げ新人王に輝いた。エースとして西武の2度のリーグ優勝と1度の日本シリーズ優勝に貢献。2006年オフにポスティングシステムを行使し、レッドソックスと6年契約を結んだ。メジャーでも1年目から15勝を挙げ、ワールドシリーズでは日本人初の勝利投手にもなり優勝に貢献した。翌2008年シーズンも18勝を挙げた。

 2009年には3月に行われたWBCに日本代表として出場。日本を優勝に導きMVPに輝いた。しかしシーズンでは4勝に終わったのだが、シーズンオフにWBCの前から股関節を痛めていたことが明かされた。以降、低迷が続き、2013年には一時、インディアンスとマイナー契約。同年8月にはメッツとメジャー契約を結んだが復活はならず、2016年から日本球界へ復帰。ソフトバンク、中日を経て、2020年シーズンから古巣の西武に復帰。復活を期していた。日本で114勝、メジャーで56勝の170勝を挙げた。

井上尚弥 4団体統一へ王手のはずが…WBCとWBO王座統一戦がまさかの消滅

2021.07.09 Vol.743

 世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)が 6月19日にボクシングの聖地、米ネバダ州ラスベガスで行われた防衛戦でマイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)に3R2分45秒でTKO勝ちを収めた。

 目標とする4団体統一へ王手をかけた…と思われたが、そうは簡単に事は進まなかった。

 ボクシングにはWBA、IBFの他に、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)の主要4団体があり、それぞれがチャンピオンを認定している。その全てのベルトを併せ持つ統一王者は過去6人しかいない。強さが必要なのはもちろん、統一戦を望んでも興行面も含めてさまざまな思惑が絡んでくるからだ。

 今回、井上がダスマリナスを倒した6月19日にWBC王者のノニト・ドネア(38)とWBO王者のジョンリール・カシメロ(31)=ともにフィリピン=が、8月14日に統一戦を行うと発表された。井上としては、その勝者との一戦を制すれば4団体統一となる。プロモート契約を結ぶ米興行大手トップランク社のボブ・アラム氏も「(ドネア−カシメロ戦の勝者と)来年の早い時期に日本でビッグファイトを行う」と明言し、4団体統一への道が一気に開けたかに思えた。

 ところが6月29日、ドネアがドーピング検査に対するカシメロ陣営の消極的な対応などを理由に、2団体統一戦の中止を自身のツイッターで表明。2団体統一王者同士が対戦して雌雄を決する戦略は、修正を迫られることになった。

 それでも井上はツイッターに「(チャンピオンベルトを)一本ずつ取りに行くか」と記し、ドネア、カシメロと1人ずつ戦い、あくまで4団体統一を目指す意志を示している。

 トップランク社は7月6日にはインスタグラムで井上の次戦について「誰がいい?」とフォロワーに呼び掛けた。果たして井上の望むカードは実現するのだろうか。

大谷翔平が史上初の二刀流でオールスター出場

2021.07.09 Vol.743

 米大リーグ機構(MLB)は東部時間7月1日午後9時(日本時間2日午前10時)からオールスター戦(13日・デンバー)の先発出場野手を決めるファン投票の最終投票結果を発表。エンゼルスの大谷翔平(26)がア・リーグ指名打者(DH)部門で1位となり、メジャー4年目で初選出された。日本選手ではイチロー(マリナーズ)、松井秀喜(ヤンキース)、福留孝介(カブス)に続き4人目、DHは初。

 また4日(同5日)には残る出場選手も発表されたのだが、大谷は選手間投票では投手として選ばれ、史上初の二刀流での選出となった。大谷の他に日本人ではパドレスのダルビッシュ有、マリナーズの菊池雄星の両投手が選出された。日本人選手が3人選出されるのは2003年(イチロー、松井秀喜、長谷川滋利)、2007年(イチロー、斎藤隆、岡島秀樹)、2014年(ダルビッシュ、田中将大、上原浩治)以来、4度目で史上最多タイとなる。

 今季の大谷は“二刀流”に磨きがかかり、打者としては7月7日(現地時間)のレッドソックス戦で今季32本目の本塁打を放ち、日本人最多本塁打記録を塗り替えた。これまでの記録は2004年の松井秀喜(当時ヤンキース)の31本。

 またア・リーグの本塁打王争いでもつばぜり合いを演じていたブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を突き放し単独トップに立つなどここに来て本塁打を量産。どこまで記録を更新するのかにも注目が集まっている。

 投手としてはほぼ中6日で先発し、6日の試合で今シーズン4勝目(1敗)を挙げた。この勝利は日米通算50勝目(日本42勝、米8勝)だった。

魔裟斗が皇治との対談でトーナメントでの バッティング問題とローブローについて言及

2021.07.09 Vol.743

 

「RIZIN.29」(大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で行われた「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」は決勝で白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が皇治(TEAM ONE)を破り、優勝を果たした。

 トーナメントは1回戦で皇治と対戦した梅野源治(PHOENIX)が偶然のバッティングで戦闘不能となり1R43秒でまさかのノーコンテストという波乱の展開に。

 トーナメントは勝者がケガなどで決勝に出られない場合は決勝を行わないことになっていたのだが、ノーコンテストというケースは想定外で、1回戦終了後に関係者で協議し、皇治vs白鳥で決勝を行うこととなった。

 皇治は梅野戦では身長差があることからインファイトを仕掛け、結果としてバッティングとなってしまった。白鳥は梅野より高身長なことから、やはりここでも距離を詰めてパンチを振っていきバッティングで2度中断。試合は1Rに右フックでダウンを奪った白鳥が判定勝ちを収め、リング上で「バッティング、気をつけてください」とアピール。試合中に皇治のローブローもあったことからSNS等で皇治バッシングが巻き起こる結果となった。

 皇治は試合後の会見やSNSで「梅野選手に申し訳ない」と謝罪。自らも眼底骨折を負ったことから入院し沈黙を守っていた。

 しかし退院後、魔裟斗が「トーナメントを見ていて、これはちょっと皇治と話しなきゃダメだなと思って」と声をかけ、互いのYouTubeチャンネルで対談。魔裟斗は「白鳥にもバッティングがあった。皇治もローブローをもらっていた」などとRIZINで公開されている試合動画を皇治に見せながら指摘。皇治の眼底骨折についても白鳥のバッティングによるものではないかとも推測したが、皇治は「分からない」「敗者に口無し」などとそれについて語ることはなかった。2人の対談の模様は魔裟斗のYouTubeチャンネル「魔裟斗チャンネル」と皇治のYouTubeチャンネル「皇治チャンネル」で見ることができる。

橋本聖子会長「コロナ禍でも五輪を開催できるということも一つのレガシー」

2021.07.09 Vol.Web Original

東京都への緊急事態宣言発令で一都三県の会場は無観客開催に

 東京2020組織委員会の橋本聖子会長が7月8日、東京都、日本政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)との五者協議と関係自治体等連絡協議会を行った後に記者会見を行った。

 五者協議はこの日、政府が東京都に新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための緊急事態宣言を今月12日から8月22日までの6週間にわたって発出することを発表したことを受け行われたもの。7月23日に開会式を迎える東京オリンピックにおいて東京都の会場で行われる競技については無観客で行うことを決定した。

 橋本氏は会見で改めて「東京都で新規陽性者数が高い水準にあり、増加傾向が見られることなどから緊急事態宣言が発出された。6月21日の五者協議では“7月12日以降、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が発動された場合の観客の取り扱いについては、無観客も含め当該措置が発動された時の措置内容を踏まえた対応を基本とする”とされていたが、今回の緊急事態宣言を受け、人流を抑制するとともに、感染拡大の防止等に向けたより厳しい措置として、無観客とする」と6月の五者協議での取り決めにのっとっての決定であることを説明した。「緊急事態措置が講じられていない区域においては、関係自治体等連絡協議会を開催し、それぞれの地域の状況を踏まえ、首長と協議の上、具体的な措置を決める」と続けた。

 パラリンピックについては7月16日までに方針を決定することになっていたが、「今後の感染状況等を踏まえて判断する必要がある」ということからオリンピックが閉会した後にパラリンピックの観客数の取り扱いを決めることとなった。

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