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「D王」Bブロック最軽量のMAOが“エセ骨法”殺法で樋口和貞を破り初戦飾る。「今日はうまく消化できて勝てた」【DDT】

2021.11.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」が11月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで開幕第2戦を迎えた。Bブロックで最軽量(85キロ)のMAOが開幕前に「総合格闘術骨法烏合會矢野卓見道場」で“エセ骨法”を習得した成果を見せて、樋口和貞を破り初戦を勝利で飾った。

 樋口とは20キロの体重差があるMAOはエセ骨法の動きを要所要所で見せて樋口を幻惑。樋口も持ち前のパワーで、チョップの乱れ打ち、ラリアットで追い込んだ。10分過ぎ、MAOは教えを受けた矢野卓見師範の得意技である洗濯バサミを垂直落下式で決め、両足で頭を絞め上げると樋口が気を失ってレフェリーが試合を止めた。

「D王」前年覇者・秋山準が開幕2連敗で早くも崖っぷち。勝った火野裕士は高らかに優勝宣言【DDT】

2021.11.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」が11月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで開幕第2戦を迎えた。前年覇者でAブロックの秋山準は火野裕士(フリー)に敗れ、初戦の上野勇希戦に続き2連敗となり、早くも崖っぷちに立たされた。

 ロックアップ、腕の取り合いで静かに始まった一戦は、火野が強烈なチョップ連打で攻め込むと、秋山は右腕に集中砲火を浴びせる。10分過ぎ、火野のチョップと秋山のエルボーの応酬となり、両者一歩も引かず。その後、秋山がヒザ蹴り連打からエクスプロイダーで勝負に行くと、火野はラリアット連発で反撃。これをカウント2で返された火野はFuckin’BOMBでマットにたたきつけて完全無欠の3カウントを奪った。

渡辺未詩が乃蒼ヒカリとのIP王座前哨戦を制し11・25後楽園でのベルト獲りに弾み「後楽園まで全部出し切って勝ちたい!」【東京女子プロレス】

2021.11.07 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで「TOKYO JOSHI 2021 秋~花鳥月露~」を開催。25日の東京・後楽園ホールで乃蒼ヒカリが持つインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑む渡辺未詩が前哨タッグ戦を制し、王座獲りに向け弾みをつけた。

 この日のメインイベントで渡辺は鈴芽とのタッグで、乃蒼、遠藤有栖組と対戦。乃蒼がミサイルキック、コブラツイスト、グラウンド・コブラで攻め立てれば、渡辺は串刺しタックル、ショルダータックルで反撃。エルボー合戦から乃蒼がトラースキック、ジャンピング・ラリアットを繰り出すなど、2人は激しい攻防を見せ、火花を散らした。

 その後、渡辺が2人をまとめてボディースラムで投げる力技を見せ、遠藤を高速ジャイアントスイングでぶん回すもカウントは2。遠藤のミサイルキックを自爆させた渡辺は、遠藤をカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げてジャンプすると、ティアドロップでトドメを刺した。

「格闘DREAMERS」出身の宇佐美がダウンを奪っての判定勝ちも「こんな泥臭い試合をしてすみません」【VTJ 2021】

2021.11.07 Vol.Web Original

 5年2カ月ぶりの開催となる「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)の第1試合で「格闘DREAMERS」出身で9月に修斗でプロデビューを果たした宇佐美正パトリック(EXFIGHT/LDH martIal arts)がプロ2戦目に臨んだ。

 対戦相手は同じくプロ2戦目の野村駿太(BRAVE)。野村はBRAVEの中では伝統派空手をベースにする変わり種。宇佐美は高校時代にボクシングで「6冠」を達成し、今年行われた東京オリンピックでも有力候補となっており、ボクシングと伝統派空手という異なる打撃競技をバックボーンに持つ者同士の対戦となった。

 1R、宇佐美は野村の空手独特のステップからの出入りの速い打撃に手こずりながらも、パンチの連打から組み付いてケージに押し込んでヒジ。次の一手が出ず、離れて打撃の攻防に戻した宇佐美は野村の打撃を浴びながらも距離を詰めてボディーへのヒザと左のボディーブローを連打。そして首相撲からボディーにヒザを打ち込んでいく。ボディーを効かされた野村はグラウンドに誘うと宇佐美は上を取る。

“ジャケット・タイム”KUSHIDA&イケメン二郎がクリード・ブラザーズの妨害でまさかの初陣敗戦【WWE】

2021.11.07 Vol.Web Original

 WWE「205 Live」(日本時間11月6日配信)で“ジャケット・タイム”ことKUSHIDA&イケメン二郎がグリズルド・ヤング・ベテラン(GYV/ジェームス・ドレイク&ザック・ギブソン)との対戦でタッグとして始動した。しかしクリード・ブラザーズの妨害でまさかの初陣敗戦となってしまった。

 ジャケット・タイムがメイン戦でGYVと対戦するとKUSHIDAがドレイクにアーム・ブリーカー、イケメン二郎がギブソンにジャケットパンチを放って攻め込んでいく。

ユニバーサル王者レインズが“キング”ウッズを襲撃「次週も現れるなら、キングがどんなものか見せてやる」【WWE】

2021.11.07 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間11月6日配信、インディアナ州エバンズビル/フォード・センター)で、ユニバーサル王者ローマン・レインズが “キング”ことエグゼビア・ウッズを襲撃して「次週も現れるなら、キングがどんなものか見せてやる」と挑発した。

 この日のオープニングにはザ・ブラッドライン(レインズ&ウーソズ&ポール・ヘイマン)が登場。先週不在だったレインズはウーソズがニュー・デイに敗戦したことを知らされ「負けたのはジミーのせいか? どう落とし前をつけるんだ」と詰め寄るとジミーは「ウッズの王冠を蹴り落としてレインズを認めさせてやる」と報復を誓った。

 そこへ王冠姿のウッズ(with コフィ・キングストン)が現れると「ジミーが俺を倒せればレインズを認めるが、俺が勝てばジミーにひざまずいてもらうぞ」と話し、条件付きでウッズとジミーの試合が決定した。

修斗世界王者・西川大和が青木真也に宣戦布告。青木は「ちゃんと場所作っておけよ」と対戦受諾【VTJ 2021】

2021.11.06 Vol.Web Original

 5年2カ月ぶりの開催となる「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)で修斗世界ライト級王者の西川大和(日本/西川道場)が菅原和政(日本/マスタージャパン福岡)と対戦し、1R3分40秒、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。

 西川は修斗の9月大会で川名TENCHO雄生を破り、修斗ばかりでなくMMAに枠を広げても史上最年少の世界王者となった。王者となった直後のマイクで世界進出を口にした西川にVTJ実行委員会は国際戦を用意すべくスポーツ庁、外務省、厚生労働省をはじめ各省庁に働きかけ入国許可が下りたのだが、相手選手が来日直前に新型コロナウィルスに感染していることが判明。国際戦は消滅。大会3日前になって西川の相手が菅原となることが発表された。

 試合は今成ロールを仕掛け、足関節を取りに行った西川に菅原が強烈なパウンド。この一撃で右目を大きくはらした西川は片足タックルからバックに回り菅原の背中に乗る。がっちりと4の字ロックでバックをキープし、スリーパーを狙う西川だったが、顔面はみるみるはれあがり、このチャンスを逃せばドクターチェックが入ってもおかしくない状況に。それでも焦ることなくリアネイキドチョークを取り切ると菅原は後ろに倒れタップ。西川が一本勝ちを収めた。

GRADIATOR王者の原口央が判定ながらも“宇野薫超え”果たす【VTJ 2021】

2021.11.06 Vol.Web Original

 5年2カ月ぶりの開催となる「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)に“ミスターVTJ”宇野薫(日本/UNO DOJO)が出場。現GRADIATORフェザー級王者の原口央(日本/BRAVE)と対戦するも0-3の判定で敗れた。

 宇野は「VTJ」の前身である「VALE TUDO JAPAN」にも出場経験があるレジェンド。2012年に「VTJ」が新たにスタート後には「VTJ 2nd」を皮切りに4大会に参戦し4連勝している。

 対する原口は宮田和幸率いるBRAVE所属。前日会見では「小学生のころから総合格闘家になるという夢を持っていて、当時、テレビで見ていたヒーローが山本KID選手、所英男選手、そして宇野薫選手でした」と語り「明日はそのヒーロー、宇野薫を超える瞬間を見ていてください」と“宇野超え”を宣言していた。

修斗世界王者・平良達郎がチリのMMA王者を完封。一本勝ちでプロ10連勝【VTJ 2021】

2021.11.06 Vol.Web Original

鮮やかなリアネイキドチョークでフィニッシュ

 5年2カ月ぶりの開催となる「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)のメインイベントで修斗世界フライ級王者の平良達郎(日本/THEパラエストラ沖縄)がアルフレド・ムアイアド(チリ/BLACKHOUSE SANTIAGO)に1R4分12秒、リアネイキドチョークで勝利を収めた。

 平良は今年7月に王者・福田龍彌に挑戦し、1Rに三角絞めで一本勝ちを収め王座を獲得。今回が王座戴冠後の初戦だった。この日の勝利でプロ戦績を10戦10勝とし、10勝のうち5つの一本勝ちと3つのKO勝ちとなった。

 対するムアイアドはチリで開催されているMMAプロモーション「LFN(Live Fight Night)」を主戦場に同団体のエースとして活躍。ムエタイの技術をベースに80%を超える高いKO率を誇り、デビューから8戦で同団体のフライ級王者に輝いている。今回はVTJ実行委員会がABEMA、RISEと外国人選手招へいに向けてのアライアンスを構築。関係各所への粘り強い交渉の末にムアイアドの来日を成功させた。

SARAMIが黒部との5Rの激闘制し初のベルト獲得【修斗】

2021.11.06 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)のメインイベントで行われた「女子世界スーパーアトム級チャンピオンシップ」で挑戦者のSARAMI(同級1位/パンクラスイズム横浜)が王者・黒部三奈(マスタージャパン東京)に3-0の判定で勝利を収め第2代王者となった。

 黒部は元DEEP JEWELSアトム級王者。修斗の女子王座設立に伴い戦場を修斗に移し「初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 SARAMIもDEEP JEWELSを主戦場に戦い、2019年にはONEのトライアウトにも出場。しかし新型コロナ禍などの影響でONE進出が困難な状況となったこともあり、昨年11月に修斗に初参戦。黒部と初代王者の座を争った杉本に1Rで一本勝ちし、中村未来との次期挑戦者決定戦でも2RTKOで勝利を収め、今回の挑戦となった。

猿丸ジュンジが5回目のチャレンジで悲願の王座を獲得「これは応援してくれたみんなのチャンピオンベルト」【修斗】

2021.11.06 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7」(11月6日13時開始、東京・USEN STUDIO COAST)で行われた「世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦」で猿丸ジュンジ(同級1位/修斗GYM東京)が黒澤亮平(同級5位/パラエストラ松戸)に1R3分23秒、スリーパーホールドで勝利を収め、悲願のベルトを腰に巻いた。

 今回の暫定王座決定戦は正規王者の箕輪ひろばがONE Championship参戦中で防衛戦の調整がつかないためのもの。

 猿丸は2007年にプロデビュー。勝利を重ね、2011年に世界フライ級チャンピオン決定戦に駒を進めるも生駒純司に判定負け。その後も挑戦、防衛戦で山上幹臣、室伏シンヤ、内藤のび太と対戦もことごとく跳ね返され、王座に就くことはできず。いつの間にか35歳とベテランといわれる年齢となっていた。

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