「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前日計量が9月27日、愛知・名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。
メインイベントで行われる「ライト級タイトルマッチ」で対戦するホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)は71.00kg、堀江圭功(ALLIANCE)は70.95kgだった。
サトシは今回が5度目の防衛戦。当初は野村駿太を相手の防衛戦が予定されていたのだが、野村がケガで欠場に。堀江とはノンタイトル戦での対戦の予定だったのだが、カード発表会見の際にサトシがタイトル戦を直訴し、急きょタイトル戦となった。
計量後のマイクで堀江は「今の自分は心身ともに過去一番に強いんで、それを明日、サトシ選手にぶつけて自分が勝ちます。チャンピオンになります」と王座獲りを宣言。サトシは「絶対に明日はいい試合を見せたい。またライト級を盛り上げるから、絶対にいい試合を見せたい」と語った。
堀江は2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年4カ月ぶりの復帰戦となった2023年4月にヴガール・ケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けを喫するも打撃の真っ向勝負が高く評価された。その後、ケガで欠場し、今年6月の札幌大会で約1年4カ月ぶりに復帰。西川大和に1RでTKO勝ちを収めている。

