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世界柔道 阿部兄妹の試合前の表情【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.07.02 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

石井和義館長がK-1世界展開の成功に向け「非バイオレンス」「ランキング制の導入」「ナショナリズムの喚起」の3つのポイントを指摘【K-1】

2025.07.02 Vol.Web Original

 K-1が7月1日、都内で会見を開き、K-1創始者でアドバイザーを務める石井和義正道会館館長がK-1の世界展開の成功にあたっての3つのポイントを指摘した。

 K-1はこの日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(9月7日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催する「−70kg世界最強決定トーナメント」の出場予定選手を発表した。

 会見に出席した石井館長は世界展開について「スタンディングバウトではK-1にしかできない。1993年から2013年までの約20年間、フジテレビ、日本テレビ、TBSの3局でゴールデンタイムで放送し、最終的には世界でも124カ国でテレビ放送したことによるK-1のブランド力と知名度があってこそ初めてできる偉業。ヨーロッパからアフリカ、アジア、そして南米までK-1の名前を知らない格闘技ファンは誰もいません。それくらいK-1は有名。名前だけに関してはK1とUFCが世界が認知する団体なんです」などと語った。

 そして「今年はブラジル、アメリカ、ヨーロッパでもK-1の大会がたくさん行われる。正式には世界の146カ国で団体があるWAKOと連携しながら世界中の国々でK-1の大会が行われるようになれば、ますますK-1を目指す世界の選手たちは増えてくると思う。WAKOはIOC、国際オリンピック委員会の承認団体。IOCと協議して、オリンピック競技になる一歩手前の段階なんですけれども、オリンピック競技になるときは、K-1ルールで進めていきましょうという話もある。これは逆にIOCのほうから“ぜひK-1ルールでやってくれ”というふうに要望も受けています。つまりK-1が伸びる・K-1が世界へ広がることイコール、キックボクシングがオリンピック競技になれるという、この両方の相乗効果によって、よりキックボクシング、K-1という競技を世代中に広げていっていただきたい。そのお手伝いをアマチュアとプロの両方で僕はしていきたいなと思っています」とK-1の五輪競技化についても言及した。WAKO(世界キックボクシング団体協会)は国際オリンピック委員会(IOC)が認可しているキックボクシングの世界組織。石井館長はWAKOのアドバイザー兼日本代表理事を務めている。

フライ級GP1回戦の組み合わせが決定。榊原CEO「自分だったらこの5試合は組まないなっていうカードになった。ワクワクと期待感がある」【超RIZIN.4】

2025.07.01 Vol.Web Original

 RIZINが7月1日、都内で「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で開催される「RIZIN WORLD GP 2025 FLYWEIGHT TOURNAMENT」の組み合わせ抽選会を行った。

 抽選会はまず年齢が上の選手から予備抽選のカプセルを選び、本抽選はその番号の1番から1~10番の数字が書かれた封筒を引く。本抽選の1番を引いた選手から5試合の赤と青コーナーを選択していくという方式で行われた。外国人選手と海外で練習中のヒロヤはリモートで参加した。

 本抽選で1番を引いたエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute)は第3試合の青コーナー、2番のホセ・トーレス(アメリカ/Team Shorty)は第2試合の赤コーナーを選択。3番を引いた伊藤裕樹(ネックス)が第3試合の赤コーナーを選び、いきなり伊藤vsズールーが決定。4番の扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)もトーレスの隣を選び、ここも対戦が決定。

 5番の神龍誠(神龍ワールドジム)が第5試合の赤コーナーを選ぶと、6番の山本アーセン(KRAZY BEE / NAUGHTY HOUSE)がすぐにその隣を埋め、対戦決定。

 7番のアリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)が第4試合の赤コーナーを選ぶと8番のヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)は第1試合の青コーナー。9番の元谷友貴(アメリカン・トップチーム)はやや考える素振りを見せた後にヒロヤとの対戦を選択。10番の征矢貴(THE BLACKBELT JAPAN)は自動的にガジャマトフとの対戦となった。

神龍誠が伊藤裕樹を「エンタメ枠」呼ばわり。伊藤は「見た目が半グレで怖いぞ」と反撃。神龍は扇久保博正の「おぎの塩」プレゼントも拒絶【超RIZIN.4】

2025.07.01 Vol.Web Original

 RIZINが7月1日、都内で「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で開催される「RIZIN WORLD GP 2025 FLYWEIGHT TOURNAMENT」の組み合わせ抽選会を行った。

 予備抽選、本抽選を経て1番の選手から5試合の赤と青コーナーを選択していく方式で行われた抽選会の結果、元谷友貴(アメリカン・トップチーム)vs ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)、ホセ・トーレス(アメリカ/Team Shorty)vs 扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)、伊藤裕樹(ネックス)vs エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute)、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)vs 征矢貴(THE BLACKBELT JAPAN)、神龍誠(神龍ワールドジム)vs 山本アーセン(KRAZY BEE / NAUGHTY HOUSE)の組みみ合わせとなった。

 元谷は「1試合目に決まったんで、盛り上げる上げる試合をしたいと思います。ヒロヤ選手はすごい勢いがあって強いんで、しっかり練習したいと思います」と語った。ヒロヤを選んだ理由については「ガジャマトフは未知数というか、まだあまりどんな選手か分からないので、最初から選ぼうとは思っていなかった」と明かした。

 ヒロヤは「元谷選手、本当にリスペクトしています。大好きな選手なんですけど、しっかりとここは乗り越えて、自分がチャンピオンになるための大事な一なので越えさせてもらいます。応援よろしくお願いします」と番狂わせを誓った。

イラン出身のシナ・カリミアンが「戦争や武力行使といった形ではなく、会話を通して平和に進むことができれば」と平和的解決の訴え【K-1】

2025.07.01 Vol. Web Original

 初代と第3代のK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)が7月1日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた会見で、先日、イスラエルやアメリカから攻撃を受けた母国イランの状況を念頭に「戦争や武力行使といった形ではなく、会話を通して平和に進むことができれば」などと訴えた。

 K-1はこの日、「K-1 WORLD MAX」(9月7日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催する「−70kg世界最強決定トーナメント」の出場予定選手を発表した。同大会に出場予定のカリミアンは会見の終盤に登壇した。

 カリミアンは「今回はK-1に戻ることができてとてもうれしく思っています。皆さんご存知の通り私の祖国イランは今とても厳しい状況となっております。私のこのK-1での試合で困っている方々を勇気づけられればと思っております」と語った。

 カリミアンは昨年大晦日、5月の「RIZIN男祭り」、6月の「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」とRIZINに連続参戦。札幌大会ではMMAデビューを果たし荒東“怪獣キラー”英貴に判定勝ちを収めた。カリミアンは「私はキックボクシングのキャリアをK-1ファイターとしてスタートしました。なのでK-1には思い入れがありますし忠誠心のようなものがあります。なので今回はRIZINでK-1ファイターとしてMMAにおいても誰でも倒せる、そして私がベストであるということを証明できたことはとてもうれしいと感じております」とRIZINでの3戦を振り返った。

 9月大会については「相手は誰でもいいと思ってます。とにかく強ければ誰でも関係ありません。私のファイトを通じてイランの人々を勇気づけたいと考えています」とイランへの思いを馳せた。

9月開幕の「−70kg世界最強決定トーナメント」出場予定選手を発表。日本人選手は0の可能性も【K-1】

2025.07.01 Vol. Web Original

 K-1が7月1日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(9月7日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催する「−70kg世界最強決定トーナメント」の出場予定選手を発表した。

 トーナメントは16人の参加で開催。この9月大会で開幕戦として1回戦8試合を行い、11月15日に開催される国立代々木競技場 第一体育館大会で8選手によるワンデイトーナメントを行い、優勝の座を争う。

 この日発表されたのは昨年のトーナメント優勝者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)、現K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)、2年連続の出場となるカスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)、ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)、ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)の3人、そして5月のKrushでKrushスーパー・ウェルター級王者となったアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)、6月28日に行われたブラジルの南米予選トーナメントを制したジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)、初参戦となるメイソン・ストロッドマン(アメリカ/WARMAN MUAY THAI)の8選手。

 宮田充プロデューサーは残る8選手については「こちらも海外勢が入ってくるかと思う。日本人選手は1名ないし…もしかしたら0名になってしまうかもしれない。基本的には16カ国の各国から強豪選手が参加するという形で開催する」と16選手全員が外国人選手となる可能性も示唆した。

樋口和貞が首の故障を乗り越え、2年5カ月ぶりにKO-D無差別級王座奪還。“ミスターDDT”HARASHIMAと7・13後楽園で初V戦へ【DDT】

2025.06.30 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月29日、東京・後楽園ホールで「KING OF KINGS ~嵐の6月決戦~」を開催した。樋口和貞がクリス・ブルックスとの激闘を制し、首の故障を乗り越えて、2年5カ月ぶりにKO-D無差別級王座奪還を果たした。新王者・樋口は7月13日の後楽園大会で“ミスターDDT”HARASHIMAと初防衛戦を行う。
 
 苦労人の樋口はなかなか同王座にたどり着くことができなかったが、2022年7月3日、後楽園で「KING OF DDT 2022」を初制覇し、当時空位だった同王座を初戴冠。その後、遠藤哲哉、竹下幸之介(KONOSUKE TAKESHITA)、青木真也、坂口征夫、上野勇希と強豪の挑戦者を次々に倒して5度の防衛を果たした。しかし、2023年1月29日、後楽園で火野裕士に敗れ王座陥落。昨年6月から首を痛めて長期欠場。3・20後楽園で復帰し、「KING OF DDT 2025」を3年ぶりに制して、王者のクリスに挑んだ。
 
 開始早々、両者はチョップ合戦を繰り広げる。クリスがエプロンでパイルドライバー、さらに場外に飛んでフットスタンプ。樋口はチョップ連打、串刺しラリアット、ブレーンバスターと猛攻。チョップの応酬から、クリスが雪崩式ダブルアーム・スープレックス。樋口が延髄ラリアットで両者ダウン。立ち上がると、樋口がラリアット連打も、クリスはラリアットで倒してキックを連打。クリスがプレイングマンティスボムもカウントは2。樋口がヘッドバット連発からクロースラムも2カウント。クリスのオクトパス・ストレッチを脱出すると、ラリアット相打ち。樋口はラリアット、ドクターボム、クロースラムとつないで3カウントを奪取した。クリスはベルトを樋口の腰に巻きリングを降りた。

UNIVERSAL王者・鈴木みのるが前哨戦で青木真也に失神させられ錯乱「青木、次は苦しめ!」【DDT】

2025.06.30 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月29日、東京・後楽園ホールで「KING OF KINGS ~嵐の6月決戦~」を開催した。7・13後楽園でDDT UNIVERSAL王座戦に臨む、王者・鈴木みのるが前哨戦で挑戦者・青木真也に絞め落とされ錯乱状態に陥った。
 
 大会開始前、このタイトル戦の公開調印式が行われ、鈴木は「次の対戦相手・青木真也、世界のエイオキ。おまえの斬れ味試させてもらうよ。オイ、俺は世界のプロレス王・鈴木みのるだ!」、青木は「今回は獲りますよ。(鈴木は)必ず上に来るというか、かぶせてくるというか。今までの選手は下からつくった試合が多かったと思うんで、今回僕が上からかぶせて勝ちます」と意気込みを語っていた。

無期限休業中の髙木三四郎が新調されたアイアンマンのベルトを強奪。「25周年のアイアンマンベルトをさらに輝かしてやる」【DDT】

2025.06.30 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月29日、東京・後楽園ホールで「KING OF KINGS ~嵐の6月決戦~」を開催した。新調されたアイアンマンヘビーメタル級のベルトを無期限休業中の髙木三四郎が強奪した。
 
 同王座はレフェリーさえいれば、24時間365日、いつでもどこでも誰でも物でも奪取可能なベルト。2000年6月29日にポイズン澤田JULIEが創設し、初代王者に認定された。5月31日の新宿髙島屋大会で澤田がポコたんの頭からベルトを奪還すると、ちょうど25周年となる今大会での新調を宣言していた。
 
 この日の第2試合終了後、予告通り現れた澤田は「24時間いつでもどこでも、髙木三四郎と戦うためだけに作ったベルトだ。だったんだが、何を勘違いしたのか、多くのレスラー、一般人、動物、道具がこのベルトを獲得しようと必死になって戦ってきた。その結果、ボロボロだ。だから25年後の今日、この光り輝くベルトに転生した。もう誰にも渡さない。DDT、髙木三四郎、おまえだけには渡せねぇ。永久にこのベルトはポイズン澤田JULIEのものだ。ワーハッハ!」と新ベルトをお披露目し高笑い。

飯野雄貴&納谷幸男がアストロノーツを下し、KO-Dタッグ王座戴冠。秋山準&佐藤大地が7・27青梅で挑戦へ【DDT】

2025.06.30 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月29日、東京・後楽園ホールで「KING OF KINGS ~嵐の6月決戦~」を開催した。飯野雄貴&納谷幸男のDDTが誇るヘビー級コンビがアストロノーツ(阿部史典&野村卓矢)を下し、KO-Dタッグ王座戴冠を果たした。新王者組は7月27日、東京・住友金属鉱山アリーナ青梅・第1スポーツホール大会で、秋山準&佐藤大地の挑戦を受けることが決まった。

 飯野と納谷はほとんどタッグを組んだことはないが、同学年で、デビューもわずか1カ月違いの同期生。昨年8月と9月に2度一騎打ちを行い、お互いの力を認め合っていた。2・9仙台で右眼窩底(がんかてい)を骨折し長期欠場していた飯野は、約5カ月ぶりの復帰戦でいきなりのタイトル挑戦。王者組のアストロノーツは6度目の防衛戦となった。

 王者組が奇襲を掛け、いきなり場外戦へ。飯野が野村にチョップ連打すれば、野村はエルボーで返す。飯野が野村にバーニング・エルボーを狙い、阿部が阻止するも、納谷のアシストで成功。野村と納谷がキックの打ち合いに発展。飯野のスピアーが納谷に誤爆も、飯野が2人まとめてスピアーで吹っ飛ばす。納谷が阿部にダイビング・エルボードロップもカウントは2。阿部が納谷に伊良部パンチを放てば、納谷はニーリフト。飯野が野村にスピアーで動きを止める。納谷が阿部にチョークスラム、ニーリフト、世界一のバックドロップを決めて3カウントを奪取した。

左目を潰された小林愛三が判定負けでリベンジならず。王座防衛のテッサは「K-1のSAHO選手と戦いたい」とアピール【RISE189】

2025.06.30 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fight team Vlaardingen)が挑戦者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)を破り2度目の防衛を果たした。

 2人は今回が三度目の対戦。一度目は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」で行われたRISEとGLORYの対抗戦で対戦し、テッサがダウンを奪ったうえでの判定勝ち。翌年5月には小林が持つRISE QUEENフライ級のベルトをかけて対戦し、テッサが判定勝ちを収め王座を獲得した。テッサは昨年12月には小林愛理奈を破り初防衛を果たしている。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり仕掛ける小林。テッサも応じ、動きのある展開に。小林が前蹴りで吹っ飛ばす。テッサはサウスポーにスイッチして左ミドル、左ストレート。小林は圧をかけてワンツー。テッサは左ミドル。小林は詰めて右ボディー、前蹴り。テッサは左ハイ、左インロー。テッサは回るが小林は前蹴り、そして右ボディーストレート。テッサはスイッチを繰り返しワンツーを返すが、小林も左フック、前蹴り。試合はオープンスコアシステムで行われ、ジャッジは3者とも10-10。

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