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1月に「無効試合」で涙の重岡銀次朗が悲願の世界王座を獲得。プロ初ダウンも3度のダウンを奪い返しKO勝ち【3150FIGHT】

2023.04.17 Vol.Web Original

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の東京での初開催となる「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた「IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」で重岡銀次朗(同級4位/ワタナベ)がレネ・マーク・クアルト(同級2位/フィリピン)をKOで破り、暫定ではあるものの悲願の世界王座を獲得した。

 この試合の後に行われた「WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」では兄の重岡優大(同級4位/ワタナベ)がウィルフレッド・メンデス(同級7位/プエルトリコ)をKOで破り、こちらも暫定ではあるものの世界王座を獲得。2人は史上初の「兄弟同一階級同日世界王者」の偉業を成し遂げた。

 重岡は今年1月6日に行われた「3150FIGHT vol.4」でIBF世界ミニマム級王者・ダニエル・バラダレス(メキシコ)に挑戦するも偶然のバッティングにより「No Decision(無判定)」という裁定が下され、王座奪取はならず。亀田ファウンダーは再戦を実現すべく動くも、バラダレスはIBFに左鼓膜穿孔の診断書を提出したことから再戦は消滅。クアルトとの暫定王座決定戦を行うこととなった。

サウナカミーナが全面対抗戦に完勝。MAO&勝俣瞬馬はUNIVERSAL&EXTREMEのダブル戴冠を宣言【DDT】

2023.04.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月15日、東京・新宿FACEで「MAX BUMP 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催した。サウナカミーナがバーニングとのイリミネーション8人タッグマッチでの全面対抗戦で完勝。MAOはDDT UNIVERSAL王座、勝俣瞬馬はDDT EXTREME王座獲りに弾みをつけた。

 サウナカミーナはMAO、勝俣、上野勇希、小嶋斗偉、バーニングは遠藤哲哉、秋山準、岡田佑介、高鹿佑也のメンバーで出陣。5月3日の神奈川・横浜武道館でMAOは遠藤の保持するUNIVERSAL王座に、勝俣は秋山準の持つEXTREME王座に挑むため、両王座のダブル前哨戦にもなった。

 序盤、秋山が勝俣の髪を引っ張って投げ飛ばすと、雪崩式ブレーンバスター、ヒザ、エクスプロイダーと厳しい攻め。ところがトップロープでもつれ合って両者とも場外に転落し、オーバー・ザ・トップロープ(以下、OTR)で2人とも失格に。次に上野がラリアットからのOTRで岡田を転落させた。その後、遠藤がMAOにオーバーヘッドキック、スワン式エルボーを見舞えば、MAOは掌底連打でバチバチの展開に発展。小嶋が変型の投げから、高鹿を固めてフォールを奪い、1対3の状況に。それでも一人残った遠藤が踏ん張って、旋回式ト―チャーラックボムで小嶋を仕留めた。さらに遠藤はエプロンでのカナディアン・デストロイヤーで上野をOTRで失格に追い込んだ。最後はMAOと遠藤の一騎打ちとなり、エプロンでの攻防に。MAOは顔にヘッドバットを叩き込み、パッケージドライバーで遠藤を転落させOTRで勝利を収めた。

飯野“notセクシー”雄貴が黒パン姿での正統派ファイトで圧勝。大石真翔はセクシージャッジマンとして監視へ【DDT】

2023.04.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月15日、東京・新宿FACEで「MAX BUMP 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催した。5月3日の神奈川・横浜武道館で、セクシーを封印することを条件にKO-D無差別級王座(王者は火野裕士)への挑戦を認められた飯野“notセクシー”雄貴が黒パン姿の正統派ファイトで圧勝も、一抹の不安をのぞかせた。

 この日のセミファイナルで男色“ダンディ”ディーノとのコンビで登場した飯野は、HARASHIMA&中村圭吾と対戦。飯野はバスローブを脱ぐと、フェロモンズ結成前をほうふつさせる黒パン姿。飯野はHARASHIMAに串刺し式ボディーアタック連発。ブレーンバスターから、HARASHIMAとエルボーのラリーを展開するなど“ストロングスタイル”で戦う。相手の攻撃を受けると、タイツを脱ぎそうになるも我慢する。中村もミサイルキック、トップロープを利したムーンサルトプレスなどで飯野を攻め込む。しかし、スワン式で飛び込んだところを飯野にキャッチされ、そのまま頭から叩きつけられる。飯野が強烈なラリアットを中村に敢行もHARASHIMAがカット。ディーノがHARASHIMAに長い長いリップロック。その間に飯野はババボムから胴絞めnotドラゴンスリーパーで快勝。試合後、飯野は無理やりセクシーを抑え込んだ副作用か「頭が痛い」と倒れ込んだ。

高木&ジャネラ&正田がストリートファイトマッチで勝利。大仁田組との電流爆破デスマッチに弾み【DDT】

2023.04.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月15日、東京・新宿FACEで「MAX BUMP 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催した。高木三四郎&ジョーイ・ジャネラ&正田壮史が「エニウェアフォール・スクランブルバンクハウス・ストリートファイト6人タッグデスマッチ」で、坂口征夫&アントーニオ本多&岡谷英樹に勝利。同16日、新潟・万代島多目的広場大かまでの大仁田厚&勝俣瞬馬&小嶋斗偉との電流爆破バットデスマッチに向け弾みをつけた。

 試合形式は会場内のどこでもフォールが認められ、公認凶器として、ラダー、プラスチックケース、イス、有刺鉄線バットが用意された。高木はエイリアンの着ぐるみもどき姿で登場し、坂口と大乱闘を展開。坂口は戦闘用チャリンコ・ドラマチックドリーム号で高木をひく。本多はメリケンサックを装着し、フィストドロップを狙うも、ジャネラは阻止。正田が坂口と岡谷に場外ダイブを敢行し、完全排除。ジェネラは立てた4脚のイスの上に本多を載せ、そのうえにイス、プラスチックケースを置くと、ラダー上からダイビングフットスタンプを見舞い3カウントを奪った。

SKE48青木詩織が名レフェリングを披露!?「次やるなら」とやる気満々【東京女子プロレス】

2023.04.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月15日、東京・後楽園ホールで「STAND ALONE ’23」を開催した。名古屋を拠点にする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、荒井優希とユニット「おしゆき」を組む青木詩織がレフェリーデビューを果たし、名レフェリングぶりを披露した。

 第4試合の享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)vs 荒井&HIMAWARI戦を裁くことになった青木は、大会前日に特訓を行った。その際、荒井が13日の夜に韓国料理をご馳走し、買収行為!?を図ったことを吐露。

 両軍がリングに上がると、ミサヲがその点を追求して、青木に荒井への厳重なボディーチェックを要求。青木が入念にチェックをしていると、享楽共鳴は奇襲をかけ、ミサヲがスプレー噴射から首固めでHIMAWARIを丸め込むと電撃の3カウントが入った。

IP王者・辰巳リカがバートビクセンを下し2度目の防衛に成功。5・5後楽園で鈴芽を迎撃【東京女子プロレス】

2023.04.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月15日、東京・後楽園ホールで「STAND ALONE ’23」を開催した。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳リカが初来日の米国戦士バートビクセンを下し2度目の防衛に成功。辰巳は5月5日、後楽園で後輩の鈴芽を迎え撃つことが決まった。

 3月31日(日本時間4月1日)の米ロサンゼルス大会では、ビリー・スタークスの挑戦を退けた辰巳は、2週間後にV2戦を行う強行軍となった。

 辰巳はバートビクセンのパワーに手を焼いたものの、足に集中砲火で足4の字固めで締め上げた。辰巳のミサイルヒップを回避したバートビクセンはトラースキック、トップロープからの蹴りで反撃。辰巳はスリーパーからドラゴンスリーパーで逆襲も、バートビクセンは足を利した変形ネックロックからシュバイン狙い。それをかわした辰巳はドラゴンスリーパーから、胴締めドラゴンスリーパーに移行しタップを奪った。

新プリプリ王者・瑞希が角田奈穂を退け初V。まずは「大阪でのタッグに集中」【東京女子プロレス】

2023.04.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが4月15日、東京・後楽園ホールで「STAND ALONE ’23」を開催した。3月18日の東京・有明コロシアムでパートナー坂崎ユカを破り、プリンセス・オブ・プリンセス王座に就いた瑞希が角田奈穂の挑戦を退け、初防衛に成功した。瑞希は5月5日、後楽園で188センチの高身長選手ソーヤー・レックとV2戦を行う。

 序盤、角田が客席のイスめがけて瑞希を放り投げると、瑞希は場外へのダイブで反撃。瑞希は右足に的を絞って攻め込むが、角田は徹底した顔面蹴りで応戦。角田は強引に必殺の紫電改を放つも、カバーにいけず。角田はクロスアーム式DDTから、紫電改を狙うも、かわした瑞希がフットスタンプ。さらにダイビング・フットスタンプを見舞うと、フェースロックから変形フェースロックに移行してギブアップを奪った。

弟・銀次朗「無傷でぶっ倒して兄貴のセコンドに就く」、兄・優大は「弟より豪快なKOで締めたい」【3150FIGHT】

2023.04.15 Vol.Web Original

重岡兄弟がダブル世界戦

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の東京での初開催となる「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の前日計量が4月15日、都内で行われ、出場全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では「IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」重岡銀次朗(ワタナベ)vs レネ・マーク・クアルト(フィリピン)、「WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」重岡優大(ワタナベ)vs ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)の2つの世界戦が行われるのだが、4選手ともリミットの47.62kgでクリアと完璧な仕上がりを思わせた。

 今大会は兄・優大、弟・銀次朗の重岡兄弟が揃って世界戦に臨む。兄弟が同日に同一階級で世界王者になれば史上初の快挙ということで注目を集めたのだが、優大の相手だったWBC世界ミニマム級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)がインフルエンザのため来日不能に。優大の世界戦は消滅の危機となったが、亀田氏が米国に飛び、優大とメンデスの暫定王者決定戦を実現させるという経緯があった。

中川麦茶「今は本当に尊敬している」と改めて那須川天心戦をアピール。そして「勝算は全然普通にある」

2023.04.15 Vol.Web Original

亀田興毅氏プロデュースの「3150FIGHT vol.5」に出場

 那須川天心のデビュー戦に名乗りを挙げたものの実現には至らなかったプロボクサーの中川麦茶(一力)が4月15日、改めて那須川との対戦をアピールした。

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に出場する中川はこの日、前日計量と会見に参加した。

 会見で今後の展望についての質問が飛ぶと中川は「次は天心選手とやりたいと思っている。あの年であんだけのファンがいて、いろいろなものを背負って表舞台でやっている。普通にすごく尊敬しているし、彼は彼で、多分僕とやればどの程度の実力か分かると思う」などと語った。中川はこれまでもSNSやYouTubeなどで那須川との対戦をアピールしていた。

 会見後の取材では「(那須川の試合は)家で見ました。速いなって思いました。あとは思ったよりボクシングに適応していて、本当に実力者だなと思いました。(適応というのは)距離感ですね。僕もキックをやっていたんで。キックとボクシングは距離感が違うんですが、その距離にも適応していた」と那須川のデビュー戦の印象を語る。

 そして那須川のパンチについては「ないんじゃないんですか。でもパンチがなくてもボクシングは勝つことはできると思うんですが、どうなんですかね。あのパンチじゃ、スーパー・バンタムでは厳しいと思いますが、でもあれはデビュー戦なので。ここからまだまだ彼も上がっていくと思うし、あれはあれでいいんじゃないですか。山中慎介さんとかも最初はあまりKOするタイプじゃなかったけど、感覚をつかんでからばたばた倒しだしたじゃないですか。ああいう感じで化けそうな感じもします」などと分析。「スピード重視で握ってないんじゃないかと思う。握ったらもうちょいパワーが出ると思う。でもその分、スピードが落ちるんで、どっちを優先するか。彼は多分、スピードを優先したんじゃないですか」などとも語った。

SKE48青木詩織がレフェリー特訓。荒井優希は「晩御飯をご馳走しておいたので…」【東京女子プロレス】

2023.04.14 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの東京・後楽園ホール大会(4月15日)で特別レフェリーを務めるSKE48青木詩織が4月14日、都内御茶ノ水の同団体道場で公開特訓を行い、上々の成果を披露した。

 同大会で青木は享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)vs荒井優希(SKE48)&HIMAWARIの一戦を裁く。青木は荒井とユニット「おしゆき」を結成しており“仲良し”として知られている。

 まず木曽大介レフェリーが「常に公平に、常に冷静に、常に堂々と」と心構えを指南。続いて、3カウントを叩く練習、ギブアップを取る練習を行った。次にHIMAWARIと鈴木志乃がスパーリング形式で戦い、それを裁く特訓をみっちり敢行。選手が反則攻撃をした際、即座にカウントを数えるなど、うまく対応して上々の出来。公開特訓後に木曽レフェリーから「完璧です」とレフェリーシャツを渡された。

元KNOCK OUT王者・白幡裕星が「華のないK-1王者とオーラのないKrush王者」、対戦相手の壬生狼には「頭が悪い」と全方位に毒舌【K-1】

2023.04.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(6月3日、神奈川・横浜武道館)の第1弾カード発表会見が4月14日、都内で開催された。

 同所での開催は2年ぶり2度目。その前回大会では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」が行われ、黒田斗真が決勝で壬生狼一輝を破り、優勝を果たした。これを契機にK-1グループのバンタム級戦線に本格的に火が付き、昨年12月のK-1大阪大会では「初代バンタム級王座決定トーナメント」が行われ、ここでも黒田が優勝を果たし、初代王者に輝いた。

 今大会では今後のバンタム級戦線を占う4試合「黒田斗真vsラマダン・オンダッシュ」「池田幸司vsペットモンコン・スーンキラーフォイトム」「壬生狼一輝vs白幡裕星」「大久保琉唯vs齊藤龍之介」が行われるのだが、会見は“新顔”白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)の出現でこれまでとは一線を画した展開となった。

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