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TAKESHITAが奮戦のMAOを退け、11・12両国でクリス・ジェリコと一騎打ちへ【DDT】

2023.09.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月24日、東京・後楽園ホールで「Who’s Gonna TOP? 2023」を開催した。米AEWから、わずか2週間でDDTマットに舞い戻ってきたKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)がサウナカミーナのMAOとの一騎打ちを制した。TAKESHITAは11月12日の東京・両国国技館で、WWEで世界の頂点を極めたクリス・ジェリコとシングルマッチに臨むことが決定した。

 TAKESHITAは9月9日の東京・大田区総合体育館で共闘する佐々木大輔(ダムネーションT.A)と組み、上野勇希&MAOと対戦。試合は上野が佐々木を破ったが、MAOがTAKESHITAとの一騎打ちを熱望し、TAKESHITAが受諾して、この一戦が組まれた。

 MAOはドロップキックで奇襲をかけ、ラ・ケブラーダを発射するなど先制攻撃。TAKESHITAがジャーマンを繰り出せば、MAOは雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。TAKESHITAは雪崩式人でなしドライバーを繰り出し、ワガママ(ザーヒー改め)を狙うもMAOがキャッチ。MAOが掌底、TAKESHITAがエルボーを見舞うと、TAKESHITAがワガママ。スタンドでのヒザ蹴りを叩き込むもカウントは2。ならばとTAKESHITAはもう一度ワガママを叩き込んで3カウントを奪った。

赤井沙希、最初で最後のKO-D無差別級王座挑戦も無念の惜敗。11・12両国で王者クリス・ブルックスに上野勇希がチャレンジ【DDT】

2023.09.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月24日、東京・後楽園ホールで「Who’s Gonna TOP? 2023」を開催した。11月12日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希がKO-D無差別級王者のクリス・ブルックスに挑むも惜しくも敗退。V2を果たしたクリスには、11・12両国で上野勇希が挑戦することが決まった。

 赤井とクリスは2021年5月4日、後楽園でのDDT EXTREME&アイアンマンヘビーメタル級両王座戦で対戦し、クリスが勝利。9月9日の東京・大田区総合体育館で入江茂弘を倒して初防衛を成し遂げたクリスが次期挑戦者に赤井を指名した。赤井はキャリア11年目にして、無差別級王座初挑戦。勝てば、第66代王者の里村明衣子以来、女子では史上2人目の戴冠になる。

リーグ戦で藤野恵実が直接対決制し宝珠山桃花に並ぶ勝ち点6。11・19杉本恵戦は優勝占う大一番に【修斗】

2023.09.25 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.6」(9月24日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」の公式戦2試合が行われた。

 第5試合では宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)と藤野恵実(トライフォース赤坂)が対戦し0-2の判定で藤野が勝利を収めた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。藤野がパンチを連打しながら前に出る。宝珠山も負けじと打ち返す。藤野がパンチで前に出ると宝珠山はカウンターで右を当てる。藤野がワンツーを振って前に出ると宝珠山は左ジャブをカウンター。宝珠山は左ジャブが有効。藤野は構わずパンチを出しながら前に出て組み付き、ケージに押し込む。宝珠山が体勢を入れ替え押し込むが藤野もすぐに体勢を入れ替える。ケージ際でのポジションの奪い合いとなる。藤野は首を取りに行くがラウンド終了。

“究極の寝技師対決”で摩嶋一整が横山武司に判定勝ち。「全員極めてやろうと思う」とフェザー級上位陣に宣戦布告【RIZIN.44】

2023.09.25 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた“究極の寝技師対決”で摩嶋一整(毛利道場)と横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)が対戦し、摩嶋が判定で勝利を収めた。

 摩嶋は柔道をバックボーンに持ち、プロ戦績19戦15勝4敗のうち、一本勝ちが13という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年から参戦も斎藤裕、クレベル・コイケ、金原正徳を相手に3連敗を喫するも前戦となった5月の「RIZIN.42」では元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏にヴァンフルーチョークで一本勝ちを収め、RIZIN初勝利を挙げた。

 横山は柔術で数々のタイトルを獲得し現在はFighting NEXUSフェザー級王座を保持。初参戦となった今年5月の「RIZIN.42」では元GRACHANフェザー級、ライト級2冠王者の山本琢也にアームバーで一本勝ちを収め、その柔術テクニックを満天下に知らしめた。

元フェザー級王者の牛久絢太郎が萩原京平に判定勝ちで連敗ストップ。試合後には階級変更を示唆も「詳しいことは言えない」【RIZIN.44】

2023.09.25 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)が4月の朝倉未来戦以来の再起戦で萩原京平(SMOKER GYM)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 牛久はクレベル・コイケ、朝倉相手に連敗中。萩原は2022年に弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕を相手に3連敗を喫し、泥沼にあえぐも今年4月の再起戦でカイル・アグォンに勝利を収め復活。今回はそれ以来の試合。フェザー級のサバイバルマッチともいえる一戦だった。

 1R、サウスポーの牛久とオーソドックスの萩原。圧をかけるのは萩原。牛久は前に出て右フック。すぐに押し返す萩原。牛久はニータップで一気に走るも萩原はテイクダウンは許さず。萩原は逆にロープに押し込む。牛久は冷静に対処し、離れてスタンドでの打撃の攻防に。萩原の圧に牛久がロープを背負うシーンが多くなる。萩原がコーナーに押し込むが牛久は首相撲からヒザ蹴り。動きが止まり、ブレイク。牛久は左目じりから出血。萩原の圧が強く牛久は回ってチャンスをうかがうが、萩原はワンツー、右ハイ。しかし牛久も一瞬の飛び込みで左フック。それでも前に出る萩原。

金原正徳がクレベルをグラウンドで完封。アゼルバイジャンでケラモフに挑戦する鈴木千裕に「やろうな」【RIZIN.44】

2023.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と初代戦極フェザー級王者で元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が対戦した。試合は3-0の判定で金原が勝利を収めた。金原は「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日=日本時間5日、アゼルバイジャン/ナショナルジムナステイックアリーナ)で行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の勝者への挑戦に一歩近づいた。
 
 1R、金原が左フックで飛び込む。圧をかけるのは金原。クレベルはロー。金原は右ストレート。クレベルが逆に圧をかけてロー。金原は右ストレートを返す。クレベルが追ってタックルも金原がかわす。クレベルはロー、ハイを見せるが金原は圧を強めワンツー。クレベルは組みに行くが金原がパンチ。しかしクレベルは組み付くと投げ気味にテイクダウン。マウントを取りかけるが金原が対処。しかしクレベルは首を取って自ら下になってギロチンチョーク。しかし金原が首を抜く。クレベルは下から4の字ロックでがっちり。下からパンチをこつこつ。金原もなんとか空間を作ってパンチを落とす。

安保瑠輝也が2度のダウンを奪い宇佐美に判定勝ち。試合後、木村ミノルをリングに上げようとするも未遂に終わる【RIZIN.44】

2023.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でキックボクシングルールで元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と宇佐美正パトリック(Battle-Box)が対戦し、安保が2度のダウンを奪い判定勝ちを収めた。

 2人はカード発表会見、前々日インタビュー、その間もSNS等で互いに挑発し合い、前日計量ではあわや乱闘というところまでヒートアップしていた。

 宇佐美は昨年10月からRIZINに参戦し、元修斗環太平洋ライト級王者のベテラン・佐々木信治、第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアを相手に2連勝。4月の「RIZIN.41」では第3代HEATライト級王者でROAD FC、修斗、AFCなどさまざまな団体でキャリアを積むキム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)に一本負けを喫し、今回が再起戦だった。打撃に関しては幼少期に極真空手を始め、その後転向したボクシングでは高校6冠を達成。2018年8月のAIBA世界ユース選手権では銅メダルを獲得。大学に進学後は東京オリンピック選考会の準決勝にまで進出している。

 安保は初参戦となった今年5月の「RIZIN.42」で「K-1 WORLDMAX」で活躍した古豪ブアカーオ・バンチャメークと対戦もドローに終わっていた。

井上直樹が病気で10・1名古屋大会を欠場。元修斗世界王者の佐藤将光が急きょ参戦で太田忍と対戦【RIZIN LANDMARK】

2023.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場予定だった井上直樹が右顎下腺唾石症(みぎがくかせんだせきしょう)を発症したためドクターストップにより欠場となることが9月24日、発表された。井上は太田忍(パラエストラ柏)と対戦の予定だった。発表は「RIZIN.44」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のリング上で行われた。

 井上に代わり佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)が太田と対戦する。佐藤は元修斗世界バンタム級王者。2019年5月からONE Championshipに参戦した。修斗世界王座はONE参戦により防衛戦ができないことから返上している。

 リング上に2人が上がり、太田は「井上直樹選手とやる予定だったんですが、出ないということで僕の不戦勝だと思っている。急きょの対戦を受けてくださった佐藤選手ありがとうございます。佐藤選手はすごい実績のある選手。個人的にも尊敬している選手なので。しっかり越えて、年末、僕がアーチュレッタとやるので期待していてください」と佐藤への感謝の言葉と勝利への意欲を口にした。

 佐藤は「僕は36年、紆余曲折、試行錯誤してずっと戦ってきた自信があるので、それをレスリングエリートの太田選手にぶつけるのが楽しみです。来週、楽しみにしていてください」と挨拶した。

 試合はキャッチウェイトの63kg契約で行われる。

皇治が朝倉海を相手に1週間後にMMAデビュー戦の可能性。リング上から榊原CEOが生電話でオファー【RIZIN LANDMARK】

2023.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で皇治が急きょMMAデビュー戦に臨む可能性が浮上した。

 RIZINは9月24日、「RIZIN.44」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)を開催。リング上から榊原信行CEOが皇治に生電話で出場オファーをかけた。この交渉の前に出場予定だった井上直樹が右顎下腺唾石症(みぎがくかせんだせきしょう)を発症したためドクターストップにより欠場となることを発表。それに伴い元修斗世界バンタム級王者で2019年5月からONE Championshipに参戦していた佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)が急きょ参戦し太田忍(パラエストラ柏)と対戦することが発表された。

 その後、榊原氏がリングサイドにいた朝倉海を呼び出すと「助けてください。海が試合をしてくれるしかないです」とお願い。「一つアイデアがあって、みんなの力を借りて、この場で口説きたい選手がいる」と言うや皇治に電話をかけ「本当にピンチなんで助けてほしい。来週、名古屋でMMAデビューしてください。最高の相手と最高の舞台が整ったんで」と朝倉を相手のMMAデビュー戦をオファー。

 最初「盛り上がる相手なら」と話していた朝倉は「相手にならないと思う。ぶっ壊れちゃうと思う。大丈夫ですか?」と皇治を心配。皇治は「MMA童貞で。1週間後でしょ? ステロイドありですか?」などと語った。最後は榊原氏の「来週出てくれるかな?」に取りあえず「いいとも」と答えた皇治だったが、この場では正式決定には至らず。短い時間の中で今後交渉が行われるようなのだが果たしてこの対戦は実現するのか?

福田龍彌が右ジャブで山本アーセンの顔面を破壊しドクターストップ勝ち。DEEPトーナメント王者の貫禄示す【RIZIN.44】

2023.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「DEEPフライ級GP」優勝者の福田龍彌(MIBURO)がRIZINに約1年半ぶりの参戦を果たし、山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)と対戦した。試合は福田が得意の打撃で山本の顔面を破壊し3RでドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 福田は元修斗世界フライ級王者で現DEEPフライ級暫定王者でプロ戦績は28試合20勝(8KO、1S)7敗1分。GP以前から現在7連勝中だった。山本は5月の「RIZIN.42」で約2年9カ月ぶりの参戦を果たし、福田が優勝したトーナメントで準決勝で敗れた伊藤裕樹に判定勝ちを収めていた。

 1R、ともにサウスポー。山本が左カーフ。福田は右ジャブ。圧をかける福田が左フック。山本もパンチを合わせる。山本は左カーフ。山本がタックルも福田が切る。互いの左が相打ち。山本がタックルのフェイント。福田は右ジャブ。福田はタックルを警戒して距離が遠く左ストレートが当たらない。山本の左カーフを効かされたか福田がバランスを崩す場面も。福田の左が山本をとらえる。

11・12両国で夢のカード実現! 竹下幸之介が元WWEの世界王者クリス・ジェリコと一騎打ち【DDT】

2023.09.24 Vol.Web Original

「DDTのリングでジェリコに勝つのがドラマチック・ドリームだ」

 DDTプロレスが9月24日、東京・後楽園ホールで「Who’s Gonna TOP? 2023」を開催し、11月12日のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(東京・両国国技館)でKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)vsクリス・ジェリコ(AEW)の夢の一戦が決まったことを発表した。

 日本ではFMW、WAR、新日本プロレスなどでファイトしたジェリコはWWEで世界の頂点を極め、2018年で同団体を退団。2019年からはAEWに籍を移し、初代AEW世界王座に就くなど衰え知らずだ。

 この日、TAKESHITAはセミファイナル(第6試合)で、サウナカミーナのMAOの要望を聞いてシングル戦に臨んだ。MAOは奮闘したものの、TAKESHITAがザーヒーで制した。試合後、ビジョンでジェリコからのVTRメッセージが流され、11・12両国でのTAKESHITAとの一騎打ちをアピール。

 それを聞いたTAKESHITAは「クリス・ジェリコがDDTに来るのが大きな夢か? そうじゃないだろ。DDTのリングでジェリコに勝つ。それがドラマチック・ドリームだろ」と豪語。バックステージでは「クリス・ジェリコがなんや! クリス・ジェリコとシングルマッチして、竹下、頑張れ! そんな時代はとっくに終わってる。クリス・ジェリコが俺にチャレンジする。ドラマチック・ドリームはまだまだ続く」と自信たっぷりに話した。

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