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KO-D無差別級王者・竹下幸之介がクリス・ブルックスとの初V戦に闘志「かつての飯伏vsケニーを超えるような戦いをしたい」【9・26 DDT】

2021.09.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月15日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、26日の東京・後楽園ホールで挑戦者クリス・ブルックスを迎えて初防衛戦を行う、KO-D無差別級王者の竹下幸之介が闘志を燃やした。

 竹下は8月21日の富士通スタジアム川崎で、難攻不落の王者・秋山準を破り、約2年ぶりに王座を奪還。試合後、シングル戦で竹下に3連勝しているクリスが挑戦を表明し、新王者が受諾した。

 2019年7月21日、後楽園で当時、王者だった竹下に挑戦して以来、約2年ぶりに同王座に挑むクリスは「会見ではふざけたことをすることもあるけど、そういう日ではない。私のキャリアで最も重要な試合になる。プロレスキャリア14年の集大成であるとともに、この2年間、家族、友達とも離れて暮らし、そこまでして日本に残ってプロレスをした。それが正しかったのか試されることになる。貴重な機会をムダにすることはありません。確実にこのチャンスをモノにして、無差別級チャンピオンとして、皆さんの前に立ちたい」と王座奪取を誓った。

 一方、竹下は「今回、タイトルマッチの対戦相手がクリスに決まって、今までチャンピオンとして何度もタイトルマッチを経験してきましたけど、そのどれよりも“楽しみにしてます”と声を掛けてもらった。何度かシングルをしているし、そのなかでクリスがこの2年くらいで積み上げた経験、日本に来る前に築き上げた経験がある。僕もこの1年苦しい思いをしたけど、秋山準に勝って、ベルトを巻いてる経験は、ほかのどのレスラーも経験できない経験をしてきた。お互いに築き上げたものが最高潮になってると思います。竹下のブランド、クリスのブランド。もっと言えば、それぞれが築き上げたブランドがある。それが最高峰に来てる」と胸中を吐露。さらに「比べるモノではないけど、かつてDDTで飯伏幸太vsケニー・オメガがそうだったように、僕たちもその存在を今のDDT代表として、超えるような戦いをしたい。かつての竹下vsクリスを超える一戦になるので期待してください」と胸を張った。

専門誌に取材されない異色のプロレス団体「P.P.P.TOKYO」の三富兜翔が2024年までのTDCホール進出を宣言

2021.09.15 Vol.Web Original

SODとコラボした異色興行を開催

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」とSODのコラボによるプロレス興行「SOD×P.P.P.TOKYO」が9月14日、東京・新宿FACEで行われた。

 三富はメインで大谷譲二とタッグを組んで土肥こうじ、羆嵐組と対戦。圧倒的なパワーを誇る土肥と羆嵐を相手にリング上はもちろん、場外でも激闘を繰り広げたが、最後は三富が土肥の強烈なラリアットに沈んだ。

 試合後にマイクを握った土肥は「三富総帥、1個だけ言わせてくれ。三富総帥は、このP.P.Pはプロレス界から相手にされていない、勘違いされている、そういうふうに思っているかもしれない。お客さんもそう思っているかもしれない。今日、後楽園ホールでは日本のプロレス界においてとても重要な興行が行われています。ただ、ここ新宿FACEで、P.P.Pで行われたプロレスもまぎれもないプロレスです。俺はこのP.P.Pというイベント、興行として、エンタメにとても真摯に向き合っているとても素晴らしいイベントだと思う。だからプロレス界どうこう関係なく、このP.P.Pを胸を張って続けてほしい。三富兜翔、それがお前の使命だ」とエールを送った。

筋肉女子YouTuberのちゃんよたが涙のプロレスデビュー。「あたしは遊びでプロレスやってないです。本気でやってます」【P.P.P.TOKYO】

2021.09.15 Vol.Web Original

大会当日にタッグマッチからシングルマッチに変更のアクシデント

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」とSODのコラボによるプロレス興行「SOD×P.P.P.TOKYO」(9月14日、東京・新宿FACE)で筋肉女子YouTuberのちゃんよたがプロレスデビューを果たした。

 ちゃんよたは今年5月には東京都パワーリフティング協会の「新人限定TOKYOパワーリフティング選手権大会」の63kg級で優勝。その一方でセクシー女優としても活動している。

 当初はバンビと組んで松本都、真琴組と対戦の予定だったが、バンビが新型コロナウイルスの濃厚接触者の疑いが出てしまったため急きょ欠場に。大会当日になって真琴(with松本都)とのシングルマッチに変更になるというアクシデントの中で迎えたデビュー戦だった。

 ゴング前にちゃんよたがひざまずいて「お願いします」と右手を差し出すと真琴がそれを握り返し、試合が始まった。

“Mr.MITB”ビッグEがラシュリー相手にキャッシュインに成功して新WWE王者に【WWE】

2021.09.14 Vol. Web Original

 WWE「ロウ」(日本時間9月14日配信、マサチューセッツ州ボストン/TDガーデン)で“Mr. MITB”ビッグEがランディ・オートンとのWWE王座戦を制したボビー・ラシュリーを相手にキャッシュインに成功して新WWE王者となった。

 ロウ・オープニングでビッグEと王座戦が決まっているオートン(with リドル)、ラシュリー(with MVP)がそれぞれリングに登場。ビッグEが2人に「今日、キャッシュインを狙うぞ」と宣言すれば、オートンも「俺がラシュリーを倒して新WWE王者になる」と王座奪取を宣言した。さらにビッグEがMITBブリーフケースをラシュリーに見せつけて挑発すると、そのすきにオートンがRKOをラシュリーに決めて雄叫びを上げた。

 メイン戦となったWWE王座戦ではオートンがスーパープレックスやクローズラインの連打を放てば、ラシュリーもショルダータックルの連打やネックブレイカーを決めて白熱の攻防を展開。終盤の大技の攻防ではラシュリーがスピアーからハートロックを狙うと、これをかわしたオートンがRKOを叩き込んだが、セコンドのMVPがラシュリーを場外に引きずり出して救出すると最後はラシュリーがオートンに豪快なスピアーを叩き込んで王座防衛に成功した。

王者シャーロットと“小悪魔”アレクサがプレゼントの人形シャーリーを巡って乱闘【WWE】

2021.09.14 Vol. Web Original

 WWE「ロウ」(日本時間9月14日配信、マサチューセッツ州ボストン/TDガーデン)で、PPV「エクストリーム・ルールズ」のロウ女子王座戦で対戦する王者シャーロット・フレアーと“小悪魔”アレクサ・ブリスがプレゼントの人形シャーリーを巡って乱闘となった。

 この日、シャーロットとシェイナ・ベイズラーが対戦すると、不仲のパートナー、ナイアがシェイナを邪魔したすきにシャーロットがビッグブーツを決めて勝利を収めた。

 試合後には王座戦で対戦するアレクサが人形のリリーと共に登場すると「王座挑戦を受けてくれたお礼にギフトを持ってきた」とシャーロットにプレゼントを手渡した。シャーロットは「私は人形ではなく、王座を集めているのよ」と言って一度は拒否するも最終的に受け取ったプレゼントを空けて中から不気味な人形を取り出した。

“忍者”戸澤陽とRトゥルースが王者レジーに逃げられて口論!「お前のやり方が問題だ」【WWE】

2021.09.14 Vol. Web Original

 WWE「ロウ」(日本時間9月14日配信、マサチューセッツ州ボストン/TDガーデン)で“忍者”戸澤陽とRトゥルースが再び24/7王者レジーを襲撃するも今回も王座奪取に失敗し「お前のやり方が問題だ」と怒鳴り合って口論となった。

 王者レジーはティックトックで動画が8000万ビューを獲得したと発表されると戸澤とRトゥルースがバックステージで再び王者レジーを襲撃。しかし、Rトゥルースはレジーに大型トラックの下をすり抜けられて攻撃をかわされると、戸澤はフォークリフトに駆け上がるレジーを捕まえることができない。

 続けて戸澤とRトゥルースがレジーを追いかけるもレジーが押し出した機材ケースで妨害されて今回も王座奪取に失敗。最後は今回の襲撃を計画したと思われるドレイク・マーベリックが現れて「計画に問題はなかった。遂行に問題がある」と主張すると戸澤とRトゥルースは「お前のやり方が問題だ」と口論になってにらみ合った。

プロ無敗の龍聖がついに王座に王手。栗秋を破った銀次と王座決定戦【KNOCK OUT】

2021.09.14 Vol.Web Original

初代KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦

「KNOCK OUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月14日、東京都内で開催された。

 初代KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦が行われ、龍聖(TRY HARD GYM)と銀次(Next 零)が対戦する。

 龍聖はプロデビュー後、ここまで8戦8勝(7KO)の20歳。正道会館館長の石井和義氏が「ポスト那須川天心、武尊」と評価するほどの逸材。銀次は九州を主戦場に戦うファイターで、九州で3つのタイトルを獲得。今年の5月大会からKNOCK OUTに参戦し、小笠原裕典と対戦しドロー。9月5日には栗秋祥梧を2RKO勝ちを収め、今回の王座決定戦出場にこぎつけた。

 龍聖は今回の王座決定戦については「通過点としか思っていない。圧倒的にぼこぼこにして、年末に向けしっかりアピールしたい」と絶対的な自信を見せた。銀次については「まず“誰?”という感じ」と話したうえで「別に試合を見てほしいわけではない。俺の存在を楽しんでほしい。いつも通りの試合をする」「日本キックボクシング界の歴史に残る選手になりたいと思っている。そのためのパスポートが手に入るという思いでうれしく思っています。獲ってからのストーリーを楽しみにしてほしいと思っています。期待していてください」と話すなど、早くもベルト獲得後に思いをはせた。

ぱんちゃん璃奈と寺山日葵の対戦についてKNOCK OUTの宮田充プロデューサーが「しかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思う」

2021.09.14 Vol.Web Original

「必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれない」

 KNOCK OUTの宮田充プロデューサーが9月14日、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)の一戦についてコメントした。

 この2人についてはぱんちゃんが9月1日に行われた「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開練習の際に「RIZINという中立なリングで寺山選手と戦いたい」と発言。一方、寺山は翌日に行われた「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の公開練習で「今は(対戦する)小林愛三選手のことしか考えていない」と語った。そして寺山は小林に勝利を収めた12日の試合後の会見で“大晦日のRIZINのオファーが来たら?”という問いには「その時が来たらという感じ」と語るにとどめたのだが、RISEの伊藤隆代表は「やりたいならRISEに来ればいい。うちはウェルカム」とコメントしていた。

 この日、KNOCK OUTは「KNOCKOUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)などのカード発表会見を行った。宮田氏はその会見後に「自分のツイッターやKNOCK OUTの公式のSNSに関係者やファンの方からたくさんのメッセージや意見をいただいたので、僕も何かしら話すべきかと思った。といっても5日後にはぱんちゃん選手にとって大きな節目となる試合があるので、ぱんちゃん選手には試合に集中してほしいし、させてあげたいというのが自分の気持ち」と前置きしたうえで「あとは具体的に試合をするしないは、お互いに別々のコメントを発して決めていくものではないので、もししかるべきタイミングが来たら当然テーブルについて話すべきだと思うし、そこからが僕の仕事だと思う」とまずはぱんちゃんには19日の百花戦に集中させてあげたいとした。

 12日の伊藤代表の「昨年のトーナメントにオファーした」という発言については前REBELSプロデューサーの山口元気代表にも確認済みであるとし「そこから1年。彼女もチャンピオンとしてキャリアを積んできて意識も高まっているでしょうし、そこからの発言だと思う。基本的には所属ジムのSTRUGGLEさんと話をしなければいけないので、19日の試合が終わってからジムを通じてぱんちゃん選手の意思確認というかどう進めたらいいのかを話していきたい。当然、今回、RIZINさんにお世話になっているので、榊原代表にも相談すべきことかなと思うし、必要に応じて伊藤代表と話をさせてもらう流れもあるかもしれないと思っている」と試合実現のための交渉などがあるにしても19日の試合以降になるという認識を示した。

 伊藤代表の「やりたいならRISEに来ればいい」という発言については「伊藤さんには伊藤さんの立場があって、昨年オファーをしたという流れがあってのものだと思うし、それに対して僕がまたコメントを発表させてもらうというのはちょっと違うと思う。やるとなると仕事なので、いつやるか? どこでやるか? 何キロでやるか?といった決め事がたくさんあるし、その戦いの後にどうなっていくのかということもある。このタイミングなのかもしれないし、先のタイミングなのかもしれない。否定するものではないが、何しろ今回は試合の直前なので、“そろそろ試合モードになりましょう”という感じ。ただファンの皆さんが熱を持っていろいろなコメントをやり取りしてくれているのは、女子のキックボクシングについてはすごく良かったんじゃないかと思う」などと語った。

竹下幸之介&勝俣瞬馬がフェロモンズをなんとか退けてKO-Dタッグ王座V2。10・12後楽園でHARASHIMA&吉村直巳が挑戦へ【DDT】

2021.09.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月12日、福岡・西鉄ホールで「TENJIN WARS 2021」を開催。メインイベントではKO-Dタッグ王者のサウナカミーナ・竹下幸之介、勝俣瞬馬組が、フェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴)をなんとか退けて2度目の防衛に成功。10月12日、東京・後楽園ホールでディザスターボックスのHARASHIMA、吉村直巳組とのV3戦に臨むことが決まった。

 序盤、ディーノの男色殺法、飯野のなんとも妖しいセクシーな動きに勝俣が幻惑され、王者組は苦しい展開となった。その後も、フェロモンズはアース・キスからディーノがリップロックを決めるなど、王者組はたじたじ。さらに、勝俣の顔を飯野の尻に当ててチャージさせると、竹下にリップロックをさせる荒技アース・キス2を見舞った。それでも立ち上がった竹下は飯野、ディーノをジャーマンで投げ捨てた。粘るディーノは勝俣に男色ドライバーを決めるもカウントは2。ここで、飯野がセカンドロープを渡ってバドンカドンクを繰り出すも、ディーノに誤爆。すかさず竹下組は合体技のMADMAXを決め、勝俣がディーノからピンフォールを奪った。

平田一喜になりきった青木真也が平田の得意技で変則ルールマッチのEXTREME王座を防衛【DDT】

2021.09.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月12日、福岡・西鉄ホールで「TENJIN WARS 2021」を開催。第5試合で青木真也が「人類みな平等!平田一喜デスマッチ」で平田一喜を破り、DDT EXTREME王座のV2に成功した。

 この試合形式は両者が“平田一喜”として試合を行い、平田が使用しないであろう技を使ったり、平田らしくない動きを見せた場合、試合は一時ストップとなる。平田らしいか、らしくないかは審判を務めた今林久弥GM、大鷲透の2名がジャッジするもの。

 平田と同じガウン、コスチュームで登場した青木は得意のキック、関節技を繰り出すも、平田が使わない技として審判にことごとく止められた。青木がドロップキック、ブレーンバスター、ダイビングボディープレスとたたみかけるも、平田はなんとか返す。平田がダンスを踊ろうとすると、背後から青木がスリーパーで絞め落としたかに見えたが、審判の「平田さんでは小学生でもスリーパーで絞め落とせない」との判断で無効に。戦前には「ダンスを踊らない」と発言していた青木だが、意を決してダンスを踊ると、平田がスクールボーイで丸め込むもカウントは2。青木の“奇跡を呼ぶ一発逆転首固め”を返した平田は、“奇跡を呼ぶ一発逆転首固め”でやり返したが、これを青木が同じ技で切り返して3カウントを奪取した。

勝った赤井沙希がガンジョのまなせゆうなをついに認める「もっと暑苦しくなってパワーアップしたら、またシングルやってあげてもええ」【DDT】

2021.09.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月12日、福岡・西鉄ホールで「TENJIN WARS 2021」を開催。第4試合で、赤井沙希が、対戦を熱望してきたまなせゆうな(ガンバレ☆プロレス/ガンバレ☆女子プロレス)に勝利し、戦いを通して、ついにその存在を認めた。

 赤井は得意のキック、サブミッションで優勢に進めるも、まなせもラリアット、ショルダータックル、バックドロップなどを繰り出して食らいつく。しかし、赤井はビッグブーツ、バズソーキックをたたき込むと、強烈な「新人賞」を見舞って完全無欠の3カウントを奪った。

 これまでガンジョらしく熱く挑発してきたまなせに対し、終始クールな反応を見せていた赤井はマイクを持つと「アンタ、メチャクチャ暑苦し過ぎ! うるさ過ぎ! 私、そういうの大嫌い。でも、ウチらの世代がもっとプロレスの新しい可能性とか、新しいお客さん引き入れて、プロレスを大きくしないとあかんのちゃうの? ガンバレ☆プロレス女子を背負ってるらしいやんか。アンタは、このままもっとその暑苦しさで突き抜けて、ガンジョのテッペン獲ったるくらいの気持ちでいとけ! もっと暑苦しくなって、もっとパワーアップしたら、またシングルやってあげてもええわ! 約束じゃ!」と語りかけ、まなせと指切りして再戦を誓った。

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