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王者ラシュリーが祭典を前に3連続のハートロックでマッキンタイアを完全KO【WWE】

2021.03.30 Vol.Web Original

舌戦から乱闘。そしてコービンが乱入

 WWE「ロウ」(日本時間3月30日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で王者ボビー・ラシュリーがPPV「レッスルマニア37」のWWE王座戦で対戦するドリュー・マッキンタイアを3連続のハートロックで完全KOにした。

 ラシュリーがオープニングで「レッスルマニア前にマッキンタイアを倒したら、WWE王座に挑戦できるぞ」とスーパースターたちを焚き付けると、マッキンタイアは王座戦を狙うリコシェ、ムスタファ・アリを次々とクレイモアで沈めて2連勝。

 マッキンタイアの呼び込みに応じて現れたラシュリーは「お前の時代は終わっている。今は俺の時代なんだ」とさらに挑発すると、マッキンタイアも「俺が怖いだけだろ」と言い返して2人は乱闘に発展。

“女帝”アスカが調印式でリアに襲撃KOされる大失態【WWE】

2021.03.30 Vol.Web Original

次週にアスカ&リアvsシェイナ&ナイアのタッグ戦が急きょ決定

 WWE「ロウ」(日本時間3月30日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で“女帝”こと王者アスカがPPV「レッスルマニア37」のロウ女子王座戦で対戦するリア・リプリーと調印式で対峙した。

 アスカが「お前は自信過剰だ」と挑発すると、リアは「確かに。レッスルマニアでお前を倒して王座奪取する自信がある」と言い放って契約書にサインした。これにアスカもにらみつけながらサインすると「お前の自信は本物とちゃいまんねん。リアは才能あるけどワシには敵わないと学ばないとね」と王者の自信を見せたが、これにイラついたリアがテーブルをひっくり返してアスカを襲撃KO。するとそこへWWE女子タッグ王者シェイナ・ベイズラー&ナイア・ジャックスも現れて「次週、タッグ戦はどうだ」と挑発するとリアはアスカの了承も取らずにこれを独断で受諾した。

 PPV「レッスルマニア37」は日本時間4月11、12日にWWEネットワークで配信され、アスカvsリアのロウ女子王座戦は日本時間4月12日に行われる。

“巨獣”ストローマンが因縁のシェインにスチールケージ戦を宣告【WWE】

2021.03.30 Vol.Web Original

シェインに5年生の時の成績表を暴露され激怒

 WWE「ロウ」(日本時間3月30日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で“巨獣”ブラウン・ストローマンがPPV「レッスルマニア37」で対戦するシェイン・マクマホンとの試合形式をスチールケージ戦にすると宣告した。

 アライアス、ジャクソン・ライカーと共に現れたシェインが「ストローマンが5年生の時の成績表を見つけた」と言ってその内容や先生の評価を紹介して馬鹿にすると、これに怒ったストローマンが現れてライカーと対戦。

 ストローマンはビッグブーツでライカーを蹴り飛ばしてセコンドのシェインを追いかけたが、逃げ足の速いシェインがエプロンで挑発するとそのすきにライカーがストローマンに殴り掛かる。しかし、攻撃を食らいながらもストローマンがストローマン・エクスプレスを放つとシェインに「レッスルマニアではこうなるぞ」と挑発しながらランニング・パワースラムをライカーに見舞い、快勝。

ロブ・ヴァン・ダムの2021年WWE殿堂入りが決定【WWE】

2021.03.30 Vol.Web Original

ECW世界TV王座を699日間保持

 WWEは日本時間3月30日、ロブ・ヴァン・ダムが2021年名誉殿堂「WWEホール・オブ・フェーム(HOF)」入りすることを発表した。

 モーリー・ホーリー、エリック・ビショフ、ケイン、ザ・グレート・カリに続き第5号となる。1996年にECWに参戦したロブ・ヴァン・ダムは1998年にはECW世界TV王座を奪取して699日間の保持記録を樹立。さらにサブゥーとのタッグでECW世界タッグ王座も奪取して2冠王となった。

 ECW崩壊後、2001年にはWWEに参戦するとアライアンスの一員としてWWEハードコア王座戦線で活躍し、タッグ戦ではケイン、ブッカーT、レイ・ミステリオのパートナーとして人気を博した。2006年4月にはPPV「レッスルマニア22」のマネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦に勝利すると、同年6月のPPV「ECW’s One Night Stand 2006」では権利行使したWWE王者ジョン・シナを破って新王者となるなどWWEで活躍した。

 なお今年の「WWEホール・オブ・フェーム2021」は昨年式典が中止となったものの殿堂入りが発表されたバティスタ、nWo、ベラ・ツインズ、JBL、デイビーボーイ・スミス、そして獣神サンダー・ライガーを加えて日本時間4月7日にWWEネットワークで配信される。

武尊がレオナ戦を語る「真剣で切り合っているような緊張感」「行けると思う前に打ち合いに行ったのは初めて」【K-1】

2021.03.29 Vol.Web Original

「最高の相手と最高の舞台で最高の試合ができたなという気持ち」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)の一夜明け会見が3月29日、都内で開催された。

 レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を相手に2度目の防衛を果たしたK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が改めて激闘を振り返った。

 二度の延期を経て実現したこの試合、武尊はレオナについて「K-1で戦う中で最高の相手と思っていた。強さも分かっていた。もちろん勝つつもりではいたが、打ち合ったらどっちが倒れるか分からない相手だなと思っていた。K-1の60kgの選手を倒して、トップまで上り詰めてきてくれての挑戦だったので、最高の相手と最高の舞台で最高の試合ができたなという気持ち。試合が終わってちょっと話したが、すがすがしいというか、恨みとか一切なしに全力でぶつかり合えた相手なのでリスペクトしているし、いい相手だったなと思う。戦っていて楽しい相手は今までも何人もいたが、今回は特別な気持ちで戦えたというのはある。殴り合いたいと思った選手はもちろんいたが、あそこまで強さがあって、実力がいい意味で拮抗していて、ファイトスタイルも噛み合って、という選手はなかなかいなかった。真剣で切り合っているような緊張感を感じられて、恐怖ではあったが、この恐怖をもっと感じたいということで、作戦を無視して打ち合いに行ったので、幸せな恐怖でした。それはレオナ選手に殺傷能力があったからかもしれない。これまでは“この人のパンチだったら大丈夫だな”と思う人と打ち合っていたところもあった。いつもは自分がペースを取りながら“どんなもんなんだろう?”ということを感じつつ、行けると思ったら打ち合っていた。昨日は行けると思う前に打ち合いに行った。それは初めてかもしれない」とこれまで戦った選手の中でも一番の強敵と認めた。

8・21富士通スタジアム川崎大会の開催が決定【DDT】

2021.03.29 Vol.Web Original

 DDTプロレスが単独では今年最大のビッグマッチとなる「WRESTLE PETER PAN 2021」を8月21日に神奈川・富士通スタジアム川崎(川崎球場跡地)で開催することが決まった。

 また、16年ぶりとなるタッグリーグ戦「Ultimate Tag League 2021」の出場チームが樋口和貞、坂口征夫組(現KO-Dタッグ王者、イラプション)、秋山準、大石真翔組(準烈)、竹下幸之介、勝俣瞬馬組(The 37KAMIINA)、クリス・ブルックス、アントーニオ本多組(欧州代表)、佐々木大輔、火野裕士組(ダムネーション)に決定。5月9日の後楽園で開幕し、同15日の宮城・仙台PIT、同23日の兵庫・神戸芸術センター、同27日の東京・新宿FACE(最終戦)、無観客配信興行(日程は未定)の全5大会で優勝を争う。

“親の七光り軍団”が青木真也組を破り、KO-D8人タッグ王座を奪取【DDT】

2021.03.29 Vol.Web Original

「あと3人増やして14人タッグのベルトを新設してもいい」

 DDTプロレス「Judgement2021~DDT旗揚げ24周年記念大会~」(3月28日、東京・後楽園ホール)で、高貴な血筋をもつ「チーム・サラブレッド」が結成初戦で、いきなりKO-D8人タッグ王座を奪取した。

 高木三四郎が後見人を務める同軍のメンバーは、納谷幸男(昭和の大横綱・大鵬さんの孫で、元関脇・貴闘力氏の長男)、力(力道山の孫で、百田光雄の息子)、なべやかん(昭和の喜劇王なべおさみの息子)の面々。3月28日の後楽園大会では、青木真也、スーパー・ササダンゴ・マシン、アントーニオ本多、平田一喜組が持つ同王座に挑戦した。

 世界的な総合格闘家である青木と力の異次元対決も実現したが、青木組の4人同時のバイオニックエルボーが誤爆。すかさず、「チーム・サラブレッド」は4つのコーナーから、それぞれセイバーチョップを繰り出した。最後は納谷が豪快なバックドロップでササダンゴを仕留めた。

 勢力拡大を予告していた高木は「誰でもいいぞ。挑戦してこい。(準備が)整った。あと3人で七光りだよ。14人タッグのベルトを新設してもいい」と豪語。

 納谷は「ベルトをもっと防衛して、自分の価値も高めていけたら」と、力は「親、先祖を超えていくのが、子孫として最高の孝行になる。親、おじいちゃんの名前を潰さないよう、ベルトの価値を高めていきたい」と、やかんは「芸能生活30年、プロレスは3年。後楽園、DDTは初。このベルトに恥じないよう、価値をつけていきたい」とコメントした。

KO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け4・11後楽園で男色ディーノを迎撃へ【DDT】

2021.03.29 Vol.Web Original

秋山が樋口に完勝

 DDTプロレス「Judgement2021~DDT旗揚げ24周年記念大会~」(3月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでKO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け初Vに成功。次期挑戦者に男色ディーノを指名し、4月11日の後楽園大会で雌雄を決することになった。

 2月14日の神奈川・カルッツかわさき大会で遠藤哲哉を破り、同王座を戴冠した秋山は、初防衛戦の相手に樋口を指名した。秋山は昨年12月6日(東京・成増アクトホール)の「D王GP」公式戦で樋口に苦杯をなめていたからだ。その樋口は秋山が王座を奪取して、2月15日付でDDT入団を決め、ヘッドコーチに就任したことで、「気に食わない」と反発する姿勢を見せてきた。

 そんな両者の王座戦は、まさしく壮絶な死闘となった。序盤は樋口が場外でDDTを見舞い、エプロンに顔から投げつけるなど荒っぽい攻めを見せた。秋山は樋口のブレーンクローを封じるべく、指と腕に集中砲火を浴びせた。15分過ぎ、秋山のエルボーと、樋口のチョップの激しい打ち合いとなり、秋山の胸板は見る見るうちに真っ赤に変色。樋口はヘッドバット連発から、ラリアット、ドクターボム、ブレーンクロー、ぶちかましと怒涛の攻めも、走り込んでの串刺し式の攻撃が自爆。秋山はヒザ蹴り連打から、エクスプロイダー、サポーターを外しての生ヒザをたたき込むもカウントは2。20分過ぎ、樋口がブレーンクローから強引に倒してフォールにいくも2カウント。秋山はジャンピング・ニー、リストクラッチ式エクスプロイダー、そして後頭部に生ヒザでランニング・ニーを放って3カウントを奪った。

AKARIが宮﨑若菜、大倉萌を破りトーナメント優勝。寺山日葵への挑戦権を獲得【RISE147】

2021.03.29 Vol.Web Original

決勝は2-1の際どい勝負をAKARIが制する

「RISE147」(3月28日、東京・後楽園ホール)で行われた「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021」でAKARI(TARGET)が決勝で大倉萌(大道塾 吉祥寺支部)を2-1の判定で破り、寺山日葵(TEAM TEPPEN)への挑戦権を獲得した。

 準決勝では大倉萌が山本ユノカ(Kick Box)に、AKARIが宮﨑若菜(TRY HARD GYM)にともに3R判定で勝利を収め決勝に進出した。

 1R、大倉がローから左フック、前蹴りとアグレッシブに攻め込んでいく。しかしAKARIは中央を取って、じりじりとプレッシャーも、大倉はパンチの連打、前蹴りと積極的。AKARIもカウンターでパンチを合わせ、ロー、ミドル、前蹴りを放っていく。終盤、AKARIは強烈な前蹴りで大蔵をロープまで吹っ飛ばす。そしてともに打ち合う中でラウンド終了。

宮﨑小雪が紅絹を破り王座獲得。「天国のお母さんに一番になった姿を見せることができて良かった」【RISE147】

2021.03.29 Vol.Web Original

世代交代マッチの様相も

「RISE147」(3月28日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「RISE QUEENアトム級(-46kg)タイトルマッチ」で王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)が宮﨑小雪(TRY HARD GYM)を相手に2度目の防衛戦に臨んだが、0-2の判定負けを喫し、王座から陥落した。宮﨑が第2代王者となった。

 紅絹は2019年7月に那須川梨々との王座決定トーナメント決勝戦を制し、RISE QUEENアトム級(-46kg)王座に就いた。2020年2月には平岡琴を相手に初防衛に成功している。

 宮﨑は今年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝。このトーナメントは紅絹への挑戦者決定戦への出場権をかけたものだったのだが、トーナメントをリングサイドで観戦していた紅絹が試合後に「もうタイトルマッチでもいいんじゃないですか」とRISE GIRLS POWERの神村エリカアンバサダーに提案し、今回のタイトルマッチが実現した。また紅絹が37歳、宮﨑が18歳と世代交代マッチの様相も呈した試合となった。

武尊が那須川天心戦は「自分が一番強いときにやりたいのですぐにやりたい」【3・28 K-1】

2021.03.29 Vol.Web Original

二度の延期の間に大晦日で大きな動き

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)のメインで行われた「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がKrushスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を破り2度目の防衛に成功した。

 この対戦は当初は昨年11月の福岡大会で行われる予定だったが、武尊のケガで延期に。改めて1月24日に開催される予定だった「K’FESTA.4」でマッチメイクされたが、その間に武尊は大晦日の「RIZIN.26」で那須川天心の試合を観戦。大会後に会見を開き、那須川との対戦実現を訴えるという大きな動きがあった。

 その時点で武尊はレオナ戦、那須川はその後の2月28日に志朗戦という大一番を控えていたが、1月上旬に新型コロナウイルスによる感染症の拡大防止のための緊急事態宣言が再度発令されたことから、レオナ戦は3月28日に延期。那須川が先に志朗戦で勝利を収め、武尊には大きなプレッシャーがかかる状況での試合となった。

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