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戸澤のクルーザー級王座返り咲きならず【6・23 WWE】

2019.06.24 Vol.Web Original

グラックがネックブリーカーで戸澤を沈めて3カウント
 WWE「ストンピング・グラウンズ」(現地時間6月23日、ワシントン州タコマ/タコマドーム)で「205 Live」で活躍中の戸澤陽がドリュー・グラック、王者トニー・ニースとトリプルスレット形式でのクルーザー級王座戦に出場した。

 奪取に成功すれば自身2度目の王座戴冠となる戸澤は序盤からニースにトペ・スイシーダ、グラックにエプロンからのトペ・コンヒーロを炸裂。さらにグラックがニースを関節技で捕まえると、戸澤は2人に向けてコーナートップからダイビング・セントーンで攻め込んだ。

 しかし、試合終盤で戸澤がグラックに放ったドロップキックがニースにクリーンヒットすると、その隙にグラックがネックブリーカーで戸澤を沈めて3カウント。戸澤は王座返り咲きにあと一歩届かず、激戦を制したグラックが新クルーザー級王者となった。

 試合後、戸澤は「また取れなかった。くそー、悔しい。まだ、あきらめられないんだけど、今はまだ頭の整理がついてないので、ちょっとゆっくり考えさせてください。また必ず上を目指して行きますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。

5・6扇久保vs清水戦の裁定を「KO勝利」から「テクニカル判定勝利」に変更【修斗】

2019.06.24 Vol.Web Original

映像でバッティング確認し「勝敗への影響があった」と判断
 プロフェッショナル修斗管理部が6月24日、プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 第2部 Supported by ONE Championship」(5月6日18時、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「扇久保博正vs清水清隆」の裁定を変更することを発表した。

 同試合は「世界フライ級チャンピオンシップ」として行われ、第4ラウンド0分40秒に、王者・扇久保が挑戦者・清水からグラウンドパンチによるノックアウト勝利を収めた。

 しかしこの試合を審判した豊永稔レフェリーをはじめ審判団の中からも「両選手の頭部への接触」(バッティング)があった可能性が指摘され、映像確認した結果、バッティングを確認。この勝敗への影響度について審議した結果「偶発的なアクシデントによる勝敗への影響があった」と判断し、「扇久保のノックアウト勝利」を「扇久保のテクニカル判定勝利」と裁定を変更した。

 公式ルールではアクシデント発生前までの採点を以って勝者を決定する事となっていることから、4Rまでのジャッジを集計。福田正人氏40-37、片岡誠人氏40-36、横山忠志氏40-36と3者とも扇久保を支持していた。

 このジャッジについては、偶発的な事故によるダメージにより試合続行が不可能になったと判断した場合に備えて、アクシデントが発生する直前までの採点を担当したサブレフェリーからその場で確認していた。

Girls S-cup出場のMISAKIと未奈が揃ってKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

「Girls S-cup 2019」が7月21日に開催
 シュートボクシング(SB)の女子の真夏の祭典「Girls S-cup 2019」(7月21日、東京・浅草花やしき 花劇場)に出場するMISAKIと未奈が後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)に揃って出場した。

 MISAKIは第1試合で韓国のパク・ユジンと対戦。

 1Rからいつも通りの突進ファイトを見せるMISAKIだが、距離が詰まってしまい、組みが多い展開に。そこから投げを狙うなど局面打開を図るが、いずれもシュートポイントを奪うには至らない。

西岡が前日会見で舌戦展開の増井を返り討ち。初参戦の町田は鮮やかバックドロップ披露【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

西岡が増井を判定で破り5連勝
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)でSB日本ライト級王者の西岡蓮太が増井侑輝を判定で破り、5連勝を飾った。

 連勝の中には昨年11月の大月晴明、前回の4月大会ではKNOCK OUT王者(当時)で6月30日のK-1両国大会に出場する不可思に判定勝ちとビッグネームも含まれており、王者として着々と実績を重ねている。

 しかし前日会見では不可思戦について「投げでポイントを取って、ぺちぺち蹴っていただけ」などと揶揄される一幕もあった。

 1Rは増井はキックを、西岡はパンチのコンビネーションを主体に互いに一歩も引かない打ち合いを展開。

笠原兄弟が揃って下克上。兄・弘希は内藤に判定勝ち。弟・友希は小笠原にTKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)で元SB日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰した。

 内藤は3年前にKO負けを喫した那須川天心との対戦を勝ち取るため、2017年11月に「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017」に出場し優勝。昨年11月についに那須川との再戦を果たしたが、無念の1RKO負けを喫し、今後の動向が注目されていた。

 この日は現SB日本フェザー級王者の笠原弘希と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げ、2Rの延長の末、2-0の判定で敗れた。

海人が階級の差を超え中島弘貴にKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

元Krush王者・中島が12年ぶりのSB参戦
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)のメーンイベントでSB日本スーパーライト級王者の海人が元Krush-70kg級王者の中島弘貴と対戦。4RKOで海人が勝利を収めた。

 海人は前戦、オーストラリアのチャド・コリンズに判定負けを喫したのだが、今後の課題となったのが外国人選手とのパワーの差。それを克服すべくSBが用意したのが2階級上の70kgで長くトップ戦線で活躍してきた中島だった。

 中島は2006年にSBでプロデビューし、その後、K-1 WORLD MAXやKrushで活躍。今回は実に12年ぶりの古巣復帰となった。

 前日会見で海人は「パワーは向こうが上。それ以外は自分が上」とこの試合について語った。

エース海人が12年ぶりSB復帰の中島弘貴を迎撃「シュートボクサーとしてSBの強さを見せる」【6・23 SB】

2019.06.22 Vol.Web Original

中島「久しぶりにSBのリングに上がれることをうれしく思う」
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が6月22日、都内で行われた。

 計量は全選手が規定体重をクリアし、全10試合が行われる。

 今大会では2006年9月、シュートボクシングのリングでプロデビューを果たした第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)が12年ぶりにSBのリングに上がる。

 日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は会見で「中島はアマチュアで優勝して、プロでも何戦かして、Krushでチャンピオンになった。素晴らしい。たまにうちに来て、坂本(優起)なんかと練習している。遠い選手じゃなくて、うちの選手かなと思うくらい。また盛り上げてほしい」などと期待の声をかけた。

 中島も「明日は久しぶりにSBのリングに上がれることをうれしく思う。相手もいい選手。自分もいい状態に仕上げてきたので、いい試合を見せたい」と応えた。

5度目の防衛ピケオーが試合中のまさかの事実を明かす【6・21 K-1 KRUSH】

2019.06.22 Vol.Web Original

神保の「特攻魂」相手に打ち合いを想定も…
「K-1 KRUSH FIGHT.102」(6月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が6月22日、都内で開催された。

 ダブルメインイベント第2試合でK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級タイトルマッチを行い、神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)を3-0の判定で破り5度目の防衛を果たしたジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム)が前日の試合について改めて振り返った。

 ピケオーは判定勝ちという結果については「自分が試合前に予想していたような試合にはならなかった。勝つことができたが、KOできなかったのは残念だ」と話し、その理由について神保が「全然思った通りの試合をしてこなかったというのが率直な気持ち。もともと特攻魂とはお互いに立ち止まって打ち合うという、そういう試合をイメージしていたが、彼は試合が始まるなり、自分の周りを距離を置いて回るような形でポイントを取る試合をしてきた。自分が想像していたような試合ではなかった」とした。そして「ここ3試合、和島(大海)選手、木村(“フィリップ”ミノル)選手、野杁(正明)選手とは打ち合う試合をしてきた。そういう試合をすることでファンも盛り上がる。自分もそういう試合をしたかったので、それを期待していた。結果的に神保選手との試合はそういう試合ではなかった。それも戦略だったかもしれないが、最初に言っていた前へ出る、KOしに来ると言っていたのは、ファンの皆さんに嘘をついた試合だったと思う」などと神保の戦いぶりを評した。

ハム・ソヒvs前澤智の現王者同士の対戦が決定【7・28 RIZIN】

2019.06.22 Vol.Web Original

前澤は「勝って有名になって彼氏募集」画策
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが6月21日発表された。

 現ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒと現DEEP JEWELSアトム級王者の前澤智が対戦する。

 ソヒは6月2日に開催された「RIZIN.16」のリング上からRIZIN参戦をアピールしていた。

 前澤は昨年末に黒部三奈を破り王座を獲得。今年3月には浅倉カンナに判定で敗れてしまったが、今回、その黒星を挽回してもあまりあるビッグチャンスが巡ってきた。

 ソヒは主催者を通じ「皆さん、こんにちハム・ソヒです。今回の対戦相手が自分がベルトを持っていたDEEP JEWELSの現在のチャンピオンである前澤智選手になり非常にワクワクしてます。前澤選手は黒部三奈選手にも勝っているだけに決して侮れません。ただ、RIZIN初戦で私の強さを見せられる最高の相手です。RIZIN神戸大会で浜崎朱加選手と激闘したジン・ユ・フレイ選手をKOした得意の打撃を披露します」。

 一方の前澤は「DEEP JEWELSアトム級現チャンピオンの前澤智です。このようなチャンスをくださったRIZIN 関係者様、DEEPJEWELS関係者の皆様、ありがとうございます。今回、格闘技人生を賭けて最高で最強のハム・ソヒ選手と戦います。これまでROAD FCを含め対韓国人選手の試合に関して負けたことがありません。勝って有名になって彼氏募集します」とコメントした。

“彼氏獲り”については昨年、黒部が参戦時に「勝ったら彼氏を紹介して」とRIZINの榊原信行CEOに要求したものの、浜崎朱加に敗れ、その作戦は水泡に帰した。果たして前澤は今回、勝利を収め、彼氏ゲットにこぎつけられるのだろうか。

 この日は合わせて「ホベルト・サトシ・ソウザvs廣田瑞人」「ジェイク・ヒューンvsビタリー・シュメトフ」の2試合も発表された。

ピケオーが特攻不発の神保を手玉。5度目の防衛で久保戦に意欲【6・21 K-1 KRUSH】

2019.06.22 Vol.Web Original

ピケオーが対日本人10連勝
「K-1 KRUSH FIGHT.102」(6月21日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われたK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級タイトルマッチで王者ジョーダン・ピケオーが神保克哉を3-0の判定で破り5度目の防衛を果たした。

 1Rからピケオーがプレッシャーをかけ前に出ると神保はがっちりガードを固めチャンスをうかがう。ピケオーが前蹴りで追い込んでも神保は足を使ってかわしては態勢を立て直す。神保がパンチの連打に跳びヒザと攻め込むが、ピケオーもパンチの連打でお返し。しかし神保も連打で返すと会場が沸く。

 2Rもプレッシャーをかけ前に出るのはピケオー。しかし神保もパンチの連打。それでもピケオーは前に出てボディーブローに顔面へのフック。そしてヒザを繰り出していく。

 神保も打ち返すが、ピケオーの手数が徐々に増えていく。ラウンド終盤にピケオーの右フックで神保がぐらりと来る場面もあったが、神保は打ち返し完全にはペースは渡さない。しかし一連の打ち合いの中で神保は鼻児を吹き出す。

江川優生が圧巻の1RKOで初防衛。そして「K-1で試合を組んでください」【6・21 K-1 KRUSH】

2019.06.22 Vol.Web Original

1Rに立て続けに3つのダウンを奪う
「K-1 KRUSH FIGHT.102」(6月21日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われたK-1 KRUSH FIGHTフェザー級タイトルマッチで王者・江川優生がTETSUを1RKOで破り初防衛に成功した。

 ともに卓越したスピードを持つとあって、1R開始早々からハイスピードでのパンチの打ち合いが始まる。

 江川は強烈なプレッシャーをかけTETSUをロープに詰めるとパンチの連打。TETSUも負けずに打ち返すが破壊力では江川が上。

 TETSUは足を使って危機を回避するも、江川のラッシュは止まらない。江川はコーナーに詰めるとTETSUの体が浮いたかと思わせるような強烈なボディーブロー。そして顔面に強烈なフックを見舞うとTETSUの鼻から血が吹き出す。

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