「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が6月8日、都内で開催された。
セミファイナルのフェザー級戦で対戦するクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)とフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)はともにジャストの66.00kgで規定体重をクリアした。
元フェザー級王者のクレベルは昨年6月の「RIZIN.43」での防衛戦で400gの体重超過で王座をはく奪、前バンタム級王者のアーチュレッタも昨年大晦日の防衛戦で2.8kgの大幅超過でこちらも王座はく奪の憂き目に遭っている。
この日の計量はファンクラブ会員にも公開され、多くのファンが詰めかけたのだが、ともにジャストでクリアすると大きな歓声が起こった。
計量後にマイクを握ったアーチュレッタは「元王者vs元王者。この試合が明日行われる。自分は階級を上げても王者になれることを明日証明したい」とこの試合に勝利を収めた後の現フェザー級王者・鈴木千裕への挑戦をアピール。
クレベルは「明日はいい試合をしたい。相手は強いが私は絶対に勝ちます。みんな応援してください。PPV買ってください」と勝利を誓うとともに大会をPRした。
この試合については事実上の次期挑戦者決定戦という位置づけとなっており、勝敗はもちろん、その試合内容についても大きな注目が集まるところとなっている。