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KANAがわずか58秒で悶絶KO勝ち「このベルトとともに世界最強を目指す」 アニッサ戦の12月実現をアピール【K-1】

2023.07.18 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)で行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」で王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がマッケンナ・ウェイド(イギリス/Millenium Martial Arts)を1R52秒で秒殺KOし3度目の防衛を果たした。

 KANAは試合後のマイクで改めて対戦を熱望するアニッサ・メクセンの名を挙げ、12月のK-1大阪大会での対戦実現をアピールした。

 1R、ともにオーソドックススタイル。マッケンナが前に出るがKANAは右ロー、左ジャブから右ストレート、そして右ミドル。マッケンナがパンチを出して前に出るが、KANAはパンチは受けず、左インロー。そしてサウスポーにチェンジしてマッケンナのローをかわして左ミドルを打ち込むと、ボディーを効かされたマッケンナはうずくまってダウン。悶絶したまま立ち上がれず、KANAがわずか52秒でKO勝ちを収めた。

対戦相手が変更も王者KANAは泰然自若「一切問題ない。どんなスタイルでも自分がアジャストしていける自信がある」【K-1】

2023.07.07 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(7月17日、東京・両国国技館)で3度目の防衛戦に臨むK-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が7月7日、都内で公開練習を行った。

 KANAは当初、欧州の4冠王者エイミー・パーニー(スコットランド/Inferno Gym)と対戦の予定だったが、K-1とパーニー陣営が最終的に契約合意に至らず、マッケンナ・ウェイド(イギリス/Millenium Martial Arts)に対戦相手が変更になった。ウェイドはWKOのK-1ルール欧州女子-52kg王者で、昨年は「WAKO K-1ルール世界選手権女子-52kg」で優勝を果たしている。イギリスのムエタイイベントでキャリアを重ね、ボクシングルールの試合にも出場。プロ戦績は11戦7勝(3KO)4敗。

 KANAはこの日は1分半のミット打ちを行い、その後に会見を行った。

 KANAは対戦相手については「パンチ主体の選手。パンチでKOしていることもある。若さ、勢い、自信というものはファイターにとって警戒しなければいけないところ。若さとかとか勢いは経験のある選手に勝るところだと思っている。自分もキャリアが浅い時に勢いと若さで上の選手を食ってやろうという気持ちでやっていたので、そこは警戒しなければいけないところだと思っている」と警戒。

KANAが3度目の防衛戦でスコットランドの4冠王者と対戦「KOして今年中にアニッサとの試合を実現させたい」【K-1】

2023.05.25 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(7月17日、東京・両国国技館)の追加対戦カード発表会見が5月25日、都内で開催された。

 K-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が欧州の4冠王者エイミー・バーニー(スコットランド/Inferno Gym)を相手に3度目の防衛戦に臨むこととなった。

 KANAは昨年6月の初の女子大会「RING OF VENUS」でスーリ・マンフレディにKO勝ちを収め、初防衛に成功。今年3月の「K’FESTA.6」ではフンダ・アルカイエスにKO勝ちで2度目の防衛を果たした。昨年12月にはノンタイトル戦でオロール・ドス・サントスにKO勝ちしており、現在3連続KO勝ちと目を見張る充実ぶりを見せている。

 対するバーニーは2008年にプロデビューするとYOKKAO、Enfusion、Lion Fightといったビッグイベントで活躍し、WBCムエタイ・インターナショナル女子フライ級、Enfusion女子ストロー級、Lion Fight女子スーパー・フライ級、ISKA世界女子フライ級と4本のベルトを獲得。KANAとK-1女子フライ級のベルトを争ったヨセフィン・ノットソンからも勝利を収めている。

 会見を欠席したバーニーは「タイトル戦が決まったことをうれしく思う。KANAは間違いなく世界トップの選手だと思うが、私も世界のトップレベルで戦い勝ってきた。5本目のベルトをスコットランドに持って帰る」とコメントを寄せた。

KO勝ちのKANAが「今年、アニッサ・メクセン戦を実現させる。K-1が世界最強ということを証明する」とアピール【K-1】

2023.03.13 Vol.Web Original

 K-1グループの年間最大のイベント「K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~」(3月12日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」で王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がフンダ・アルカイエス(トルコ/Alkayis Gym)を相手に2度目の防衛戦に臨み、2RでKO勝ちを収めた。試合後のマイクでは対戦を熱望していた“女子最強”との呼び声も高いアニッサ・メクセンとの年内での対戦実現をアピールした。

 1R、KANAはパンチと蹴りのコンビネーションで圧をかけていく。アルカイエスもミドルからパンチにつなげる。スイッチを繰り返すKANAは右カーフ、そして右フック、圧をかけて左ハイ。カーフから一気に距離を詰めてコーナーに詰めるとパンチの連打。アルカイエスはガードを固めしのぐとKANAはボディーに集中打。アルカイエスの動きが止まり、レフェリーがスタンディングダウンを取る。

初の女子大会をKOで締めくくったKANA「K-1王者が世界で一番強いということを証明したい」【K-1】

2022.06.26 Vol.Web Original

入場した時からあまり記憶がない。自分の試合のことも覚えていない

 K-1初の女子大会となった「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」(6月25日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一夜明け会見が6月26日、都内で行われた。

 メインイベントで行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」で見事にKO勝ちを収め大会を締めくくったKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が「K-1王者が世界で一番強いということを証明したい」と今後の目標を掲げた。

「大会のメインイベントをKOという最高の形で締められたことを自分としてもホッとしている」と緊張から解放されたKANA。「今までで一番プレッシャーがあった試合。本当に決めなければいけないところでしっかり極められたというのは自分の成長にもつながった」と語った。

 しかしその緊張度については「入場した時からあまり記憶がない。いつもはリングに上がるとすっと無の状態に入るんですが、会場に入った瞬間のことは全然覚えてない。自分の試合のことも覚えていない。セコンドの声しか聞こえてなかった。すごいゾーンに入ったというか集中していた」というほど強烈なものだったよう。

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