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復帰戦のMIOが課題の残る判定勝ち【9・15 SB】

2018.09.16 Vol.Web Original

KO勝ち宣言も3-0の判定勝利
「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で復帰戦に臨んだMIOはフルコンタクト空手で多数の入賞経験を持つ女子高生キックボクサーの山口遥花と対戦。3-0の判定で勝利を収めた。

 前日の会見で早い回でのKO勝ちを宣言したMIOだったが、1Rからアグレッシブに攻撃を仕掛ける山口に顔色が変わる。左フックが相打ちになるなど、ともに激しく打ち合う。2Rに入ると体格で勝る山口はプレッシャーをかけて距離を詰めてはフック、ミドルを放つ。しかしMIOはそこで組み付いて前方への投げでシュートポイント1を奪う。

海人が1RKO勝ち。シーザー会長が「世界でも通用」と太鼓判【6・10 SB】

2018.06.10 Vol.Web Original

「伝家の宝刀」のヒジ打ちを出すこともなくパンチで完全KO
 シュートボクシング(SB)の『SHOOT BOXING 2018 act.3』(6月10日、東京・後楽園ホール)のメーンイベントで海人がジャオウェハー・シーリーラックジムを1R2分43秒、KOで下し、エースの貫禄を見せつけた。

 ジャオウェハーは2016年に行われた宍戸大樹の引退試合の相手を務めた選手。その時は強烈なヒジ打ちで宍戸を3R、TKOで葬り、ジャオウェハー=ヒジ打ちというイメージをファンに印象付けた。

 一方、海人は国内外の強豪を相手に現在6連勝中。その中にはヒジでのTKO勝ちも3つ含まれるなど、今やそのヒジは「伝家の宝刀」ともいうべき武器となっている。

 そんな2人の対戦とあって、この試合もまさに“斬り合い”の様相を呈するものとなると思われたが、海人はその刀を抜くことなくジャオウェハーを完全KOした。

 試合は序盤から海人が右のジャブからローキック、ジャオウェハーのミドルをキャッチしてパンチを連打で打ち込むなど手数でも威力でも圧倒。最後は右アッパーから左右の連打でコーナーに追い込むと一気のラッシュ。ジャオウェハーは崩れ落ちるようにダウンし、レフェリーがすぐに試合を止めた。

シュートボクシング『ヤングシーザー杯』で笠原友希が優勝 移籍初戦MIOは判定勝ち

2016.06.18 Vol.668

 シュートボクシング(SB)の『ヤングシーザー杯 in 花やしき~ act.2』(6月18日、東京・浅草花やしき「花やしき座」)で、16歳以下の選手によって争われる「U16 ヤングシーザー55kgトーナメント」が行われ、笠原友希が優勝した。
 笠原は1回戦で中村龍登と対戦。中村の多彩な蹴りに苦戦したものの、的確な打撃と組み付いては積極的に投げを狙うなど押し気味に試合を進め2-0の判定で勝利を収めた。
 決勝では上田一哉と対戦。笠原が1R終了間際に左ストレートでダウンを奪う。試合は2分×3Rとあって、後がない上田が積極的に前に出るも、笠原も応戦。距離が近くなると組み付いて投げを狙うなど、この試合も笠原が主導権を握り続け3-0の判定で勝利を収め、優勝した。

 またこの日はGirls S-cup 48kg日本トーナメント’15優勝者で、シーザージムに移籍したばかりのMIOが移籍後初試合に臨んだ。対戦相手は直前になってユリカGSBからMISAKIに変更。
 MIOは環境が変わったためか、前日計量で1回目を500gオーバーし2回目でクリア。試合はMISAKIが手数で上回るが、MIOはMISAKIの打ち終わりにきっちり反撃。パンチの威力でも上回り3-0の判定で勝利を収めた。
 実績的には大きく上回るMIOだが、最後までMISAKIの勢いが止まらなかったこともあり、KOはならず。
 調整方法も含めて『Girls S-cup2016〜七夕ジョシカク祭り〜』(7月7日、東京・豊洲PIT)へ向け課題を残した。

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