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笠原友希がREBELSからの刺客・栗秋祥梧に判定勝ち【SB】

2021.02.08 Vol.Web Original

笠原兄弟がダブルメインで2連勝

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第1試合にSB日本フェザー級王者の笠原友希(シーザージム)が出場した。

 この日はSB vs REBELSの対抗戦が3試合組まれ、友希は元ムエタイ大和フェザー級、元PRINCE REVOLUTION58kg級&61kg級王者の栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 ダブルメインイベントの第2試合では兄・弘希がスアレック・ルークカムイに2RでTKO勝ちを収め、笠原兄弟がそろって勝利を収めた。

笠原兄弟がスアレック、栗秋相手に試練のダブルメインイベント。トリの弘希は「結果を残して踏み台にしたい」【SB】

2021.02.06 Vol.Web Original

SBとREBELSが3vs3の対抗戦

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月6日、東京都内で開催され、全選手が1回で規定体重をパスした。

 今大会は笠原弘希と友希(ともにシーザージム)の笠原兄弟がダブルメインイベントを務め、それぞれスアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦。伏見和之(RIKI GYM)vs心直(REON Fighting Sports Gym)と合わせた3試合がSBとREBELSの対抗戦となる。

 計量後に行われた会見にはこの3試合に出場する6選手が出席した。

 会見の冒頭、シーザー武志日本シュートボクシング協会会長が「格闘家というのはどんなルールでも戦えるのが本当の格闘家なのではないかと思うが、今はそうもいかない時代の中、勇気のあるREBELSの3人の選手が来てくれた」とREBELS勢に感謝の言葉をかけた。そして明日試合をする全選手に「プロは勝った負けたよりお客さんがどれだけ喜んでくれるかが一番大事。それを肝に銘じていい試合をしてくれればうれしい。お客さんに“ああ、今日は来て良かった”と感動を与えられて、お客さんがその気持ちを実生活に持ち帰って、励みになるような試合があったらいいなと思っている。プロとして恥ずかしくないような試合をしてほしい」などと要望した。

笠原友希が日本フェザー級王座獲得「他の団体のチャンピオンに負けないように頑張る」【SB】

2020.11.29 Vol.Web Original

天心戦以来の再起戦

 シュートボクシング(SB)の約9か月ぶりの大会となる「SHOOT BOXING 2020 act.2」(11月28日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦」で笠原友希(シーザージム)と手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)が対戦。笠原が4RKO勝ちを収め、王座に就いた。

 笠原は今年7月、那須川天心の挑戦者の募集に応募し、対戦にこぎつけたが1RKO負けを喫し、今回が再起戦。

 2人は昨年4月に対戦し、笠原が1RKO勝ち。その後、手塚は王座挑戦権をかけたリーグ戦を勝ち抜き、今回のチャンスをつかんだ。

S-cup制覇へ向け海人が始動。元新日本キックのミドル級王者・喜多村誠と対戦【9・19 SB】

2020.08.25 Vol.Web Original

SB日本フェザー級王座決定戦で笠原友希と手塚翔太が対戦

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2020 act.2」(9月19日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが8月25日発表された。

 出場が決定していたS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)がヒジ打ちありの70kg契約で元新日本キックボクシング協会ミドル級王者・喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)と対戦する。

 喜多村は老舗団体、新日本キックボクシング協会のミドル級で長らくトップ戦線で活躍していた元王者。空手をベースとし、ゴツゴツしたファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆といった他団体王者クラスの選手を破っており、70kg級のヒジ打ちありのムエタイ路線で最強の一人といえる存在。

 対する海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日のRIZINで‪自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。今回はS-cup世界トーナメント制覇に向けた本格的な始動戦となる。

 また、SB日本フェザー級王座決定戦で同級1位・笠原友希(シーザージム)と同級4位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)が激突。笠原は7月のRISEで那須川天心に挑戦しKO負けし、再起戦を迎える。2018年にはSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で初のタイトル挑戦に挑むも、植山征紀にKO負け。あれから2年、再び巡ってきたタイトル挑戦で復活の狼煙を上げるか。一方、手塚はタイトル挑戦権の懸かった「CAESARS LEAGUE 2019」で単独トップとなり今回のチャンスを得た。笠原とは昨年4月に対戦し1RKO負けを喫しており、リベンジをかけた一戦でもある。

シュートボクシングが9・19後楽園で再始動。海人、笠原&村田兄弟が参戦【SB】

2020.08.14 Vol.Web Original

シーザー会長「一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」

 新型コロナウイルスの影響で4月から大会を延期していたシュートボクシング(SB)が9月19日に開催される「SHOOT BOXING 2020 act.2」(東京・後楽園ホール)から再始動することが8月14日発表された。

 同大会ではS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)、弘希&友希の笠原兄弟、聖明&義光の村田兄弟(いずれもシーザージム)の出場が決定した。

 海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日のRIZINで‪自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。また、笠原友希は7月のRISEで那須川天心に挑戦しKO負けしたが、人生最大のチャンレンジを経験したことで得るものは大きかったという。さらに成長した姿で帰ってくることは間違いない。

 今回の再開にあたり日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「世の中がこのような大変な時でも、格闘家たちは頑張って練習をしています。戦える場所を早く作ってあげたいと各団体の人たちも日々努力をして頑張っています。大切なのは、来て頂ける御客様が、いかに安全な状態で試合を観て頂けるかということです。少しずつですが、シュートボクシングも前に進んで行きたいと思い、9月19日に開催します。こんな時に、と思われる方も多いと思いますが、一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」と大会開催に至った経緯についてコメントした。

那須川天心が2020年初戦でSBの笠原友希に1RKO勝ち【RISE】

2020.07.13 Vol.Web Original

90秒で3度のダウンを奪う完勝

 RISEの初のテレビマッチとなる「RISEonABEMA」(7月12日、会場非公表)で那須川天心(TARGET/Cygames)がメインでシュートボクシング(SB)の笠原友希(シーザージム)と対戦し、1R1分30秒でKO勝ちを収めた。

 今回の試合にあたり那須川の対戦相手は公募されたのだが、これに笠原が手を挙げ、この試合が実現した。

 笠原は現在19歳。21歳の那須川にとっては初めての年下の選手との試合となる。SB日本フェザー級1位とSBの将来を担う存在である笠原は「キック界の構図を変えたい」とこの試合に臨んだ。

 ともにサウスポーの2人。那須川の左に笠原は左を合わせるなど果敢に立ち向かう。しかし那須川は笠原の右のパンチに左のフックを合わせ最初のダウンを奪う。

 立ち上がった笠原が前に出て左のストレートを放つが那須川は右のフックをかぶせ2度目のダウンを奪う。

 それでも立ち上がった笠原は一矢を報うべくバックスピンキックを放つが、これをさばいた那須川は左ミドルで笠原を下がらせる。ここで右を狙った笠原だったが、那須川がそれよりも速く右フックで打ち抜くと笠原は3度目のダウンを喫し、那須川が1R1分30秒でKO勝ちを収めた。

初のTVマッチのメインは那須川天心vs笠原友希【RISE】

2020.07.09 Vol.Web Original

ABEMA格闘チャンネルで完全独占生中継

 RISEの初のテレビマッチとなる「RISEonABEMA」(7月12日、ABEMA格闘チャンネルで完全独占生中継)の試合順が7月9日、発表された。

 メインは那須川天心(TARGET/Cygames)vs笠原友希(シーザージム)の一戦となった。

 同カードは那須川の対戦相手について異例の公募という形を取ったところでシュートボクシング(SB)の笠原が名乗りを上げ実現したもの。

 笠原はSB日本フェザー級1位でSBの未来を背負う存在。今回の試合にあたり「自分は小さい頃からシュートボクシングをやってきて、同じ立ち技格闘技の世界で大活躍している那須川天心選手は憧れのファイターであり、テレビやインターネットで試合を見て技術を真似たり参考にさせてもらったりしていました。自分がシュートボクシングでチャンピオンになってから、しっかり経験を積んでいつか必ず辿り着きたい大きな目標でしたが、今回このような形で対戦相手を一般公募をするということでしたので、このチャンスを意地でも掴みたいと思いシーザー会長に相談して応募させていただきました。最大の敬意を払って那須川選手を倒すために全力以上の力で挑みたいと思います。この試合で格闘技人生を変えてみせます」とコメントしている。
 
 また今大会に出場する選手は、新型コロナウイルスの抗体検査、そして日本のプロ格闘技興行として初めてPCR検査を実施し、選手全員、並びに当日リングに上がる審判団も「陰性」が確認されたうえで大会が行われる。

 この新型コロナウイルス対策についてRISEの伊藤代表は「現在の感染拡大状況を鑑みると、濃厚接触を伴う格闘技において選手や関係者が安心・安全に試合や運営ができるため事前の検査はマストだと思います。今後もRISEは一般スポーツやエンターテインメントなども参考にしながら積極的に新型コロナウイルス対策を取り入れていきます」とコメントしている。

SB2階級制覇の20歳・笠原弘希がベテラン前口太尊にTKO勝ち【2・15 SB】

2020.02.16 Vol.Web Original

ドクターストップでTKO勝ち

 シュートボクシング(SB)の2020年開幕戦「SHOOT BOXING 2020 act.1」(2月15日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原弘希が元J-NETWORKライト級王者の前口太尊と延長にもつれ込む熱戦の末、ドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 笠原は一昨年9月にSB日本フェザー級王座を獲得し、昨年9月にはSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチで王者・深田一樹を2RKOで下して2階級制覇を達成。昨年6月には前SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹も延長の末、判定で下すなど次期エース候補と目される存在。しかし昨年12月に行われた新日本キックとの対抗戦では重森陽太にヒジ打ちによるカットでTKO負けを喫してしまい、今回は再起戦となる。

 対する前口はプロ戦績の22勝中15のKO勝ちがあるハードパンチャー。SBには一昨年11月に初参戦し村田聖明と大激闘を繰り広げた。現在はKNOCK OUTやRISEに参戦中。この日は那須川天心がセコンドに就いた。

笠原兄弟が揃って下克上。兄・弘希は内藤に判定勝ち。弟・友希は小笠原にTKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)で元SB日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰した。

 内藤は3年前にKO負けを喫した那須川天心との対戦を勝ち取るため、2017年11月に「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017」に出場し優勝。昨年11月についに那須川との再戦を果たしたが、無念の1RKO負けを喫し、今後の動向が注目されていた。

 この日は現SB日本フェザー級王者の笠原弘希と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げ、2Rの延長の末、2-0の判定で敗れた。

植山征紀が悲願のスーパーバンタム級王座獲得【11・18 SB S-cup】

2018.11.19 Vol.Web Original

植山が笠原友希を3R56秒、TKOで破る
 シュートボクシング(SB)の2年に一度の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で行われたSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で植山征紀が笠原友希を3R56秒、TKOで破り悲願のベルトを腰に巻いた。

 植山はかつて前王者の内藤大樹に2度挑戦。2016年の最初の挑戦時は先制のダウンを奪いながらも逆転負けを喫するなど、もう一歩ベルトに手が届かない状況が続いていた。

 その内藤がベルトを返上したことで「挑戦者決定トーナメント」から「王座決定トーナメント」に格上げされた今回のトーナメントで、植山は1回戦の佐藤執斗、準決勝の伏見和之と2連続KOで決勝に進出。

 対する笠原は17歳ながらこれまでプロ戦績10戦10勝で、今回はSBの史上最年少チャンピオンの記録がかかるというホープ。

 植山の「3度目の正直」か笠原の「史上最年少戴冠」か話題の大きなカードとなっていた。

植山の3度目の正直vs笠原友希の最年少記録更新【11・18 SB「S-cup」】

2018.10.30 Vol.Web Original

SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦
 2年に一度のシュートボクシング(SB)の祭典『SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018』(11月18日、東京・両国国技館)で「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の決勝戦、植山征紀vs笠原友希が行われる。

 同トーナメントは当時の王者・内藤大樹への挑戦権をかけたトーナメントとして開催の予定だったが、直前に内藤が王座を返上。王座決定トーナメントとして開催されることとなった。

 5月から開幕したトーナメントでは植山は佐藤執斗、伏見和之を連続KOで下し決勝へ進出。笠原は1回戦こそ内藤大樹の兄である内藤凌太に判定勝ちだったが、準決勝では川上叶に1RKO勝ち。デビュー以来の連勝を10に伸ばし、決勝に臨むことになる。

 植山はこれまで2度、内藤に挑戦したがいずれも敗れており、今回は3度目の正直となる。

 一方の笠原は現SB日本フェザー級王者・笠原弘希の実弟で大会時は17歳と5カ月。これまでSBの史上最年少チャンピオンは、2010年9月18日に日下部竜也が樹立した18歳と2カ月で、今回ベルト獲得を果たせばその記録を大幅に更新することとなる。

 兄弟同時戴冠と最年少記録という快挙達成なるかに注目が集まるところだ。

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