E-girlsのAya、Shizuka、山口乃々華が大阪で「夢の課外授業」

 E-girlsのAya、Shizuka、山口乃々華が9日、大阪府・松原市立天美南小学校で開催された「夢の課外授業」にサプライズゲストで登場し、先生として小学生にダンスの授業を行った。

 イベントには1年生から6年生の全校生徒467名が参加。何も知らされていない生徒らの前に、「おどるポンポコリン」の楽曲に合わせてメンバーが登場すると大きな歓声が湧き上がった。そのままステージに登った3人が楽曲に合わせてスペシャルダンスパフォーマンスをすると、体育館はさらなる熱気に包まれたのだった。

 授業では、登場時に披露した「おどるポンポコリン」のパフォーマンスを指南。最初はなかなかうまく踊れなかった生徒たちもAya先生、Shizuka先生、山口乃々華先生に優しく丁寧に教えてもらうことで、徐々に踊れるようになると歌詞を口ずさみながらダンスを楽しむ様子も見受けられた。身体を動かしてのレッスンが終わった後には口頭でも授業が行われ、、生徒に加えて天美南小学校の先生もメンバーに質問。小学校の頃の夢や、今後の夢などを語る中、Aya先生が「松原市から未来のE-girlsが生まれることです」とメッセージすると生徒は目を輝かせて話に聞き入っていた。

 生徒からメンバー3人へ、いつも授業で一生懸命練習をしているという英語の歌や手話の歌、校歌のプレゼントが贈られ、最後は記念撮影を行って全校生徒が作り上げた花のアーチをくぐりながら体育館を後にした。

 授業を終えたAyaは「夢の課外授業には何度か参加させていただいたこがありますが、E-girlsとしてダンスを教えるのは初めてで、まさか自分の母校でできるなんて思ってもみなかったので嬉しかったです。子どもたちが元気でパワーに満ち溢れていたので、私も天美南小学校の生徒として6年間過ごすことができてとても幸せ者だなと実感しました」と感謝の気持ちを述べた。山口乃々華も「子どもたちの無邪気な笑顔がとても心に響いてもっともっと長い時間を過ごせたらなと思いました。ライブでは小さいお子さんとお会いできても距離が遠い時もあり、今回のようにあまり近くで触れ合えることがないので貴重な機会に参加することができて嬉しかったですし、夢を伝える側になることに改めて責任を感じたので、自分にとっても勉強になった時間でした」と想いを口にした。

 続いてShizukaも、「初めて夢の課外授業に参加させていただいて、始まる前はとても緊張しました。自分が小学生の頃シャイだったのでみんなもシャイだったらどうしようと不安だったのですが、みんなとても素直で、すぐ楽しんでしまうという子どもらしさに助けられて、自分も教えているんですけど、パワーをいただきましたし、改めてダンスは本当に楽しいものなんだと教えていただけた時間でした」と胸の内を明かした。さらに、「ダンスを通して子どもたちと一緒に同じ時間を共有できるということは凄く楽しかったですし、ダンスは一瞬にしてみんなを笑顔にしてくれる力を持っているんだなと感じさせていただいたので、今後も自分にできることがあれば、この活動をもっと広めていきたいな思います」と意気込んだ。

「夢の課外授業」は小中学生を対象に、各界で活躍する著名人を講師として招き、実際に触れ合うことで「目標」や「夢」を持ってもらうことを目指すプロジェクト。2000年から開催されおり、これまでにもEXILEや三代目J Soul Brothersのメンバーの多くが参加している。