都民ファーストの会総決起集会に約600人 小池氏が代表就任を発表

【写真上】小池氏は選挙協力する公明党の高木代表(左)とがっちり握手 【写真左下】自民党を離党した若狭氏も駆け付け挨拶 【写真右下】最後はチームカラーの緑のボードを掲げ結束をアピール(撮影・蔦野裕)

 小池百合子東京都知事が特別顧問を務めていた地域政党「都民ファーストの会」が1日、都内で「総決起集会」を開催。約600人の支持者が集まった。

 小池氏はこの日、集会に先立ち自民党に離党届を提出。正式に代表に就任した。

 約600人の支持者で埋め尽くされた会場は定刻に小池氏が姿を現すと拍手で迎え入れるなど、開始前から熱気で充満。

 小池氏は冒頭「改めて東京大改革を真に前に進めていくために、もう一度みなさま方の前でその決意を示すという観点からも、今回自民党にはっきりと離党届を出した。そして、都民ファーストの会の代表を務めていきたいと考えている次第です」と代表就任を報告。そして来る都議選について「真に改革を進めていくのはどこなのか、そのことを都民のみなさんにうかがう絶好のチャンスがやってきた。都民ファーストの会の公認候補のみなさんは“東京を良くしたいんです。東京を改革していきたいんです。そして、私が、僕が、ちょっとでもお役に立てればうれしい” と言って手を上げてくださった方々ばかり。この都民ファーストの会の仲間とともに、そして改革の志をともにする公明党をはじめとするみなさま方とともに、この戦いを勝ち抜きたい」と決意を語った。

 続いて都議選で選挙協力する公明党都本部の高木陽介代表が壇上に上がり2ショットで協力体制をアピール。そして「新党ブームが起きるかもしれないが、風に期待するのではなく(都民)一人一人とつながることが次のステップにつながる」とエールを送った。

 また小池氏に先んじて5月31日に自民党に離党届を提出した若狭勝衆院議員も駆け付け「しがらみ政治からの脱却をしなければならない。自民都連はいまだにしがらみ政治の中にある」と話した。