2018年 注目の“モノ、コト”

【2018 SPOT】
エンタメ、観光、オフィスシーン
2020年に向けてTOKYOが生まれ変わる！

　2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせ、東京の街並みも大きな変貌をとげつつある。現在大規模な再開発が行われている渋谷は、19年に渋谷エリア最大の高さとなる「渋谷スクランブルスクエア」が開業予定。それに先がけ、18年には旧東横線渋谷駅及び線路跡地と周辺に大型複合施設「渋谷ストリーム」がオープンする。同施設は渋谷エリア最大級のオフィスや約180室の客室を備えたホテルほか、商業施設やホールなどで構成。「クリエイティブワーカーの聖地」として、新しいワークスタイルをサポートしながら、クリエイティブなモノやコトを発信、新しい流れを創造していく。

　また、東京のビジネスの拠点である大手町、丸の内、有楽町と日本を代表する商業エリアの銀座からほど近い日比谷が、ビジネス、芸術文化、自然環境が融合した街として新たに生まれ変わる。その中心となるのが、3月29日にオープンする「東京ミッドタウン日比谷」だ。地上35階、地下4階からなる同施設は、オフィスや商業フロアで構成。中でも注目は11スクリーン約2300席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」。隣接する「スカラ座」「みゆき座」と合わせると全13スクリーン約3000席という都心最大級のシネマエンターテインメントスポットとなる。日本・東京初出店のレストランやショップなど60店舗の商業施設とともに、大人が楽しめる上質な体験を提供する。

【2018 ITEM】
1家に1台は当たり前!?
スマートスピーカー時代の到来

「Google Home」の日本上陸を皮切りに、欧米で圧倒的なシェアを誇る「Amazon Echo」も日本市場に参入。さらにAppleの「HomePod」ほか、ソニーやパナソニック、ラインなど日本企業も続々と発売を開始、アナウンスしているスマートスピーカー。ネット接続と音声操作のアシスタント機能を持ち、スマートフォン以来の新しいプラットフォームとして期待されている。

　声の操作で音楽再生、家電操作、スケージュール管理、ニュース読み上げなどを行ってくれるが、今後はさまざまな機能に特化した商品の販売も予定。ライフスタイルを大きく変化させそうだ。

【2018 SPORTS】
オリンピック・パラリンピック、W杯
ビッグイベントが目白押し

　2つのビッグイベントが控える2018年のスポーツ界。
　まずは2月9日から開催される平昌冬季オリンピック・パラリンピック（こちらは3月9日から）。

　北朝鮮のミサイルや核実験問題で朝鮮半島情勢が不安定なことから開催はするだろうが果たして盛り上がるのか？という不安もあったのだが、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が1月1日に代表団を派遣する用意があると表明。取りあえず今のところは無事に開催されることとなりそうだ。

　ぼちぼち出場する選手の顔ぶれも揃ってきたのだが、なにより注目されるのが男子フィギュアスケートの羽生結弦の動向。羽生は右足関節外側靭帯損傷で現在療養中。当初は3〜4週間で元に戻るといわれていたのだが、思わぬ長期化で五輪出場に黄信号がともっている。

　6月にはサッカーのワールドカップ（W杯）ロシアが開幕する。

　日本は12月に行われた組み合わせ抽選会で比較的、あくまで比較的に楽な組に入り予選突破の可能性が見えてきた。

　しかしその直後の12月上旬に行われた「EAFF E-1 サッカー選手権 2017」では韓国に1−4で敗れ優勝を逃してしまう。この結果にまたぞろハリルホジッチ解任論が勃発するなどなにやらきな臭い。しかし8年前、南アフリカ大会前の東アジア選手権でも日本は中国、韓国の後塵を拝し3位となり、当時の岡田監督は叩かれまくっていたことを考えるともうここはひたすら信じて待ち続けるほうがいいのでは…という気もする。開幕までにまだまだひと悶着ありそうで、そちらも合わせて楽しみたい？