中島裕翔、初主演舞台に半裸で体当たり! スノーデン事件着想の英戯曲



 初日を控えた27日、公開通し稽古が行われ、終了後に、中島、太田緑ロランス、斉藤直樹が取材に対応。

 本作が、初主演舞台となる中島は「全部が新鮮」と、清々しい表情。「ジャニーズでも舞台はやったことがあるんですけど、ガチでストレートプレイは初めてなので、どういうふうになるのか、と」と最初こそ戸惑いもあったようだが、「(役を)詰めていって、ベースが出来上がったうえで、自分がすごくフリーになる。今はすごい面白い感覚」。

 中島は開演してから幕が下りるまでの約100分間、ほぼ出ずっぱり。セリフも多いが、「翻弄される役なので、僕よりも2人のほうが大変。とくにロランスさんは、めっちゃ話してる。マシンガントークで……」。太田は、3人のなかで1番稽古場で苦労したとしたうえで「いろんな余裕が出てきて、これからようやく面白くなっていくというか。いろんな手で中島さんを翻弄して……明日から新しいこともあるかも?」と、含みを持たせた。

 初主演舞台の中島を支える太田と斉藤は、中島の印象について「タフ」と口を揃えた。斉藤は「さわやかで好青年なんだろうなと思っていたら……その通りで。しかもタフガイ!」と話し、笑わせた。



 会話の応酬による緊迫感に加えて、視覚的な驚きの演出も。中島は「……ある物理を無視しているので、それをどう見せるというか……」と、言葉を選んだ。

 それ以外にも、鍛え上げたように見える体も見どころになりそうで、「シャッター音でわかりましたよ。明日(28日)はこれだなって」と、笑った。

 5月25日まで同所で。大阪公演は梅田芸術劇場・シアター・ドラマシティで6月2~5日。

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