俳優の伊藤健太郎が「何十年経っても記憶に残る役者になりたい」

「モンブラン特別賞」を受賞した伊藤健太郎
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 Meet-up 2019」で特別賞を受賞

 俳優の伊藤健太郎が「各界で活躍する30歳未満の30人」を表彰する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 Meet-up 2019」で特別賞を受賞。9月12日に都内で開催された授賞式に参加した。

 この「30 UNDER 30」はForbes US版で2011年にスタートした企画。各界で活躍する30歳未満のイノベーターを表彰するアワード。過去にはフェイスブックの創業者のマーク・ザッカーバーグ、ヒップホップアーティストで初めてピューリッツァー賞を受賞したケンドリック・ラマーなど多くの著名人が選出されている。

 日本版は2018年に初めて実施され今年で2回目。

 Forbes JAPAN編集部とアドバイザイリーボードと呼ばれる審査員で「現在の実績」「将来のポテンシャル」「今後その分野を牽引する存在になりうるか」という審査基準をもとに選考を行い30人の受賞者を決定。その中から最も活躍が顕著な30歳以下の人物を表彰する「モンブラン特別賞」に伊藤が選ばれた。

 伊藤は表彰式で「去年、僕はたくさんのファンの方々とお会いする機会があった。それまで僕は自分のために、自分が好きだからお芝居をやってきたが、去年、たくさんの方々とお会いすることができてお話をする中で、僕に会っただけで、たくさんの方々が喜んでくれた。その時に“この人たちのためにお芝居をやっているんだな”って実感した瞬間があった。そこから自分のお芝居に対する、仕事に対する向き合い方が少しずつ変わってきている。そういう中でこのような賞をいただけることになって、すごくうれしく思っています。これからもこの賞に恥じないようにプライドを持って一歩ずつ前に進んでいきたい」などと挨拶した。
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