横粂勝仁が内閣改造の待機組を「能力がないから残っていた人たち」とバッサリ【髙田横粂の世相談義】

「待機組」の入閣に疑問を呈した髙田
髙田「いい選手は待機組にならない。どんどん試合が組まれる」

 そんな中で行われた内閣改造についてはいわゆる「待機組」といわれる議員の初入閣が13人。安倍首相の「側近」とされる人たちの入閣も目立ち「お友達・側近重用内閣」などといわれているのだが、横粂氏は「側近を入れるというのは悪くいえば“お友達”でもあるが“一番信頼できる人”でもある。今後何をやるか、ということ」と解説。そして「10回目の組閣でいわゆる“うまくなった”というところ。派閥への配慮を完璧なまでにやっている。それが国民にとって完璧な内閣かは微妙。待機組といわれる今まで入閣できなかった人にはスキャンダルがあるとか能力がないといったそれなりの理由がある。それを派閥の調整のために入れざるをえない部分で入閣させていることを国民目線で“是”とはできない」などと指弾した。

 また髙田が「待機組って出番がなかったから待機組なのでは?」と問うと、横粂氏は「そう。能力がないから残っている。でも派閥の役割はそういう人を“俺のところにいたらみんな大臣になれるから、俺のところに来い”というもの。だから派閥の長としては待機組を入れさせたい」と辛らつ。

 髙田はRIZINに例え「いい選手は待機組にならない。朝倉兄弟も堀口恭司も待機組にはならない。そんなことしたらファンが大暴動。みんなが見たい選手はどんどん試合を組む」と言えば横粂氏は「待機組のマッチングが4つとかあったらしらけますよね。待機組=誰も誰も見たくないということですからね」と続けた。