「eBASEBALL プロリーグ」開幕。12球団マスコットも勢ぞろい

試合中の風景。日本ハムのマスコット「フレップ」は客席でファンとともに応援

昨年日本一の西武が1敗2分けのスタート


 試合については1カードにつき3試合が行われるのだが、今年から5イニング制となった。また今季から「レジェンドOB」の参戦が決定。各カードの第3試合のみレジェンドOBを起用できるようになるなど、戦術面においても昨年以上に高度なレベルなものが求められることとなった。

 この日の開幕カードはセが「DeNAvs中日」「広島vs阪神」「巨人vsヤクルト」、パが「西武vsオリックス」「ソフトバンクvs楽天」「日本ハムvsロッテ」の組み合わせ。

 昨年のパ・リーグ優勝でe日本シリーズを制した西武が昨年4位のオリックスに1敗2分けの一方で、2位のソフトバンクは楽天相手に大差で2勝をあげるなど好スタート。日本ハムは3試合目に“ロッテキラー”の特徴を持つレジェンドOB金子誠を起用し、1勝1敗1分けのタイに持ち込むなどクレバーな戦略を見せた。

 日本ハム戦の解説を務めた森本稀哲氏は「金子さんがをレジェンドOBで使えるといっても、普通使わないでしょ。“なんで?”と思ったらロッテキラーだからと聞いて、それは面白いなと思った。金子さんがロッテキラーだなんて、多分気づいている方なんていないと思う。僕らでも言われて“ああ確かに”という感じ。その特殊能力をちゃんと見ている、パワプロの能力を決めている人は凄いと思う」などと話した。