「eBASEBALL プロリーグ」開幕。12球団マスコットも勢ぞろい

好スタートを切った巨人は試合後、マスコットのジャビットとフォトセッション

野村弘樹氏はテクニック、戦術面での進歩を評価


 セ・リーグは昨年優勝のDeNAが2勝1敗とまずまずのスタート。丸が加入して攻撃力がアップした巨人はホームランを連発し、ヤクルトを3タテ。丸が抜けた広島は試合後に「攻撃力が落ちた」と開幕戦を振り返った。

 また広島vs阪神の第3戦は機器の不調で試合続行が不可能となり、3回終了時点のスコアで試合が成立。3-2で阪神が勝利を収めた。広島にとっては不運な結果となった。

 その広島vs阪神戦を解説した野村弘樹氏は「3試合目にまさかのアクシデントがあったが、ああいうことはあり得ること。12球団の選手全員がこういうことはあり得るということを頭に入れて戦うことも大事なのかなという教訓になったのではないかと思う。我々のプロ野球でも突然雨が降ってきて中止になることもある。そういう状況だと思うので、それも踏まえての戦い方を視野に入れて、今後取り組んでいくのかな、と感じた」などとアクシデントを振り返った。

 また昨年に比べ「ナイスピッチ率がすごく上がっている。それをしっかりコンタクトする。あの技術はすごいと思う。60分の1秒の世界でやっているわけでしょ。そこは頭が下がる。今日も斉藤和巳とずっと試合を見ていた。交代からなにからすべての判断が早い。技術を向上させる練習もしなければいいけないし、それも含めてすごいなと見ながら話していた。そこは感心します。それにチーム内で話をしている声が聞こえるんです。1人で戦っているように見えるけど、作戦面も含めるとチームで戦っているんだなと感じた」などと個々人のテクニックはもちろん、戦術面での進歩についても話した。