SixTONES松村北斗と森七菜、コロナ禍で撮影した主演作『ライアー×ライアー』無事クランクアップ

“ライアーポーズ”で写真撮影
 SixTONESの松村北斗と森七菜がW主演をはたした映画『ライアー×ライアー』がクランクアップし、その様子が公開された。

 同作は、森が演じる潔癖症の地味系女子大生・湊と、両親の再婚で家族となった同い年の義理の弟・透、そして湊が変装したJK“みな”の間で繰り広げられる奇妙な“三角関係”を描くラブコメディー。同作は7月11日にクランクイン。感染拡大防止のために、感染対策班を設置し、個人衛生の徹底、本番時以外はフェイスシールドを着用するなど、これまでにない状況で約3週間の撮影を行い、松村は8月2日の夜に都内近郊にて、森は8月3日の夜に都内近郊にて、それぞれクランクアップを迎えた。

 かつてない状況の中でも主演として撮影現場を盛り上げ続けたという2人。クランクアップの瞬間は、安堵と達成感の混じった笑顔で思いを語り、スタッフ一同からの温かい拍手に包まれたとのこと。

 松村は「座長だといわれて現場にいることがなかったものですから、初日を迎える数週間から一カ月近く本当に怖くて。未熟だった部分を、監督を筆頭に変えていただいて、新しいものをいただけた毎日でした。3週間の中で自分のお芝居やものの考え方がすごく変わって、昨日と今日は考え方が違うなぁとか、しょっちゅう感じていました。振り返ってやっと、日々皆さん一人一人に相当お世話になりっぱなしだなと。松村北斗という者がまた一つなるべき形になったなと思います」と、チームに支えられながらも成長を感じたことを明かし、「本当にこの作品の撮影が大好きでした。初号ももちろん楽しみにしていますし、作品が完成したとき、公開されたときも楽しみです。またどこかでそれぞれとお会い出来たらなと思いながら、これからも必死に芸能活動をやっていきたいと思うことが出来ました。3週間、短かったですが、こんな僕を本当にありがとうございました!」と感謝の思いを伝えた。

 その翌日にクランクアップした森も「本当にお疲れさまでした。天気と戦い、セミと戦い、色んなものと戦いながら。でも新型コロナウイルスの影響がある中、皆さん健康で今撮り終えられたこと本当にうれしく思います。それが一番だなと思っていたので、願いが叶って嬉しいです。皆さんが本当に優しくてこの現場が楽しかったので、ここまでやってこられました。これから、この作品がより多くの人に見てもらえるようになることを楽しみにしています。本当にありがとうございました!」とチームをねぎらいながら感謝のコメント。さらに、一足先に撮影を終え、森のクランクアップに立ち会えなかった松村が急きょビデオ通話によるリモートで激励する一幕もあった。

 映画『ライアー×ライアー』は2021年公開。(アスミック・エース配給)。
©2021『ライアー×ライアー』製作委員会 ©金田一蓮十郎/講談社