松尾スズキが女優と至極のコント「俳優の笑いがテレビでやりたかった」



 松尾スズキが1人の女優と組んだオリジナルオムニバスコントドラマ『 松尾スズキと30分の女優』(WOWOW)が3月に放送される。

 WOWOWの開局30周年記念作品。劇団「大人計画」の主宰にして、Bunkamuraシアターコクーン芸術監督である松尾スズキが、脚本と演出を担当し、出演もするオリジナルオムニバスコントドラマで、毎回1人の女優と組んで繰り広げる。各話30分。

 松尾が描く“笑い”の世界にいざなわれるのは4人の女優。 松尾スズキの他にも、『バカドリル』の天久聖一と、劇団「地蔵中毒」を主宰する大谷皿屋敷の2人が脚本で参加する。

 松尾スズキは「芸人の笑いが全盛の今、いつか俳優の笑いがテレビでやりたかった。しかしなかなかかなわなかった。半ば諦めていた、それが還暦近くなって急に「女優とコントをやりませんか」と依頼が来た。 それで鏡を見た。松尾、やれるのか?「ギリやれるんじゃない?」鏡の中の自分が答えた。盟友天久と珍獣大谷を巻き込み、突貫で本を書いた。演じるのは信頼のおける女優たち。皆、捨て身だ。 皆、バカなことやりたかったんだな!どうぞごらんください!」とコメントを寄せている。

 初回は4話一挙放送。