密回避で人気上昇中!「ジャパンインターナショナルボートショー」4月にリアルとバーチャルのハイブリッドで開催へ

左から、新マリンアンバサダーの杉浦琴乃、日本マリン事業協会の柳弘之会長

 日本マリン事業協会(JMIA)は12日、都内で記者会見を開き、マリン市場の動向や、4月に開催する「ジャパンインターナショナルボートショー2021」(4月15~18日、横浜ベイサイドアリーナ)について説明した。コロナ禍でアウトドアレジャーへの注目が高まるなかで、マリンレジャーの楽しさや最新の情報をより幅広い層に届ける。


「ジャパンインターナショナルボートショー2021」は、リアルイベントとバーチャルのハイブリッドで開催する。


 リアルイベントの会場となる横浜ベイサイドマリーナでは、全長10メートル以上のボート、ヨット約60隻を係留展示するほか、ボートやヨットのはじめの一歩を体験できるプログラムも実施。高校生以上を対象とした「東京湾航海講座」「体験!セーリング」、免許なしでも体験できる「船長にチャレンジ!(操船体験)」「マリーナピクニッククルーズ」、子どもと一緒に楽しめるものなど有料の体験プログラムもある。陸上では、小型ヨットを展示するほか、マリン用品やアパレルの情報発信や販売、アウトドア人気の加熱で昨年から取得者が増えているボート免許の情報も提供する。


 インターネット上のバーチャルサイト会場では、出展者ブースを回ったり、初心者からベテランまでさまざまなレベルや目的に合わせた「海ゼミ(海のゼミナール)」の収録講座やライブ配信を有料で受講できる。単独無寄港補給世界一周ヨットレースに挑戦した白石康次郎によるトークライブもある。サイトは本番会期に先立ち、4月1日からオープンする。



 


 日本マリン事業協会の柳弘之会長(ヤマハ発動機株式会社代表取締役会長)は、「ボート、マリンは日本では価格の高い遊びというイメージがあるのは確かなことだと思いますが、それは本意ではなくて、もっと普通の遊びにしていきたい。デジタルということはその思いを加速させてくれると期待しています。もっと広いお客さまの層に我々からアクセスしたいですし、お客様からもアクセスしてもらうことができると思う」と、期待を寄せている。


 イベントには、JMIAの新マリンアンバサダー、杉浦琴乃も出席。「私自身もイベントの企画などから携わり、一緒にクリエイトしていきたい」と意気込んだ。


 参加は基本は無料だが、リアルイベントの海上展示ブース、バーチャルサイト会場の海ゼミブースの視聴は有料になる。



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