サイレント映画の“誰も知らない天才”チャーリー・バワーズの日本初の特集上映を開催

『全自動レストラン』
『怪人現る』
【上映作】
◆『たまご割れすぎ問題』(原題:EGGED ON/1926年/23分)
〈ストーリー〉ある日「たまごの殻が割れやすいのはおかしい!」と気づいてしまった、しがない発明家バワーズ。まさかの着眼点から(全く仕組みの分からない)“割れないたまご製造機” を発明してひと山あてようと大奮闘する。

◆『全自動レストラン』(原題:HE DONE HIS BEST/1926年/23分)、
〈ストーリー〉これが本当のロボットレストラン!? 愛する女性の父が経営する店を訪ね、結婚の承諾を得るはずが求人と誤解されたバワーズは……。まさにマシン・エイジならではの作品で、巨大機械を駆使してレストランの全作業を賄うワンオペの最終形態。

◆『ほらふき倶楽部』(原題:NOW YOU TELL ONE/1926年/21分)、
〈ストーリー〉さる紳士に“ほらふきチャンピオン大会”へ招かれたのは、人生に絶望した若き発明家。万物が実る木を発明した彼の身に起きた“真実”とは、はたして……? ガンマンねずみ vs 無限猫の仁義なきバトルも必見。

◆『怪人現る』(原題:THERE IT IS/1928年/22分)
〈ストーリー〉幽霊屋敷もののパロディーで、アニメーションと実写がスピーディーに融合する怪作。「ひげの怪人」捜査のためスコットランド・ヤード(?)の探偵バワーズが相棒の謎生物マクレガーと海を渡る。バワーズ屈指のハイパー・ナンセンス・ドタバタ劇。
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