満島ひかり“初代”黒柳徹子との違いは「私の方がムチが強くなっているかも」

 

 日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』のイベントが6日、都内にて行われ、満島ひかりら日本語版キャストと、構成を担当した樋口真嗣監督が登壇。初代ペネロープ役の黒柳徹子からのサプライズメッセージに、満島ひかりが感激した。

 1965年にイギリスで放送が開始され(日本では1996年)た名作テレビシリーズ「サンダーバード」。発見された音源をもとに当時の技術を再現して製作した新作3本から構成された劇場版。

 本作の中心人物・国際救助隊員ペネロープの声を務めた満島ひかりは『サンダーバード』について「とんねるずさんと清水アキラさんのものまねで知りました」と明かし「その後(『トットてれび』で)黒柳徹子さんの役をするときに資料として見たんですが、すごく面白いなと思いました」と、黒柳が初代声優をつとめたペネロープ役のオファーに感激。満島が「最初は黒柳さんのまねをした方がいいのかなと思ったのですが、(日本語版の)監督からも言われ、自分なりのペネロープを演じました。ちょっと私のほうがムチが強くなっているかもしれません(笑)」と言うと、ペネロープの執事パーカー役の井上和彦がすかさず「気持ちよかったです、お嬢さま」と言い添え、会場の笑いをさそった。

 トレイシー一家スコット役の森川智之、バージル役の日野聡も、大先輩から受け継いだ役どころに感激しきり。日本語版の構成を担当した映画監督・樋口真嗣は「声優の歴史をたどる意味でも面白い作品」と胸を張った。

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