りんたろう監督 43年前公開の劇場版『銀河鉄道999』今見てもすごい“星の光”の秘密を明かす

 

 東映から虫プロへ移った後、異例の“出戻り”参加で、東映にて同作を手がけた監督。長編第1作目だった劇場版『銀河鉄道999』は社会現象的大ヒット。

 監督は「東映での試写で全社員から総立ちで拍手を贈られたときは“ざまあみろ”と思いました」と笑いつつ「終わった後は抜け殻のようになって、2作目『さよなら銀河鉄道999』をやるというので逃げ回りました。実際、新宿駅の中を逃げたんだけど、追いかけて来て。相手は切符を買わずに改札を飛び越えてきたので駅員も追いかけてきた。頼むから帰ってと言ったら、うんと言うまで帰らないって」と、熱い製作秘話の数々を明かした。

 最後にりんたろう監督は「今回の企画を聞いて、43年も前の作品をやるの?と驚きましたけど、いろいろな方の努力ですばらしいドルビー版になりました。ぜひ臨場感をたのしんでもらえたら」と締めくくった。

 劇場版『銀河鉄道999』ドルビーシネマ版は14日より全国7館にて順次公開。