平本蓮と対戦の鈴木千裕が五味隆典とのスパーに「右フックをもらって意識が半分飛んで、死ぬかと思った」【RIZIN】

シャドーではグラウンド状態でのヒザ蹴りの動きを見せた

五味隆典のイーストリンカンラスカルジムにも出稽古

 現在は「午前中にMMA、昼にクロスポイント吉祥寺で打撃、夜にまたMMA」と3部練習で徹底的に鍛え上げているとのこと。五味隆典のイーストリンカンラスカルジムにも出稽古に行っているのだが、五味との練習については「怖いです。五味さんのジムに入る前に“今日も元気で終われますように”と祈ってから入ります。緊張しています」とやはり五味は特別な存在のよう。スパーリングを行った際には「打ち合いになった時に右フックをもらって意識が半分飛んで、死ぬかと思った」と振り返り「すごい人にはすごい理由が、強い人には強い理由ある。動画越しで分かっているつもりでも、実際に会って一緒に練習しないと分からないものがある。自分が一緒に練習して感じたものをできるだけ吸収しようと思っている」と貪欲な姿勢を見せた。

 平本の印象については「K-1から来ているので、打撃が切れていて、テクニックとかすごくうまい印象。打撃の(ヒエラルキーに)上と下があるとして、少なくとも下にはいない。上のほうにいると思う。トップどころというのは間違いない」と語った。

 平本は鈴木の打撃について、元Krushスーパー・フェザー級王者の島野浩太朗に似ていると分析しているのだが、鈴木は平本については「(他の選手とは)重ならないですよね。みんな個性があって、唯一無二なんで」と今まで自分が戦ってきた選手の中でタイプが近い選手は特に見つけていない。もっとも「格闘技、詳しくないんで…(笑)」というのがその理由のよう。