チヨダ公式YouTubeでDCC贈呈式の映像を公開 鎮西高校ダンス部が「光るダンスシューズ」で圧巻のパフォーマンス

 昨年8月にリアル会場とオンラインのハイブリッド形式で開催された「第9回 全国高等学校ダンス部選手権」(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP、以下DCC)。熊本県の鎮西高等学校ダンス部がシューズ専門店「チヨダ」によるChiyoda(チヨダ)賞を受賞し、2月28日に同校で記念品の「光るダンスシューズ」贈呈式が行われた。14日、チヨダの公式YouTube「チヨダ靴とシューズの専門店」チャンネルで、贈呈式の模様を公開。

Chiyoda賞を受賞した鎮西高等学校ダンス部

 DCCは全国の高等学校ダンス部の頂点を決める創作ダンスイベントで、漢字二文字に込められたテーマの表現力、技術、構成、チームワーク、パッションを競う。2021年度は全国から162チームがエントリーし、上位37チーム(うち1校が棄権)が決勝に進出。埼玉県の山村国際高等学校が、真っ赤な衣装で情熱的なパフォーマンスを披露した「情熱(ルージュ)」で優勝した。鎮西高等学校はAI feat. Awichの『Not So Different』をエモーショナルに表現した作品「音楽(へいわ)」でチヨダ賞を受賞

 賞を選考したチヨダの藤本章二さんは、「チヨダは毎年、Chiyoda賞を贈らせていただいていて、受賞校には素敵なパフォーマンスを見せていただいています。2021年度はDCC決勝大会で御校のパフォーマンスを見た時から、是非この学校に賞を贈りたいと思っていました。チヨダはこれからもダンス文化を足元から応援していきたいと思います。今日は皆さんがデザインした世界にひとつしかない『光るダンスシューズ』をお渡しします。後ほどこのシューズを履いてパフォーマンスしていただけることを楽しみにしています」と挨拶。

 その後、部員がデザインしたオリジナルの「光るダンスシューズ」が一人ひとりに手渡された。合図と共にボックスを開けた生徒たちは大興奮。出来上がったばかりのシューズを隅々まで眺め、口々に「すごい」「めっちゃかわいい」と感想を言い合った。シューズを履いた部員たちは次々にチヨダの藤本さんの前に走っていき、お礼を述べた。部長の湯野成美さんは「モチーフは牛柄です。衣装が壮大な海や空などの自然を表しているので、シューズのデザインは自然の恵みというテーマで統一し、牛柄にしました。完成形を見るのは初めてですが、想像以上にかわいくて、驚きました。本当にありがとうございます」と感謝を述べた。早速、光るダンスシューズに履き替えたメンバーは、“お礼のダンス”として改めて「音楽」を披露。ダンスと光が融合し、よりパワフルに進化したパフォーマンスで関係者を圧倒した。

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