『覆面D』の関口メンディー、ダンス部員に熱血授業「夢ってなくてもいい」と意外なフレーズも飛び出す


 ホームルームには、同校のダンス部員約50人(中学1年生~高校2年生)が参加。“メンディー先生”は手を振りながら登場すると「こんにちは!」とあいさつ。ライブでのコールアンドレスポンスをするかのように生徒たちと挨拶を交わすと、「すごい熱量だね。マスクの下のみんなの笑顔が見える!」とコメントし、生徒たちと椅子を並べてドラマのダイジェストを鑑賞した。

『覆面D』は教育困難校を舞台とした学園ドラマ。登場する生徒たちは家庭の事情で教育を受けることが困難で、ヤングケアラーや子どもの貧困、違法キャバクラや詐欺グループの受け子といった危険なアルバイト、予期せぬ妊娠など現代の高校生が抱えるリアルな現状を描く。関口は、あるきっかけで覆面レスラー「覆面D」として活躍しながら、生徒たちと正面から向き合う熱血教師を演じている。

 鑑賞後、“メンディー先生”は生徒たちを見回し、自身が子どもの頃に体が大きいゆえに経験したこと、高校時代に野球部で最後の夏に大会に出場することが叶わなかった苦しい経験をシェアしつつ、「コロナ禍でやりたかったけれどやれなかったり、普通だという状況が変わってしまった。ただ、この状況を経験できたことによって、同じような境遇にいる人に共感できるし、その人の気持ちに寄りそえると思う。経験したことは変えられないし、それをどうポジティブに生かしていくかが重要」と話した。