松本まりかの“病みツイート”釈明に山田裕貴「絶対違うでしょ(笑)」

 

 映画『夜、鳥たちが啼く』完成披露舞台挨拶が17日、都内にて行われ、山田裕貴、松本まりかと城定秀夫監督が登壇。松本が、先日SNSで憶測を呼んでいた“病みツイート”について自ら明かした。

 佐藤泰志による同名短編小説を映画化。傷ついた男女が半同居生活の中で希望を見出していく大人のラブストーリー。

 冒頭、松本は「意味深病みツイートの“ヤミモト”です(笑)」と挨拶。山田が「病みツイートで言うと僕もそうなんで。口裏を合わせたわけじゃなくて、たまたまそういうタイプの人間がそろった」と言うと、松本は「あ“ヤミダ”さん?」。

 先日、自身のツイートの内容が「病んでいるのでは」と憶測を呼んでいた松本。「タイムリーだったので自分でいじったほうがいいかなと思って。いろいろ誤解されていることが多い」と言うと、山田も「(この映画は)そういう生きづらさを抱えた人たちのお話ですもんね」。松本もうなずき「(撮影から)1年の間に“ヤミモト”と“ヤミダ”さんはいろいろ病みツイート的なことをやってきまして。でもそれは今日のため。1年くらいかけた番宣」と言い、山田は「計算されていた、と。だから“鳥のマーク”のとこでつぶやいたんですね」と映画のタイトルを引き合いに納得したそぶりをしつつ「絶対違うでしょ(笑)」とツッコミ。

 松本は「そう収まればいいなと思って(笑)」と言い会場の笑いをさそった。

 微妙な距離感の半同居生活を始める男女の物語。松本は「正直、この作品をやるまでは理解できない、自分はこういうあいまいな関係は耐えられないと思っていた」と振り返り「枠や形にとらわれて、そうでないと不安だと言っているのは自分がまだ子どもだったからだと。病みツイートの件もそうですけど(笑)、全然私はそう思ってないんですけど、やっぱり“病みツイート”って形づけたくなりますよね」。

 山田も「結婚なら結婚、病みツイートなら病みツイートとカテゴライズしないと理解できないからみんな呼びやすくしてるということだろうね」。

「すみません(作品を)病みツイートなんかと一緒にしちゃって」と恐縮する松本に、山田が「今日も鳥たちが“啼いて”います」と上手くまとめ、会場も思わず笑いをあふれさせていた。

『夜、鳥たちが啼く』は12月9日より公開。

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